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第二新卒の転職で年収はどう変わる?求職活動を成功に導くポイントとは
更新日
この記事のまとめ
- 第二新卒の年収は新卒と同等扱いになるため、下がる傾向にある
- 第二新卒の年収は、これまでの経験やスキルをアピールできると上がる可能性がある
- 第二新卒の場合、給与交渉をすることで年収アップが見込める
- 第二新卒は、年収やキャリアを見直すチャンスといえる
「第二新卒の転職で年収アップを目指したい」と考える人もいるでしょう。しかし、新卒とほぼ同じ条件で募集を行っている企業だと、年収が下がってしまう場合があるようです。このコラムでは、第二新卒で転職した場合、年収がどのように変化するのか解説。また、第二新卒の強みや転職活動を成功させるためのポイントについてまとめているので、参考にしてみてください。
第二新卒の転職は給与が変化する
スキルやキャリアにもよりますが、第二新卒の転職では年収が下がる場合があります。ただし、前職で大きな実績がある場合や資格やスキルをもっている場合には、年収アップを目指すことも可能です。
第二新卒の年収が下がる7つの理由
第二新卒で年収が下がる理由は、「新卒と同等扱いになる」「年収に納得できずに転職する」などの理由が挙げられます。ここでは、第二新卒の年収が下がる理由をまとめました。
1.新卒と同等扱いになる
第二新卒は給与水準が新卒と同等扱いになるようです。新卒で入社して数ヶ月〜1年未満で転職する際は、新卒と同等扱いになることを把握する必要があります。給与面が気になる方は、求人の給与欄を確認してから応募しましょう。
2.年収に納得できずに転職する
早く転職先を決めたいと思い、年収に納得できなくても転職すると年収が下がる場合があります。これまでの経歴やスキルを十分にアピールできず、希望の年収を提示されなくても「早く転職したい」と思い、納得できなくても転職する方もいるようです。入社後に後悔する可能性があるため、希望年収を明確にしてから転職活動を始めましょう。
3.未経験の仕事に挑戦する
未経験の職種や業種に挑戦して年収が下がる方もいるようです。未経験の職種の場合、新卒と同等扱いになる可能性があります。年収が下がったとしても「研修が充実している」「活躍が評価されると年収が上がる」などのメリットもあるようです。
4.賞与がない企業に転職する
賞与がない企業に転職した場合は年収が下がるようです。賞与を支払わなくても法律違反にはならないため、賞与がない企業も一定数あります。転職先でも賞与がもらえると思っていると、実際はもらえないという可能性があるため、求人の詳細まで確認しましょう。
5.スキルや経験が不足している
スキルや経験が不足していると年収が下がる可能性があります。第二新卒は新卒と比べるとスキルや経験はありますが、前職で培ったスキルを活かせない業種に転職する場合は、評価が得られないようです。ただし、前職で培った経験やスキルが活かせる職種に転職する場合は年収がアップする可能性があるでしょう。
6.これまでの実績が少ない
前職での実績が少ない場合は、年収アップが難しい傾向にあります。面接の場で、自分の強みや成果をアピールできるように準備しておきましょう。また、転職に向けて資格取得に励んだり、職種に関連する勉強に励んでいたりなど、やる気をアピールすることも大切です。
7.雇用形態が変わる場合がある
雇用形態が変わることで、年収が下がる場合があります。正社員ではなく、契約社員やアルバイトで採用される可能性があるでしょう。正社員としての採用でない場合、賞与がもらえなかったり、昇給がなかったりする場合があるため、希望の雇用形態を明確にしておくことが大切です。
「契約社員にボーナスは支給される?平均的な金額や収入を上げる方法も解説!」のコラムでは、契約社員の給与事情を解説しているので参考にしてみてください。
第二新卒だからといって年収が下がるわけではない
第二新卒だからといって全員が年収が下がるわけではありません。初任給が高く設定されていたり、前職での経験が評価されたりした場合は、年収が上がる可能性があります。企業研究を行い、面接ではこれまでの経験やスキルを活かせることをアピールしましょう。第二新卒の転職で年収をアップさせる7つの方法
第二新卒の転職で年収をアップさせるには、「給与水準が高い業種に転職する」「キャリアアップを目指す」などが有効です。ここでは、第二新卒の転職で年収をアップさせる方法をまとめました。
1.給与水準が高い業種に転職する
給与水準が高い業種に転職すると年収が上がる可能性があります。たとえば、営業系の職種は実績に応じてインセンティブが支給される企業があるようです。インセンティブがあると給与が増えるだけでなく、やる気につながる方もいるでしょう。
2.キャリアアップを目指す
転職により年収アップを目指す場合は、これまでの経験を活かせる業種がおすすめです。経験がある職種であれば、スキルによっては年収アップも実現しやすいでしょう。
また、同職種に転職する場合は、仕事を辞めるタイミングも重要なポイントです。現在勤めている会社で経験を積んだ方は、より良い条件で転職できる可能性もあるため、仕事を辞める際は慎重にタイミングを決めましょう。
