転職エージェントのデメリットは?いらないといわれる理由やメリットも解説

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この記事のまとめ

  • 転職エージェントにはメリットがある反面、デメリットもいくつかある
  • 転職エージェントはデメリットもあるが、利用するメリットのほうが多い
  • 転職エージェントを利用すれば、求人紹介や面接対策などを受けられ内定率が上がる
  • 転職エージェントを利用しない場合、非公開求人に応募できないなどのデメリットがある
  • 転職エージェントは、自分の希望とエージェントの特徴を照らし合わせて選ぼう

「転職エージェントへの登録を考えているけれど、デメリットが気になる…」という方もいるのではないでしょうか。このコラムでは、転職エージェントを利用するメリットとデメリットについてご紹介します。転職エージェントにはデメリットもありますが、アドバイザーからサポートを受けられるなど、メリットも多数。転職エージェントを利用するときの注意点や登録時の流れなども解説しているので、ぜひご覧ください。

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転職エージェントを利用する8つのデメリット

転職エージェントでは希望に沿う求人を探してもらえたり、企業に自分を売り込んでくれたりするメリットがある反面、デメリットも存在します。転職エージェントに登録する前に、以下でデメリットについて確認しておきましょう。

1.自分の都合に合った転職活動がしづらい

転職エージェントは、自分の都合に合った転職活動がしづらいというデメリットがあります。自分が忙しいときでもこまめに連絡をしてきたり、とにかく早く転職させようと押しが強かったりなど、少々しつこいと感じられることも。あまり急がず自分のペースで転職活動がしたい方には、転職エージェントの利用は向いていない可能性があります

2.転職エージェントによってサービスの質が異なる

転職エージェントによってサービスの質が異なるのも、デメリットの一つ。転職エージェントは全国に展開しており数も種類も豊富ですが、なかには質の低いエージェントが存在しているのも事実です。転職エージェントを選ぶときは公式サイトの情報をチェックするほか、利用者の口コミにも目を通して決めましょう。
また、質の高い転職エージェントを見極める判断基準の一つに、「プライバシーマーク」があります。プライバシーマークとは、個人情報に適切な保護措置をとっている事業所に対し、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が交付するものです。プライバシーマークが交付されている転職エージェントは、情報の取り扱いが適切かつ厳重であると証明されているので、安心して利用できるでしょう。

3.希望する求人に応募できないことがある

転職エージェントを利用しても、希望する求人に応募できない場合があるのもデメリットといえます。転職エージェントは求職者を企業に応募・推薦する前に社内で選考を行い、応募先の企業が求めている人材に合致しているかを判断するのが一般的です。そのため、応募したい企業があっても、求職者の能力や経歴が基準を満たしていないと断られてしまう場合も。もしくは、担当アドバイザーが応募したふりをして「応募したが別の人が選ばれた」と求職者に報告することもあるようです。

4.応募までに日数がかかる

転職エージェントは、登録してもすぐ求人に応募できるわけではありません。求職者はエージェントに登録後、まず担当のアドバイザーと面談を行う必要があります。目指す職種や業界、希望の給与額や勤務地などをすり合わせたうえで企業を紹介されるため、転職サイトで求人を探すときのように即決できないのはデメリットといえるでしょう。

5.自分と担当者の相性が悪いことがある

どうしても性格が合わず、自分と相性が悪いアドバイザーが担当になってしまう可能性もあります。相性の良し悪し以外にも、アドバイザーとしてスキルが足りない人や経験の浅い新人が担当になることも考えられるでしょう。担当アドバイザーとの相性が悪いと転職活動がなかなか進まず、かえってうまくいかなくなるリスクがあるのも転職エージェントのデメリットです。

6.サポート期間が決められている場合がある

多くの転職エージェントは無期限でサポートを行っていますが、なかには少数ではあるもののサポート期間が決められている事業所もあります。そのような転職エージェントは、一般的な転職活動に掛かる期間が約3ヶ月であることから、サポートも期間も3ヶ月としているようです。ただし、転職活動はある程度期間を決めて行ったほうが長期化せずモチベーションも維持しやすいので、早く内定が欲しい方にとっては一概にデメリットとはいえないでしょう。

7.自分のタイミングで求人を探せない

転職エージェントでは、面談で話し合った希望をもとにアドバイザーが求人を紹介するため、自分のタイミングで気軽に求人を探せないのもデメリットといえます。アドバイザーからの紹介を待つだけでなく自分でも求人を探したいという方は、転職エージェントと転職サイトを併用すると良いでしょう

8.内定率が高い反面転職先に迷ってしまう

転職エージェントを利用しての転職活動は内定率が高い反面、複数の企業から内定をもらったときどこに転職しようか迷ってしまうことも。内定を数多くもらえること自体はデメリットではありませんが、応募した企業の志望順位を事前に決めていないと、複数の企業から内定をもらったときに転職先の選択に悩んでしまうでしょう。
エージェントのメリット・デメリットについては「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

そもそも転職エージェントとは?

