新入社員で会社を辞めたいときの対処法は?退職するメリット・デメリット

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【このページのまとめ】

  • ・新入社員が会社を辞めたい理由は「社風が合わない」「職場の人間関係が悪い」など
  • ・心身に支障をきたしているときは、新入社員でも会社を辞めた方が良い
  • ・新入社員の場合、第二新卒として転職活動できるのがメリット
  • ・新入社員で辞めたいと思った際、衝動的に退職すると後悔する場合がある
  • ・新入社員で転職活動する際は、辞めたい理由の検討や企業研究を十分に行おう

人間関係や仕事内容を理由に「新入社員だけど会社を辞めたい」と悩んでいる人もいるでしょう。早期離職は転職活動において不利になる場合がありますが、状況によっては早めに辞めた方が良いこともあります。
このコラムでは、新入社員で会社を辞めたいときの対処法や転職活動のコツなどを解説します。退職を視野に入れている新入社員の方は、ぜひ参考にしてください。

新入社員で会社を辞める人の割合

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」によると、中卒者は約6割、高卒者は約4割、大卒者は約3割の人が就職後3年以内の新入社員のうちに離職しています。学歴別の就職後3年以内の離職率は、以下のとおりです。

中卒者:59.8%
高卒者:39.5%
大卒者:32.8%

中卒・高卒・大卒の就職後3年以内の離職率は、ここ数年で大きな変動はないとされています。

参照元
厚生労働省
新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)

新入社員で退職する場合の影響や転職活動のポイントは、「新卒入社から3ヶ月で退職したら転職は不利?その後の影響や対策を解説!」のコラムで解説しています。「新入社員だけど会社を辞めたい…」と考えている方はぜひチェックしてください。

新入社員が会社を辞めたい9つの理由

新入社員が会社を辞めたい理由には、「社風が合わない」「職場の人間関係が悪い」などがあります。

1.社風が合わない

「売上重視で顧客に寄り添う姿勢に欠けている」「個人プレーで周りと協力する雰囲気がない」など、自分には合わない社風で息苦しい思いをする新入社員がいます。社風が合わないと会社に行くのが億劫になり、辞めたい気持ちが強くなってしまうでしょう。

2.仕事内容に対して給与が低い

入社前は納得していた給料でも、働き始めると業務量に見合っていないと感じたり、業績悪化で見込みより少ない給与になったりして不満を感じることがあります。奨学金の返済や一人暮らしの生活費などの支出があると、自由に使えるお金は多くありません。やりがいを感じられず、「今の仕事を辞めたい…」と考える新入社員もいるようです。

3.希望の部署に配属されなかった

入社時に希望した部署に配属されなかったことでモチベーションが下がり、仕事を辞めたいと思う新入社員もいるでしょう。そのほか、希望とは異なる勤務地になったに場合は、「知り合いがいない場所で働くのがつらい」と感じることも。多くの企業では人事が適性を判断したうえで部署を決めますが、配属先に納得できず、辞めたいと考える新入社員もいます。

4.ノルマが厳しい

新入社員には到底こなせないようなノルマを課せられたり、責任重大な仕事を任されたりすることで、プレッシャーを感じて辞めたいと考える人もいます。特に営業職や販売職はノルマが厳しいことが多く、仕事に慣れないうちからノルマに追われることでストレスを感じ、辞めたいと考える新入社員もいます。

5.職場の人間関係に悩んでいる

職場の人間関係にストレスを感じ、仕事を辞めたいと考える新入社員もいるでしょう。同僚との関わりが薄い、職場で孤立しているといった理由で、仕事へのモチベーションが下がることがあります。

6.定時で帰れる日が少ない

残業の多さを負担に感じ、会社を辞めたいと考える新入社員もいます。残業が続くと、疲労が溜まって体調を崩す可能性があります。帰宅が遅くなって十分に睡眠時間をとれない場合、集中力が低下して作業効率が悪くなる恐れも。さらに残業が増えてしまい、辞めたい気持ちが強まるでしょう。

7.休日出勤しなければならない

仕事が忙しくて休日出勤する場面が増えると、「こんなに忙しい仕事は辞めたい…」と思う新入社員もいるでしょう。休日出勤が続いてプライベートの時間を確保できないと、気が休まる時間がなくなってしまいます。

8.会社に将来性がないと感じる

いざ入社してみると企業自体に成長意欲がなかったり、業績が悪化したりして将来性を感じられなくなることもあります。会社の将来性を踏まえ、「自分自身の成長のために今の仕事を辞めたい」と考える新入社員もいるようです。

9.仕事で失敗が多い

「教えてもらったことができない」「ミスして怒られてばかり」など、仕事ができないことを理由に辞めたいと考える新入社員もいます。特に接客の仕事では直接クレームを言われることもあり、落ち込んでネガティブな気持ちになってしまうことも。「自分は職場に迷惑を掛ける存在なのでは」と罪悪感を抱く場合もあります。

