就活で後悔しないためには対策が重要!転職時の注意点なども解説

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この記事のまとめ

  • 就活で後悔し、短期間で離職する学生は多い
  • 就活で後悔する原因として挙げられるのは、企業とのミスマッチが多い
  • 就活で後悔しないためには、自己分析と企業研究を徹底することが大切

就活後に勤務地や年収などで後悔し、離職した方もいるでしょう。その他にも「妥協しなければよかった」「サボらなければよかった」と就活時代のことを後悔している方もいるかもしれません。今後の就活を成功させるためには行動と対策が重要です。このコラムでは就活で後悔しないためにすべきことや、実際に就活で後悔した事例を紹介。今後、転職先でも「思っていた会社と違った」とならないよう、しっかりと対策を行いましょう。

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就活で後悔して3年以内に離職した割合は30%超え

入社後に就活中とのギャップを感じ、退職する方も少なくありません。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、新卒入社した大学生の中で入社3年以内に離職した割合は30%を超えています。

卒業年度1年目の離職率2年目の離職率3年目の離職率
令和3年12.2%
令和2年10.6%11.2%
平成31年11.8%9.7%10.0%
平成30年11.6%11.3%8.3%

引用:厚生労働省「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況

また、卒業後3年を迎える平成31年度に就職した人のうち、新規高卒就職者が35.9%、新規大卒就職者は31.5%。下記は、業種別に3年以内の離職率をまとめたものです。

業種新規大卒就職者の離職率新規高卒就職者の離職率
建設業28.6%42.2%
製造業18.5%26.3%
電気・ガス・熱供給・水道業10.6%10.1%
情報通信業27.8%37.1%
運輸業、郵便業25.5%32.7%
卸売業28.0%38.3%
小売業36.1%47.6%
金融業、保険業25.1%29.5%
不動産業、物品賃貸業36.1%44.3%
学術研究、専門・技術サービス業32.5%36.3%
宿泊業、飲食サービス業49.7%60.6%
生活関連サービス業、娯楽業47.4%57.2%
教育、学習支援業45.5%53.5%
医療、福祉38.6%45.2%
複合サービス事業26.9%25.2%
サービス業(他に分類されないもの)35.6%39.6%

引用:厚生労働省「新規高卒就職者の産業分類別(大分類※1)就職後3年以内※2の離職率の推移」「新規大卒就職者の産業分類別(大分類※1)就職後3年以内※2の離職率の推移

宿泊・飲食業や生活関連・サービス業、教育・学習支援業において3年以内に離職した方が多いことがわかります。しかし、いずれの業界も大卒に比べると高卒者のほうが離職率は高め。
要因として考えられるのは、高卒者のほうが若く仕事に対しての知識が浅いためミスマッチが起こっているということ。高卒新卒の就活は大学の就活とは大きく異なるのも、原因のひとつかもしれません。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況

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入社後に後悔する原因

入社後、離職に至った原因や、離職にならずとも就職を後悔する原因として考えられるのが、企業とのミスマッチ。就職先を決めるときに待遇ばかりを重視していたり、イメージのみで業務内容について深く理解しないままだったりすると、就職を後悔する可能性は高まるでしょう。

給与や福利厚生など待遇面のみを重視していた

給与や福利厚生などの待遇面ばかりを重視し、会社の雰囲気や企業理念など理解しないまま就職して後悔する事例は多く見受けられます。働くうえで給与をはじめとする待遇は大事なポイントになりえるものの、社風や担当する業務そのものにも目を向けておきましょう

社風を知るには会社説明会に参加するほか、企業のホームページに掲載されている社員のインタビューをチェックするのがおすすめです。

業界や業務内容についての研究を怠った

業界や業務内容について、自分にあった仕事かどうかしっかりと確認せずに就活した場合、入社後にギャップを感じる可能性は高くなります。特に、「△△業界だからこういう感じだろう」「事務職だから△△だろう」といったイメージだけで就職を決めていると危険。業務内容は業界や職種が同じでも企業によって異なります。

