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強み・弱みを一覧でご紹介!面接で使える回答例と自己分析法も解説
更新日
この記事のまとめ
- 強みとは、仕事に活かせるスキルや特性のこと
- 弱みも強みに言い換えるてアピールできる
- 強みの中から、志望企業で活かせるものをエピソード付きで答える
- 弱みは改善方法や努力点と一緒に答えるのがポイント
- 強みと弱みを知るためには、マインドマップや他己分析が有効
「自分の強み・弱みが分からない」「面接でどうアピールしたら良いの?」とお悩みの方もいるでしょう。面接で聞かれる強み・弱みとは、仕事に影響を与える自分の経験や特徴を指します。このコラムでは、強み・弱みを一覧でご紹介。自分の強みの探し方や、回答のポイントを解説。面接を控えている方、これから就活を始める方は、ぜひチェックしてみてください。
強み・弱み一覧
就活・転職でアピールできる、ポテンシャル面での強み・弱みを一覧でご紹介します。自分の強み・弱みが分からない方は、以下を参考に自分の強みを探してみてください。
強み一覧 | 弱み一覧 |
---|---|
几帳面 | 神経質 |
責任感が強い | 人に頼らない |
冷静 | 熱意に欠ける |
好奇心旺盛 | 飽き性 |
行動力 | 衝動的 |
論理的思考 | 理屈っぽい |
適応力が高い | 周囲に流されやすい |
ストイック | 負けず嫌い |
粘り強い | 諦めが悪い |
ポジティブ | 危機感が薄い |
慎重 | 優柔不断 |
利他的 | 芯がない |
謙虚 | 受け身 |
上記のように、「周囲に流されやすい」という弱みは、「適応力が高い」という強みに言い換えることが可能です。ポテンシャル面の強み・弱みは、片方が見つかるともう片方も見つけやすくなります。
自分の強み・弱みとは?
面接で聞かれる「強み」とは、仕事に活かせるスキル、経験のことです。反対に弱みとは、仕事をするうえでの課題点や不足しているスキル、特性を指します。
自分の強みを考える前に、まずは強み・弱みについての理解を深めましょう。
以下では、強み・弱みと長所・短所の違いや、強みと弱みの言い換えについて解説します。
強み弱みと長所短所の違い
強みとは、仕事に活かせる自分の特性や経験、スキルのこと。弱みとは、経験やスキルの不足、働くうえで課題となる自分の特性です。一方で、長所・短所は性格上の良い点・悪い点を表します。
自分の強み・弱みを考える際は、仕事に影響を与えるかどうかを意識しましょう。仕事にプラスとなる特徴は強み、ネガティブな影響を与える可能性がある特徴は弱みといえます。
強みと弱みは言い換え可能
強みと弱みは、ポジティブ・ネガティブどちらにも言い換えられます。片方しか見つからないときは、言い換えを試してみてください。強みと弱みは紙一重なので、強みをネガティブに言い換えると弱みが見つかることがあります。反対に、自分の弱みしか分からないときは、それをポジティブに言い換えてみましょう。
たとえば、「受け身」を「謙虚」に、「飽き性」は「好奇心旺盛」に言い換えられます。弱みや短所だと感じていた特徴も、強みとしてアピールできるでしょう。
強みと弱みを面接で質問される理由
企業側が強みと弱みを質問するのは、成長意欲の高さや企業とのマッチ度を測るためです。自分について、どのくらい客観的に分析できているか調べる意味もあります。企業が求める人材か、ミスマッチがないかを確認する大事な質問なので、面接前によく準備しましょう。
以下で、強みと弱みの回答から企業が確認するポイントを解説します。
改善すべき点を自分で把握しているか確認するため
企業が弱みを質問する一つの理由は、改善点を自分で把握しているかどうかを確認するためです。自分の弱みを知ることが成長への第一歩。入社直後に仕事を完璧にこなす人はいませんが、企業としては自分で改善点を見つけ行動し、成長して欲しいと望むのが一般的です。弱みの回答時間も、ポテンシャルのアピールの機会としましょう。
成長意欲の高さを確認するため
面接官が強みと弱みを質問するのは、成長意欲の高さを確認する意図もあります。企業側は、あなたが自分の強みを仕事に活かし、より伸ばしていくために努力できるかどうか知りたいと考えているからです。
また、弱みを克服するために、どのようなアプローチを行っているかについても興味を持っています。面接では、弱みに対する改善策だけでなく、強みを伸ばす努力についても伝えることで、成長意欲をアピールできるでしょう。
