今も続く学歴社会…高学歴は信用度が高めで就活に有利?

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この記事のまとめ

  • 就活時には、企業説明会や学閥、学校の知名度によって「学歴社会」を感じることがある
  • 有名大学卒という高学歴のメリットは、生涯高収入、就活に有利、社会的信用度が高いこと
  • 学歴が重視されるのは、20代前半の既卒や第二新卒まで
  • 20代後半からは学歴ではなく、経験や実績を見て即戦力となる人材が求められる
  • 学歴とは関係なく未知の業界にチャレンジしたい人は、ポテンシャル採用の枠がチャンス!

日本社会の中で未だに「学歴社会」という言葉は生き残っているのでしょうか?

実際には、幼少期からお受験を経験する子どもたちがいたり、大手企業に就職するために超有名大学へ入ったり…。人生の選択肢として、高学歴卒となる大学へ進むことを目標にしている人も、まだまだ多い傾向にあります。

しかし、学生で起業する若者やベンチャー企業への就職を望んでいる学生も多くなってきているようです。
ベンチャー企業では、学歴ではなく、経験や実績、個性などを重視した採用が目立ちます。また、求められる能力として、行動力、発想力、好奇心、チームワーク力、コミュ力、ポジティブ思考などが挙げられます。

ベンチャー企業が増えつつある日本で、今なお学歴社会が根付いている理由は何でしょうか?
この記事では、就活の中で感じている学歴社会について、さまざまな視点から探っていきたいと思います。

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◆就活で学歴社会を感じることはある?

就活時に学歴社会を感じるのは、いったいどんな場面でしょうか?

・企業説明会での学歴フィルター
・学校の知名度で採用の可否が决まる
・募集要項に「短大、大卒以上」といった制限がある
・学閥がある企業が存在する
・学校名を名乗る場面が多々ある
・初任給に差が出る
など

実際には、履歴書に「最終学歴」を記載しなくてはいけない時点で、学歴社会は終わっていないのではないか…という様子が伺えます。また、企業説明会のときにも、採用する企業側が学歴フィルターをかけて応募者を選別している場合もあるようです。

さらに、最終学歴が大学院卒、大卒、短大・専門学校卒、高卒などの差で、支払われる初任給に違いが生じます。企業によっては、4大卒でなければ採用基準に満たさないと決めているところも…。
学生時代も社会人になってからも、学歴社会があることを感じる人は多いと言えるでしょう。

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◆高学歴のメリットは何?

学歴が高いことによって自分にプラスになるメリットにはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

・生涯年収が高い傾向がある
・就活に有利
・アピール材料が多い
・優秀な人材とのネットワークを築きやすい
・社会的信用が得やすい
など

「高学歴=高収入」という印象が一番大きく感じられるメリットかもしれません。

しかし、大手企業へ就職できたとしても、決して一生安泰という保証がついてくるわけではありません。この世の中、どんなことが起こるのかは誰にもわからなものです。
ある日突然、「業界最大手の○○会社が倒産!?」という事態にもなりかねません。
そんな中でもなぜ学歴社会はなくならないのでしょうか…。

【学歴社会がなくならない理由とは】

学歴社会がなくならない理由の一つは、「信用度」です。

青春真っ只中の学生時代に、楽して入れる大学を志望するのではなく、合格の確証もない有名大学への受験を志し、勉学に励んできた月日は実績に等しいものがあります。
また、上を目指す姿勢や努力した経験は何にも代え難いものです。
学生時代の経験は、社会人になって発揮される能力でもあります。達成する力や努力する姿勢、簡単には辞めない忍耐力など、社会生活において必要なスキルばかりです。
そんな背景により、学歴を見て採用を決めてしまう企業も多いのかもしれません。

◆学歴を見られるのは20代前半まで

履歴書には、最終学歴を記載する必要があります。
新卒や第二新卒での就活は学歴の影響が大きいと感じることも多いでしょう。しかし、既卒や転職者にとっては、さほど大きな影響をおよぼさない場合もあるため注意が必要です。

その理由とはいったい何でしょうか?

【既卒や転職者は学歴の影響を受けにくい?】

超有名大学卒の場合は、いくつになっても高学歴のレッテルが貼られる場面をよく目にします。しかし、卒業後に就職をせずにフリーターやニートの生活を送っていた人が、「高学歴だから採用」と面接で即決されるわけではありません。

高学歴はあくまでも20代前半の時期にだけ特別扱いされるものだと言えます。20代後半にもなれば、社会人としての経験や能力、これまでの実績、資格の有無などを重視する企業が多いでしょう。

大企業の中には、学校別に分けてチームを組む学閥を実践している会社もあり、学歴社会に焦点をあてていない企業への就職を望んでいる若者もたくさんいます。

そんな人にピッタリなのは、学歴とは一切関係なく人材を見る「ポテンシャル採用」という採用方法です。
その逆として、経験者を募集する「即戦力キャリア採用」という枠があります。

この2つの採用方法の違いについて見ていきましょう。

【潜在能力を基準に可否を決める「ポテンシャル採用」】

ポテンシャル採用枠の募集では経験が問われないことが多いです。未経験者からの応募や経験が少ない人でも採用されやすい傾向にあり、今後のポテンシャルに期待されていると言えます。
そのため、一から未経験の人材に育て上げたいと、熱心に教育や研修を実施する企業もあります。

ポテンシャル採用の対象とされるのは、20代の第二新卒者がメイン。「違う業界で、心機一転がんばりたい」という未経験者からの応募が多く見られるのが特徴です。


【即戦力を基準に可否を決める「即戦力キャリア採用」】

即戦力を重視したキャリア採用枠の募集では、これまでの経験を活かして活躍できる人物が求められています。

即戦力キャリア採用の対象とされるのは、主に中途採用者がメイン。「経験や能力、資格を活かしたい」という経験者からの募集が多いのが特徴です。

◆学歴社会に左右されずに、自分の道を進みたいときは就職エージェントを利用しよう

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学歴に関係なく、能力を最大限に引き出せる企業と出会うことが就活成功と言えるかもしれません。
高学歴出身者の人は、卒業後の行動が就活に影響を及ぼしてしまう可能性があります。何もしない期間を作らないことが大切です。
経験と実績を積みながら、理想の就職を叶えてください。