転職エージェントとは、転職したい求職者と人材を求めている企業をマッチングさせるサービスです。転職エージェントでは、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策、企業との連絡の代行などを行います。サービスは基本的にすべて無料であり、これは転職エージェントのビジネスモデルが、求職者が採用に至ったときに企業側から成功報酬を受け取るものだからです。転職エージェントについて詳しく知りたい方は、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」をご参照ください。

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デメリットだけではない?転職エージェントのメリット

前項では、転職エージェントのデメリットについて解説しました。しかし、それを踏まえてもデメリット以上にメリットのほうが多いといえます。以下で詳しく見てみましょう。

1.専任のアドバイザーに転職について相談できる

転職エージェントを利用すると、転職に関わるあらゆる疑問を担当のアドバイザーに相談できます。転職自体を迷っている場合も、アドバイザーから助言をもらえるでしょう。一人での転職活動に自信がなく不安が多い方には、特におすすめです。

2.自分に合った求人を紹介してくれる

転職エージェントにおける最大級のメリットは、自分に合った求人を紹介してくれることです。転職サイトやハローワークなどを使う転職活動では、自力で求人を探す必要があるでしょう。一方、転職エージェントでは、面談で話した希望に沿うおすすめの求人をアドバイザーから提案してもらえます。そのため、ミスマッチが少なくなり、本来求人探しに使うはずだった時間の有効活用もできるでしょう。

3.非公開求人に応募できる

転職エージェントを利用することで、非公開求人に応募できるようになるのもメリットの一つです。非公開求人とは、一般的に転職サイトでは公開されない求人を指します。一般公開すると応募が殺到してしまうような非公開求人も多いため、転職サイトになかなか掲載されない大手企業や好条件の求人に出会える可能性が高くなるでしょう

4.担当者が応募先企業に自分をアピールしてくれる

担当のアドバイザーが応募先企業に自分をアピールしてくれるのも、転職エージェントならではのメリットです。転職エージェントでは、求職者が応募したい企業を決めると、応募書類と一緒に推薦状を企業へ送付します。推薦状には求職者の人柄や面接では伝えきれない魅力などが書かれており、選考通過を手助けしてくれるでしょう。

5.面接対策ができる

転職エージェントでは、面接が不得意な方もしっかり受け答えができるように、面接対策を実施しています。よく聞かれる内容や、質問による企業の意図などを教えてもらえるので、自信を持って面接に臨めるようになるでしょう。また、アドバイザーが質問に対する答え方や声量、話す速度などをチェックしたうえで、面接における自分の長所や短所なども教えてくれます。

6.履歴書や職務経歴書を添削してくれる

面接対策とあわせて、履歴書や職務経歴書の書類添削も転職エージェントが行ってくれるのは大きなメリット。アドバイザーは面談を通して求職者の経歴やスキルなどを把握しているので、書類でアピールできる内容についても的確なアドバイスをもらえます。応募書類がなかなか通過せずお悩みの方には、特におすすめです。

7.希望年収に合わせた給与交渉を代行してくれる

転職エージェントは、企業との連絡や給与交渉も代行してくれます。転職エージェントを利用せず同時進行で複数の企業に応募していると、スケジュール管理が大変になることもあるでしょう。また、給与交渉についても求職者からは切り出しにくい話題なので、どちらも転職エージェントで代行してくれるのは嬉しいポイントです。

8.内定後もサポートを受けられる

転職エージェントを利用すれば、内定後も引き続きサポートを受けられるのもメリットの一つです。たとえば、現職の会社で引き継ぎに時間がかかってしまい入社日を延ばしたいといった場合、転職エージェントが代わりに日程調整の連絡をしてくれます。求職者の内定が決まったあとも手厚くサポートしてくれるのは、転職エージェントならではのサービスといえるでしょう

9.ホワイト企業の求人が多い

転職エージェントから紹介される求人は、ホワイト企業が多いのも大きな特徴です。転職エージェントで扱う求人には、一定の条件があります。転職エージェントは、「離職率が高くないか」「過度な借入金はないか」などの条件をクリアした企業のみを求職者に紹介するので、転職サイトに掲載されている数多くの求人から自分で選ぶより安心できるでしょう。

