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大学生におすすめのバイトは?選ぶポイントや始めるときの注意点も解説
更新日
この記事のまとめ
- 大学生におすすめのバイトは飲食店やWebライター、家庭教師など
- 大学生のバイト平均時給は、最低賃金の上昇にともなって1,000円を超えている
- 大学生がバイトを始めるメリットは、就職活動に役立つ経験を得られること
- 大学生がバイト面接を成功させるポイントは、履歴書や志望動機などの事前準備
「大学生におすすめのバイトは?」「何を基準に選ぶ?」と悩む方もいるでしょう。大学生がバイトを選ぶときは、業務内容や時給だけでなく、学業と両立しやすいかを検討することが大切です。大学生活と上手く両立できれば、就活に役立つ経験やスキルが得られるでしょう。
このコラムでは、大学生におすすめのバイトや平均時給を解説。また、バイトを選ぶポイントや面接を成功させる方法も紹介するので、参考にしてみてください。
大学生におすすめのバイト
ここでは、大学生がバイト先として選んでいる職種をいくつかご紹介します。選ぶときのポイント別に紹介するので、バイト選びの参考にしてみてください。
未経験から挑戦しやすいバイト
初めてのアルバイトで不安な方は、未経験歓迎の求人を探してみましょう。飲食系や販売系の大手チェーンでバイトをする場合、業務内容がマニュアル化されていることも多く、未経験者も挑戦しやすいといえます。
ファミレスやファストフードなどの飲食系
大手チェーンのファミレスやファストフードは、業務内容がマニュアル化されているのが一般的で、未経験者も仕事を覚えやすいでしょう。
ファミレスやファストフードなどの飲食店では、注文の受付やレジ打ち、接客業務、調理、清掃といった業務があります。チェーン店は店舗数が多く、自宅や大学近くで求人を探しやすいのがメリットです。週2、3日勤務や夜の時間帯だけ働ける求人もあるため、大学生活と両立しやすいでしょう。
スーパーやショッピングセンターなどの販売系
スーパーやショッピングセンターでバイトする際も、マニュアルが整っていることが一般的であるため、未経験者も挑戦しやすいでしょう。
スーパーやショッピングセンターの主な仕事は、レジ打ちや接客、品だしなどです。スーパーでは、惣菜の調理や鮮魚の加工といった求人もあるでしょう。
平日の日中に比べると、夕方の時間帯や土日が忙しくなるため、授業が終わったあとや休みの日にシフトに入れる大学生が重宝されることもあるようです。
食品製造・加工、郵便物仕分けなどの軽作業
食品製造や加工、郵便物仕分けなど軽作業の仕事は、単純作業がメインであるため、未経験者も挑戦しやすいでしょう。
食品製造・加工のバイトは、工場やスーパー、デパ地下などの求人があり、主な仕事は食材の仕込みや盛り付け、検品などです。なかでも、工場でのライン作業は同じ作業を繰り返すことが多く、仕事の流れを比較的覚えやすいでしょう。
なお、食品を扱う工場でのバイトは衛生管理が厳しいため、ネイルやピアスを禁止されることもあります。
郵便物や宅配便の仕分けも、単純作業がメインです。倉庫など特定の保管場所で、指定の荷物を決められた場所へ分類するのが主な仕事です。重い荷物を運ぶこともあるため、「力仕事が得意」「体力がある」といった大学生に向いているでしょう。
趣味や好きなことに関われるバイト
趣味や好きなことに関われるバイトを選べば、仕事のモチベーション維持をしやすいでしょう。ここでは、映画館スタッフやスポーツジムスタッフ、遊園地のバイトについて紹介します。
映画館スタッフ
映画館スタッフのバイトには、チケット販売やフード・飲み物・グッズの販売、お客さまの誘導、清掃などの仕事があります。福利厚生として割引でチケットを購入できることもあり、映画が好きな方にとってはメリットといえるでしょう。
なお、午後10時から午前5時までは深夜手当が付くため、レイトショーの時間帯にシフトを入れれば、通常時より多く稼げます。
スポーツジムスタッフ
運動が好きな方や得意なスポーツがある方は、スポーツジムスタッフのバイトを選ぶのも手です。スポーツジムのバイトでは、フロントスタッフとして手続きや電話対応、インストラクターとして運動指導やマシンの説明などがあるでしょう。
福利厚生として勤務時間外に無料で利用できたり、利用料が割引されたりすることもあり、運動が好きな方におすすめです。得意なスポーツがあれば、コーチや指導の補助といったポジションでバイトできる可能性もあるでしょう。
