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フリーターの現実とは?将来に不安を感じたらキャリアアップも検討してみよう!
更新日
この記事のまとめ
- フリーターの現実問題と向き合い理解することは、自身の将来を知るために重要
- フリーターは雇用や給与が安定せず社会的な信用を得ることが難しい現実がある
- 正社員として働くと、雇用の安定性が向上して将来への不安が減少する
- フリーターの現実からキャリアアップするなら、まず自分のゴールを明確にする
- 就職の相談先で悩んでいるならキャリアアドバイザーを頼るのも一つの手
フリーターの現実問題や将来への不安など、「このままで大丈夫か」と悩むことが多いでしょう。インターネット上には、フリーターの未来が悲惨だとする記事も多く見受けられますが、それがすべて正しいとは限りません。まずは、フリーターの現実を正確に把握し、自分の将来について考えることが大切です。自分がどのような未来を望むかを基準に、フリーターを続けるか正社員を目指すか、キャリアアップについて考えてみましょう。
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フリーターを続けるのは現実的?
将来への不安は誰にでもあるものですが、フリーターとして過ごしていると、特に自分の未来を楽観視しづらく「フリーターの将来はどうなるのか」と不安に感じている人も多いでしょう。インターネット上には、フリーターの未来が悲惨だとする記事が多くありますが、それがどこまで正しいのか疑問に思うこともあります。
まずは、フリーターとしての現実を把握し、自分の意志で今後の道を決めることが大切です。自分が将来どうありたいかを基準に、フリーターや正社員などの働き方を選びましょう。
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フリーターで何が悪い?現実と直面している問題
フリーターとして働き続ける人たちが直面している問題と向き合い理解することは、フリーターの将来を知るために重要です。今フリーターとして働いている人は、未来のことを実感しにくいかもしれませんが、現在のままフリーターを続けた場合、高い確率で直面する課題。自分にも起こり得る問題として捉え、望まない未来を避けるための方法を考えることが必要です。
収入が増えず経済的に自立することが難しい
新卒で働き始めたばかりのころは、正社員とフリーターの収入に大きな違いはありません。しかし、時間が経つにつれてその差は広がります。正社員は年齢とともに賃金が上昇しますが、フリーターの賃金は増えにくい傾向にあります。そのため、フリーターは一人暮らしや生活費の負担が厳しく、親からの経済的支援が必要になることもあります。
さらに、収入が少ないため、娯楽や住宅ローンなどの長期的な支出が難しくなりがちです。
老後にゆとりある生活が送れない
定年退職後の生活資金は、貯蓄や退職金、そして年金で賄われますが、フリーターは退職金の支給がほとんどありません。また、社会保険に加入していなければ国民年金のみの受給となり、毎月受け取れる金額は6万円ほど。そのため、これだけでは生活が難しく、老後も働き続ける必要性が高いです。詳しくは「日本年金機構」のWebページを参考にしてみてください。
また、厚生年金は「二階建て」ともいわれるように、国民年金に上乗せされています。そのため、厚生年金に加入している方が将来受け取れる額も多くなるでしょう。厚生年金は正社員だけが加入できると思われがちですが、フリーターでも条件を満たせば加入することが可能です。「日本年金機構」が示す加入条件は以下のとおりです。
- ・週に20時間以上働いている
- ・月収が8.8万円以上である
- ・学生ではない
厚生年金に加入することで、老後の年金受給額が増えるだけでなく、現役中に病気やけがで仕事ができなくなった場合に障害年金を受け取ることができます。アルバイトとして働く方も、年金制度を最大限に活用することを心掛けましょう。
参照元
日本年金機構
日本年金機構 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額
適用事業所と被保険者
雇用や給与が安定せず社会的な信用を得ることが難しい
正社員と異なり、アルバイトやシフト制の仕事では月々の収入が安定せず、雇用も不安定であるため、社会的信用を得るのが難しい傾向にあります。また、このような雇用形態が金融や不動産の審査にも影響を及ぼす場合があります。
正社員への就職を目指しても採用されにくい
フリーターから正社員への就職は、年齢が重視される傾向にあります。企業は若い人材の吸収力に期待しており、長期間フリーターとして働いている場合、仕事を学ぶ姿勢やスキルに対する懸念が内定に影響する場合もあります。
いつ解雇されるか分からない不安を絶えず抱えている
正社員と非正規社員(アルバイトを含む)の最大の違いは、労働契約に期間が定められているかどうかです。非正規社員は契約期間が終了すると、企業側から退職を求められるリスクがあります。企業は人員調整のために非正規雇用を活用しており、必要に応じて契約を更新したり解雇したりするのです。このため、非正規社員は解雇の不安を抱えることが多いでしょう。
フリーターの割合はどれくらい?