10.希望業界の裏事情が聞ける可能性がある

転職エージェントを利用すれば、転職サイトには載っていないような企業ごとの情報などを教えてもらえる可能性があります。さらに、応募先企業のリアルな雰囲気や業務内容も教えてもらえるため、入社後のミスマッチを感じにくいといったメリットもあるでしょう。

11.すべてのサービスが無料で受けられる

上記でご紹介した転職エージェントのサービスは、すべて無料で受けられます。求人を紹介されたり内定が決まったりしても、求職者が料金を請求されることはありません。求人を出した転職エージェントを介して求職者が企業に入社すると、企業はエージェントに成功報酬を払います。企業からの報酬が転職エージェントの利益になるので、求職者が金銭を負担する必要はありません。

転職エージェントを利用しない6つのデメリット

一般的に転職活動をする場合、転職サイトやハローワークを利用したり、企業の採用情報ページから直接応募したりする方が多いでしょう。しかし、転職エージェントを利用せず一人で転職活動を行う場合、以下のようなデメリットが発生します。

1.膨大な求人のなかから自力で選ぶ必要がある

転職エージェントを利用しない場合、膨大な求人のなかから自力で転職希望先を選ぶ必要があります。インターネット上には数多くの求人があり、情報を扱う転職サイトの種類も豊富です。そのなかから自分に適した求人や転職サイトを選ぼうとすると、場合によってはかなり苦労する可能性があります。

2.面接や書類作成のアドバイスがもらえない

一人で転職活動を行う場合、面接や書類作成のアドバイスがもらえません。特に面接は、自分で思っている印象と他人から見えている印象に差が出やすいもの。採用担当者に好印象を与える質問の受け答えや話し方などは、転職エージェントのサポートなしでは対策が難しいでしょう。

3.非公開求人に応募できない

転職エージェントを利用しない場合、非公開求人に応募できないのもデメリットといえます。非公開求人には大手企業や好条件の求人が含まれている可能性が高いようです。仕事内容だけでなく待遇面も重視したいのであれば、転職サイトだけで理想の求人を見つけることは難しいでしょう。

4.転職活動が長引く恐れがある

一人で行う転職活動は長引く恐れがあるのも、転職エージェントを利用しないデメリットです。転職エージェントは、求職者の適性や市場価値を見極めたうえでおすすめの求人を紹介してくれます。しかし、一人で転職活動をすると自分に合わない企業にばかり応募してしまう恐れがあり、不採用が続く可能性が高まるでしょう

5.給与交渉をするのが難しい

求職者が転職エージェントの力を借りずに給与交渉をするのはかなり困難です。企業のほうからどうしても入社してほしいとオファーがない限り、「もう少し給与が高ければ…」と思っても、給与を上げることは難しいといえます。

6.退職時にトラブルがあっても第三者に頼れない

退職時にトラブルがあった際、第三者に頼れないのもデメリットの一つです。転職エージェントは、内定が決まった求職者の退職に関してトラブルがあれば、力を貸してくれます。転職活動を行い無事に内定をもらっても、何らかの事情で入社日までに退職できない可能性はゼロではありません。一人ではどうすれば良いか分からない場合、転職エージェントの助けがあるのとないのでは心持ちや対処の仕方が変わるでしょう。

転職エージェントでの転職活動が向いている人の特徴

ここでは、転職エージェントでの転職活動が向いている人について解説します。以下のいずれかに当てはまる求職者の方は、転職エージェントの利用を検討してみると良いでしょう。

とにかく早く内定が欲しい

「無職の状態で収入源がない」「在職中のため転職活動にあまり時間を割けない」などの理由で、とにかく早く内定が欲しい方には転職エージェントがおすすめです。担当アドバイザーとの面談で希望する職種や条件を伝えておけば、転職エージェントが該当する求人を選別してくれます。求人を探す手間が省けるうえに、自分に合った求人を提案してもらえるので、ミスマッチのリスクが低い転職先をスピーディーに見つけられるでしょう。

プロの目線からアドバイスをしてほしい

プロの目線からのアドバイスが欲しい方にとっても、転職エージェントはおすすめです。転職エージェントでは希望職種・条件の洗い出しや面接対策などで的確なアドバイスがもらえるので、初めて転職活動をする方や、転職に関して不安がある方には特に向いています。

内定の可能性を少しでも高めたい

内定の可能性を少しでも高めたい方は、転職エージェントのアドバイザーにサポートしてもらいながら行う転職活動がおすすめです。転職エージェントは、転職サイトなどでは得られない情報や業界の内部事情について把握しているため、不採用が続く方にも採用率を上げるためのアドバイスができます。また、転職エージェントは、企業に求職者の推薦文を書いてくれます。転職エージェントを利用し、あらゆるサポートを受けながら転職活動を行えば、内定の可能性を大きく高められるでしょう

