ちょっと気になる海外の就職事情とは?日本との違いを解説

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頑張って面接に行っても、なかなか出ない内定。気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。しかし外国からみた日本の就職事情は案外悪くないものなのです。お隣の国、韓国とアメリカの就職の実態と日本を比較しました。

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韓国の就職事情は

日本に一番近い外国といえば韓国です。身近な国であり、旅行などで訪れた人もいるのではないでしょうか。韓国は距離的に近いだけでなく、就職活動の方法も日本と多くの共通点があります。

韓国の会社の採用方法は日本と同じで、新卒採用に重きを置いています。そのため、学生は最終学年の年の9月頃から一斉に就職活動に突入します。しかし、内定率は日本よりはるかに低いです。
大学を卒業してから1年以内で正社員の内定に至らない確率は2010年度ではほぼ半数にまでのぼっています。その新卒者は正社員以外の雇用形態で仕事をしているという統計結果があります。大学新卒者のこの数値だけみても、日本の正社員の新卒内定率より低いことをあらわしています。

韓国資本の会社は日本資本の会社よりも絶対数が少ないのに加えて、韓国の大学進学率が先進国の中でも高いです。新卒で一斉に同じ時期に採用活動に入るため、内定率が低くなる傾向があります。
さらに韓国の会社は10大財閥といわれる財閥系の会社で韓国経済をほぼ牽引しています。その財閥系に入る新卒者が内定に至る倍率は数百倍にもなります。このことから考えると、韓国の新卒者の就職事情は大変厳しいといえるでしょう。
財閥系の会社に入ることを家族から期待されている人も多いので、プレッシャーも感じるでしょうし、財閥系以外の会社には興味がないという考えの人も少なくありません。そのため、就職先を選んでいるという事情もあるようで、卒業しても希望が叶わなければすぐに就職しないという学生もいます。
外資系企業も数多く進出していますが、採用人数、規模共に日本よりも少ないので、採用人数に限りがあることも内定がなかなか出ない要因である可能性が高いです。

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アメリカの就職事情は

アメリカの新卒の就職事情は日本と大きく異なります。就職活動が年に一度ではないからです。
その理由としては、大学の場合、公立や州立、私立の大学を含め、大学によって卒業する時期が異なるからです。
多くの大学はクオーター制といって、1年を3ヶ月毎に区切ります。1年に4回卒業できる機会があります。セメスター制では1年を春学期、秋学期の2つに分け、1年に2回卒業式があります。他にも1年を4ヶ月毎に区切るトライメスター制を導入している大学もあります。

自分のペースで単位を取得し、卒業するのに必要な単位をすべて完了した学期で卒業していきます。卒業するタイミングは通年であり、卒業する年齢も様々です。単位さえ取得して卒業すれば20歳でも大学の新卒となります。
アメリカは新卒採用にそれほど重きを置いていません。採用は必要なときに応募者を募ります。欠員が出た時点で経験者向け、未経験者向けの仕事がありますので、新卒者、既卒者関係なくその仕事に応募することができます。大学在学時から企業内でインターンをしている学生も多く、学生から仕事をしている人も少なくありません。採用企業にもよりますが、そのインターン過程がそのまま内定に繋がることもあります。
決まった時期に新卒学生が一斉に就職活動を行うという文化ではありませんので、就職の自由度が高い反面、自分で考えて早い段階から動かなければ学校を卒業したとしても、すぐに就職という環境ではないのです。

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