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定時退社は難しい?残業をしてしまう理由やなくす方法をご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 定時退社が難しい理由として業務過多やイレギュラー対応、付き合い残業が挙げられる
- 定時退社ができるように、企業側はノー残業デーを導入するなど対応している
- 定時退社しやすい仕事に建設現場や工場のライン生産、シフト制の仕事が挙げられる
- コンサルタントや営業職は定時退社しにくいと言われている
- 定時退社をするために、優先順位をつけることやスケジュール管理をすることが大事
定時退社が叶わず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。法定労働時間で仕事をすれば、定時で退社することも可能でしょう。しかし、実際には定時退社する人が少ないのが現状です。このコラムでは、定時退社ができない理由について解説しています。また、定時退社しやすい仕事や残業を減らす方法も紹介しているので、残業に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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定時退社は難しい?
「労働基準法第三十二条」では、法定労働時間について1日8時間、週40時間と定めています。しかし、実際は法定労働時間を超えて残業せざるを得ない人が多いのではないでしょうか。
残業の主な理由として、「日常の業務が終わらない」「イレギュラーケースへの対応」「顧客対応」などが挙げられますが、中には自分の担当業務が終わっているのに「定時で帰りづらい…」という人も。これは、日本では「残業している人=仕事ができる、会社への貢献度が高い人」といったイメージが根付いているのが影響していると考えられます。また、会社として残業するのが常態化しているのも理由の1つ。上司や先輩が帰るまで帰れない、自分の業務が終わっても周囲の仕事を手伝わないといけない、といった「付き合い残業」の習慣があるのも原因と言えるでしょう。
近年、長時間労働が社会問題として取り上げられることもあり、残業のし過ぎを防ぐために「ノー残業デー」を設けている企業も増えています。「ノー残業デー」とは、残業をせずに定時で退社することを社員に促す取り組みのこと。あらかじめ曜日や日にちを決めた上で「ノー残業デー」を設定し、社内メールで周知したり定時でオフィスを消灯したりして退社を促します。このように、制度を整えないと定時で退社することは難しいという企業が多いのが現状です。「ノー残業デー」について詳しく知りたい方は「ノー残業デーとは?働き方として人気の理由やメリット・デメリットを解説」も併せて、ご覧ください。
参照元
e-Gov法令検索
昭和二十二年法律第四十九号「労働基準法」
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定時退社しやすい仕事とは?
定時退社をするのは難しいと言われていますが、中には定時で仕事を終えやすい仕事もあります。どのような職種だと残業せずに定時で帰れるのでしょうか。
夜になると作業できない仕事
建築現場や土木作業など、暗くなると作業自体ができず業務を進めることが不可能になる仕事は、定時で帰れる可能性が高いと言えるでしょう。
作業量が一定の仕事
1日の仕事量があらかじめ決まっていると、その日のノルマが終了すれば退社することが可能。具体的には工場のライン作業が挙げられます。
シフト制の仕事
シフト制の仕事の場合は、「日勤→夜勤」のように次の担当者に交代することが多いので、定時でスムーズに退社できることが多いと言われています。
外資系企業の仕事
外資系企業では、「残業=自己管理不足、能力不足」と捉える人が多いのが特徴。そのため、外資系の企業は定時で帰りやすい社風があり、残業をする人が少ないと言われています。
定時退社しづらい仕事とは?
では、定時退社しづらい仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
コンサルタント
コンサルタントの仕事は基本的にクライアントの予定に合わせて行うので、仕事が終わる時間はクライアント次第と言えるでしょう。
看護師
定時退社しやすいと言われているシフト制ですが、看護師は急患などのイレギュラー対応が多い職業です。残業や急な呼び出しも頻繁にあるので、定時で退社しやすいとは言えないかもしれません。
営業職
コンサルタントと同様に、営業職も取引先の事情によって勤務時間が左右されやすい仕事です。さらに、ノルマや目標が設定されていることが多く、それらを達成するために長時間労働になりやすい傾向が強いでしょう。
「早く帰れる仕事とは?主な特徴やおすすめの職種をご紹介」や「デメリットもある?残業が少ない仕事の特徴と探し方」では、残業が起こりにくい仕事について解説しています。定時退社しづらい仕事に就いている方や残業が少ない仕事への転職をお考えの方などにおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
定時退社するには?
職種や企業にもよりますが、多くの人が「できるなら定時退社したい」と考えているのではないでしょうか。定時退社するために有効な方法をご紹介します。
仕事に優先順位をつける
残業の理由として挙げられる「仕事が終わらない状態」にならないよう、仕事に優先順位をつけて効率化を図ります。明日に回せる仕事があれば回しても良いでしょう。「今日これだけは終わらせる!」というように、仕事を明確にすることが大切です。
スケジュール管理をしっかり行う
仕事の締切や他部署、取引先とのやり取りなどのスケジュール管理もしっかりと行いましょう。さらに、やるべきことをリスト化した「ToDOリスト」を作成するのもおすすめ。スケジュール管理をしたりリスト化したりすることで「やるべき仕事」が明確化され、効率よく業務を進めることができるようになります。
職場を変える
「今の職場は付き合い残業が当たり前」「定時退社の改善見込みがない」という場合は、転職して職場環境を変えるのも方法の1つです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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