ライフスタイルに合わせて働く!フレックスタイム制とは

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この記事のまとめ

  • 決められた就業時間の範囲内で、労働者側が自分で働く時間を決めることができる働き方
  • 必ず出勤しなければならないコアタイムという時間帯があり、それ以外をフレキシブルタイムと呼ぶ
  • 自己管理が重要な働き方だが、ライフスタイルに合わせて働くことができる
  • IT系企業や、デザイナーなど技術職に多く取り入れられている

労働者側が自分の就業時間を決めることができる「フレックスタイム制」。自由勤務時間制度とも呼ばれ企業側、労働者側、どちらにとってもメリットが大きいと言われています。
では、実際にはどういった制度なのでしょうか。

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◆フレックスタイム制とは

フレックスタイム制とは、従業員が始業時間や就業時間を自分で決定することができる働き方のことです。
子どものお迎えに間に合うように7時~16時の勤務、朝のラッシュを避けるために10時~19時の勤務など、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。
そのほか、週や月のあらかじめ決められた労働時間を満たせば、1日の労働時間を調整することも可能。
週40時間制の場合、週2の5時間勤務と週3の10時間勤務など、労働時間を固定せずに働くことができます。

フレックスタイム制の場合、コアタイムという時間帯が設定されていることがあります。
コアタイムとは、従業員が必ず出勤しなければならない時間帯のこと。多くの従業員がそれぞれの勤務時間帯で働くため、会議などの業務に支障が起こらないようにコアタイムが定められています。
コアタイムに対して、出勤してもしなくてもよい時間をフレキシブルタイムと言い、従業員が自分で調整することができる時間帯のことです。
このフレキシブルタイムの幅が少ないと、フレックスタイム制としては認められません。

〈コアタイムとフレキシブルタイムの例〉

6時~10時フレキシブルタイム
10時~15時コアタイム
16時~19時フレキシブルタイム

また、休憩時間が定められている場合と、休憩時間も自分で決められる場合も。
なかには、全時間帯がフレキシブルタイムで、コアタイムがないという企業もあります。


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◆フレックスタイムのメリットとデメリット

フレックスタイム制の企業で働く上での、メリットとデメリットを以下にまとめてみました。

【メリット】

・自分で時間の配分ができるため、自分のライフスタイルに合った働き方ができる
・プライベートを充実させることができ、仕事の効率化が図れる
・通勤ラッシュを避けて出勤できるので、ストレスを軽減できる
・午後や夜間に業務が集中する職種の場合、残業時間を削減することができる

【デメリット】

・他の社員や社外との連携が取りづらい
・週の勤務時間など、自己管理する必要がある

近年では、より優秀な人材を確保するために、フレックスタイム制を取り入れている企業も少なくないようです。
メリットに掲げたように、魅力的な働き方としても知られています。

自分自身で決定できるという反面、自己管理が重要とも言えるフレックスタイム制。
しかし、デメリットに掲げた部分は、自分の頑張り次第でカバーできる問題とも言えるでしょう。
自己管理ができる人にとっては、魅力の多い働き方の1つです。


◆フレックスタイム制が導入されている業界・職種

実際にフレックスタイム制を導入しているのは、IT系の企業や、比較的新しい会社の場合が多いようです。
また、エンジニアやデザイナーなどの個人で行う業務が多い技術的な職種。これらは、外部からの影響が少ないとも言えるため、フレックスタイム制に適していると考えられています。

ライフスタイルに合わせた働き方ができるという魅力がある一方、自己管理に失敗した時には、激務となったり、逆にだらけてしまうということも。またその自己管理自体が「負担」と感じてしまうという人も稀にいるようです。
メリハリをつけて働きたい方や、自分で考えて動きたい方、効率化や合理的な考えを持つ人には向いている働き方とも言えるでしょう。


◆自分に合った働き方を見つけましょう

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