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職場に馴染めないと感じる理由と特徴!気にしないで割り切るのもあり?
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この記事のまとめ
- 職場に馴染めない理由の一つには、自ら挨拶や会話をしていないことが挙げられる
- 職場に馴染めない人は自分にも相手にも厳しい特徴がある
- 就職や転職をしたときは、新しい職場の習慣やルールに従おう
- 自分から挨拶することや、同僚の顔と名前を早く覚えることなどが職場に馴染むコツ
- できる限りのことをしてもなかなか職場に馴染めない場合、転職を検討するのも手
「職場になかなか馴染めない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。入社して数年経っても職場に馴染めないと感じる場合は、日ごろの何気ない言動を見つめ直してみましょう。このコラムでは、職場に馴染めない理由と特徴を解説。新しい勤め先での注意点や会社に馴染むための方法などを紹介しています。職場でより良い人間関係を築きたい方は参考にしてみてください。
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職場に馴染めない7つの主な理由
職場で「馴染めない」と感じるのは、多くの人が抱える共通の悩みでしょう。1日の大半を過ごす職場で、快適に働けることは非常に重要です。しかし、現実には多様な理由から、職場に馴染めないと感じることもあります。
以下では、職場に馴染めない主な7つの理由を紹介。仕事の内容、人間関係、社風など、どの要素が自分にとっての課題なのかを把握することで、職場にうまく適応するためのヒントが得られるでしょう。
新しい環境へ順応している途中である
入社して数ヶ月は誰でも職場に馴染むのが難しいものです。また、同期と打ち解けられずに焦ることもあるかもしれませんが、まずは仕事に慣れることを優先しましょう。環境に慣れるにつれて、自然と職場に馴染んでいけるでしょう。
コミュニケーションのスタイルが合わない
上司や先輩、同僚とのコミュニケーションスタイルが合わないと、人間関係がぎくしゃくしてしまうことがあります。たとえば、自分は論理的に話したいのに相手が感情的に話す、自分はプライベートの話を避けたいのに相手が頻繁にプライベートな話題を持ち出すといった状況です。相手に悪気がないと分かっていても、違和感や抵抗感を抱くことがあるでしょう。このようなコミュニケーションのズレが、職場に馴染めない一因となることがあります。
自ら挨拶や会話をしていない
職場に馴染めない理由として、自分自身が積極的に挨拶や会話をしていないことが考えられます。たとえば、「挨拶をする」「質問や相談をする」「雑談を持ちかける」といった基本的なコミュニケーションを自ら取ろうとしていない場合、周囲の人との距離が縮まりにくくなります。
また、笑顔が少ない、感謝の言葉がないといった態度が続くと、周囲から「とっつきにくい」と思われてしまう可能性も。その結果、自分から話しかけてもらえる機会が減り、疎外感や孤独感を感じることにもつながるでしょう。
社風や企業文化が自分に合わない
職場に馴染めない理由として、社風や企業文化の違いが挙げられます。たとえば、前の職場では管理職が細かく指示を出し進捗をチェックしていたのに、今の職場では個々の判断に任されるという場合、前のほうが良かったと感じる人もいれば、今のほうが自由で良いと感じる人もいるでしょう。
また、イベントを重視する社風だと、仕事とプライベートをきっちり分けたいと考える人には、イベント参加のプレッシャーが負担になることも。このように、会社の文化や方針が自分の価値観と合わないと感じることが、職場に馴染めない原因となることがあります。
仕事にやりがいを感じられない
職場に馴染めないと感じるのは、実は仕事そのものに不満や物足りなさを感じているからかもしれません。たとえば、「もっとやりがいのある役割を任されたい」「努力しても評価されない」「単調な作業の繰り返しで成長を実感できない」「この仕事に将来性を感じられない」といった思いがあると、仕事への意欲が低下し、職場への愛着も薄れてしまいます。やりがいや達成感を得られない仕事に従事していると、どれだけ周囲と良好な関係を築いても職場に馴染めていないと感じることがあるでしょう。
仕事に責任感がもてない
仕事に対する責任感が薄いと、周りからの信頼を得ることは難しくなります。責任を持って取り組んでいない姿勢は、業務の進行だけでなく、職場での人間関係にも悪影響を及ぼすことも。たとえば、約束した締め切りを守らなかったり、業務のミスを他人に押し付けたりするような態度は、同僚や上司からの信用を失う原因になるでしょう。結果として、職場で孤立感を抱き、馴染めないと感じることが増えてしまう可能性があります。
仕事に責任感を持つことのメリットについて「仕事の責任とは?重いと感じる場合の対処法と当事者意識の大切さを解説!」のコラムで紹介しているので、気になる方はこちらも参考にしてみてください。
悪口や噂話をしてしまう
たとえ軽い気持ちであっても、悪口や噂話は職場の雰囲気を悪くし、周囲からの信頼を失う原因になります。こうしたネガティブな話題は人間関係に亀裂を生むだけでなく、自分自身の評判も下げてしまうことも。職場ではできるだけポジティブなコミュニケーションを心掛け、悪口や噂話は控えるようにしましょう。
無理に馴染まなくても良い?