入社後のギャップは早期退職に繋がり、結果的に就活を失敗し後悔する要因に。自分が就きたい業界とやりたい業務内容を整理し、希望に沿って企業選びをするとよいでしょう。

自己分析が甘かった

自己分析がきちんとできていない状態で就活した場合、希望していた業務内容と違う仕事に就く可能性が高まります。簡単な自己分析で「自分はコミュニケーション能力が高い」と判断して営業職に就職したものの、営業職に求められるコミュニケーションが身についておらず業務がつらくなることも。

自己分析では自分のやりたいことや将来のビジョン、自分の強みや就きたい業種を整理するだけではなく、苦手な分野や苦手な作業も洗い出しておくことが大切です。自己分析を行う際は他人の意見を聞き、第三者から見た姿も知っておくとよいでしょう。

やりたいことを明確にしていなかった

就活時にやりたい仕事が明確でなかった場合は入社後にモチベーションがあがりにくく、早期退職する傾向にあります。やりたいことがわからない場合は、選択肢を増やすためにもできるだけ多くの業界や業種を研究しましょう。

また、自分で解決ができない場合は周りに相談したり転職エージェントを利用したりするのも一つの手です。

書類の対策が足らなかった

応募書類は、企業側が求めている人材かどうかを確認する初めのステップです。働きたい企業が見つかっても応募書類の対策が不十分だと面接には進めないため「しっかりと対策しておけばよかった」と後悔する方も多くいます。

記載した内容は面接時に聞かれるケースが多いため、質問を想定して相違がないように作成しましょう。作成した後はわかりにくい箇所はないか、しっかりと強みや志望動機が定まっているかを第三者に確認してもらうのがおすすめです。

面接の対策が足らなかった

面接の対策が足らなかったことも就活を後悔する原因の一つに挙げられます。面接ではしっかりと受け答えができるか、的確に志望動機などを伝えられるかが重要なため、提出した書類の内容に沿って面接の練習をしておきましょう。

面接練習について知りたい方は「面接練習のやり方を解説!よく聞かれる質問や一人で行う方法は?」のコラムもご覧ください。

就活で後悔しないために!注意すべき5つのポイント

就活で後悔しないためにも、前述した「後悔する要因」を払拭できる対策が必要です。有意義な就活をし、内定がもらえるよう事前に分析や対策を行いましょう。

1.自己分析をしっかり行い自分のやりたいことを明確にする

就活において自己分析は重要な作業です。自分自身の強みや好きなことを理解し、どのような業界や業種に興味があるのか、やりたい仕事は何かを明確にしておきましょう。

自己分析の方法を知りたい方は「自己分析の方法をご紹介!就活や転職に役立てよう」のコラムも参考にしてください。

5年後、10年後の自分のビジョンを描く

面接で将来のビジョンについて聞かれる可能性があるだけでなく、自分の目指す将来像を明らかにすることで「どんな企業を選べばいいのか」「どんなスキルが身につく仕事を選べばいいのか」が分かります。将来のビジョンを明確にすることで就活における軸ができ、自分にあった企業選びができるでしょう。

就活における軸が定まらず、悩んでいる方は「就活の軸の決め方を解説!考え方や答え方の例文を確認しよう」のコラムもご覧ください。

2.企業研究を徹底する

就活で後悔しないようにするためには、イメージで企業を選ばないことが大切。十分に研究を行い、「企業がどのような人材を求めているのか」「企業理念は何か」などを確認しましょう。特に、求めている人材を把握できていないと入社後にギャップを感じる可能性が高くなるので注意が必要です。
企業理念や事業内容などの企業研究をすることで志望動機が明確になり、エントリーシートや面接にも活かせます。

企業研究について情報の集め方や転職を成功させるためのポイントを知りたい方は「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムもご覧ください。

