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契約社員と正社員は給料に差がある?待遇の違いを解説
更新日
この記事のまとめ
- 契約社員と正社員は給料や雇用期間、福利厚生に違いがある
- 契約社員は正社員よりも給料が低く、適用される福利厚生も少ない傾向がある
- 契約社員は正社員に比べて残業や休日出勤が少なく、働き方の自由度が高め
- 契約社員として5年間働き続ければ、無期雇用も目指せる
- 正社員希望なのに契約社員を打診された場合は、待遇の差などの条件をよく確認しよう
「契約社員と正社員は給料などに違いがあるの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。契約社員と正社員では、給料や雇用期間、福利厚生に違いがあります。正社員の方が優遇される傾向にありますが、契約社員は働き方の自由度が高いのが特長です。このコラムでは、契約社員と正社員の違いをご紹介。契約社員の働き方について解説しています。就職や転職で迷っている方は参考にしてみてください。
契約社員の給料や雇用期間は正社員とどう違う?
契約社員の給料や雇用期間、福利厚生には、正社員と比較するといくつかの違いがあります。
給料
企業によって程度は違いますが、契約社員は正社員より給料が低い金額で設定される傾向があります。また、ボーナスは正社員のみに支給して契約社員には支給をしない、あるいは寸志程度という企業もあるようです。ただし、昇給はどちらも行われる可能性があります。正社員よりはゆるやかではありますが、契約社員も契約更新時に給料が上がることがあるようです。なお、月給だけでなく、日給や時給といった給与形態のパターンが豊富なことも、契約社員の特徴の一つといえるでしょう。
雇用期間
雇用期間の定めが異なることも、契約社員と正社員の違いとして挙げられます。正社員には決まった雇用期間はなく、就職後に契約更新を行うことはありません。対して契約社員は、1年や3年などの期間が決まった有期雇用契約になっており、働き続けるには契約更新の手続きが必要です。
福利厚生
健康保険や雇用保険、厚生年金といった社会保険制度は、雇用内容によって契約社員も正社員と同様に入れます。ただし、そのほかの福利厚生では、契約社員と正社員で適用範囲が違うこともあるようです。住宅手当や交通費の支給があるかどうかなど、契約社員にも適用される福利厚生があるかどうか、入社前に確認しておくと良いでしょう。
契約社員と正社員の違いについては、「契約社員と正社員の違いとは?登用制度や無期転換についても解説」のコラムでも解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
契約社員の特徴を解説!
ここでは、契約社員の働き方の特徴について、正社員との比較を交えながら解説します。
働き方に自由さがある
一般的に契約社員の場合は、正社員よりも残業や休日出勤を命じられにくい傾向があります。また、副業が認められているケースもあるようです。そのため、契約社員は正社員より自由な働き方ができると考えられます。
ボーナスが出る可能性もある
企業によっては、契約社員にもボーナスを支給するところがあるようです。正社員よりは支給額は少ないのが現状ですが、通常の給与に上乗せされる賞与があるのは魅力の一つと言えるでしょう。
契約社員に支給されるボーナスの平均金額については、「契約社員にボーナスは支給される?平均的な金額や収入を上げる方法も解説!」のコラムで紹介しています。興味のある方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
より安定した非正規雇用での無期契約が目指せる
「安定した仕事がしたいけど、正社員就職には抵抗がある」という場合でも、非正規雇用で5年働き続ければ無期契約への転換が目指せます。これは、2013年に行われた労働契約法の改正で、いわゆる「5年ルール」が導入されたからです。
5年ルールとは、厚生労働省の「労働契約法改正のポイント」にあるとおり、「有期雇用契約が5年を超えたときに無期労働契約を希望できる」というもの。契約社員を含め、有期労働契約を結んで働いているすべての労働者が対象です。働き続けることで、より安定した無期契約が目指せます。
契約社員として働くメリットについては、「契約社員のメリットを解説!正社員との違いとは?」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
労働契約法改正のポイント
正社員希望なのに契約社員を打診されたら?
正社員として就職したあとに、契約社員としての勤務を打診されるケースもなかにはあるようです。契約社員にもさまざまな良さがありますが、以下に当てはまる場合は法に触れている可能性があります。
「求人募集では正社員と書いてあったのに、面接に行ったら契約社員だと言われた」
「正社員として内定をもらったはずなのに、契約社員として雇用された」
「正社員として勤務していたのに、契約社員に変更すると一方的に通達された」
当てはまらない場合も、給料や雇用期間、福利厚生といった待遇の差をよく確認すると良いでしょう。契約社員としての勤務を承諾するかどうかは、慎重に決断することが大切です。また、こういったケースを防ぐために、悪質な求人でないかどうかを応募前にしっかり精査するようにしましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。