遊園地
遊園地が好きな方は、テーマパーク、レジャー施設で楽しさを感じながらバイトできる可能性があります。遊園地のバイトでは、チケットの販売やアトラクションの運営、飲食店での接客、清掃などの業務があるようです。
大規模な遊園地では、マニュアルやバイトの教育が整っており、バイト未経験者も挑戦しやすいでしょう。人と接する機会が多いため、コミュニケーションが得意な方に向いているといえます。
スキルや経験を積みやすいバイト
「バイトで将来役立つ経験がしたい」「スキルを身につけたい」といった方には、ビジネスマナーが身についたり、専門的な仕事に関われたりするバイトがおすすめです。将来目指している職種や働き方をもとに、バイトを選んでみましょう。
結婚式場スタッフ
結婚式場のスタッフには高いホスピタリティが求められるため、社会人になったときに役立つ言葉遣いや作法、テーブルマナーなどが身につきます。また、接客業に就職したい方は、高いレベルの接客スキルがバイトで身につくこともあるでしょう。
なお、結婚式や披露宴の多くは土日に開かれるため、大学生活と両立しやすいといえます。ただし、終日シフトに入る必要があるため、短時間のバイトを希望している方には向いていないでしょう。
ホテルスタッフ
ホテルスタッフも高レベルな接客スキルが求められるため、社会人になったときに活かせる挨拶や礼儀、コミュニケーションスキルが身につきます。ホテルスタッフのバイトには、フロントでの接客や荷物の受け渡し、食事の提供、清掃などの業務があります。
どのポジションにおいても、基本的にはお客さまと接する機会があり、接客スキルを身につけられるでしょう。また、大学で外国語を学んでいれば語学力を活かして働ける可能性もあります。
コールセンター
バイトでビジネス用語やマナーを学びたいといった方は、コールセンターに向いている可能性があります。コールセンターは企業の窓口となることもあり、マニュアルや教育がしっかりと整っている傾向にあります。お客さまと接する際の言葉遣いや基本的なビジネスマナーが学べるでしょう。
コールセンターのバイトでは、企業サービスのカスタマーサポートやテクニカルサポートなどを行います。基本的には、オフィスの専用デスクで顧客からの問い合わせ対応をします。受け答えは基本的にマニュアルに沿って行うため、電話対応に苦手意識がなければ未経験の方も挑戦しやすいでしょう。
コールセンターの仕事内容について、詳しくは「コールセンターの仕事」のコラムでもご紹介しています。
学童保育
将来子どもと関わる仕事や教育関連の仕事に就きたい方は、学童保育のバイトを選ぶ方法もあります。学童保育は、利用する子どものお世話や学校の宿題のサポート、イベントの企画、保護者への対応などです。
資格がない学生もバイトできるため、将来子どもに関わる仕事をしたい方は経験を積むチャンスです。バイトとはいえ、子どもの安全を見守ったり成長をサポートしたりする責任の伴う仕事であるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。
なお、大学生が学童保育でバイトする場合は、授業後の夕方の時間帯や夏休みといった時間を使いながらバイトすることになるようです。
一般事務
将来、事務職に就きたい方やビジネスマナーを身につけたい方は、一般事務のバイトを検討してみましょう。事務職は平日の日中に働かなくてはいけない場合もありますが、求人によっては、週3〜OKや短時間といった、大学生活と両立できる事務のバイトもあるようです。
事務のバイトは、基本的なパソコン作業ができれば実務でスキルを身につけながら働けます。電話対応やメールの作成など、基本的なビジネスマナーを学べる機会もあるでしょう。
家庭教師・塾講師
将来、教師を目指している方は、家庭教師や塾講師などのバイトに挑戦する方法もあります。家庭教師や塾講師のバイトでは、大学受験の経験が活かされたり、得意科目を教えたりできるでしょう。
家庭教師や塾講師のバイトでは、小学生や中学生、高校生に勉強を教えます。学習塾でバイトする場合は、複数の生徒に教える「集団指導型」、マンツーマンで教える「個別指導型」があります。
また、家庭教師の派遣会社に登録し、生徒を紹介してもらう方法も。指導した生徒の成績が上がったり、志望校に合格するのを見たりすると、やりがいを感じられるでしょう。
短期・単発でできるバイト
夏休みや冬休みなどを利用して稼ぎたい方には、短期・単発でできるバイトがおすすめです。単発バイトであれば、バイト先によっては掛け持ち可能な場合もあります。
