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公務員試験の対策は?概要や気をつけるポイントなどをご紹介
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この記事のまとめ
- 公務員試験の対策は共通した採用制度を知ることが第一歩
- 公務員試験には細かく区分があり難易度も違う
- 公務員試験の日程次第では、国家公務員と地方公務員の併願をすることもできる
- 公務員試験には対策の必要な筆記試験がある
- 筆記試験の対策には、数ヶ月から1年ほどの期間が必要
公務員試験の対策をしたいものの、何から初めていいか分からず困っている方もいるかもしれません。公務員には、民間企業と違い共通した採用制度があります。このコラムでは、民間企業の採用試験との違いに着目し、公務員試験の種類について解説。公務員試験突破のために必要な筆記試験の対策についても触れています。公務員への道を視野に入れている方は、ぜひ参考にしてください。
公務員試験の対策法を知りたい方へ
フリーターとして就職活動を考えている方の中には、民間企業の正社員か公務員かで悩んでいる方もいるかと思います。正規雇用として考えた場合、この2つには大きな違いはありません。どちらも「期間の定めの無い雇用」ですから、フリーターと比較すると生活や社会的地位が向上する傾向にあるでしょう。しかし、民間企業の正社員と公務員の間には大きな違いがあります。それは採用に関することです。民間企業の正社員が、企業独自の採用形態をとるのに対し、公務員には自治体や職種にある程度の違いはあるものの、共通した採用制度があります。
公務員試験の種類
公務員試験は、区分が細かく分かれており、一般的な事務職だけでも「国家公務員1種」「国家公務員2種・地方上級」「国家公務員3種・地方初級」という難易度の違いがあるのです。
国家公務員1種
「国家公務員1種」試験は、中央省庁に勤務する官僚への登竜門となります。また、地方の各機関で若くして幹部を経験するという重要な職種です。それだけに試験の難易度は最も高く、筆記試験の範囲も非常に広い傾向にあります。
国家公務員2種・地方上級
「国家公務員2種・地方上級」は同じく中央省庁で働く職員や、地方都市の幹部候補となるための試験です。特に地方上級は、市役所や県庁、政令市といった機関が就職先になります。試験内容は大きくわけて教養試験、専門試験、面接、場合によって論文試験が課されます。国家公務員1種、2種試験と異なり、地方上級は自治体ごとに多少試験内容が異なることも特徴といえるでしょう。
民間企業の正社員との違いは、この大規模な筆記試験にあるといえます。民間企業でも筆記試験を課す場合はありますが、公務員試験のように規模が大きくボリュームのある試験を課すケースは少ないようです。公務員試験の試験内容については「公務員になるのに学歴は必要?試験や給料は異なる?」でも解説してありますので、参考にしてください。
公務員試験はバブル崩壊後から徐々に人気を集めだし、2000年代初頭の就職氷河期には数十倍という高倍率が当たり前の難関になりました。その後、多少倍率が落ち着いているものの、安定度の高い職業への資格試験として人気があることは変わりないようです。
公務員試験突破のために必要な対策とは
前述したように範囲も広く、難易度・倍率ともに高い公務員試験。これを突破するためには、試験日程を把握し、筆記試験対策をすることが大切です。
試験日程を把握する
特に試験日程については注意が必要で、国家公務員の場合、試験日程は統一されているものの、地方行政職の場合は自治体によって試験日が異なります。国家公務員試験と地方公務員試験を併願することも可能ですので、まずはどこの自治体を受験するのかをしっかりと決めておきましょう。「フリーターから公務員になれる?勉強方法や注意点もあわせて紹介」のコラムでは、国家公務員と地方公務員の仕事内容がそれぞれ記載してあります。自分がどのような仕事をやりたいのかまだ決まっていないという方は参考にしてみてください。
筆記試験の対策をする
筆記試験は教養、専門という区分けがありますが、どちらも専用の勉強が必要な内容になっています。特に教養試験の「数的推理」などは、鬼門となりやすい科目ですので、試験対策本や資格スクールを利用する方も多いようです。専門試験については学生時代の学部と重複していればある程度理解が進みますが、ブランクがある場合は、こちらもスクールなどを利用する必要があるかもしれません。公務員試験突破のための勉強期間は、数ヶ月から1年程度に及ぶことが多く、模擬試験などを通じて試験の傾向をつかんでいくことが大切です。加えて、小論文や面接の対策をする必要があります。面接については「30歳以上で公務員試験への合格は可能!試験対策のポイントも解説」で紹介してありますので、ご覧になってみてください。
今回は主に公務員試験について触れましたが、安定して働くことができる制度が整った民間の企業もたくさんあります。これから就職活動を始めたいフリーターの方や、公務員か民間企業に就職するかで悩んでいる方は、就職支援サービスのハタラクティブにご相談ください。20代の就職・転職支援に特化したハタラクティブでは、社会人経験がなくても応募可能な求人をご紹介しているだけでなく、プロの就活アドバイザーがマンツーマンで就活に関するすべての流れをしっかりサポート。まずはお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。