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テストセンターでの性格検査に対策はある?回答のポイントとあわせて解説
更新日
この記事のまとめ
- 性格検査で評価される内容は、「行動特性」「意欲」「情緒」などの分野
- 性格検査では、一貫した回答ができるように自己分析をしておこう
- 企業研究を念入りに行い、社風や求める人物像を理解した上で回答しよう
- 性格検査は質問数が多く制限時間があるので、素早く回答することが重要
「テストセンターの性格検査に対策はある?」と気になっている方も多いでしょう。テストセンターの性格検査では、行動特性や意欲、情緒など仕事を円滑に進めるために必要な部分を評価されますが、すべてにおいて一貫性のある回答を心がけることが大切です。このコラムでは、テストセンターで受験する性格検査の評価内容や対策のポイントなどを紹介しています。
テストセンターの性格検査で評価される内容
適性検査には、「企業が用意した会場で実施されるペーパーテスト」「企業のパソコンを用いて行うWebテスト」「自宅で受験するWebテスト」「リクルート社が用意したテストセンターの会場で受験するWebテスト」の4つの方式があります。テストセンターでの受験結果は、他社の選考に使用できるケースもあり、多くの求職者に利用されているのが特徴的です。以下で、採用選考で評価されるポイントを紹介しているので、参考にしてみてください。
行動特性
普段の行動で、どのような習慣があるのかを見極めるもの。内向的か外向的か、運動や考えることが好きか嫌いか、物事に対して持続的に取り組めるかどうかなどを判断する分野です。
意欲
目標に取り組む「達成意欲」や、行動そのものに対する「活動意欲」を確認する分野です。特に仕事への意欲を重視する企業では、ほかの評価が良くてもこの得点の低さが選考に影響を与える可能性があります。
情緒
ストレス耐性度や失敗をどのように受け止めるのか、自分の気持ちをコントロールできるのかなどを見る項目です。実際に就職すると、仕事で困難な状況に陥ることは多いでしょう。その際、行動や能力だけではなく表面上では見えない情緒面をコントロールできなければ、「ミスを繰り返す」「大きなトラブルを起こしてしまう」「良好な人間関係を築きづらい」など仕事に悪影響を与える可能性が高いためといえます。
ライスケール
いくつかの質問によって回答の虚偽をチェックし、志向性に矛盾がないかを見るものです。性格そのものを図るのではなく、嘘をついていないかを見る質問であり、該当した数を踏まえて虚偽の強度を決めていきます。
適性検査とは
性格検査は、採用活動で行われる適性検査の1つです。適性検査には性格検査のほか、一般常識や基礎的な学力を問われる「能力検査」があり、中学・高校レベルの言語分野(国語)・非言語分野(数学)問題が出題されます。そのため、問題集や過去問を解き、時間配分を決めておくなど、事前の対策が必要です。「適性検査とは?合格するポイントを詳しく解説!面接と併せて対策しよう」では、適性検査の対策方法や気をつけるポイントを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
テストセンターの性格検査で評価が下がる例
では、性格検査で評価が下がることはあるのでしょうか。以下では評価が下がる例を挙げています。
回答内容が応募先の社風と合っていない
人事は、応募者の回答を基に社風に合う人物か、仕事の適性があるかの判断をします。企業によって求めている人物像は異なるため、ある程度の「好まれる回答」はあるでしょう。社風やニーズばかりを意識して回答すると自己との矛盾が生じるため回答時には注意が必要ですが、応募先の企業研究を行い、求める人材や社風などを把握した上で検査に挑むことをおすすめします。
回答に矛盾がある
性格検査は、一つ一つの質問に複数の要素を持たせて、総合的に判断するものです。たとえば「行動力がある」と回答した場合、別の似たような質問で逆の回答をしてしまうと、説得力や信憑性に欠けるでしょう。また、「自分の理屈を曲げない」といった柔軟性を問う質問に全て「よくあてはまる」を選ぶなどの極端な回答をすると、「仕事をする上で適応力がない」「円滑なコミュニケーションをとれない」と捉えられる可能性があります。
テストセンターの性格検査の対策とは
検査結果によって、企業との相性や仕事の適性を判断されるので、念入りに対策をしておいた方が良いと考える人は多いようです。しかし、実際は「素直に回答すること」が就職・転職活動で失敗しないためのポイントです。以下の点に注意した上で、性格検査に取り組みましょう。
事前に企業研究をしっかり行う
企業が性格検査を行う目的は、応募者が「社風や求める人物像に合っているか」を見極めるためだと考えられます。採用要件や理念などから、「どのような人材を求めているのか」「どのような思考を持った企業なのか」といった組織風土を理解しておきましょう。企業研究については「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」でも具体的なやり方を解説しているので、参考にしてみてください。
面接だと思って回答する
性格検査は、結果のみで評価されるわけではなく、選考が進んだ場合は面接の内容と照らし合わせて総合的に判断されます。検査結果と面接で矛盾が生じると、回答の信憑性は下がってしまうでしょう。企業研究と自己分析を十分に行い、社風や自分の強みが明確になっていれば、自然とブレのない回答ができます。
一貫性のある回答を心がける
性格検査では、同じ内容を問う質問を、文章を変えて出題することが多くあります。そこで矛盾が生じると、「自己分析ができていない」「適当に回答している」などと思われてしまう可能性も。自信を持って正直に、「自分の考えに沿った」ものを選びましょう。
素早く回答する
検査の項目は膨大にあるので、すべての質問に対してじっくり時間をかけて回答していると、時間が足りなくなってしまうでしょう。対策としては、可能な限り多くの練習問題や過去問を解き、ペース配分を掴んでおくこと。回数をこなすことで、次第にスピード感に慣れていくはずです。
テストとあわせて面接対策も進めよう
テストセンターでの性格検査だけでなく、就活には履歴書や面接などいくつかの選考があります。中でも面接は、性格検査の結果の内容と照らし合わせて判断されることもあるため、事前にしっかり対策する必要があります。「転職の面接で聞かれることが多い質問とは?対策のコツや回答例も紹介!」では、面接対策のコツや回答例などを紹介しているので、参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。