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アルバイトより企業に就職をするべき?
更新日
Q正社員はどうしてもサービス残業などで窮屈な生き方に見えてしまいます。本当に目指すべきでしょうか
企業に正社員として勤めている人が窮屈な生き方に見えます。居酒屋でアルバイト中ですが、フリーターの方が自由でいいなと思います。未経験でスーツを着るような企業に就職できる気もしません。アルバイトより正社員のほうが良いものですか?
就活アドバイザーに詳しく聞いてみました!
■アルバイトと正社員それぞれの良さを知って働き方を選ぶ
アルバイトも正社員も違った良さがあるため、自分が何を優先して働きたいかで、どちらの雇用形態を選ぶか変わってきます。
アルバイトは自分で勤務時間の調整がしやすいこと、広い業種や職種で求人募集をしているため、仕事が見つけやすいことが主なメリットといえるでしょう。残業もなく、自分の時間を確保しやすいのも大きな特徴です。
逆に給与は自分の勤務日数で左右されてしまうため不安定。昇給や福利厚生なども正社員と比べると不利なことが多いようです。
正社員は業種や職種によっては残業があり、アルバイトに比べて拘束時間が長め。入社したての給与水準が低い場合もありますが、将来的なキャリアや身に付く職能という意味ではアルバイトよりも評価されます。
昇給も期待できますし、福利厚生の条件もアルバイトに比べると充実しているところが多いでしょう。年齢を重ねてからのことを考えると正社員として働くほうがメリットを感じられるのではないでしょうか。
「正社員よりアルバイトの方が自由な働き方に見える」というのは勤務時間や仕事の見つけやすさという点においては事実かもしれません。しかし、安定的に働いていきたいなら正社員の方をおすすめします。
未経験でスーツを着るような仕事に就けるのか疑問に思うかもしれませんが、今は求職者に有利な売り手市場。幅広い業界で人を必要としています。
もし正社員として働きたいと考えているのなら、今がチャンスです。就活に向けて動くことを考えてみてはいかがでしょうか。
■現在は就職氷河期を過ぎ、求職者に有利な状況
求職者1人に対して求人数がどのくらいあるのかを表す、有効求人倍率というものをご存知でしょうか。有効求人倍率が1.0以上であれば、求職者よりも求人数が多く、求職者に有利な売り手市場。その逆は企業に有利な買い手市場です。
幅広い業界で人手不足の状況になっているため、職種によっては採用条件を緩和したり、未経験者を採用するための研修制度を充実させたりと応募者増加に向けた対策を行っている企業もあります。
応募のハードルを必要以上に上げず、社内でしっかり育成していくというのが現代の人材採用の流れなのかもしれません。
■求人数は増加傾向!未経験者を採用するのはどんな企業?
全体的に求人数は増加傾向にあり、フリーターなどの未経験者にもチャンスがあることが分かりました。とはいえ高卒や既卒でフリーターを続けてきた方にとっては、未経験者採用を行っているのはどんな企業なのか気になりますよね。
ここではハタラクティブの企業で未経験者採用を行っている企業の業種と職種の割合についてまとめました。
・業種の分布
IT・通信:24%
メーカー:22%
建築・不動産:16%
サービス:13%
流通・小売:10%
商社:8%
その他:12%
・職種の分布
営業:24%
エンジニア:31%
技術系:15%
事務:13%
サービス・販売:10%
その他:2%
業種では成長を続けるIT・通信がトップの24%で全体の4分の1を占めています。続くメーカーも22%と比較的高い割合です。
職種ではエンジニアが31%とトップ。次いで営業が24%と高い割合でした。エンジニアも営業もそれぞれ未経験者に門戸が開かれている企業が多いため、フリーターを続けてきた方もチャレンジしやすい職種でしょう。