新入社員で仕事を辞めたいと思う原因や対処法は「仕事を頑張れないのは甘えが原因?新入社員の場合は?対処法をご紹介」のコラムで解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

新入社員でも辞めた方が良い4つのケース

新入社員でも会社を辞めた方が良い状況には、「心身に支障をきたしている」「違法な長時間労働で働かされている」などがあります。

1.仕事が原因で心身に支障をきたしている

仕事が原因で心身に不調を感じているのであれば、新入社員であっても休職や退職を視野に入れましょう。辞めたい気持ちを我慢して働き続けると、体調が悪化する恐れがあります。休日にストレスや不安を解消できれば問題ありませんが、改善の見込みがなければ、早めに対処することをおすすめします。

2.違法な長時間労働で働かされている

勤務先で違法な長時間労働や休日出勤が続くようなら、新入社員でも早めに辞めた方が良いでしょう。違法な長時間勤務が横行している会社は、残業代の未払いがあったり劣悪な労働環境で働かされたりしている場合も多いです。会社を辞めたい旨を伝えた際に引き止めにあうこともありますが、強い意志を持って退職手続きを進め、難しい場合は労働基準監督署などに相談しましょう。

3.ハラスメントが横行している

セクハラやパワハラといったハラスメント行為で辞めたいと考えている場合、改善の見込みがなければ退職・転職を検討したほうが良いでしょう。我慢し続けるとストレスで体調を崩す恐れがあるので、新入社員のうちに辞めて転職するのが得策です。

4.会社が倒産する可能性がある

勤務先が倒産する可能性があって辞めたいと考えるなら、見切りをつけて転職に踏み切るのも一つの選択肢です。自分の将来を考えての行動であれば、採用担当者にも納得してもらえるでしょう。

仕事を辞めたい新入社員が転職するメリット

新入社員の場合、第二新卒として転職活動できるのがメリットです。

第二新卒とは、学校を卒業して就職し、数年以内に会社を辞める人を指します。企業側から見た第二新卒のメリットは「柔軟性がある」「基本的なビジネスマナーが身についている」など。第二新卒の場合、実績や高度なスキルがなくても、未経験職種にチャレンジしやすいといわれています。

第二新卒として転職するメリットや就活成功のコツは「第二新卒って誰のこと?転職に有利といわれる根拠とは?」のコラムで解説しているので、新入社員で会社を辞めたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

新入社員のうちに会社を辞めるデメリット

新入社員のうちに会社を辞めるデメリットには、「転職活動時にマイナスイメージを与える恐れがある」「環境に慣れれば働きやすくなる可能性がある」などがあります。

転職活動時にマイナスイメージを与える恐れがある

新入社員のうちに辞めると、「新入社員で退職したのは、忍耐力に問題があるからでは」「自社で採用してもすぐに辞めそう」と採用担当者に思われる恐れがあります。採用担当者を納得させられる辞めたい理由がないのであれば、新入社員のうちに退職するのは避けて、経験を積んだりやスキルを身につけたりしたほうが良いでしょう。

環境に慣れれば働きやすくなる可能性がある

新入社員の頃は業務や職場に慣れていないことが多く、仕事ができないことや人間関係の構築に悩み、辞めたいと考えることもあるでしょう。新入社員として少しずつ周りとの関わり方や仕事の進め方をつかんでいけば、気持ちに余裕が出てやりがいを感じられることがあります。

転職しても状況が変わらない可能性がある

辞めたい理由によっては、新入社員のうちに転職しても状況が変わらないことがあります。たとえば、仕事内容・職場に慣れていないことが辞めたい理由なら、転職先でも一から始めることになるので、同じ状況に陥るでしょう。新入社員のうちに転職する必要があるのか、よく考えてから行動に移しましょう。

入社後1年以内に辞めると失業手当がもらえない

失業手当は、会社を辞めて転職先が決まっていないときにハローワークから支給される給付金です。失業手当は、入社してから1年以内に辞めてしまうと受給できません。失業手当を受給できず転職先が決まらないままでいると、収入源がなくなり、生活が厳しくなる可能性があります。勢いで辞めてしまうのは収入面でもリスクが高いので、新入社員のうちに辞めたいと思ったら「今後の生活に影響しないか」を考えて行動したほうが良いでしょう。

新入社員が会社を辞めたいときの対処法

新入社員のうちに辞めたいと思ったときは、「自分の伸びしろに着目する」「人間関係の悩みは信頼できる人に相談する」といったことを実践してみましょう。

自分の伸びしろに着目する

仕事のノルマ・目標を達成できず、辞めたいと考える新入社員もいるでしょう。しかし、新入社員のうちから毎回ノルマ・目標を達成するのは難しいことです。達成できなかったノルマ・目標は、自分の伸びしろと捉えることもできます。「できない」ではなく「これからできる」と考えれば、向上心を持って仕事に臨めるようになるでしょう。

