きつい・汚い・危険の「3K」って、どんな仕事?

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2017/10/19

【このページのまとめ】

  • ・「3K」は、「きつい・汚い・危険」の略で、主に肉体労働を指した用語
    ・IT業界を表す「新3K」や、看護師の労働環境を指す「9K」などの派生もある
    ・介護、清掃、建築などは3Kとされているが、魅力ややりがいもある
    ・先入観に囚われず、自分の適性に合った業界や企業を見つけよう
    ・仕事探しには、企業研究や自己分析をしっかり行うことが大切

厳しい労働環境を指す用語「3K」。
3Kに該当する職業は敬遠されがちですが、本当にそれだけなのでしょうか?
今回は、3Kの意味や該当するとされる職業、やりがいや魅力などを詳しく解説します。


◆3Kとは?

労働における「3K」とは、どのような事柄を指すのでしょう。
以下、職業ごとに分けて紹介しています。

・ブルーカラー

ブルーカラーは、青い襟の作業着・制服から由来しています。
土木・建築系や、メカニックエンジニア、警備などの、現業系・技能系の職業を指す言葉です。
ブルーカラーの業界は、労働環境が「きつい」「汚い」「危険」である傾向にあり、これらの頭文字をとって「3K」としています。

・ホワイトカラー

ホワイトカラーは、白い襟のYシャツを着用する頭脳労働のことを指します。
含まれる主な職業は、IT系、事務職、管理職などです。
3Kは肉体労働を主とする職場のイメージとして用いられていましたが、これまで3Kとされていなかった職業も、残業の多さなどの過酷な労働環境が取り沙汰されるようになり、「きつい」「帰れない」「厳しい」など、「新3K」として定義されるようになりました。
なお、新3Kの内容は、職場によってさまざまです。

・看護師

看護師の労働環境は、「休暇がない」「規則が厳しい」「給料が安い」などを含めた6つの項目が従来の3Kに追加され、「9K」と言われています。
これは1992年に日本医労連(日本医療労働組合連合会)が「ナース・ウェーブ行動」によって上記のように訴えたことから浸透し、当時の流行語大賞の表現部門で銀賞を受賞するまでに至りました。

「3K」は、人手不足の問題が深刻化し、外国人労働者が急増した1990年に登場し、流行語となりました。
そのような背景と、上記のような状況も踏まえると、3Kは過酷な労働環境を指していることがわかります。

◆3Kとよばれている業界

下記で紹介する業界は、一般的に3Kと呼ばれています。

【介護業界】

一人での日常生活が困難な高齢の方を、在宅介護や施設介護でサポートしています。
代表的なサービス形態は、以下のとおりです。

・訪問介護
高齢の方の自宅を訪問し、入浴や食事のお手伝い(身体介護)や、家事やお買い物の代行(生活援助)を行います。

・デイサービス
利用者の方が施設に通い、機能訓練やレクリエーションなどに参加して一日を過ごす日帰りのサービスです。
施設によっては、機能訓練のみに特化した短時間のサービスも行っています。

・有料老人ホーム
施設に入居している高齢の方に、排泄や入浴、食事などの生活全般のお手伝いや、レクリエーションやイベントの開催などのサービスを行っています。

・介護老人保健施設
治療を終えて回復期に入った高齢の方が、不安なくご自宅に復帰できるように、一時的に入居するリハビリ中心の施設です。
病院と併設する施設には、医師や看護師が配置されており、医療体制が整っています。

・グループホーム
認知症の方がおよそ10名ほどの少人数で共同生活をする小規模な施設です。
自立支援と認知症の緩和の観点から、全てをお手伝いするのではなく、家事などを職員と入居者の方が共同で行い、一人では難しいことはお手伝いするスタイルとなります。

介護のお仕事は、利用者の方と信頼関係を築いたり、利用者や家族の方に感謝されたりというところにやりがいを感じている方が多いようです。
高齢の方と接するのが好きだったり、人のお世話をするのが好きだったりする方に向いている職業といえるでしょう。

【建設業界】

建設業界は、28種もの業種に分かれており、バリエーションが豊富です。
以下、その中の一部を紹介します。

・土木工事業
木工やとびなどのさまざまな専門工事業と協力し、主にトンネル、ダム、道路、橋などの建築に関わります。

・とび・土工工事業
足場組立、コンクリートによる工作物の増築、杭打ちなどを行う業種です。

・建築一式工事業
建築物を建築する際、企画、指導、調整を行います。
総合的なマネジメントを行う元請けの立場であり、建築は下請けの専門工事業者が行う形式です。

・大工工事業
木材の加工や取り付けにより、工作物の築造または木製設備の設置を行います。

ものづくり携わる職業の一つであり、時代に合わせてさまざまな工夫が要求されます。
自分が関わった建築物が形や記録となって残ることに楽しみを見出している方が多いようです。

【清掃業界】

一口に清掃業界といっても、さまざまな分野に分かれています。

・ハウスクリーニング
お客様の自宅を訪問し、電化製品や家具、水まわり、キッチン、お部屋などをお掃除し、快適に暮らせるようにサポートする業務です。
ただ掃除をするだけでなく、清潔な状態の維持も目的としています。

・ビルクリーニング
オフィスビルやデパート、スーパー、学校、駅など、公共的に利用される建築物の清掃を主に行います。

・病院清掃
病院の清掃を専門的に行う業務です。
施設の特性上、通常の建築物よりも衛生管理を求められるため、掃除の際は消毒や感染予防を徹底して行います。

・特殊清掃
一人暮らしで亡くなった方のお部屋を清掃するお仕事です。
死後数日経っているお部屋を訪問することが多いため、室内の消毒や状態の回復が主な目的となっています。

お客様から感謝されるだけでなく、働きながら清掃に関する知識や技術を身につけられるため、自分自身の生活にもプラスになるお仕事といっていいでしょう。

3Kと一括りにされている職業でも、大変なだけでなく魅力も多くあります。
また、近年は職員のワークライフバランスに配慮し、休暇を取りやすくする、短時間勤務を取り入れる、福利厚生を充実させるなど、労働環境の改善を図っている企業も増えてきているようです。

◆長く働ける会社を選ぶには

先述したように、3Kと言われている業界でも、働きやすい環境を整える取り組みを行っている企業もあるため、先入観を持たずに仕事を選ぶことが大切です。
また、自分に合っていない仕事を選んでしまうと「きつい」と感じることもあります。
自分の適性をしっかり把握し、希望する企業や業界の研究を十分に行いましょう。
的確な自己分析を行いたい方は、エージェントを活用し、第三者の目線を取り入れてみるのもおすすめです。
ハタラクティブでは、専属のアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行っていますので、自分でも気がつかなかった適性を知ることができます。
また、求人情報は実際に取材したものだけを紹介しているため、詳しい仕事内容や職場の雰囲気を掴むことが可能です。
自己分析に自信がない、自分の適性がわからないとお悩みの方は、ぜひ一度ハタラクティブにご相談ください。

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