日本のフリーターの割合は、総人口の約1%です。総務省統計局の「労働力調査」によると、2023年のフリーターの数は134万人。また、「人口推計人口推計(2023年(令和5年)10月1日現在)結果の要約」によると同年の日本の総人口は1億2435万2千人です。
これらの数値より、日本の総人口と比較するとおよそ100人に1人がフリーターだといえるでしょう。
参照元
総務省統計局
労働力調査(詳細集計)2023年(令和5年)平均結果
人口推計(2023年(令和5年)10月1日現在)
若者フリーターが直面する現代の社会情勢
現代の社会情勢では、若者フリーターが直面する課題が顕著です。VUCA時代における経済の不安定性や技術革新の影響により、彼らは安定した収入や将来の見通しを得るのが難しくなっています。
さらに、労働市場の不確実性が高まり、社会保障や福祉の不十分さも課題です。これらに対処するためには、柔軟なスキルの習得やキャリアの見直しが求められます。若者は自己成長を通じて、不確実な時代においても自らの未来を築いていく戦略を考える必要があります。VUCA時代について「地頭がいいと言われる人の特徴とは?意味や鍛え方もご紹介します」でも触れていますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
時代の不確実性
現代社会はテクノロジーの進化により、情報が複雑化し、将来の見通しが困難な時代になっています。既存のビジネスモデルの通用が難しくなる一方で、新たなビジネスが台頭し、従来の常識が塗り替えられることがあります。
この社会の変化は、フリーターにも大きな影響を与えています。非正規雇用のため、雇用先の企業が経営状況悪化などで解雇するリスクが高まり、失業の可能性もあります。
AI技術の進展
ホテルの受付業務やクレジットカードの解約手続きなど、AIが担う仕事が増えています。特に小売店のレジ打ちや事務作業などはAIに置き換えられやすいといわれており、これが若手フリーターにも影響を及ぼす可能性があります。
一方で、接客やサービス業は人間ならではの感動や価値を提供するため、AIに代替されにくい業務とされています。AIに取られにくい仕事とはどのようなものがあるのか、詳しく知りたい方は「10年後もなくならない仕事とは?特徴や代表的な職種を紹介!就職のコツも」も参考にしてみてください。
雇用条件や働き方の多様性が増している
非正規社員には派遣社員も含まれ、契約時に業務内容や勤務時間を限定できるため、残業を避けたりプライベートを重視する人に適しています。また、フリーランスとして個人で仕事をする選択肢も増えています。
現代のキャリア選択は正社員かフリーターだけではなく、自分の目標に合わせて多様な働き方が可能ですが、成功するためにはビジネスで役立つスキルの習得が不可欠です。
終身雇用の崩壊
従来は新卒で入社し、定年まで同一企業で働く終身雇用が一般的でしたが、最近では転職率が増加し、転職が一般化しています。年功序列から能力重視の制度への移行も進んでおり、安定的な働き方をするためには常にスキルアップが求められます。今後は、個々のスキルが重視される社会で、スキルを磨き続けることがキャリアの安定に直結する重要な要素となります。
フリーターとニートの違いとは
フリーターは「フリー・アルバイター」の略で、パートやアルバイトで働く人を指します。ただし、本業が別にある人や学生、結婚後の女性はフリーターとは呼びません。一方、ニートは「Not in Education, Employment or Training」の略で、勉強や仕事、就職活動をしていない状態を指します。フリーターとニートの違いは働いているかどうかであり、パートやアルバイトをしている場合はフリーター、無職の場合はニートとされます。フリーターとニートの違いについて詳しく知りたい方は「ニートとフリーターの違いとは?就職に向けてできることと行動を起こすコツ」も参考にしてください。
フリーターの現実に不安を感じる?正社員になるメリット