企業とのマッチ度を測るため
あなたの強み・弱みの回答から、企業とのマッチ度を測ることも一つの理由として挙げられます。たとえば、営業職を希望している人にコミュニケーション能力で弱みがあるなら、後々仕事に影響が出てしまう恐れがあるでしょう。このようなミスマッチを防ぐために、強みと弱みの質問からあなたが企業の業務や社風に合うかを測っています。
強みを回答する際のポイント
強みを聞かれたら、過去の経験やエピソードを交えつつ、志望企業で活かせるものを答えましょう。
以下では、エントリーシートへの書き方や面接での答え方にお悩みの方向けに、強み回答のポイントをご紹介します。
強みの中から志望企業で活かせるものを答える
自分の強みを答える際は、志望企業で活かせるものを選びましょう。どのような人材を求めているかは、志望する業界や職種、企業ごとに異なります。企業研究によって志望企業が求める人物像をリサーチし、自分がアピールする強みを決定してください。
強みの根拠となる過去の経験やエピソードを添える
自分の強みは、根拠となる過去の経験やエピソードを添えて答えることをおすすめします。ただ強みを答えるよりも、エピソードを一緒に話すほうが印象に残りやすく、説得力も増すからです。「●●の強みを活かし、プロジェクトを成功に導きました」のように、得た成果を伝えると良いでしょう。
仕事とは関係のない強みの回答は避ける
面接で「強み」を質問された場合、仕事とは関係ない内容の回答は避けましょう。具体的には、自分の容姿に言及したり、事務職の面接で得意なスポーツを答えたりするのはおすすめできません。志望する業界・企業で求められる能力につながるような強みを回答しましょう。
弱みを回答する際のポイント
面接で自分の弱みを聞かれたら、ポジティブに言い換えた言葉を取り入れ、努力点と一緒に誠実に答えましょう。自分を過剰によく見せようとする必要はありません。
以下で、弱みを回答する際のポイントをいくつか紹介します。どのように答えられるか事前に考え、あなたの魅力をアピールしましょう。
自分の弱みをポジティブな言葉に言い換える
弱みの回答では、ポジティブな言葉への言い換えを取り入れることができます。たとえば、「何度も確認してしまうために作業スピードが遅い」といった弱みは、「慎重」というワードを使ってポジティブに言い換えられるでしょう。弱みを誠実に答えつつ、ネガティブな印象で終わらせないことが大切です。
弱みだけでなく努力点も述べる
ただ弱みを答えるだけでなく、解決策や努力点も述べ、あなたの成長意欲をアピールしましょう。解決策や努力点はできるだけ具体的に伝え、気合や根性で弱みを乗り越えようとしているという印象を与えないことが大切です。
「弱みはありません」と答えるのはNG
弱みがないと答えるのは避けましょう。人は強みと弱みの両方を兼ね備えています。
「弱みはありません」という回答は、傲慢で自己分析が足りないという印象を与える可能性も。また、「弱みを改善する意欲がない」と判断されてしまう恐れもあります。強みをアピールするだけでなく、弱みも誠実に答えましょう。
基本的なビジネスマナーに反する弱みの回答は避ける
「時間にルーズ」や「約束を守れない」など、基本的なビジネスマナーに反する回答は避けましょう。将来一緒に仕事をするかもしれない面接官に不安を与えてしまう恐れがあります。面接時には社会人としてのマナーも評価されていることを意識して答えましょう。
面接時のマナーについては「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」で解説しています。
社会的なマイナスイメージがある回答は避ける
「ギャンブルにはまりがち」「アルコールを摂りすぎる」などの、社会的にマイナスイメージがある回答は避けましょう。このような回答をすると、「トラブルを起こすのではないか」「きちんと働けるのか」といった懸念を抱かれる可能性もあります。そのため、すでに改善した後であっても回答を避けるのが無難です。
強み・弱みの回答例
自分の強み・弱みを見つけたら、面接でどのように伝えられるかを考えましょう。先述したポイントを踏まえて作成してみてください。
以下で、強みと弱みそれぞれの回答例をご紹介します。
強みの回答例
「私の強みは行動力です。興味のあることや一度決定したことはすぐに取り組みます。