上司が厳しく接する理由を考えてみる

上司から指導を受けて落ち込み、辞めたいと思うこともあるでしょう。しかし、上司の助言・指導は期待の裏返しである可能性があります。部下に成長してほしいと願っているがゆえに、厳しい言葉や姿勢を貫く上司も。厳しく接する上司の態度や言葉を振り返り、その理由や真意を読みとることも重要です。

仕事を効率化して残業を減らす

残業が多く、思うように仕事が進まないと感じているなら、働き方に無駄がないか確認してみましょう。効率的な働き方を見つけるには、仕事が早い同僚や先輩の働きぶりを参考にするのがおすすめです。先輩に相談してアドバイスをもらったり、できていない部分を指導してもらったりして、効率化を図ることもできます。新入社員のうちに効率的な働き方を覚えて残業を減らせば、辞めることなく悩みを解決できるうえ、将来の役にも立つでしょう。

ハラスメントは社内の窓口に相談する

セクハラやパワハラを理由に辞めたいと考えているなら、つらい気持ちを我慢せずに上司に相談することをおすすめします。上司本人からハラスメントを受けていたり、どうしても言いにくかったりするなら、社内の窓口に相談しましょう。相談した際、ハラスメントの証拠を求められることが多いので、日付や言動のメモを用意しておきましょう。社内で解決しない場合は、労働基準監督署に相談するのも一つの方法です。

人間関係の悩みは信頼できる人に相談する

職場の人間関係で辞めたいと考えているなら、家族や友人など社外の人に相談してみましょう。社内の人に相談すると、思わぬところから話が漏れて居心地が悪くなってしまうことがあるためです。
なお、人間関係が原因で仕事に悪影響が出ているときは、上司に相談するのも一つの手段。部署異動や関わる機会を減らしてもらうなど、対策をとってくれることもあります。

仕事を辞めたい新入社員の転職成功のポイント

新入社員の転職成功のポイントには、「辞めたい理由を明確にする」「企業研究を念入りに行う」などがあります。

辞めたい理由を明確にしておく

新入社員のうちに会社を辞めた理由は、転職面接で必ずと言って良いほど聞かれます。採用担当者に納得してもらうためにも、退職理由をはっきりさせておきましょう。伝える内容は「前職でできなかったこと」と「転職先で実現させたいこと」の2つ。将来について前向きな考えを述べつつ早期離職の反省点を伝えれば、採用担当者に「衝動的な退職ではない」とアピールできます。また、本当に退職すべきか考えるうえで、辞めたい理由を冷静になって考えることは重要です。

面接での退職理由の伝え方に気を付けよう

たとえ人間関係や仕事内容への不満が辞めたい理由であっても、ネガティブな表現でそのまま伝えると、面接官に悪印象を与えてしまう可能性があります。たとえば人間関係が悪くて会社を辞めたいと思ったなら、「チームで協力して仕事を進めたいと思った」などとポジティブな言い回しを心掛けることが大切です。

企業研究を念入りに行う

新入社員のうちに辞める反省を活かして、転職活動では企業研究を念入りに行うことが大切です。事前に情報を集めておけば、入社後にミスマッチを感じて辞めたいと思うリスクを減らせるでしょう。企業研究の際は企業が求める人物像をチェックして、ニーズに合わせた自己PRや志望動機を考えておくことが大切です。

仕事に求める条件を明確にする

自分に合う転職先を見つけるには、仕事に求める条件を考えて「転職活動の軸」を定めることが重要です。たとえば、「成果主義である」「ワークライフバランスがとれる」「高収入が見込める」など、仕事に求める条件は人によって異なります。新入社員で会社を辞めたいと思った理由をもとに「何が満たされていれば働き続けたいのか」を逆算して考えると、転職活動の軸を見つけやすくなります。

視野を広げて転職先を探す

新入社員のうちに会社を辞めてアピールできるスキルがないとき、条件を絞り過ぎると転職先を見つけるのが難しくなってしまいます。視野を広げて求人を探せば、その分自分に合う仕事を見つけやすくなるでしょう。知名度の高さや特定の職種にこだわり過ぎず、より多くの業界・企業を選択肢に入れることをおすすめします。

なるべく退職前に転職活動をする

体調不良などで退職を急ぐ必要がなければ、在職中に転職活動を始めるのが無難です。退職後に転職活動をすると、「早く転職先が決まらないと貯金がなくなる」といった焦りから、十分に検討せずに企業を選んでしまうことも。結果的に入社後のミスマッチを起こして「辞めたい…」となる恐れがあるため、経済面の負担を考えるなら、退職前に転職活動するのが賢明です。

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