交通量調査・通行量調査
交通量調査・通行量調査は未経験から挑戦しやすいバイトの一つです。交通量調査・通行量調査とは、車や歩行者、自転車などの通行量を調査するバイトです。街頭で椅子に座り、カウンターを使って計測します。
計測は難しい作業ではないため、未経験者も覚えやすいでしょう。ただし、長時間滞在するため、天候によってはきついと感じることもあり、忍耐力が求められます。基本的には単発や短期のバイトなので、興味がある方は一度挑戦してみましょう。
プール監視員
大学の夏休み期間で可能な短期・単発のバイトには、プール監視員があります。プール監視員のバイトでは、プールサイドやプール内の監視、水質確認、館内放送、清掃などを行うようです。採用面接では、泳げるかどうかを確認されるでしょう。
また、一般的には働く前に人工呼吸やAEDの使い方など、救急救命の講習を受けます。
プールサイドで監視する作業がメインになりますが、利用者の安全を守ったり、トラブル対応では人の命にかかわったりする仕事であるため、責任感が強い方には向いているでしょう。
デリバリースタッフ
デリバリースタッフも、スキマ時間を利用してできるため単発バイトの一つです。デリバリー代行業者に登録すれば、好きな時間や空いた時間を利用して働けます。バイクや自転車があれば、気軽に始められるのも魅力です。
また、飲食店のデリバリースタッフとしてバイトすることも可能です。その場合は、原付やバイクの免許が採用条件となることもあります。
イベントスタッフ
イベントスタッフもコンサートやスポーツなど、イベント開催時のみ働くバイトもあります。イベントスタッフは、各種イベントの運営サポートを行う仕事です。設営や売店スタッフ、誘導、撤収作業など幅広い業務があり、イベントの規模や内容によって業務内容は変わります。
体力的に辛い面も発生するバイトですが、時給や日給が比較的高めに設定されている求人もあり、大学生活が忙しくても短期間で高収入を得られるでしょう。
在宅OKなバイト
大学の課題や研究で忙しい方は、在宅勤務OKなバイトを探してみるのも手です。在宅勤務OKであれば、通勤する必要がなく時間を上手く使えるでしょう。
Webライター
基本的なパソコンスキルがある、文章を書くのが得意といった方は、Webライターのバイトに挑戦するのもおすすめです。Webライターのバイトでは、依頼されたテーマに沿ってWebメディアやSNSに掲載する記事を執筆します。
求人にもよりますが、在宅で働く場合はパソコンやインターネット環境を用意する必要があることも。報酬は、時給だけでなく「1文字▲円」「1記事▲円」といった出来高制の場合もあります。スキルを身につければ短時間で多くの記事を書けるようになり、高い単価で依頼を受けられるようになる可能性もあるでしょう。
データ入力
パソコン作業やタイピングに慣れている方は、データ入力のバイトに向いている可能性があります。データ入力は、手書きデータをパソコンに入力したり、録音データを文字起こししたりするバイトです。事務やコールセンターに付随する作業として募集されることもあるでしょう。
タイピングのスピードや文字入力の正確性などが求められるため、一人で集中して作業できる方は向いている可能性があります。
採点
採点のバイトにも、在宅勤務OKな求人があるでしょう。採点のバイトでは、試験や模試、通信講座などの採点をします。求人によって勤務場所は、自宅や試験会場、企業などに分かれるでしょう。
教師を目指している方は、採点のバイト経験が将来活かされるかもしれません。また、得意科目や得意分野の採点であればスムーズに業務を進められるでしょう。
動画編集
「動画編集に興味がある」「趣味で動画編集している」といった方は、動画編集のバイトをしてみるのも良いでしょう。ただし、求人によっては動画編集スキルや経験が求められることもあるようです。
動画編集の主な仕事は、構成に従った映像のカットや並び替え、テロップの作成、音楽・効果音を入れる作業などです。在宅勤務OKの求人の場合、パソコンや機材をそろえなければならない可能性もあるため、求人情報をよく確認しましょう。
大学生のバイト事情
大学生になると、新生活とともにバイトを始める人が多く見受けられます。ここでは、大学生のバイト平均時給や労働時間をご紹介します。また、大学生活とバイトの両立についてもまとめました。
大学生の年齢層におけるバイト平均時給