職場に馴染むのが難しい場合、無理に周りに合わせる必要はありません。自分のペースで仕事を進めることで、以下のようなメリットが得られます。
- ・人間関係のトラブルを避けられる
- ・仕事とプライベートを切り分けられる
- ・ストレスが軽減される
無理に職場に馴染もうとせず、自分のペースを大切にすることも、長く働き続けるための一つの方法です。自分に合ったスタイルで、心地よく仕事を続ける道を選びましょう。
なかなか職場に馴染めない人にみられる特徴
以下では、なかなか職場に馴染めない人にみられる特徴を4つご紹介します。自分に当てはまる特徴があるかチェックしてみましょう。なお、以下の特徴に当てはまっている人が必ずしも職場に馴染めていないわけではないので、あくまで参考としてお考えください。
人見知りで自分から話しかけるのが苦手
なかなか職場に馴染めない人にみられる特徴の一つは、人見知りで自分から話しかけるのが苦手なことです。初対面の人と接する際に緊張してしまったり、雑談が苦手だったりすると、自然と周囲との距離が生まれやすくなります。職場の同僚と親しくなる機会があっても話しかけられず、孤立感を感じることもあるでしょう。また、周囲からは「話しかけにくい」と思われてしまう場合もあり、コミュニケーションの機会がさらに減少してしまうことが考えられます。
こだわりが強過ぎる
自分のこだわりが強過ぎることも、特徴の一つに挙げられます。完璧を求めるあまり、ほかの人のやり方や意見を受け入れにくくなると、周囲との協調が難しくなることがあるでしょう。
たとえば、仕事の進め方に独自のこだわりがあり、ほかの人と違うアプローチを貫こうとすると、チーム内での摩擦が生じる可能性があります。こだわりがあること自体は悪いことではありませんが、ときには柔軟に他人の意見を受け入れる姿勢も必要でしょう。
自分にも相手にも厳しい
自分に厳しい姿勢は良いことですが、それを他人にも求めると、職場での人間関係がぎくしゃくすることがあります。特に、仕事に慣れていない時期には、頑張り過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、職場での休憩時間や雑談の際にはリラックスし、周囲と和やかに接することが大切です。相手に対しても少し寛容になり、リラックスした雰囲気を保つことで、自然と職場に馴染みやすくなるでしょう。
チームプレーが苦手
チームプレーが苦手なことも、なかなか職場に馴染めない人にみられる特徴です。職場で求められる報告・連絡・相談(ホウレンソウ)や、期限を守ることが苦手であることで、周囲に迷惑をかけることがあります。また、感謝の気持ちや謝罪の言葉を伝えない場合、同僚から「一緒に仕事をしたくない」と思われてしまうことも。こうした行動が続くと、自然とチームプレーが苦手という印象を持たれ、職場での人間関係が悪化し、馴染むのが難しくなる可能性があります。
職場に馴染むために転職先で気を付けたいこと
就職・転職先が決まり、新しい職場になったときは、以下の2つに気を付けましょう。
最初から親しげに接し過ぎない
どんなに職場の雰囲気が和やかであっても、初日からいきなりフランクに接するのは避けましょう。敬語や挨拶といった基本的なマナーを守りながら、少しずつ関係を築いていくことが大切です。適度な距離感を保ちつつ、職場の文化や人間関係を観察し、徐々に馴染んでいく姿勢が好印象につながります。
「社会人に必要なコミュニケーション能力は?苦手な方の向上ポイントを解説!」では、仕事に必要なコミュニケーションを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
職場のルールや慣習に従う
会社によっては定期的な掃除や行事への参加など、独自の習慣やルールが存在します。これらに対して「前の会社とは違う」と不満をいうのではなく、新しい職場のルールに素直に従う姿勢を持ちましょう。柔軟に対応することで、会社の一員として受け入れられやすくなり、職場に馴染むための大切な一歩となります。