フリーターの将来に不安を感じ、正社員の道を模索する人も多いでしょう。現代は急速に変化し、求められる能力も多岐にわたります。そこで、今後の時代に必要なスキルや能力について詳しく解説します。
雇用が安定する
正社員として働くと、雇用の安定性が向上し、将来への不安が減少します。正規雇用は雇用期間の定めがないため、自分が望む限り企業が定める定年まで働き続けられます。フリーターや契約社員などは雇用期間の定めがあり、状況によっては雇用契約が更新されないことも。正社員はフリーターのように不安定な雇用形態とは異なり、安定した職場環境がポイントです。その結果、失業や職場の変動といったリスクが軽減され、仕事の安定性が高まります。
フリーターに比べて賃金が高くなる
正社員になると収入が増え、自由に使えるお金が増えます。正社員の給与はフリーターよりも高いため、経済的な余裕が生まれ、生活水準の向上が期待できます。正社員になることで経済的な安定感が増し、生活の質や満足度も向上するでしょう。フリーターと正社員の賃金の違いについて気になる方は「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」もぜひ参考にしてみてください。
ボーナスや退職金がある会社も多い
正社員は、基本的に固定給が支給されます。また、多くの企業では夏季や冬季にボーナスが支給されます。さらに、昇進に伴って給料が定期的に上がるだけでなく、特別手当が支給されることもあります。多くの企業は財形貯蓄などの将来を見据えた制度も整えており、将来の生活が安心して送れるような保証がされています。
フリーターから正社員を目指すには
フリーターから正社員になるのは簡単ではありませんが、あるコツを押さえれば実現可能です。以下では、正社員として就職するための3つの方法を解説します。
転職エージェントに登録してキャリア相談をする
就職・転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに相談しながら就活を進めるのも一つの手です。自力で就活を進めると、視野が狭くなったり、情報が不足したりして、スムーズに進まないことがあります。
しかし、就活の専門家であるキャリアアドバイザーと一緒に進めることで、自分にぴったりの企業を見つけ、内定を獲得するまでの全プロセスをサポートしてもらえるため、非常に心強いです。
転職サイトで求人に応募する
「就職エージェントに登録する時間がない」「まずは自力で企業を探したい」と考える方には、求人サイトを活用するのも一つの手です。企業によっては新卒のみを対象とした募集もありますので、求人サイトを利用する際は既卒向けのサイトを活用するのがおすすめです。
職種や勤務地など、希望条件に合わせて検索できるため、自分の条件に合った企業を見つけやすくなります。また、希望しない条件を除外して検索することも可能ですので、効率的に求人を探すことができます。
正規雇用への登用プログラムを利用する
フリーターとして働いている会社に正社員登用制度があれば、それを積極的に利用することを考えましょう。通常の就職活動よりも、既存の職場で少ない労力で正社員になることができる可能性があります。
ただし、制度を利用する際には条件を確認し、なんとなくではなく自分のキャリア目標と合致しているかを慎重に考えることが重要です。長期的なキャリアプランをしっかりと見据えて、自分にとって最良の選択をしましょう。
専門的なスキルを高めるのもおすすめ
会社や団体に属するのが合わないと感じる人にとって、フリーランスという働き方が選択肢となります。ただし、フリーランスとして成功するには高いスキルが不可欠です。即座にその道に進むのは難しいため、講座を受けたり、正社員として経験を積んだりして特定の分野でのスキルを磨く道を考えることが重要です。
正社員就職を叶える!キャリアプランを明確にするステップ
仕事上のスキルアップや職業人生の設計をキャリアプランと言います。後悔を避けるためには、目指すべきゴールを明確にし、必要なスキルや経験を把握することが不可欠です。それだけでなく、具体的な行動計画を立てて実行に移すことも重要です。