可能ならOB・OG訪問を実施する

企業理念や業務内容はインターネットでも把握できますが、実情は実際に働いた人にしかわかりません。そのため、OB・OGを訪問し、社内の雰囲気や仕事内容などを聞いておきましょう。前もって実情を知っておくことで入社後の相違を無くせます。

OB・OGは忙しいなかで時間を割いてくれるため、事前に質問内容をまとめておくなど無駄な時間にならないよう準備し、後日お礼のメールや手紙を送りましょう。

3.大手企業以外の会社説明会にも積極的に参加する

大手企業のネームバリューは大きいですが、そればかりに着目をしていると就活の目的や将来の目標なども見失いかねません。大手企業だけではなく、中小企業の会社説明会にも参加することが重要です。

大企業と中小企業では仕事の進め方や担当する範囲などが異なります。自分が目指すキャリアは大企業と中小企業のどちらで実現しやすいのか、社風は合っているのかなどを深掘りして最適な企業を見付けましょう
違いについては「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」のコラムでもご確認いただけます。

4.応募書類の対策をしておく

応募書類は企業が最初に目にする応募者の情報です。そもそも雑な字で書かれていたり汚れがあったりすると、マイナスな印象が強まるため書類選考を突破できないでしょう。

また、どれだけきれいで丁寧に書かれていても、内容がいまいちなら面接には呼ばれません。志望動機や自己PRは根拠のある内容になっているか、空欄がないかなど、「履歴書に「特になし」と書くのはNG?印象の良い書き方を解説」を参考に確認しましょう。

忘れやすいのが書類のコピー。面接は応募書類の内容をもとに進められるため、面接時の回答と相違がないようにしておく必要があります。書類提出後に内容を確認できるよう、必ずコピーを取っておきましょう。

5.面接の対策をしておく

面接での印象や受け答えにマイナスポイントがある場合、結果に影響する可能性が高まります。前もって面接用に回答を考えたり、練習をしたりなどの対策をしておきましょう。面接では対策をしている方としていない方の差が明確になるため、経験を積んでおくことが内定を貰いやすくするコツです。

後悔しない就活を実現するために

「面接のアドバイスをしてくれる人がいない」「自己分析のやり方がわからない」といった場合には就職エージェントを活用するのも1つの手です。

ハタラクティブは若年層に特化した就職支援サービスを展開しており、書類添削や面接対策など、就活をトータルでサポートしています。
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就活で後悔しないための対策についてのQ&A

就活の後悔しないための対策について、よくある疑問をQ&A方式で解決していきます。

給与や福利厚生などの待遇面は重要視しない方がよいですか?

待遇面のみ重要視すると、就活したことを後悔する可能性があります。
給与も働くうえで大切な条件ですが、会社の雰囲気や企業理念、労働環境などが自分に合っているかを確認しましょう。明らかに条件が悪い場合は別ですが、待遇は変化する可能性があるので変化しないであろう社風や企業理念を重視するのがおすすめ。
就職してから「思っていた会社と違う」とギャップが生まれないよう、企業研究をしっかりと行うことが重要です。

必ず大手企業に就職したいです。どうすればよいですか?

大手企業のネームバリューばかりに着目をしていると、働くうえで大切な企業の社風や企業理念を見失いかねません。
自分がやりたい仕事はどのような内容か、社風は合うかなどを考慮して企業を選ぶのがおすすめ。まずは、なぜ「絶対に大手がいいのか」の理由を明らかにしてみましょう。「大企業病とは?就活で気をつけるポイントと就職・転職先の選び方」のコラムもご覧ください。

自己分析がうまく進められず、やりたいことが見つかりません。

「分析」とつくので難しく捉えてしまいがちなら、まずは自分の経歴や経験を書き出してみましょう。
小学校から現在に至るまでの大きな出来事や印象的だった経験を書き出し、「なぜ印象に残っているのか」「自分は何を行ったのか」「経験して何を感じたのか」と共通の内容で深堀していくことで、出来事に対する共通点が見つかるでしょう。「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本的なやり方をご紹介」でも、自己分析の目的や方法についてまとめています。

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