教師を辞めたい!「疲れた」と感じる理由とおすすめの転職先とは?

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この記事のまとめ

  • 厚生労働省のデータによると、2020年の「学習支援業」の大卒者の離職率は46%
  • 教師を辞めたい理由として「労働時間が長い」「雑務が多い」などが挙げられる
  • 元教師は転職市場で重宝される傾向にある
  • 研究に携わった経験や特定分野の実績があれば、教師から研究職への挑戦が可能
  • 「教える」ことに集中したい場合は、塾講師の仕事などがおすすめ

「教師を辞めたい」「疲れた」と感じる方は多いのではないでしょうか。教師は安定した収入が見込めることはもちろん、社会的な信頼も厚い人気の職種です。また、子どもの成長を見守り、手助けすることもできるやりがいの大きな仕事といえるでしょう。しかし、実際に教師という職に就くと、理想と現実とのギャップに悩むことも少なくありません。このコラムでは、教師を辞めたいと思ったときに役立つ情報を紹介しています。

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「教師を辞めたい」「疲れた」と感じる人は意外と多い

教師になるためには、大学で教員免許を取得し、採用試験に合格しなくてはなりません。教師は人気の職種となっているため、高い倍率をくぐり抜けて、はじめて教壇に立つことができます。しかし、苦労して就いた教職を、辞めたいという人は意外と少なくありません。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、2020年3月に卒業した大卒者の3年以内の離職率は32.3%です。一方、幼稚園や学校の教師、社会教育機関に携わる職種を含む「教育・学習支援業」に着目すると、2020年3月に卒業した大卒者の3年以内の離職率は46%でした。新規大学卒就職者全体の平均的な数値に比べ、高いのが分かります。教育に関わる仕事は良い印象がある反面、働き続けるにはハードな環境であることが考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します

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教師を辞めたいと思う理由

では、どのようなときに「教師を辞めたい」「疲れた」と感じるのでしょうか。以下で考察していきます。

労働時間が長い

教師を辞めたいと感じる理由として、まずは労働時間の長さが挙げられます。教師の労働時間は長く、授業を行うことはもちろん、そのための準備にも時間がかかります。また、部活動の顧問や地域活動などで、休日出勤を求められるケースも少なくありません。プライベートの時間を確保しづらい点が、離職につながる理由の1つとして考えられるでしょう。

教える以外の業務が多い

教師としてのメインの仕事は、授業を受け持ち、担当する教科を教えることです。しかし、近年では行事の準備や事務作業、保護者対応など、本来の仕事以外の業務に時間を取られることが多くなっています。その中でも保護者の対応は最も気を遣う仕事といえるでしょう。こういった業務量の多さによるストレスも、退職を決意する理由の1つとして考えられます。

理想と現実のギャップ

教師を目指す人の多くが、高い志を持って教育現場に足を踏み入れたことでしょう。しかし、理想が高ければ高いほど、現実とのギャップに悩む傾向にあります。クラス運営が思ったように進まなかったり、保護者から頻繁にクレームが入ったりすると、自分自身に教師として適性がないと感じてしまうこともあるでしょう。1度自信を失ってしまうと、教師としてのモチベーションを維持できず、教師を辞めるという選択をすることも十分に考えられます。

教師を辞めたいと思う理由については、「教員からの転職理由はどう考える?伝え方に関する大切なポイントを解説」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

教師から転職する場合

実は、教師は転職市場でも重宝される傾向にあります。特に、専門的な研究に携わったり、特定の分野で実績があったりする場合は、研究職としてメーカーに再就職することも可能と考えられます。また、教師としての経験を活かすのであれば、何か教える仕事を選んでみるのもおすすめです。なかでも塾講師は学業を教えることに集中できるため、教師の雑務の多さが気になる場合はぴったりの仕事といえます。また、民間企業の場合も、教師だった自分の強みを武器に、転職することは可能です。「教師を辞めたい理由は勤務環境が原因?転職を叶える4つのポイントとは」では、教師から転職するときのポイントなどを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

「教員免許」の正式名称とは?

教師の仕事に必要な教員免許の正式名称は「教職員免許状」です。免許「証」と勘違いしやすいかもしれませんが、正しい表記は免許「状」になります。教師から転職する際、履歴書や職務経歴書に記載する必要があるため、覚えておくようにしましょう。また、教員免許は、教職課程を履修した学校によって、「一種」「二種」「専修」の3つに分類されます。自分がどの免許を所持しているか、事前にチェックしておきましょう。「教員免許の正式名称を解説!小学校や中高までの一覧と履歴書への書き方」のコラムでは、教員免許の種類や応募書類への書き方について詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

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