職場に馴染めない…孤立を乗り越えるための対処法
職場に馴染むコツとして、以下のような方法が挙げられます。職場に馴染めないことにお悩みの方は、できることから1つずつ実践してみましょう。
上司や同僚の名前と顔を覚える
上司や同僚の名前と顔を早めに覚えることは、職場に馴染むための重要なステップです。特に最初のうちは座席表を活用して、名前と顔を一致させると効果的。挨拶や質問の際に名前で呼びかけることで、相手との距離が縮まり、コミュニケーションがスムーズになります。積極的に顔と名前を覚え、職場での信頼関係を築きましょう。
「転職先での挨拶のポイント」では、転職先で好印象を与えやすい挨拶の仕方について解説しているので、参考にしてみてください。
積極的にコミュニケーションを図る
職場に馴染むためには、積極的にコミュニケーションを図ることが大切です。もし同僚や先輩が自分に話しかけてくれないと感じたら、思い切って自分から声をかけてみましょう。基本的な挨拶から始めるのがポイントです。はっきりとした声で挨拶をすることで、相手の印象に残りやすくなります。挨拶の後には、軽い話題を振って雑談につなげるのも効果的です。雑談が苦手な場合は、仕事に関する質問をするだけでもOK。質問を通じてやる気を見せることで、周囲との距離を縮め、職場に馴染んでいけるでしょう。
状況によっては必要に応じて距離を保つことも大切
職場でのコミュニケーションは大切ですが、状況によっては距離を保つことも重要です。無理に親しくなろうとせず、相手の性格や状況に応じて適度な距離を保ちましょう。特にプライベートな話題に関しては慎重に対応することで、健全な関係を築くことができます。
共通点がある人と関係を築く
職場に馴染むためには、自分と共通点がある人を探して関係を築くことが有効です。たとえば、「同時期に入社した人」や「出身校が同じ人」、「趣味が一致する人」など、共通のバックグラウンドや興味を持つ同僚を見つけましょう。社内イベントやサークル活動に参加するのも良い方法です。共通点がある人とつながることで一体感が生まれやすくなり、職場に馴染む手助けになるでしょう。
組織のルールには従う
職場に馴染むためには、自分に合わないと感じる組織のルールや文化も「一旦受け入れてみる」ことが重要です。たとえば、服装や身だしなみを職場に合わせたり、社内で使われる言葉や用語を覚えたりすることが考えられます。前職のやり方が優れていると感じても、批判せずにまずは現状に従う姿勢を持ちましょう。先入観や偏見を捨てて素直に受け入れることで、思いがけず馴染める可能性が広がります。
仕事を覚えて成果を出す
「仕事で成果を出す」ことは、そのまま「組織に貢献する」ことにつながります。これにより、周囲からの評価が高まり、自分自身も存在価値を感じ、職場での居心地が良くなるでしょう。そのためには、早期に仕事を覚え、成果を出す努力が必要です。具体的には、上司や先輩に積極的に質問し、同行や同席して実務を学び、資料を読み込んで知識を深めましょう。また、情報収集を行い、上司からフィードバックを受けることで、効率的に成長できます。
不明な点は早めに質問する
疑問点をそのままにしておくと、仕事のミスにつながりかねません。業務を円滑に進めるためには、分からないことは早めに質問することが大切です。そうすることで、正確な仕事ができるだけでなく、周囲との信頼関係を築くことにもつながります。上司や同僚に質問をすることで、コミュニケーションが深まり、職場に馴染む助けにもなるでしょう。
どうしても職場に馴染めない…異動や転職も検討しよう
職場に馴染むために努力をしても難しい場合、思い切って「部署異動を申し出る」や「転職を検討する」といった選択肢を考えることも有効です。自分に合った風土や価値観を持つ職場を、焦らず探してみましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。