転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴

ここでは、転職エージェント以外の方法で転職活動を進めたほうが良い人の特徴をご紹介します。

自分のペースを崩さず転職活動したい

「現職や私生活との両立を重視して、自分のペースで転職活動がしたい」「じっくりといろいろな企業を比較しながら転職先を決めたい」などという方には、転職エージェント以外の方法で転職活動を進めることをおすすめします。多くの転職エージェントは、なるべく早く転職先を見つけるためのサポートを行うため、時間を掛けて転職先を見比べたい場合は、自分で転職サイトなどを活用して転職活動を進めるほうが向いている可能性があるでしょう

第三者の意見に左右されやすい

周囲の意見に流されやすいという場合、転職エージェントの利用がおすすめできない可能性があります。転職エージェントのアドバイザーは、転職に関する知識や経験は豊富ですが、すべての求職者について完全に把握しているわけではありません。アドバイザーの意見も取り入れながら、自分の軸をもって転職活動に臨める人が、エージェントの利用に向いているでしょう。

転職エージェントにデメリットを感じたときのポイント

転職エージェントは数も種類も多く、どこに登録すれば良いか迷ってしまう求職者の方も多いでしょう。ここでは、自分に合った転職エージェントの選び方について解説します。初めて転職エージェントを利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。

総合型と特化型のどちらが自分に合っているか見極める

転職エージェントは、「総合型転職エージェント」と「特化型転職エージェント」の2つに大きく分類されます。目指す転職先の業界や優先する事項などと照らし合わせて、どちらが自分に合っているかを見極めましょう。

総合型転職エージェント

総合型転職エージェントは、あらゆる業界の求人を取り扱っており、視野を広くして転職活動が行えるのが特徴です。まだ希望の職種が定まっていない方や、自分に向いている仕事が分からない方などには、総合型転職エージェントがおすすめといえます

特化型転職エージェント

特化型転職エージェントは、一つの業界や年代に特化した求人を取り扱っているのが特徴です。若年層向けや女性向け、IT業界向けなどといった専門分野が分かれており、アドバイザーもそれぞれに特化した情報を取り揃えています。特化型転職エージェントは、すでに転職したい業界が決まっている方におすすめです

アドバイザーの実績や経歴をチェックする

転職エージェントを選ぶ際は、エージェントの規模や取り扱う求人の種類だけでなく、所属するアドバイザーの実績や経歴もチェックしましょう。「この人に面談してもらいたい」と思うようなアドバイザーがいるかどうかも、転職エージェントを決める判断材料になります。Webサイトにアドバイザーの実績や経歴を掲載している転職エージェントは多いので、どこに登録しようか迷ったときは調べてみるのがおすすめです。

転職エージェントを利用した人の感想を見て判断する

実際に利用した人の感想が書かれた口コミを見て、転職エージェントを決めるのもおすすめです。「サポートの質はどうだったか」「満足のいく転職ができたか」などが分かるため、転職エージェントを選ぶときの参考になるでしょう。

複数の転職エージェントに登録する

複数の転職エージェントに登録するのもおすすめの方法です。一つの転職エージェントで満足のいくサポートが受けられなくても、併用していれば別の転職エージェントをメインに切り替えて利用できます。また、複数の転職エージェントを使うことで、より転職したいと思える企業が見つかる可能性も高まるでしょう。

転職エージェントの登録から内定までの流れ

初めて転職エージェントを利用する場合、「登録したら内定をもらうために何をするの?」と疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、転職エージェントの登録から内定までの流れを解説します。

1.転職エージェントに登録する

まずは、転職エージェントのホームページから登録を行います。登録した内容をもとにアドバイザーと面談することになるので、自分の経歴や情報はなるべく詳細に記載しましょう

2.転職エージェントから連絡が来る

登録すると数日以内に、転職エージェントから電話かメールで連絡が来ます。この段階では簡単な質問や登録情報の確認、面談の日程などについてやりとりするだけなので、10分前後で済む場合が多いでしょう。

3.担当のアドバイザーと面談を行う

事前に決めた日時に、担当のアドバイザーと面談を行います。自宅から最も近い転職エージェントの会社に自分が向かうこともあれば、アドバイザーが近くの地域まで来てくれることも。パソコンやスマホがあれば、自宅にいながらビデオ通話で面談ができる場合もあるでしょう。最初の面談で多いのは、以下のような話題です。

