IT業界の今後

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◆IT業界の現状

IT業界の業態やサービスは多く、事業領域は拡大しているため成長業界であるといえます。

しかし、IT技術の需要が高まり市場規模が拡大する一方で、労働人口は減少し人材不足が課題。

IT業界の成長は日本の発展にも大きく関わるため、十分な人材の確保・育成が今後も重要視されるといえるでしょう。

◆注目すべきIT技術

今後はサービスの差別化や技術革新がさらに進むと予想されますが、現時点で注目すべきIT技術を3つご紹介します。

【注目すべきIT技術】

・ビッグデータ

ビッグデータとは、インターネットの普及やIT技術の進歩によって生み出された膨大な量のデータを扱う仕組みのこと。

ビッグデータには通信記録や利用状況を残せるため、これらを分析・活用することで業務の効率化や消費者の需要に合ったサービスの提供などが可能です。

・人工知能

AI(Artificial Intelligence)とも呼ばれる人工知能は、人間と同様の知能をコンピューター上などで実現しようする研究や技術のこと。

応用例には機械翻訳や画像認識、蓄積したデータによって推論・判断するエキスパートシステムなどが挙げられます。

・IoT(Internet of Things)

「モノのインターネット」と呼ばれるIoT。

たとえば自宅の照明やエアコン、ペットなどがインターネットとつながることにより、離れた場所でも状態の把握や操作が可能になります。

上記のような新技術・サービスが登場したことにより、IT活用の多様化・高度化に期待が寄せられています。

◆IT業界の今後

2016年の経済産業省による「IT人材に関する各国比較調査」では、IT業界の人材不足は今後も拡大すると予想。

人材不足の問題を解決するため、経済産業省は以下のような取り組みを推進しています。

【人材不足に対する取り組み】

・多様な人材の活用

人材不足を解消させる取り組みとして、女性や50代以上のシニア層、外国籍の人材活用を推進。

多様な人材が活躍できるよう、働きやすい環境の整備が重要視されています。

・スキル向上支援の強化

人材不足の問題が深刻になっていることから、従業員一人ひとりの生産性を向上させることも大切になります。

IT技術の発展とともにIT業界に期待される役割・能力は高度化しているため、各企業の研修制度の整備や自主的な学習の機会は必須となるでしょう。

・待遇の改善

2016年の経済産業省の調査によると、日本のIT業界で働く社員の給与に対する満足度は、米国やインドなどの全8カ国で一番低い結果に。

待遇を改善することで従業員の意欲を引き出し、競争力につなげることが求められています。

IT業界の企業は時代の流れとともに変化しています。

人材不足が続いているためニーズは高い傾向にありますが、IT業界で活躍するには、新しい技術をいち早く取り入れ創造する力が必要となるでしょう。

IT業界での就業を考えている場合は、応募する企業の特徴を把握し、将来性のある経営が行われているか十分に確認するようにしましょう。

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