失業保険のもらい方は?ハローワークでの手続き方法を解説します!

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この記事のまとめ

  • 失業保険をもらうには、ハローワークで求職申込みをする必要がある
  • 失業保険を受取るには、ハローワークで失業認定を受けなければならない
  • 失業保険を受給するための求職活動の実績は、ハローワーク以外でもつくれる
  • 失業保険受給中の求職活動は、ハローワークと転職エージェントの併用がおすすめ

「失業保険をもらうにはハローワークへいく必要があるの?」「ハローワークに行けばすぐに失業保険を受け取れる?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。失業保険はハローワークで手続きを行いますが、必ずしももらえるとは限りません。このコラムでは、ハローワークで行う失業保険の手続き方法や受給条件についてまとめました。ハローワークでの失業保険のもらい方が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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失業保険のもらい方!ハローワークで行う手続きの手順

雇用保険の被保険者は、一定の条件を満たしていれば失業保険(基本手当)を受給することができます。ここでは、失業保険のもらい方の手順について詳しくまとめました。雇用保険の受給条件については、次項「失業保険をもらうには?ハローワークへ行く前の準備」で後述します。

1.居住地の管轄内にあるハローワークで手続きをする

まずは、お住まいの地域を管轄するハローワークへ赴き、求職申込みを行いましょう。最寄りのハローワークは厚生労働省の「全国ハローワークの所在案内」から探すことが可能です。ハローワークに着いたら所内に設置されたパソコン、または求職申込書に必要情報を記載したうえで、窓口で求職申込みを行います。なお、求職申込みだけならWeb上から行うことも可能ですが、雇用保険の失業保険の手続きは別途、離職票の提出などが必要です。そのため、必ず最寄りのハローワークに出向かなければなりません。

書類が受理されればその日が「受給資格決定日」になる

ハローワークの窓口で失業保険受給に関わる必要書類が受理されたその日が「受給資格決定日」となります。受給資格が決定されると次は、「雇用保険受給説明会」の日程が案内されるのが基本の流れです。

参照元
厚生労働省
全国ハローワークの所在案内
ハローワークインターネットサービス
求職申込み手続きのご案内

2.雇用保険受給説明会に参加する

受給資格決定日に案内された日程で雇用保険受給説明会に参加し、失業保険をもらうために必要な「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を受け取りましょう。第1回目の「失業認定日」が分かるのもこの日なので、必ず出席する必要があります

3.失業認定日にハローワークへ向かう

雇用保険受給説明会で知らされた第1回目の失業認定日にハローワークへ赴き、失業の認定をしてもらいましょう。失業保険を受給するには、原則4週間に1度の頻度で失業状態であることの確認(失業の認定)をしてもらわなくてはなりません。説明会の日に受け取った「失業認定申告書」に必要事項を記入したうえで、必ず参加するようにしてください。また「雇用保険受給資格者証」の提出も必要になるので忘れずに持参しましょう。

4.失業保険を受給する

無事に失業認定を受けたら、およそ1週間程度で指定した金融機関の口座に失業保険が振り込まれます。ただし、自己都合退職の場合は給付制限が設けられているため、すぐに失業保険をもらうことができない場合があるので気をつけましょう。詳しくは、「失業保険は自己都合退職でいつからもらえる?待期期間や計算方法を解説!」で解説しています。
また、ハローワークが営業していない休日や年末年始があれば、その分受給日が延びる可能性があることを念頭に置きましょう。

2回目以降の受給手順

前述したように、失業保険をもらうには4週間に1度ある失業認定日に手続きを行い、失業の認定をしてもらわなければなりません。2回目以降は、再就職先が決まるまでは「失業の認定→失業保険の受給」を繰り返します。ただし、失業保険には90日~360日の「所定給付日数(失業保険を受け取れる日数)」があるので、できるだけ早く就職・転職することが大切です。

参照元
ハローワークインターネットサービス
雇用保険手続きのご案内

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失業保険をもらうには?ハローワークへ行く前の準備

失業保険をもらうときに必要な準備

  • 失業保険の受給条件を確認する
  • 失業保険の受給期間を確認する
  • 必要書類を用意する

ハローワークで失業保険をもらうには、事前に下記のような準備を行っておくと良いでしょう。特に、自身が失業保険の受給対象者であるかどうかは必ず確認しておくことをおすすめします。

失業保険の受給条件を確認する

失業保険は雇用保険の被保険者が対象となっているので、当然ながら雇用保険への加入が必要です。また、失業状態にある方の再雇用を推進することが失業保険の目的なので、「再就職に対する気持ちがあるかどうか」も必須の要件となっています。
下記は、ハローワークインターネットサービスの「受給要件」から抜粋した受給条件の一部です。

・ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること

離職の日以前2年間に、被保険者期間(※補足2)が通算して12か月以上あること。ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可