大学時代には、ずっと関心のあった一人での世界旅行に挑戦しました。旅行中さまざまなトラブルが起こりましたが、その度に自分にとっての最善策が何かを考え、すぐに行動しました。それまでも行動力が自分の強みだと自負していましたが、この経験で、自分の能力を考慮に入れつつ次の行動を選ぶ力が養われたと感じています。
この業界は未経験ですが、今出せる自分のベストを常に意識しながら、日々成長のために行動していきたいと考えています」
結論から簡潔に答えよう
質問に答える際は、結論を簡潔に述べましょう。最初に強みを一言で答え、その後のエピソードで強みに注目してもらえるようにします。弱みの回答例
「私の弱みは衝動的なところです。行動力がある反面、計画を十分に練らずに即行動し、失敗してしまうこともありました。
現在は、自分の衝動的な部分を改善するため、二つの対策を講じています。一つは深呼吸です。焦りや衝動を抑えるために、何かに取り組み始める際にはまず深呼吸をするよう心がけています。
二つ目はメモの導入です。今後の計画や目標などを書き留め、行動に移す際に意識できるようにしています。
今後も二つの対策を続け、冷静さと熱意を兼ね備えた行動力を持つ人となれるよう努力します」
弱みを答えつつも、意欲や強みが伝わるように話そう
改善する意欲があることや、自分の強みの裏返しであることをアピールします。ポジティブな言い換えを取り入れつつ、具体的な改善策を伝えるのがポイントです。自分の強み・弱みを知る自己分析法
自分の強み・弱みを知る方法として、自己分析テストや他己分析が挙げられます。さまざまな角度から自分を振り返り、就活で活かせる強みを見つけましょう。
以下では、いくつかの自己分析方法をご紹介します。
自己分析テスト
自分の強みと弱みを知る方法の一つは、自己分析テストです。インターネット上のテストを受けると、その場で簡単に自己分析ができます。ただし、あくまで簡易的なテストであると捉え、結果を鵜呑みにせず自分で行う自己分析の参考にすると良いでしょう。
自己分析サイトの使い方については「自己分析サイトの正しい使い方は?自分を知って就職や転職を成功させよう」で解説しています。
マインドマップ
マインドマップを活用し、自分の強みと弱みを知ることもできます。マインドマップとは、一つのテーマを設定し、関連した出来事や自分の考えを目に見える形に書き起こす、思考の整理方法です。
紙とペンを用意し、趣味やアルバイト、将来の夢、好きなことといったテーマを決めます。テーマから連想できるキーワードを思いつく限り書き出しましょう。
たとえば、テーマを「好きなこと」とした場合、「読書」「旅行」「食べ歩き」などのキーワードを挙げることが可能です。次に、それぞれのキーワードから派生するものを書きます。「読書」からは「本屋」や「一人の時間」、「旅行」であれば「癒し」や「貯金が必要」など、どのような内容でも構いません。
そこから連想される自分の得意なことや好きなこと、反対に苦手なことや失敗したことなどを、思いつくままに書きましょう。過去と向き合って自分の考えや得意不得意を整理すると、自分の強みと弱みが見えてくるはずです。
他己分析
他己分析は、自分について他者からの視点で客観的に評価してもらう方法です。第三者による評価なので、自己分析では見つけられなかった強みが見つかる可能性があります。親や友人、先生など、できるだけ多くの人に分析してもらうのがおすすめです。
他己分析のやり方やメリットについては「他己分析とは?やり方や得られるメリットについて解説!」で詳しく解説しています。
就職エージェントに相談するのも一つの方法
自己分析のやり方が分からない場合は、就活エージェントに相談するのも一つの方法です。就活エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーと面談を行い、適性に合った求人を紹介してもらえるサービス。アドバイスを受けながら自己分析を行ったり、就職に関する悩みを相談したりできるので、就活の心強い見方となるでしょう。
就職・転職サービスのハタラクティブでは、求人紹介をはじめ自己分析のアドバイスや、面接対策を行っています。20代のフリーター・新卒・既卒・第二新卒に特化したサービスです。プロのキャリアアドバイザーが、一対一でカウンセリングを実施し、就職・転職活動を丁寧にサポートします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。