公務員試験って難しいの?公務員と民間企業の違いや対策法をご紹介

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民間正社員か公務員か?二つの道はどう違う?

フリーターとして就職活動を考えている方の中には、民間企業の正社員か公務員かで悩んでいる方もいるかと思います。
正規雇用として考えた場合、この二つには大きな違いはありません。どちらも『期間の定めの無い雇用』ですから、フリーターと比較すると生活や社会的地位が向上する傾向にあるでしょう。
しかし、民間企業の正社員と公務員の間には大きな違いがあります。
それは採用に関することです。民間企業の正社員が、企業独自の採用形態をとるのに対し、公務員は自治体や職種にある程度の違いはあれ、共通した採用制度があります。

『公務員試験』は、区分が細かく分かれており、一般的な事務職だけでも『国家公務員1種』『国家公務員2種・地方上級』『国家公務員3種・地方初級』という難易度の違いがあるのです。
『国家公務員1種』試験は、中央省庁に勤務する官僚への登竜門となります。また、地方の各機関で若くして幹部を経験するという重要な職種です。
それだけに試験の難易度は最も高く、筆記試験の範囲も非常に広い傾向にあります。
また、『国家公務員2種・地方上級』は同じく中央省庁で働く職員や、地方都市の幹部候補となるための試験です。特に地方上級は、市役所や県庁、政令市といった機関が就職先になります。

試験内容は大きくわけて教養試験、専門試験、面接、場合によって論文試験が課されます。
国家公務員1種、2種試験と異なり、地方上級は自治体ごとに多少試験内容が異なることも特徴といえるでしょう。
民間企業の正社員との違いは、この大規模な筆記試験にあると言えます。民間企業でも筆記試験を課す場合はありますが、公務員試験のように規模が大きくボリュームのある試験を課すケースは少ないようです。

公務員試験はバブル崩壊後から徐々に人気を集めだし、2000年代初頭の就職氷河期には数十倍という高倍率が当たり前の難関になりました。
その後、多少倍率が落ち着いているものの、安定度の高い職業への資格試験として人気があることは変わりないようです。

フリーターが公務員試験突破を目指すには?

前述したように範囲も広く、難易度・倍率ともに高い公務員試験ですが、これを突破するためにはしっかり計画を立てることが大切です。
特に試験日程については注意が必要で、国家公務員の場合、試験日程は統一されているものの、地方行政職の場合は自治体によって試験日が異なります。国家公務員試験と地方公務員試験を併願することも可能ですので、まずはどこの自治体を受験するのかをしっかりと決めておきましょう。

次に筆記試験対策です。筆記試験は教養、専門という区分けがありますが、どちらも専用の勉強が必要な内容になっています。
特に教養試験の『数的推理』などは、鬼門となりやすい科目ですので、参考書や資格スクールを利用する方も多いようです。
専門試験については学生時代の学部と重複していればある程度理解が進みますが、ブランクがある場合は、こちらもスクールなどを利用する必要があるかもしれません。
公務員試験突破のための勉強期間は、数カ月から1年程度に及ぶことが多く、模擬試験等を通じて試験の傾向をつかんでいくことが大切です。さらには、小論文や面接の対策をする必要があります。

今回は主に公務員試験について触れましたが、安定して働くことができる制度が整った民間の企業もたくさんあります。
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