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企業に求められている第二新卒の転職ポイントとは
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この記事のまとめ
- 卒業後に就職をしたが1~3年以内に転職をする人のことを「第二新卒」と呼ぶ
- 第二新卒が企業に求められている背景には、基本的なビジネスマナーが身についた社会人経験者であることが挙げられる
- 転職するときには、一度は退職した経歴を持つことで、退職の理由を明確にしておくことが重要
- 第二新卒のベストな転職活動時期は、4月入社の1~3月と、10月入社の7~10月がオススメ
- 中途採用枠で勝負する第二新卒者は、強みを活かして転職活動をするのがポイント
卒業後、一度は就職をしたが何らかの理由により早期に転職を希望する人も多くいます。
そんなとき、就職期間が短いことで新卒として扱われるのが「第二新卒」と呼ばれる人たちです。
はたして就職に有利なのかどうか、企業に歓迎されているのか、卒業後何年以内まで新卒扱いになるのかなど、第二新卒にまつわるさまざまな話をご紹介します。
◆第二新卒って誰のこと?
卒業シーズン後は多くの新社会人が誕生します。
しかし、さまざまな理由により、1年~3年以内に転職をする人も多いようです。
一般的に、短い期間で退職して、転職活動を行う25歳までくらいの若者は「第二新卒」と呼ばれています。
第二新卒の枠に当てはまる人の数は、年々増えていると言われており、企業側も第二新卒の採用枠を設けるなどの対応が見られるようになってきました。
積極採用に進む背景にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
【第二新卒を積極採用するワケとは?】
入社後3年以内に退職する若者が後を絶たないため、多くの企業で第二新卒層の人材が不足している要因となっています。
そのため、新卒を採用すると同時に、第二新卒層も積極的に補いたいと考えている企業が多い傾向にあるようです。
求人募集枠で「第二新卒歓迎」と見かけることが多くなってきたのも、人材不足が招いた結果だと言えるでしょう。
そこで、企業が第二新卒に求めていることは何でしょうか。
【第二新卒に求められているものとは?】
一度は社会に進出した経験を持つ第二新卒。
企業側にとっては、基本的なビジネスマナーがすでに身についているという点が大きなメリットの一つです。また、新人ほどの育成期間を要しないため、時間を短縮できるという良さもあります。
さらには、前職の就労期間が短いことにより、まだ何色にも染まっていないピュアな状態の人材を確保できることも魅力のようです。
これらのメリットにより、経験やスキルを目的とした採用ではないことが伺えます。
第二新卒は企業にとって育てやすい存在であることが一番のポイントなのかもしれません。また、入社への意欲や人柄を重視していることも多く、未経験者であっても採用される可能性があるでしょう。
◆第二新卒として転職するときの注意点
少なくても社会人経験のある第二新卒を採用したいと思っている企業にも、気になる点があるようです。
その一つに、「またすぐに辞めてしまうのでは?」という不安がついてくること。
中途採用では、新卒で入社して短期間で退職してしまう経歴の持ち主を雇う覚悟が必要です。そのため、退職事由や目的意識をしっかりと確認する企業が多い傾向にあります。
第二新卒として転職を考えている場合には、最低限の基本的なマナーと新卒らしいピュアさを大切にしつつ、就職活動を行うと良いでしょう。
【転職時期のベストタイミングはいつ?】
第二新卒の求人枠が増えるとされる時期があると言われています。
求人募集が行われやすい時期とはいつなのか下記で詳しくみていきましょう。
◯1~3月
4月の入社に向けて求人が増える時期。
1年以内に退職した第二新卒者の枠が空いていることもあり、新卒者と同じ時期に社内研修を行いたいという思惑があるようです。
社風に早くなじんでもらいたいという気持ちも強く、4月に向けた求人募集を行う企業が多いとされています。
◯7~10月
10月は中途採用に向けて求人が増える時期です。
そのため、7~10月に募集がかけられることが多くなっています。その理由は、移動や転勤辞令の時期を迎えている企業が多く、欠員が出る機会でもあるからです。
また、下半期の始まり月となることも理由の一つとして挙げられるでしょう。
ベストなタイミングは上記の時期だとも言われていますが、企業によっては通年求人を募集している場合もあります。そのため、辞めたいと思った時期に一度、転職活動を行ってみることも大切です。
もしタイミングが合わないようであれば、再度時期を見計らって求人をチェックし直すとよいでしょう。
◆第二新卒の強みは何?
社会経験があることで、企業側から評価されている部分があります。
その強みとなる部分は何かをみていきましょう。
・社会経験がある人材として重宝されやすい
・入社への意欲が高くみられやすい
・まだ経験が浅い分、吸収力に優れている
・前企業の風土に染まっていない
・転職者の中では若手となる
・考え方が固執していないので柔軟性がある
さまざまな強みが挙げられますが、一番は基本的なビジネススキルを身につけていること、に尽きます。
第二新卒者は会社とはどういった組織なのかということをあらかじめ理解しているため、企業側も採用しやすい傾向にあるようです。
第二新卒の強みを活かして転職活動を行うには、あくまでも中途採用枠ではなく、第二新卒者の枠に応募することがポイントになるでしょう。
一般の中途採用は、キャリア採用とも呼ばれるほどスキルを求められていることが多いです。
第二新卒も中途採用の一つですが、あくまでも一般の中途とは違うことをアピールするとよいでしょう。
とはいえ、中途採用枠であることは同じであるため、採用基準をクリアする必要があります。さらに、転職の理由は一般の転職者以上に深く聞かれる可能性が高いです。
そのため、企業側が求めている人物像に近づけるように、理由を詳しくポジティブに話すことを心がけるとよいでしょう。
◆転職を成功させるためには
第二新卒として転職を成功させるためには、転職をする目的を明確にすることがポイント。
また、5年後、10年後の未来を想像して、将来はどうありたいかといったビジョンをしっかりと考えておく必要もあります。
企業を探すときには、転職先に求める条件を挙げたり、優先順位を決めたりしながら進めるとよいでしょう。
もう一つ大切なことは、転職をするタイミングです。
自力で活動できる範囲は限られているため、就職・転職エージェントのサービスを利用してみるのもオススメ。
プロの力を借りることで、100%満足のいく転職を叶えることができるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。