マンション管理士ってどんな仕事?資格の有無と将来性

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この記事のまとめ

  • マンション管理士とは、マンションに関するトラブルの解決や管理についてアドバイスを行うコンサルタントのこと
  • 管理会社の社員としてマンション管理組合から管理業務を委託されている「管理業務主任者」と混同しやすいので注意しよう
  • 今後は、築30年を超えて老朽化が進むマンションや新築マンションが増えると予想されているので、マンション管理士の需要も高まる可能性がある
  • マンション管理士は名称独占資格の国家資格なので、名乗るには「マンション管理士試験」に合格して公益財団法人マンション管理センターへの登録が必要
  • キャリアパスとしては、宅建や管理業務主任者を取得して不動産業界でのキャリアアップや転職をするほか、行政書士や土地家屋調査士といった資格と併せて独立する人もいる

資格取得を検討している人の中には、「マンション管理士」の資格を取ろうと考えている方もいると思います。 
近年注目されつつある職業ですが、どのような業務をするのでしょうか。 
当コラムでは、マンション管理士の資格試験や業務内容について解説しています。 
将来性があるか、キャリアパスはどうなっているのか知りたい方は参考にしてください。

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◆マンション管理士とは

「マンション管理士」と聞いて、「マンションを管理する人=管理人」をイメージする人も多いと思います。
しかし、マンション管理士は建物の維持や管理などのコンサルティング業務を手がける職業。
管理組合や区分所有権者のトラブル解決の専門家として、法律の知識が必要になるのが特徴と言えるでしょう。

マンションは管理組合の設置が法律で義務付けられていますが、組合参加者はそのマンションに住む一般住民であるのがほとんど。
そのため、会計処理の方法や修繕工事会社の選び方といった専門知識をアドバイスするのが、マンション管理士の基本的な仕事です。

似ている資格に「管理業務主任者」というものがあります。
管理業務主任者は、マンション管理会社の従業員として管理業務を委託されたマンション管理組合に対して管理状況の報告や重要事項説明などを行うのが仕事。
マンションの住民で組織される管理組合は管理会社に委託するケースが多く、管理業務主任者がその窓口として実質的に管理業務を行っています。

「マンション管理士」はトラブル解決やアドバイスを行うコンサルタント、「管理業務主任者」は管理会社の社員として委託されたマンションの管理業務を行う管理者、と捉えて良いでしょう。

また、現在は国民のおよそ1割がマンションに住んでいると言われており、今後も戸建てよりマンションを選ぶ人が増えると予想されています。
さらに、築年数が30年を超えて老朽化しているマンションが増え、住人が高齢化して管理組合の運営が難しくなったりすることも懸念されているため、契約などの法的知識やマンション構造の技術的知識などを持つマンション管理士の需要は高まり、将来性のある資格と言えるでしょう。


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◆マンション管理士になるには

マンション管理士は国家資格かつ名称独占資格(資格がなくても従事できるが資格取得者しか名乗れない職業)です。
そのため、「マンション管理士」と名乗るにはマンション管理士試験に合格する必要があります。
そして、マンション管理士として仕事をするには、試験に合格したのち公益財団法人マンション管理センターに有資格者として登録しなければなりません。

では、マンション管理士試験はどのような内容なのでしょうか。

マンション管理士試験は国土交通省が主体となって例年11月に開催されています。
受験資格の制限はないため、年齢や学歴は問いません。

テストはマークシート方式が採用されており、全50問中35問以上の正解が合格ライン。
合格率は8%ほどと言われており、資格試験の中でも難易度が高いと言われています。

ちなみに、前出の管理業務主任者に合格していると「マンションの管理の適正化の推進に関する法律等」の項目が免除されるので、管理業務主任者と併せて資格を取得する人も多いようです。


◆マンション管理士のキャリアパス

国家資格で将来性もあると予想されているマンション管理士のキャリアパスはどうなっているのでしょうか。

マンション管理士として独立することもできますが、多くの場合は行政書士や建築士、土地家屋調査士といった他の資格と合わせて開業するケースが多いようです。

また、不動産系の管理やコンサルティングを行っている会社では、マンション管理士と管理業務主任者、宅建などの資格を併せて保有することで評価が高くなることも。
不動産業界でキャリアアップや転職を検討しているなら、関連資格を取得しておくと良いでしょう。


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