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リクルーター面談とは?企業の目的と事前準備のポイントについてご紹介
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この記事のまとめ
- リクルーター面談とは、選考とは別にカフェなどで行われる面談のこと
- リクルーター面談は、企業が期待をする人物に対して個別に行われる
- 面談での主な質問は「学生時代に頑張ったこと」「志望動機・志望度」「逆質問」など
- 実質的には選考と変わらないため、企業研究や面接練習など事前準備をしっかりと行う
- リクルーター面談後は、当日もしくは翌日までにお礼のメールを送る
リクルーター面談とは、選考とは別に実施されるカジュアルな面接のこと。企業が優秀な学生を早期に見極めるための重要な選考プロセスです。そのため、学生側も選考という意識を持ち、事前にしっかりと準備をして臨む必要があります。このコラムでは、リクルーター面談における企業側の目的、質疑応答のポイント、マナーなどを詳しく紹介します。リクルーター面談の通過に向けて、ぜひ、お役立てください。
リクルーター面談とは?
リクルーター面談とは、本選考とは別に実施されるカジュアルな面談のことを指します。優秀な学生を早い時期から絞り込むために行われており、「懇親会」や「企業PR」と称し、カフェなどでリクルーターと学生が話をすることが多いようです。リクルーターからは「選考には一切関係ない」と言われることが多いようですが、実際は選考に関係する大事な面談と考えて良いでしょう。この面談はすべての就活生に実施されるのではなく、「入社後活躍してくれそうだ」「ぜひ本選考に進んでほしい」と企業が期待をする人に対して行われるものです。自社が求めている人物像に当てはまる、優秀な人材を確保したいという企業側の狙いがうかがえます。
リクルーターと呼ばれる社員は、採用担当以外の人物が担うことが多いようです。たとえば、面談に参加する学生と同じ大学のOB・OGの社員が行うといったケースが見られます。OB・OGということで、学生にとっては緊張が緩和されるかもしれませんが、先に述べたように選考の一環と考えるのが賢明です。自己PRや逆質問に対応できるように、前もってしっかり考えておきましょう。
なお、このリクルーター面談が行われるのは、金融業界や保険業界、インフラ業界に多いと言われています。リクルーター面談を複数回実施する企業もあるので、本選考の最終面接が終わるまでは気を緩めることなく臨んでください。
リクルーター面談が実施される時期
リクルーター面談が実施されるタイミングは、主に次のとおりです。
- ・ES提出後
・説明会後
・セミナー参加後
・懇親会後
・プレエントリー後
・インターン参加後
リクルーター面談に関する連絡は、メールや電話にて行われます。電話の場合、非通知でかかってくることもあるので、就活期の電話に対してはいつもきちんとした対応ができるように心がけておきましょう。
リクルーター面談で問われること
基本は通常の面接と同じことが質問されます。実質的には本選考と何ら変わらないため、しっかり準備をして面談に臨みましょう。質問の具体例としては、「学生時代に頑張ったこと」や「大学での勉強内容」「志望動機・志望度」「逆質問」などがあり、これらは本選考で聞かれる可能性の高いものばかりです。
また、企業によっては「うちの会社は第何志望ですか?」という質問をされることもあります。そこで「まだわかりません」などと答えてしまうと、次の段階に進めない可能性があるので、「第一志望です」と言い切るようにしましょう。その際、「第一志望」という根拠や積極的な姿勢を示すためにも、業界研究と企業研究をしっかりと行なっておくことが必要です。
志望度や内定状況を質問された際の理想的な回答については、「面接で内定を得やすい人の特徴は?他社の選考状況を聞かれた際の対応も解説」に詳しく記載されています。面接の前に目を通しておきましょう。
リクルーター面談を通過するには
リクルーター面談を通過するためには、事前の準備や心がまえが必須です。気をつけたいポイントを詳しくご紹介していきます。
事前に面接練習をしておく
エントリー前から早めに面接練習をしておくことが大切です。自己分析、業界研究、企業研究を行い、いつでも自己PRができるように準備しておきましょう。
逆質問対策を入念に
逆質問は、あらかじめ3~5つほど用意しておきましょう。ポイントは抽象的な質問を避けることです。ふんわりとした質問内容だと、企業研究がしっかりできていないと思われてしまいます。事前に会社のことを調べておかないとできないような具体的な質問を用意しておくことで、リクルーターに熱意をアピールできるでしょう。「逆質問とは?聞き方のポイントと有効的なアプローチ方法」に、逆質問に関する企業側の意図、好印象を与える逆質問について解説されています。良い例と悪い例も具体的に紹介されているので、ぜひお役立てください。
身だしなみも面接時と同じに
ラフな場所での面談とはいえ、身だしなみにもしっかりと気を使う必要があります。服装の指定がなければ、スーツを着用しましょう。髪型やメイクも華美にならないよう気をつけ、本選考の面接に臨むときと同様に清潔感を意識してください。
言葉遣いも気をつけよう
リクルーターは、若手社員や同大学のOB・OGなどが多い傾向にあります。そのため、親近感を覚えやすいでしょうが、フランクな言葉遣いは決してしないよう気をつけましょう。また、大事な話をされたときや自分が質問した際の返答には、しっかりと相槌をうったりメモを取ったりして話を聞くようにします。
お礼メールを送ろう
リクルーターは就活生のために面接を設け、時間を費やしています。そのことに対する感謝の気持ちを面談終了後にしっかりと伝えるようにしましょう。その場でお礼を述べるのはもちろんですが、当日もしくは翌日までに、お礼メールを送るのも良いでしょう。「面接後にメールは送るべき?書き方やマナーについて解説」に、お礼メールの書き方やマナー、注意点などが詳しく紹介されているので、そちらもご参照ください。
就職・転職活動では、エントリーシートや履歴書の準備に加え、面接における身だしなみや立ち居振る舞いなど、さまざまなことを気に掛ける必要があります。「ひとりで何もかも準備するのは不安」「自分では正解が分からない」とお悩みの方は、全面的にバックアップしてくれるエージェントを利用してみてはいかがでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。