上記のような要件を満たせていない場合は、ハローワークで求職申込みをしても失業保険は受け取れません。病気や怪我、妊娠、出産、結婚など、さまざまな事情があっても、失業保険の受給対象者とはならないため、気をつけましょう。

失業保険の受給期間を確認する

失業保険の受給期間は、自己都合退職の場合と会社都合退職の場合で異なるので自分がどちらに該当するか確認しましょう。前述のとおり、失業保険の「所定給付日数」は90日~360日の範囲内で設定されています。知らずに受給していると、「転職前に受給期間が過ぎてしまった」ということになりかねず、転職活動にも影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。それぞれの受給期間については、「失業手当の受給期間は?満了後に延長できる?申請方法も解説」でご紹介しているので、ご参考にしてください。

必要書類を用意する

失業保険の手続きに必要なものを準備しましょう。「失業保険のもらい方!ハローワークで行う手続きの手順」でお伝えしたように、まずは求職申込みをする必要があるので、「離職票」を用意しましょう。そのほか、準備するものは下記のとおりです。

  • ・雇用保険被保険者離職票(1・2)
  • ・個人番号確認書類(マイナンバーカード、個人番号の記載のある住民票など)
  • ・身元確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • ・写真(縦3.0cm×横2.5cm)2枚※マイナンバーカードがあれば省略が可能
  • ・印鑑
  • ・本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

本人確認書類のほか、失業保険を受け取るための金融機関を指定することになるため、通帳やキャッシュカードを用意しておきましょう。必要書類や持ち物について詳しくは、「ハローワークで失業保険の手続きをするために必要な持ち物や書類とは?」でも解説しています。失業保険がいくらもらえるかといった疑問にもお答えしているので、もらえるお金について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

参照元
ハローワークインターネットサービス
雇用保険の具体的な手続き

ハローワークで失業保険をもらいながら転職活動しよう

ここまででお伝えしているように、ハローワークで失業保険をもらうには、失業の認定をしてもらう必要があります。失業認定を受けるには、再就職に向けた行動、つまり求職活動が必要不可欠です。ハローワークでも求職活動はできますが、より早く再就職先を見つけるには、転職エージェントと併用してみることをおすすめします。

転職エージェントとの併用もおすすめ

ハローワークの窓口では、職業相談を行うことも可能ですが、窓口が混雑している場合はなかなか思うように相談できないこともあるでしょう。そんなときは、転職エージェントを活用すると、待ち時間なくスムーズに相談できます

たとえば、若年層向けの転職エージェントハタラクティブでは、簡単・無料の登録を行うだけで、専任のキャリアアドバイザーからマンツーマンで転職サポートを受けることが可能です。最初に、希望や条件、適性などを丁寧にヒアリングしたうえでぴったりの求人をご紹介するので、「一人で求人を見てもよく分からない…」「ハローワークの求人が多くてどれを選べばいいのか分からない」という方にもおすすめです。さらに、応募書類の添削や面接対策といったフォローも充実。失業保険の受給期間中により良い転職を叶えたい方は、ぜひご相談ください。

失業保険のもらい方やハローワークの手続きに関するFAQ

ここでは、失業保険のもらい方やハローワークの手続きに関して、よくある質問をQ&A形式でまとめました。今後、失業保険の手続きをする予定の方は、ぜひチェックしましょう。

ハローワークはどんなところ?

ハローワークは、厚生労働省が管轄する公共職業安定所です。求職者への職業紹介や情報提供、失業保険の給付手続きなどを行えます。詳しくは、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」でご紹介しているので、ご確認ください。

ハローワークへ失業保険の手続きに行く際の持ち物は?

離職票やマイナンバーカード(本人確認書類)、預金通帳、印鑑などを持参しましょう。マイナンバーカードがない場合は、証明写真が2枚必要です。「ハローワークに必要な持ち物とは?初めての来所や失業保険申請の場合を解説」では、ハローワークに行くときの持ち物を網羅的に解説しているので、失業保険の手続きをはじめ求職活動中の持ち物なども確認してみましょう。

再就職が決まったらどうすれば良い?

失業保険を受給中、再就職先が決まれば給付は停止されます。ただし、早期に再就職先が決まった場合、「再就職手当」「就業促進手当」が支給されることがあるので、ハローワークで確認してみましょう。詳しくは、「ハローワークで再就職手当をもらう条件は?必要書類と手続きの方法を解説」のコラムでも解説しています。

ハローワークの求職活動実績はどうやって作る?

ハローワークで失業保険を受給するために必要な求職活動の実績は、ハローワークで求人の応募をしたり、職業相談をしたりすることで得られます。詳しくは、「ハローワークでの求職活動とは?実績作りをして認定のハンコをもらおう」を確認しましょう。また、転職エージェントの利用も実績になります。興味のある方は、ハタラクティブまでご相談ください。

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