新卒の給料ってズバリどのくらい？ボーナス事情にも言及

就活生にとって、新卒者の平均給料はどれくらいなのか気になるところでしょう。
企業により違いがあるのはもちろんのこと、性別や最終学歴によっても違いがあります。
そこで、具体的な数字や、天引き項目、控除などについて見ていきましょう。あなたが社会人になったときの生活イメージがつきやすくなるかもしれません。

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大学新卒者の平均給料はいくら？

就活生の多くは大学を卒業した後、親からの仕送りではなく自分が受け取る給料で生活していくことと思います。そんな方たちにとって、一体どれくらいの給料を手にすることができるのか、ということは非常に興味があるでしょう。
そこで、新生活のイメージを抱きやすいよう、新卒者の平均給料について具体的に見ていきたいと思います。

政府の調査発表によると、以下のような数字が報告されています。

「大学新卒者の平均初任給」
男性：大学卒　205.9千円　　高卒　163.5千円
女性：大学卒　200.0千円　　高卒　157.2千円

参照元
厚生労働省
「平成28年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況」

この数字を多いと感じるか少ないと感じるかは、人それぞれでしょう。しかし、一点気をつけてほしいのが、この金額は手取りの合計ではない、ということです。
実際に手にする金額は、求人票に提示したあるものよりも少ないはずです。この理由について、次の項目でみていきましょう。

手取り額が予想よりも少ないのはなぜ？

お給料を楽しみにして、求人票に提示されていた金額で事前に計算した人もいるでしょう。しかし、ほとんどの方がその額よりも少ないと思われます。

その理由は総支給額から、社会保険料、雇用保険料、厚生年金、住民税などの項目分が引かれているからです。この他にも、制服支給や積立金徴収などがある人もいます。これらが全て引かれた後の金額が、手取り給料として支給されるのです。

では、夏のボーナスならば期待できるかと言えば、残念ながらそうでもありません。通常、夏のボーナスは、12～5月までの労働に対する特別報酬です。4月入社の新卒者は、特別報酬に値する実績を挙げていないのが実状のため、ほとんど支給されません。しかし、6～11月の間しっかりと頑張ることで、冬のボーナスに期待が持てるでしょう。

将来的にパートナーや子供を扶養するようになった場合や、同居している家族を扶養に入れた場合は、扶養手当支給や扶養控除が適用されることがあります。その場合は減額幅が小さくなるでしょう。

給料が低かったら転職を考えるべき？

お金はとても大切ですが、給料以外の項目にも目を向けたほうがいいと思われます。なぜなら、福利厚生がしっかりしている場合、総合的に見て給料の少なさを補えることもあるからです。

また、職場環境や教育環境の良さはお金では変えられない貴重なものです。思いつきで離職するのはお勧めしません。新卒時は給与が思うように貰えなくても、これからのステップアップとともに昇給があるでしょう。

けれども、スキルアップが臨めない、職場環境が良くない、体調を崩しそう、などどうしても不満があるときは転職するのも1つの手段です。もし、転職をされるのならば転職エージェント「ハタラクティブ」がおすすめ。きめ細やかにサポートして、ご満足していただけるよう努めます。

監修者：後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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• 国家資格中小企業診断士

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