厚生労働省が公表している「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、大学生にあたる20〜24歳の平均時給は、1,202円です。男女別で見ると、男性1,224円、女性1,175円となっています。
男女計 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
~19歳 | 1103 | 1,121 | 1,090 |
20~24歳 | 1,202 | 1,224 | 1,175 |
25~29歳 | 1,427 | 1,538 | 1,359 |
参考:厚生労働省「第 10 表 短時間労働者の性、年齢階級別1時間当たり賃金、対前年増減率及び年齢階級間賃金格差」
また、厚生労働省が発表した「令和6年度地域別最低賃金改定状況」によると、最低賃金は東京都が最も高く1時間当たり1,163円、次いで神奈川県が1,162円、大阪が1,114円です。全国的な最低賃金の上昇にともなって、平均時給も増加しているといえます。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
地域別最低賃金の全国一覧
大学生の労働時間
文部科学省が発表した「全国学生調査(第3回試行実施)」の結果によると、1週間のバイト/定職の労働時間が11時間以上と回答した人は45%を占めています。詳しく見ると、「6-10時間」「11ー15時間」と回答した学生がそれぞれ19%で上位を占めていました。
引用:文部科学省「全国学生調査(第3回試行実施)Q44 アルバイト/定職」
もしも週3日勤務すると仮定した場合、1日あたり2~5時間ほどをアルバイトに充てていると考えられます。
参照元
文部科学省
全国学生調査 令和4年度「全国学生調査(第3回試行実施)」の結果について
大学生活とバイトは両立できる?
大学生活とバイトは両立できます。日々の学生生活と並行してバイトをする人はもちろん、春休み・夏休みといった長期休暇を利用してバイトに励む人もいるようです。
また、勤務先で許可されていれば、複数のバイトを掛け持ちしている方もいるでしょう。
とはいえ、所属している学部やサークルなど、人によって条件が異なるもの。バイトを始めても大学生活が忙しく、週1日ペースでしか働けないという方もいるでしょう。学生の本分は勉強であることを忘れず、大学生活と両立できるかを慎重に検討することが大切です。
就職活動とバイトの両立について知りたい方は、「就活とバイトの両立ってできるの?その方法とは?」のコラムもあわせてご覧ください。
大学生がバイトを始める4つのメリット
就活を控えた大学生にとっては、バイトで社会人に必要なマナーを身につけたり、就活に役立つ経験を得られたりするメリットがあります。ここでは、大学生がバイトを始める4つのメリットをまとめました。
1.社会人のマナーを身につけられる
バイトによっては、就職する前に社会人としてのマナーが身につけられます。たとえば、バイト先の研修や社員の立ち振る舞いなどから、挨拶をはじめ、正しい言葉遣いや電話対応のやり方、身だしなみなどが学べるでしょう。
大学生のうちからある程度の社会人マナーを学んでおけば、就職後にも活かせます。
2.人脈が広がる
バイトをすると、年齢や性別を問わず多様な人と関わる機会があるでしょう。大学生活以外での人間関係が構築できるので、知見が広がることも。
ほかにも、何でも話せる友人ができたり、将来結婚を考えるような人ができたりと、人生を変えてくれるような人と出会える可能性もあります。
3.やりたいことが見つかる可能性がある
学生生活だけでは就職に対して具体的なイメージをしづらいため、バイトとして働く経験をすると、やりたいことが見つかる可能性が高まるでしょう。いろいろなアルバイトを経験するなかで、自分が仕事としてやりたいことや将来の目標が見つかることもあります。
また、イメージだけで始めたアルバイトが実は大変だったり、思っていたような業務内容ではなかったりといった発見もあるはずです。
4.就職活動でバイト経験をアピールできる
バイト経験は、就職活動の際に自己PRとして活かせます。バイト経験を通して応募先企業に関連するスキルが身につけば、大きなアピールポイントになるでしょう。
また、バイトで培った経験を自分の言葉で説明できれば、説得力も増します。
「学生時代の話もOK?職務経歴書に書いて良い内容とは」では、大学生のバイト経験を応募書類に記載することについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