3.得意分野を明確にする
これまで経験してきた業務を振り返り、「どのような仕事なら自分が新境地で活躍しやすいか」を明確にイメージしてみましょう。自分の好きな業務や上司から高評価を得た業務などを次の職場で活かすことを目指すと、転職が成功しやすくなる可能性があります。
自分の強みの見つけ方については「第二新卒の強みとは?見つけ方や転職活動での自己PR方法を例文付きで解説」でまとめているので、あわせてご覧ください。
4.給与交渉を成功させる
転職するときに給与交渉が成功すると年収アップが見込めます。給与交渉を行うときは年収を上げてほしいという思いを伝えるだけでなく、前職で培ったスキルや経験をアピールしたり、入社後会社にどのように貢献できるか明確に伝えたりすることが大切です。
5.即戦力として評価される
即戦力で採用されると年収がアップする可能性があります。企業は入社後に貢献してくれることを求めているようです。そのため、企業が求める人物像を深く理解し、これまでのスキルで発揮できることをアピールすると良いでしょう。
6.入社後に実績を評価してもらう
入社後に実績を重ねて将来的な年収アップを狙うことも考えてみましょう。転職時の年収額はあくまで入社時点でのものであり、年齢が若い第二新卒は長い目で考えると将来的に年収アップを目指しやすいといえます。
特に、実力主義の企業では短期での昇給が叶う場合もあるようです。求人を探す際には、会社の給与体系を事前に調べたうえで、応募すると良いでしょう。
7.重視する条件を見直す
自分が仕事に求める第一条件が本当に年収なのか、一度考え直してみましょう。たとえば、本当はワークライフバランスが大切であるにもかかわらず、残業が多い企業に入社してしまうと、本来の希望だった働き方ができなくなってしまいます。
応募先を探す際には、年収以外に求める部分は何かを考え、転職の目的を明確にしておくことが大切です。
転職以外で年収をアップさせる方法
年収をアップさせる方法は転職だけではありません。上司と交渉したり、スキルを磨いたりすることも有効です。また、起業や副業を考えてみるのも良いでしょう。年収をアップさせる方法については「年収を上げるためのスキル7選!収入が増えやすい人の特徴を解説」で詳しくまとめているので、ぜひチェックしてみてください。第二新卒で年収アップを交渉する4つのコツ
給与交渉を行う際には、下調べを十分に行い直接交渉することが大切です。ここでは、第二新卒で年収アップを交渉するコツを解説します。
1.「いくらでもいいです」と言わない
企業から希望の年収について聞かれたときに、「いくらでもいいです」と答えるのは避けましょう。これまでの経歴に自信をもてない場合は、「前職程度の年収が希望ですが、御社の規定に従います」と希望を伝えつつ、規定に従う姿勢を示すことがおすすめです。
2.下調べをせずに交渉しない
年収交渉を行う際には下調べが必要です。第二新卒の場合は新卒と同等扱いになるため、転職先の初任給を調べておくと良いでしょう。「周りの人が転職で年収が上がった」など根拠のない理由で交渉するのは難しいです。
3.直接交渉をする
給与交渉は口頭で行いましょう。メールで行うと「常識がない」と悪い印象を与える恐れがあります。給与交渉だけでなく、重要な話をする場合は、話し合いを円滑に進めるためにもメールではなく直接伝えましょう。
4.最終面接寸前で交渉をしない
最終面接寸前で給与交渉しないことも大切なコツです。最終面接は互いの要望をすり合わせる場になります。そのため、新しい要望をその場で伝えて受け入れてもらうのは難しいでしょう。どうしても伝えたい要望がある場合は、選考の序盤で伝えることが重要です。
転職活動における第二新卒の強み
転職を成功させるには、採用市場における第二新卒ならではの強みを知っておきましょう。第二新卒の強みとしては、以下のようなものが挙げられます。
基礎的なビジネススキルが身についている
企業が第二新卒に感じるメリットの一つは、新卒と同様に若い人材でありながら、基礎的なビジネススキルを身につけているという点です。初歩的な教育のためのコストを削減できるため、第二新卒には一定のニーズがあるといわれています。
柔軟性が高いと評価される
第二新卒は就業期間が短く前職のやり方に染まっておらず、柔軟性が高いと評価される傾向にあります。企業の考え方や仕事に対する柔軟性の高さに期待する企業が多いようです。
面接では挨拶や言葉遣いなどのマナーを徹底し、ビジネスの基本が身についていることをアピールしましょう。ビジネスマナーの基本を確認しておきたい方は「仕事での立ち振る舞いのマナーとは?就活に活かせるコツをご紹介」をチェックしてみてください。
第二新卒で年収を上げるために転職エージェントを利用する
第二新卒で年収を上げるために転職エージェントを利用することも有効です。転職エージェントでは、希望条件を聞いたうえで求職者に合った求人情報を提供します。そのため、直接希望年収を伝えるのは抵抗がある方も、第三者であれば伝えやすくなるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。