ボーナスの計算方法とは?種類別に詳しく解説

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この記事のまとめ

  • 賞与とは、年に数回企業から支給される特別な給与のことで、ボーナスともいう
  • 主に、一般的な賞与、業績賞与、決算賞与がある
  • 一般的なボーナスの場合、労組の交渉が影響する
  • 給与と違い、ボーナスには支払い義務がない
  • ボーナスの有無だけで仕事探しをせず、広い観点から見ることが重要

正社員の方が心待ちにしているボーナス。楽しみにしている反面、どのような基準のもとに算出しているのか分からない、という方も多いようです。
そこで、ボーナスの定義から一般的な算出方法まで調べていき、勤務先の待遇についても考察していきましょう。

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◆そもそもボーナスとは

勤務先から毎月支給される月給とは別に、年に2回ほど支給される賞与を指します。 
ボーナスは、一般的に月給よりも高額です。 
そのため、大きな買い物をする際、支払い方法にボーナス払いを組み込む方がいます。例を挙げると、車、家電製品、住宅など。 
しかし、ボーナスの支給を見込んで買い物をしたものの、万が一、ボーナスが支給されなかった場合は大変困るでしょう。 
そのようなことを避けるためにも、自身のボーナス事情を今一度、確認しておくことが大切です。 

また、ボーナスにはいくつか種類があることも覚えておきましょう。 
代表的なものは下記の3つです。 

・賞与 

いわゆるボーナスのことを指します。 
次の項目で詳しく説明しますが、一般的には「基本給の◯ヶ月分」と定める、基本給連動型による特別支給のことです。 

・業績賞与 

企業、部門、個人の収益状況に応じて、支給額が変動する仕組みのボーナスのことを指します。 
個々の業務成果が評価基準になることが多いようです。 

・決算賞与 

企業の業績が好調なときに、利益分配として臨時支給されるボーナスを言います。 
名称の通り、決算時の時期に支給されるということです。 


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◆ボーナスってどれくらいもらえるの? 

ほとんどの企業では、基本給の◯ヶ月、という計算を基にボーナスを支払っています。 
勤労者として気になるのは、何ヶ月なのか、ということでしょう。一般的には、おおよそ2~3ヶ月と言われています。 

勤労者側は、金額が多いほうが好都合ですが、雇用側としては逆意見かもしれません。 
そこで、大きな企業の場合は、労働組合が折衝することで、何ヶ月分になるのか左右されることもあるようです。 

また、算出された金額がそのまま支払われるのかというと、そうではありません。実際には、社会保険料、所得税、源泉所得税を差し引いた額が支給されます。 


◆ボーナスの注意 

多くの企業では、夏と冬の年2回、ボーナスを支払っています。しかし、新入社員の場合は注意が必要です。 
入社して約3ヶ月後の夏のボーナスは、支給対象ではないという企業がほとんどでしょう。なぜならば、夏のボーナスの評価となる勤務期間に達していないからです。 
少し残念な気はしますが、冬のボーナスは支給対象になることを念頭に、真面目に勤務すると良いでしょう。 

さらに懸念が必要なケースは、企業の業績が芳しくない場合です。業績悪化により、ボーナスが支払われないことは、決して珍しいことではありません。 
また、給与と違い、ボーナスには支払い義務がないということも覚えておきましょう。実際に、中小企業ではボーナスがないところもあるようです。 

仕事を探すうえで、重要視するポイントはなんでしょうか。 
勤務エリア、給与、賞与の有無、勤務時間帯など、個々人によって違うと思われます。 
もちろん、賞与の有無も大切ですが、景気に左右される面があるので確実ではないのが実情でしょう。 

企業の未来がどうなるかわからないからこそ、転職や就職を考える際は、ボーナス以外の条件にも目を向けることが大切かもしれません。 

雰囲気や人間関係、ビジョンなど、形として見えないものにも注目することも、仕事探しのポイントです。 


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