人事の仕事ってどんなことをするの?

人事の仕事ってどんなことをするの?の画像

この記事のまとめ

  • 人事の仕事は、人材採用と社員の管理がメイン
  • 人事部で働くうえで最も必要なスキルは「コミュニケーション能力」
  • 労務の仕事をするときは、実務2年以上で「社会保険労務士」の国家資格を目指せる
  • 人事部で働くと、責任感と充実感を得ることができる
  • 未経験から人事部へ転職するときは、就職エージェントを活用しよう

あなたは「人事」と聞いて、どんな仕事を想像しますか?
「面接する人」「人事異動」「社員の管理」などを思い浮かべることでしょう。
人事の役割は、会社にいる人材を最大限に活用して企業発展へと導くことです。
このコラムでは、企業の発展へと結びつくさまざまな業務を行っている人事の仕事について、ご紹介したいと思います。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

人事の仕事内容について

企業によって異なる人事の仕事内容ですが、多くの会社で人事部に任されている業務についてお話します。

主な仕事内容

・採用計画を練る
・採用イベントなどの企画実施
・面接を行う
・自社社員への教育、研修
・社員への目標設定、評価
・部署の異動に関する手続きや周知
・労務関係(社会保険や勤怠の管理、給与の計算など)

会社の規模によっては人事以外の業務を兼任することもありますが、「人事」という部署であることから、人材に大きく関わった業務内容がメインになるでしょう。
しかし、社員の適正を判断して人員配置をする、という責任ある仕事を任される人もいるかもしれません。また、採用の可否についての意見を求められることもあるでしょう。
企業の規模や業務方針などによっても異なる職種ですが、どの業務も責任ある仕事だといえます。

未経験OK多数!求人を見てみる

人事に求められるスキルは?

人事部で活躍する人に求められているスキルはいったい何でしょうか。
最も重要とされているのが「コミュニケーション能力」です。会社の社員や外部企業との連携をとる仕事が多いため、すべて言葉で伝える必要があります。
また、面接では会社に適した人材かどうかを見極める力も必要です。トラブル時には、臨機応変な対応スキルが求められるでしょう。

教育や研修の企画・戦略の立案では、人に思いを伝えるプレゼン力が必要です。
新卒採用時には、その年の学生のニーズや社会情勢を読む感度が必要になります。
特別な資格を要することは少ないですが、社会保険労務士の資格や労働法に関する知識を持っていると、労務の業務をスムーズに行うことができます。
ここで、「労務」の仕事内容について少し触れたいと思います。

労務について

主な仕事内容は、給与計算や各種保険の手続き、福利厚生業務などです。大手企業では、給与計算の業務を外部に委託している場合もあります。
労務の仕事をするうえで目指せる「社会保険労務士」という国家資格。
人事の仕事とも大きく関係するこの資格についてもお話しておきます。

社会保険労務士とは?

労務管理に関する相談や指導などを行うことができる国家資格です。「労務士」や「社労士」などと呼ばれることが多いでしょう。
資格を取得するには、社会保険労務士試験に合格し、2年以上の実務経験(試験前後内)を要する、または事務指定講習を修了することが必要です。
要件を満たした人は、社会保険労務士名簿に登録され、晴れて社会保険労務士となります。
人事部で働きながら国家資格を目指すことができ、仕事へのやりがいを感じられる職種だといえます。

人事業務の苦労とやりがいは?

では、人事部で働くことで苦労する場面、やりがいを感じる瞬間についてお話しましょう。

苦労すること

・評価を担当していたり、個人情報を有していたりするため、他の社員に一歩距離を置かれやすい
・短期間での成果が見えにくい
・業績不振になった際、解雇通知を行わなくてはならない(嫌われ役になるかもしれない)

やりがいを感じること

・自分が採用担当をしたときの社員が結果を出すまでに成長したとき
・経営の根幹を支えている、という実感を持ちながら仕事ができる
・社内外の多くの人との関わりを通して、自分自身も成長できる

人事部で仕事をしたことがある人は、もっとたくさんの苦労や仕事へのやりがいを感じていることでしょう。
しかし、苦労する場面もやりがいを感じる瞬間も、人事の仕事だから体験できることばかりです。
苦労することから見えてくるものは、「責任感の大きさ」であり、のちに仕事へのやりがいへと変わるものかもしれません。
やりがいを感じることからわかるのは、「充実感は後からやってくる」ということ。
すぐに頑張った結果が自分に帰ってくる仕事とは違い、あとから自分の力量が反映される仕事だといえます。
人事の仕事は、人との関わりが多いのが特徴です。そのため、人とコミュニケーションをとることが好きな人や、人の役に立つやりがいある仕事をしたい人に最適な職種ではないでしょうか。
人事の仕事に就きたいあなたへ、その方法をご紹介します。

人事を目指すには?

新卒の場合と中途採用の場合についてお話します。

新卒の場合

入社すると「総合職」として採用されることが多いでしょう。その後、人事部に配属される、というパターンがよく見受けられます。

中途採用の場合

中途採用者を受け入れている企業では、経験者の募集が多くみられます。しかし、募集されている職種の中では、人事部の求人は少なめの傾向にあります。
まずは、人事部の募集があっている企業情報を入手することが必要です。
自分で求人を探してもよし、ハローワークへ行って検索してもよし、就職エージェントの力を借りてもよし。
とにかく情報を手に入れて、人事への就労を目指しましょう。

たくさんの企業情報を知りたい、中途採用を受け入れている会社を見つけたい、といった人には「就職エージェント」の活用がおススメです。
一人の力では膨大な企業の求人情報を網羅することは難しいでしょう。
そんなときは、企業の情報や面接のポイント、志望動機の作成方法など、あらゆる面でサポートしているプロの就活アドバイザーを頼ってみてはいかがですか。
当ハタラクティブの就活アドバイザーたちが、あなたにピッタリの人事のお仕事をお探しいたします。
人事での仕事経験がない方や自分に適合しているのか知りたい方など、転職のサポートから相談まで何でもお任せください。

この記事に関連するタグ