証明写真で印象アップを目指すには？就活に適した服装やメイクをご紹介

証明写真の印象は、履歴書に目を通す採用担当者にとって、応募者のファーストインプレッションとなる重要なものです。履歴書の内容を重視するのはもちろん、これから一緒に働く仲間はどういう人物なのか写真からも見ていると考えられます。このコラムでは、履歴書の証明写真に適した服装やメイク、姿勢などをまとめました。正しいマナーを知って、好印象を与えられる証明写真を目指しましょう。

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証明写真の印象を左右する服装！おすすめは？

履歴書の証明写真に適する服装をご紹介します。

男性

黒か紺のスーツで、白いシャツとネクタイが基本です。シャツのボタンを上まできちんと留め、ネクタイは、緩んだり曲がったりしないよう気を付けながらしっかり締めます。ネクタイの色は、青・紺・水色など派手すぎないものが無難。また、ネクタイの柄は、細い斜めストライプ、小紋、チェックなどがおすすめです。派手な色や大きすぎる柄は、就活には不向きのため注意しましょう。

女性

黒か紺のスーツで、白いシャツかブラウスが基本です。シャツやブラウスは、フリル、リボン、レースなどの装飾があるデザインは避け、シンプルな角襟のものを着用します。首元をスッキリと見せたいときは、白いカットソーを着ても良いでしょう。その場合は、胸元が開きすぎていないシンプルなデザインのものを選んでください。また、シャツやブラウスにはアイロンをかけて、シワを伸ばしておきましょう。シワになりにくい形状記憶タイプの製品も便利です。なお、イヤリングやピアス、ネックレスなどのアクセサリー類はすべて外します。

「就活に相応しい服装を解説！ボタンダウンシャツを着ても良い？」に就活用のスーツの着こなしについて、より詳しくまとめられているので、ぜひこちらもご覧ください。

履歴書の証明写真に適した髪型やメイクとは？

写真撮影時の髪型・メイクのポイントについて、男女それぞれで、以下に説明します。

男性

前髪が目にかからないよう、なるべく額が出ている短髪が適しています。スタイリング剤は、ウエット感の強いものは避け、自然にまとめましょう。寝グセはもちろん、固め過ぎや立たせ過ぎは厳禁。髭を剃り、眉やもみあげを整えておくのも大切です。撮影前にしっかりチェックしてください。
ヘアカラーは、特に事情がない限りしないほうが良いでしょう。ただし、アパレルや美容業界では、オーソドックスな就活スタイルが求められないこともあります。自分が志望する業界や企業の傾向を事前に調べておくと良いでしょう。

女性

前髪は目や眉にかからないよう、 後ろか横に流しましょう。ロングヘアの場合は、後頭部の低い位置でひとつに結びます。セミロングは、ハーフアップや横髪を耳にかけて黒のヘアピンで留めるなど、頬に髪がかからないようセットしましょう。ショートヘアの場合も、耳を出すスタイルで清潔感を心がけてください。髪の色は特別な事情がなければ、自身の本来の色で大丈夫です。
メイクは肌なじみの良いトーンを使い、ナチュラルに仕上げてください。派手な色のものや、濃過ぎるマスカラ、太すぎるアイライナーは避けましょう。

普段のおしゃれメイクとは異なる就活メイク。うまくできるか不安な方は、「面接のメイクはどうする？第一印象を良くする方法」を参考にしてみてください。

証明写真の基本

証明写真を撮影する際の基本的なマナーについて、以下にまとめました。

表情

姿勢を正し、真っ直ぐにカメラを見ます。唇は閉じたまま口角を少し上げ、微笑んでいるような表情を目指しましょう。スピード写真を使う場合は、椅子の高さの調節と、レンズの位置確認を念入りに行います。

撮影方法

スピード写真でも問題はありません。しかし、他の人と差をつけたいという方は、写真館でプロにお願いするのがおすすめです。撮影機器やカメラマンのスキルが優れているのはもちろん、表情や服装・メイクなどをプロにチェックしてもらうことで、より魅力的な印象に仕上がるでしょう。写真館によっては、即日仕上げが可能なところも多くあります。

どこで撮影するか迷っている方は、「就活の証明写真を撮るコツは？メイクや髪型はどうする？」に、写真館、スピード写真機、セルフ撮影の特徴がまとめられているので、せひ参考にしてください。

背景

履歴書用の証明写真の背景は、青や白、グレーが一般的です。青は顔色が良く見え、白は清潔感、グレーは落ち着いた印象を与えることができます。

撮影時期

3ヶ月以内に撮影したもので、写真と本人の印象に相違がないように気をつけます。髪型が変わっていたり体重の増減があったりした場合は撮り直しましょう。

サイズ

サイズは縦4センチ、横3センチが一般的です。写真の裏には忘れずに氏名を記入しましょう。

証明写真は、表情や服装、メイクなど、見た目によって与える印象が大きく変わります。履歴書は採用担当者が最初に目にするものだからこそ、内容にも写真にも気を配り、しっかりアピールできる書類を作成したいもの。就活への熱意がどんなにあっても、正しい撮影マナーを知らずにいると、良い印象を与えることが難しくなるでしょう。選考突破の第一歩を目指し、丁寧に準備してください。

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