大学生がバイトを選ぶときのポイント
ここでは、バイトを選ぶときのポイントを4つ紹介します。選ぶ基準は人によってさまざまですが、シフトの決め方や通いやすさをチェックしておくと、大学生活と両立しやすくなるでしょう。
大学生がバイトを選ぶときのポイント
- 業務内容が適性にマッチするか判断する
- 希望の時給を決めておく
- シフトの決め方を確認する
- 通いやすさを考える
1.業務内容が適性にマッチするか判断する
興味や関心だけでなく、業務内容が適性に合っているか検討したほうが、バイトを長く続けられるでしょう。たとえば、人と話すのが好きな方は飲食店や販売のバイトが向いている可能性があります。また、一人で黙々と作業をしたい方は、食品製造やピッキングといったバイトのほうが向いているでしょう。
求人サイトでは、適性から仕事を検索できたり、バイトの適性診断を受けられることもあるため、利用してみるのも手です。
2.希望の時給を決めておく
希望の時給を決めて選ぶ方法もあります。特に、「一人暮らしの生活費が必要」「留学の費用を貯めたい」といった方は、時給が高いバイトを選んだほうが効率良く稼げるでしょう。
ただし、時給の高さだけを見て決めると、業務内容がハードである場合もあります。業務内容と時給のバランスを見て判断しましょう。
3.シフトの決め方を確認する
シフトの決め方を確認して、大学生活と両立しやすいか検討するのも大切です。シフトは、1ヶ月前に提出する、2週間ごとに決めるなど、バイト先によってルールがあります。
また、人手が多いと自分の希望した日数よりシフトが少なかったり、逆に人手不足だと「もっと入ってほしい」とお願いされたりするでしょう。
バイトをし過ぎると、課題が進まなかったり単位を落としたりして学業が疎かになる恐れもあります。「週何日入れるか」「授業後、何時からであれば働けるか」などをある程度想定したうえで、バイトを選びましょう。
4.通いやすさを考える
学業とバイトを両立するためには、自宅や大学から通いやすいバイト先を選びましょう。通勤に時間がかかり過ぎると、その分学業やバイトに使える時間も減って非効率的です。
通勤距離にこだわるなら、大学内でバイトする方法もあります。大学によっては学食や大学生協でバイトできることもあるため、募集されていないかチェックしてみましょう。
大学生がバイトの面接に受かる方法
大学生の面接に受かるためには、事前準備からしっかりと行いましょう。ここでは、バイト面接を成功させるポイントを解説します。
履歴書は丁寧に仕上げる
履歴書は、採用担当者が読みやすい文字を意識して書き、丁寧に仕上げましょう。日付や生年月日などの数字は間違えやすいので、よく確認しながら記載します。誤字脱字や記入漏れがないよう、最後は見直しを忘れないでください。
また、履歴書は公的文書のため、二重線で消したり修正液を使用したりするのは厳禁です。自分の誠意を伝えるためにも、1項目ずつ丁寧に記載しましょう。
志望動機を明確にする
バイト先に対して、「働きたい」といった熱意が伝わるような志望動機にしましょう。「学費のため」「経験を活かすため」など具体的な説明ができるようにしておくと、採用担当者も評価しやすくなります。
また、いくつかの志望動機を組み合わせてみるのもおすすめです。
身だしなみを整える
面接日は身だしなみを整えましょう。職種によってはスーツの着用が必要になることもありますが、基本的には普段着が多いようです。服装の指定がないか、事前に確認しておくと良いでしょう。
基本的に、派手な服装やアクセサリーなどは避けるのが無難です。清潔感のある見た目は採用担当者に好印象を与えます。アルバイトあっても企業の一員として働くことになるため、自覚をもって面接に挑みましょう。
大学生がバイトを始めるときの注意点
アルバイトは学生生活と異なるため、社会に出て働く自覚や責任を持って行動することが大切です。ここでは、大学生がバイトを始めるときの注意点について紹介するので、参考にしてみてください。
大学生がバイトを始めるときの注意点
- 時間に余裕をもって出勤する
- 明るくハキハキと挨拶をする
- 積極的にメモをとる
- 分からないことを放置しない
時間に余裕をもって出勤する
バイト初日は道に迷ったり、店舗や企業への入館で手間取ったりすることもあるため、時間に余裕をもって出勤しましょう。事前に集合場所を確認しておき、10分前には到着するようにします。
