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【このページのまとめ】
時間、労力など人生のすべてを仕事に費やすうちに、人格まで仕事に支配されてしまう「全人格労働」。
なぜそのような事態に陥ってしまうのか、そうならないためにはどういう姿勢で仕事と向き合えばよいのかなど、全人格労働について解説しているコラムです。
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仕事にやりがいや達成感を感じるといったポジティブな意味合いではなく、むしろ健康に支障をきたしたり、生活が破綻してしまうというような弊害が伴う状態を表現しています。
「仕事中毒」「仕事人間」「ワーカホリック」など、いつの時代にも似たような呼称がありましたが、今はかつてのような羽振りの良さはなく、賃金アップや昇格などの評価や見返りが少ないにもかかわらず、競争の激化、業績やノルマ達成へのプレッシャー、長時間残業、休日出勤といった過剰労働を課せられているケースが少なくありません。
加えて職場でのパワハラ、いじめなどのストレスが加わり、介護、育児といった家庭の事情を考慮する余地がないほど、仕事の占める割合が他を圧迫してしまうことも。
仕事へのモチベーションアップが難しい状況で、過酷な労働とストレスにさらされるため、やがて心身症やうつ病、正しい判断能力の低下といった身体・メンタル両面での問題が起こってしまうのです。
全人格労働状態に陥りやすい人のタイプには、どんな特徴があるでしょうか。
ご自分の働き方と照らし合わせてみてください。
・人生の価値を仕事で結果を出すことに置いている
・ほとんどの時間、仕事のことを考えている
・自分の人生の時間のほとんどを仕事のために犠牲にしている
・辛くても不調でもその状況を続けてしまう。自分が無理を重ねて心身が壊れているという自覚がない
・自分が「必要とされる」ことにがんばり過ぎてしまう
基本的に気質が真面目な日本人に多いといわれる全人格労働。
仕事に打ち込みすぎるあまり、自分でも気づかないうちにいつの間にか人生が仕事に支配されている状態に陥ってしまうようです。
就活や転職の面接時に「会社のためにすべてを犠牲にできるか」と迫られたり、「夢・やりがい・成長・達成」といったスローガンを過剰に使っていないかなどをチェックし、まずは全人格労働者を生み出しやすい環境に就職しないことが大切ですが、就職後に会社のブラックな部分を知っても「せっかく正社員になれたのだから」と我慢を重ねてしまい、徐々に人生を搾取されてしまう場合も。
まずは仕事にやりがいや達成感を求めてがんばることと、仕事のために自分の限界を超えてすべてを犠牲にしてしまうことは違うと意識することが大切です。
「仕事のために自分がいるのではなく、仕事は自分の人生の一部」という意識を持つことは重要です。
また、仕事のために他のことが犠牲になっていると感じたら、自分が好きなこと、したいことをリストアップして、可能なものから実現していくことをおすすめします。
体が悲鳴を上げているのであれば、思い切ってしっかり休む、休日は仕事のことを考えないなど、優先順位の変改やオンとオフのはっきりした切り替えが必要かもしれません。
「就職した会社はブラック企業というほどではないかもしれないが、自分にとっては過酷だ」「限界なのかもっとがんばるべきなのか判断がつかない」などお悩みの方、職場環境に問題があるため転職を視野に入れている方などは、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも有効な手段です。
ハタラクティブでは、約5万件のカウンセリング経験を持つ就職・転職のプロが丁寧なヒアリングと客観的なアドバイスを行っているほか、高卒、第二新卒、既卒など、学歴による悩み相談にも対応。
ご希望条件を考慮して「働きやすい環境作り」に力を入れている優良企業の正社員求人のご紹介も可能です。
まずはお気軽に何でもご相談ください。
過重労働は会社都合の退職理由になりますか?
残業時間は労働基準法第36条によって上限が定められているため、その規定を越えている場合は法律違反となり、会社都合での退職が叶います。「残業の上限は月平均60時間?」のコラムを参考に、超過対象に該当するかどうかを確認してみてください。
退職理由が自己都合となった場合、どんな影響がありますか?
退職理由は失業保険の給付開始時期・給付期間に影響します。会社都合であれば待機期間は7日間ですが、自己都合の待機期間は3ヶ月ほど。また、年齢によって上限は異なるものの、給付期間も会社都合の方が長くなります。もっと詳しく知りたい方は、「失業保険は会社都合だと早く貰える?自己都合との差は」をご一読ください。
会社以外で労働環境について相談できる場所を知りたいです
行政が管轄している「労働基準監督署」があります。労働基準監督署は違法行為を行う会社に対し、監督・指導するのが役目です。全国の各地域に設置されているので、厚生労働省のWebサイトで最寄りの監督書を調べてみてください。そのほか、直接出向かずに電話で相談できる「労働条件相談ほっとライン」もおすすめです。
参照元応募前にブラック企業かどうかを見極める方法はありますか?
短いサイクルで求人募集を繰り返している会社は、それだけ離職率が高い傾向があるので要注意です。そのほか、見極めのポイントについて「ブラック企業の特徴は?見極めて回避するのは可能?」に詳しくまとめてありますので、ご覧ください。確実にブラック企業を避けたいのであれば、企業の審査・訪問調査を行っている転職エージェントの利用をおすすめします。
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