・転職の動機について
・キャリアの確認
・自身のPRポイントについて整理
・希望する条件の確認と深掘り
・将来のビジョン

面談日程を決めた際に履歴書や職務経歴書の持参を求められることもあります。万が一に備えて、筆記用具やメモ帳なども用意しておくのがおすすめです。
転職エージェントで行う面談についてさらに詳しく知りたい方は、「転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説」もあわせてご覧ください。

4.求人を紹介してもらう

面談の内容を踏まえて、転職エージェントから自分の希望に合うおすすめの求人を紹介してもらいます。その際、本来の希望とは異なる求人を紹介されることもありますが、今まで知らなかった職種や業界について視野が広がる可能性があるので、しっかり目を通しておきましょう

5.面接対策や書類添削をしてもらう

応募する企業が決まったら、アドバイザーに面接対策や書類添削をしてもらいます。採用担当者が見ているポイントや、特に重要視されることなどを教えてもらえるので、転職エージェントを利用せずに転職活動を行うよりも綿密な対策ができるでしょう。

6.求人に応募する

アドバイザーと対策を行い応募書類を完成させたら、求人に応募します。求人応募前に注意したいのは、いくらアドバイザーから勧められても、自分が転職したくない企業には応募しなくて良いということ。転職エージェントのアドバイザーは担当の求職者に適していると思う求人を紹介しますが、あくまでも本人の意思が最優先です。「せっかく勧めてもらったのに、応募しないのは申し訳ない…」と思う必要はないので、自分の希望に沿って応募企業を決めましょう

7.面接を行う

求職者の都合に合わせて転職エージェントが設定してくれた日時に、応募企業と面接を行います。アドバイザーと対策した内容を活かして、面接に臨みましょう。もし面接に落ちてしまっても、転職エージェントは応募企業の採用担当者からフィードバックを受けているので、不採用だった原因を知り、次の面接に活かせます。

8.内定と退職の手続きを行う

内定をもらった後は、転職エージェントが給与交渉や入社日の調整といった手続きを行ってくれます。在職中の方には、上司へどのように退職を切り出せば良いかアドバイスももらえるので、安心して転職の手続きを進められるでしょう。
転職エージェント利用の流れについては「転職エージェントの効果的な使い方とは?登録から内定までを徹底解説」でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

転職エージェント利用時の5つのポイントと注意点

最後に、転職エージェント利用時のポイントと注意点について解説します。転職エージェントで受けられるサービスを最大限活かすためにも、以下の5つのポイントに注意しておきましょう。

1.転職の時期は遅らせない

転職エージェントの登録時やアドバイザーとの最初の面談で、転職の時期を聞かれたときは「良いところがあればすぐに」と回答しましょう。アドバイザーにも売り上げの目標があるため、すぐに転職したい求職者に対しては優先して求人を紹介してくれる傾向があります。

2.経歴を詐称しない

少しでも自分を良く見せたいと思う気持ちは分かりますが、転職エージェントの登録時や面談で経歴を詐称するのは避けましょう。転職エージェントに登録した情報は、途中で変更の申し出がない限り残ります。たとえば、登録時は△△社に勤めていたと聞いたのに、半年後の面談ではそのような話は一切なかったという経歴詐称が発覚すると、転職エージェントに要注意の求職者として扱われてしまう可能性が高いでしょう。具体的には、受けられるサービスが減ったり紹介される求人に制限がかかったりします。

3.担当者と合わないときは遠慮せず変えてもらう

担当のアドバイザーとどうしても合わないと思ったときは、遠慮せずほかの人に担当を変更してもらいましょう。アドバイザーの担当変更は珍しいことではないため、申し訳ないと思ったり合わない人に対して我慢したりする必要はありません。どうしても担当の変更を申し出にくい場合は、他社の転職エージェントに乗り換えるのもおすすめです。

4.複数のエージェントから同じ求人に応募しない

複数の転職エージェントに登録している場合、同じ求人に対して別のエージェントから同時に応募しないようにしましょう。複数の転職エージェントを使って同じ求人に応募すると、企業から「△△さんは別のエージェントからも応募している」と連絡が来ます。企業と転職エージェント双方から不信感を抱かれてしまうので、どうしても採用されたい求人であったとしても二重の応募は控えましょう。

5.担当者に丁寧な対応を心掛ける

担当アドバイザーとやりとりをする際は、丁寧な対応を心掛けましょう。転職エージェント側も仕事とはいえ、横柄な態度をとる求職者には好条件の求人を紹介したいとは思えません。自分のために転職活動をサポートしてくれるアドバイザーに対し、求職者側も感謝の気持ちを持って丁寧に接しましょう。

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