また、事前に持ち物を指定されることもあるため、自宅を出る前に忘れ物がないか必ず確認しましょう。
明るくハキハキと挨拶をする
バイト先では、明るくハキハキと挨拶しましょう。スタッフから紹介されなくても、自発的に挨拶するのが印象アップのポイントです。気持ち良く働ける環境をつくるためには、挨拶やお礼といった基本的なコミュニケーションを大事にしましょう。
コミュニケーションに苦手意識がある方は、「コミュニケーション能力とは?スキルを鍛える具体的な方法をご紹介!」のコラムを参考にしてみてください。
積極的にメモをとる
アルバイトを始める際は、禁止されない限りメモとペンを用意しましょう。初日や研修期間は覚えることが多いため、忘れないように積極的にメモをとります。業務内容によっては、ポケットに入れられるメモを選んだほうが便利でしょう。
なお、食品や精密機器を扱うバイトでは、シャープペンシルや筆記用具自体の持ち込みが制限されることもあるため、事前にメモを取って良いか確認するのが無難です。
分からないことを放置しない
業務で分からないことがあった場合は、放置せず質問して解決しておきましょう。分からないことを放置しておくと、取り返しのつかないミスやトラブルに発展することもあります。
「マニュアルやメモを確認しても分からない」「不安」といった場合は、遠慮なく聞いてみましょう。
大学生はバイトをして社会経験を積むのがおすすめ
大学生活と上手く両立できるのであれば、バイトを通して社会経験を積んでおくのがおすすめです。バイトの経験は、将来の目標につながったり、卒業後の進路を決める要素になったりすることもあるからです。
ただ単にお金を稼ぐだけではなく、スキルを身につけたり自分の強みを見つけられたりすれば、就活時の自己PRとして役立つでしょう。
「バイト経験を就職活動で活かしたい」とお考えの方は、ハタラクティブにご相談ください。若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任アドバイザーによる丁寧なカウンセリングによって、一人ひとりに合った求人をご紹介します。
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大学生のバイトに関するQ&A
ここでは、大学生のバイトに関するさまざまなお悩みにQ&A方式で解決していきます。
大学生はバイトだけで一人暮らしできますか?
難しいのが実情でしょう。「一人暮らしの生活費をシミュレーション!平均支出額や節約方法も紹介」のコラムで紹介しているように、一人暮らしは家賃を除いて13万円ほど必要です。
時給1,000円で考えても、1日5時間・週5日以上働く必要があります。アルバイトに注力し過ぎて学業がおろそかになっては本末転倒のため、仕送りや実家住まいなどを検討しましょう。
怪しいバイトに引っ掛からないか不安です
残業代が支払われない、長時間労働を強いられる、暴力をふるわれるなど、世の中には従業員に不当な扱いをするバイトも存在します。怪しいバイトに勤めないためにも、「労働条件が明確でない」「人手不足が続いている」といったことがないか、事前に求人情報をよく確認しておくと良いでしょう。
詳しくは「ブラックバイトの事例を紹介!見抜く方法や対策についても解説」も参考にしてみてください。
親の扶養に入っているのですが、税金は払うべきでしょうか
1~12月の収入(年収)が103万円以下であれば、税金を払う必要はありません。103万円を超えた場合は、扶養範囲を外れて親の税金が増えます。
なお、勤労学生控除を申請した場合は、バイト代に対する所得税が130万円までかかりません。
大学生はバイトをしないほうが良い?
そのようなことはありません。バイトをすることで将来の目標を見つけたり、就活に役立ったりすることもあるからです。
ただし、大学生活と上手く両立できなかったり、学業が疎かになったりする場合は、バイトに充てる時間や日数を検討する必要があります。
「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」では、バイト経験を就職に活かす方法などについて紹介しています。
バイト経験を活かした自己PRの作成でお困りの方は、「ハタラクティブ」にご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートいたします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。