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採用されやすくなる?2023年の転職市場とは
更新日
この記事のまとめ
- リーマンショックから長く買い手市場だった転職市場は、ここ数年で売り手市場へと転換
- 2023年の転職市場は求人数が豊富で、転職のチャンスも多いと予想されている
- 2023年の転職市場は人材不足の影響から、採用のハードルが下がっている
- 入社後も活躍できることを念頭に、自分に合った求人を探してみよう
2023年の転職市場について、気になる方もいるでしょう。2023年の転職市場は、コロナ禍を経てからの採用活動の活発化や求人数の増加などにより、転職がしやすい傾向にあります。また、業界のボーダレス化に伴い、異業種に挑戦するチャンスもあるようです。このコラムでは、2023年の転職市場の動向について詳しく解説。転職を検討している方に向けた内容となっているので、ぜひ今後の参考にしてください。
2023年の転職市場
2008年に起きた世界的金融危機(リーマン・ショック)をきっかけに、長らく買い手市場となっていた日本の転職市場ですが、数年前からの景気回復を受けて売り手市場に転向しているようです。
また、さまざまな業界がIT化を進めていることを受け、食品業界などでもエンジニアを募集するといった「業界のボーダレス化」が活発になっているのも特徴の1つ。これまでとは違う業界に挑戦することも可能なので、自分に合った求人を見つけやすいといえるでしょう。即戦力を求める求人や新規事業をスタートさせるための求人など、募集内容も豊富といえます。
しかし、求人数の状況は業界によって違うため、志望業界の動向を調べておく事が大切です。
転職市場の動向
2023年の転職市場全体の動向は、新型コロナウイルスの影響により一定期間採用活動を見送ってきた企業が採用を再開。求人数が求職数を上回り推移している状況です。これは、経験の有無を問わず幅広く人材を募集することで、人材を確実に確保しようという「リバウンド需要」の影響が背景にあります。
ただし、リバウンド需要に伴う採用は徐々に充足していくため、転職を考えている人は早めに転職活動を行いましょう。
就業スタイルの多様化
コロナ禍のリモートワークが急速に普及したことにより、就業スタイルは多様化しています。出勤することなく自宅で業務を完結させるフルリモート勤務や、出社と自宅勤務を併用するハイブリットワークを始める企業も。コミュニケーションがビデオ通話に限定されることで社内間の交流が滞ってしまう懸念もありますが、VRを利用したバーチャルルームでの会議などを行うことで、新たな働き方を提案する会社も存在するようです。
リモートワーカーに興味がある方は「未経験からリモートワークに挑戦できる?正社員を狙いやすい職種とは」のコラムでも詳しく解説しているのでご参考ください
就業環境の変化はメリットも多い
就業スタイルの多様化により、自ら就業環境を整えることができるようになりました。従業員は自分に合った働き方を選択できることで、ワークライフバランスを整えた働き方ができるだけでなく、就業意欲が増したり、パフォーマンスが向上したりするなど、企業側にもメリットをもたらしています。2023年の転職市場は売り手市場が続いている
2023年の転職市場は、求人数の増加によって転職しやすくなる可能性があるでしょう。厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について」のグラフによると、2022年から2023年の12月までは求人、求職及び求人倍率の推移は横ばいなものの、依然として売り手市場が続いていることが分かります。その理由は、2020年頃から新型コロナウイルスの影響で充足できなかった人材不足を解消しようと、企業側が求人数を増やしている傾向にあるためです。
また、将来を担う若手を育成しようと、未経験者を積極的に採用している企業も。採用意欲のある業界が増えていたり、賃金のベースアップを図る企業が増えていたりすることから、異業種からの転職の追い風にもなっています。「新しいことに挑戦したい」「収入アップを目指したい」という方には、転職のチャンスともいえるでしょう。
「経験はないものの異業種へ挑戦したい」と考えている方は「スキルなしでも転職できる?年代別のやるべきことや転職市場を詳しく解説!」のコラムもチェックしてみたください。
自分の能力に見合わない仕事を選ぶのは避けよう
売り手市場で転職に有利な状況だからといって、ネームバリューやイメージだけで転職先を決めるのはおすすめできません。「採用ハードルが下がっているなら、あの企業に挑戦しよう!」と考える人もいると思いますが、自分の実力よりレベルの高い企業に入ると、入社後に苦労してしまう可能性も。「現場で求められるスキルに追いつけなかった」「実力不足で周囲に迷惑をかけてしまった」などのミスマッチを招く大きな原因になります。無理して入社しても満足いく仕事ができなければ転職成功とはいえません。最悪の場合は、実力不足で早期離職につながる恐れもあります。
自分に合った仕事を見つけるには、企業研究を十分に行い、入社後に生き生きと働ける環境の職場を探すことが大切です。進みたい業界や就職先を明確化したい場合は「業界研究のやり方から情報収集の仕方・ノートのまとめ方まで徹底解説!」のコラムを参考にしてみてください。
参照元
厚生労働省
「一般職業紹介状況(令和5年12月分及び令和5年分)について
年齢がネックにならない
人材不足の影響から、充実したスキルや経験などを考慮し、幅広い年齢層を採用対象にするという企業が増えています。停滞してしまった業務を軌道に乗せるため、経験豊富な即戦力のある人材に仕事を任せたいという考えもあるようです。
そのため、2023年の転職市場はある程度の業務経験やスキルを持ち合わせている人にとって、有利に働くでしょう。
2023年の転職市場では就業者数も増加している
2023年の転職市場は、就業者数の増加がみられます。総務省統計局の労働力調査によると、2023年12月の就業者数は6754万人。前年同月に比べて38万人増加しており、これは17か月連続の増加です。要因として、女性の就業率が上昇していることが挙げられます。
上記の就業者数を男女別にみると、男性は3685万人で前年同月より6万人減少している一方、女性は3069万人で前年同月より44万人増加。就業者数は女性のほうが少ないものの、新たに就業した人は男性よりも大幅に増えていることが分かります。
参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)12月分結果
転職を考えているなら市場動向を把握しておこう
転職活動を有利に進めるなら、市場動向を把握し、転職のタイミングを見極めることが大切です。売り手市場や人手不足、業界のボーダレス化などの影響で転職市場が盛り上がっている今は転職のチャンス。求人数だけでなく種類も豊富で、未経験の業界や業種にも挑戦しやすい状況といえるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。