キャリアプランを設計せずに感情や勢いだけで仕事を続けると、意図しない結果になり後悔するかもしれません。キャリアプランの設計は難しくはありません。以下のステップを踏んで、自分の将来をしっかりと描いてみましょう。キャリアプランの立て方や、面接時の回答方法などを詳しく知りたい方は「面接でキャリアプランを質問されたら?答え方のコツと状況別の例文をご紹介」も参考にしてみてください。
将来の理想像を考える
キャリアプランを立てる際の重要なステップは、まず自分のゴールを明確にすることです。将来の理想像を明確にし、それを実現するための具体的な行動を考えていきましょう。アルバイトの仕事に縛られず、自分が本当にやりたいことや達成したい目標をリストアップしてください。
アイデアが浮かばない場合は、周囲の社会人を見てみても良いですし、ドラマや映画のキャラクターにも着目してみてください。誰かの成功や姿勢にインスパイアされ、自分の理想の将来像を描くことがおすすめです。
必要なスキルや経験を理解する
将来の理想像が決まったら、その実現に必要なスキルや経験を明確にしましょう。目標とする姿になるために、どのような経験を積み、どのスキルを身につける必要があるのか具体的に理解することが大切です。
現在のアルバイトで培ったスキルをどのように発展させられるかを考えましょう。たとえば、事務のアルバイトでパソコンスキルを磨いているなら、さらにどのようなスキルを追加すれば目標に近づけるかを検討します。
企業や業界の研究も重要です。多くの業界のビジネスモデルやそこで働く社員の仕事内容を調べ、自分が必要とするスキルや経験を明確にしていきましょう。興味のある企業の採用ページを確認することで、求められるスキルや具体的な仕事内容を知ることができます。これにより、キャリアプランをより具体的かつ現実的に設計することができるでしょう。
現状とのギャップを考慮する
必要な経験やスキルが明確になったら、次に現状とのギャップを見つけ出すことが重要です。アルバイトでは特定の業務に限られるため、スキル不足に陥りやすいものです。今の職場環境で得られないスキルや経験に焦点を当てて、どこが不足しているのかを具体的に洗い出しましょう。
ギャップを埋める方法を見つける
ギャップが見つかった場合、そのギャップを埋めるための具体的な方法を考えることが必要です。たとえば、営業の経験が必要であれば営業職の正社員に就く、医療事務の資格が求められるなら通信講座を受講する、といった行動が考えられます。
フリーターであれば時間の融通が利きやすいため、勉強時間を確保しやすく、スキルアップのための講座や資格取得を検討するのもおすすめ。自分に必要なスキルを獲得するための多様な方法を考え、実行に移していきましょう。
行動を開始するタイミングを設定する
ギャップを埋める方法が分かったら、具体的なスケジュールを立てましょう。まず、自分が目指す将来像を達成する時期を設定します。年齢を基準に、「何歳までに」といった形で考えると、目標がより具体的になります。
その目標時期から逆算して、いつまでに何を達成するべきかを明確にしましょう。「来月のシフトを提出するまでに資格の勉強を始める」といった具体的な計画を立てることで、忙しいアルバイトの合間でも行動に移しやすくなります。
フリーターの現実と将来に不安を感じたら
フリーターとして働いている中には、高いスキルや能力で優秀な仕事ぶりを発揮している人も多くいます。しかし、フリーターのままでは安定した経済力や普遍的なスキルを身につけるのは難しいのが現実です。ただし、正社員になることがすべての解決策ではありません。まずはキャリアプランを見直し、それを基にして必要なスキルや具体的なアクションを決めていきましょう。納得のいくキャリアを手に入れるための一歩を踏み出してください。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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