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転職活動で大変だったことは何?面接の準備や成功させるための4つのコツ
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この記事のまとめ
- 転職活動前は、履歴書の作成や退職意思を伝えることに大変さを感じやすい
- 転職活動中は、選考対策に時間が取れない、お金がかかるなどが大変さを感じる要因
- 転職活動後に大変と感じることは、前職の引き継ぎ、転居に伴う引越しなど
- 忙しいなか転職を成功させるには、時間の使い方を工夫することが必要
忙しいなかでの転職活動は大変なものです。転職先が決まるかどうかといった不安を抱えてしまったり、現職との両立で肉体的な疲労を感じたりする方もいるでしょう。
転職活動を成功させるには、時間の使い方を見直すことと、面接対策に力を入れることが大事です。ここでは、転職活動のコツについて紹介します。転職活動の大変さにうまく対処する方法を考えてみましょう。
転職活動前に大変と感じること
転職活動を始める前に大変だと感じることにはどのような内容があるのか、具体例を見ていきましょう。
履歴書や職務経歴書の書き方が分からない
一般的には、就職してからは数年間はその職場に在籍するでしょう。転職する機会がなく、履歴書や職務経歴書を書かないので、書き方を忘れてしまっている方も多いようです。
何から対策していいのか分からなかったり、書き方を1から調べて時間がかかったりと、転職活動を始めたばかりだと大変と感じるものです。履歴書の書き方については「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
無事退職できるのか分からない
職場によっては、退職を希望しているのに引き止めにあうことがあります。主に、職場が忙しく人員に余裕がなかったり、退職希望者が有能な人材で辞めてほしくなかったりする場合が挙げられるでしょう。
具体的には、上司に慰留される、退職の話を進めてもらえないといった対応をされるようです。退職を決意してから仕事を辞めるまでの流れは「退職を決意したら?仕事を辞めるまでの流れや押さえるポイントなどを解説」で詳しく解説しています。
家族の理解が得られない
転職を希望すると、家族に反対されてしまう場合もあります。転職すると収入が減ってしまうのではないか、うまくいかなかったらどうするのかが家族の主な心配といえるでしょう。
自分の意志で決めた転職活動とはいえ、家族の理解が得られないと精神的に辛いものになります。
また、転職への漠然とした不安を抱え、大変さを感じる方もいるでしょう。転職の際の漠然とした不安を解消する方法については「仕事を辞めて転職したいけど不安しかない…原因から解消法を紹介」「転職したいけど勇気が出ない…ためらう理由や不安と解消法」のコラムでも解説しています。
転職活動中に大変と感じること
転職活動中の悩みとしては、不採用通知への落ち込み、日程調整の難しさなどが挙げられるでしょう。以下、代表的なものをまとめました。
不採用になったときに落ち込んでしまう
何社も受けていて不採用の結果が続くと、精神的に辛くなってきます。不採用の通知を受け取るたびに落ち込んでしまうと、その度に気持ちを立て直すのが大変でしょう。不採用続きで悩み疲れてしまった場合は、「面接で不採用になるのはなぜ?企業が見ているポイントも解説」のコラムを参考にしてみてください。
選考対策に時間が取れない
仕事を続けながら転職活動をしていると、日々忙しく選考対策に十分な時間が取れないという悩みが考えられます。なかには、対策が不十分なまま次の選考を受けることになり、結果として不採用になってしまうこともあるでしょう。忙しい毎日のなかで、いかに選考対策をする時間を作るかが課題になります。
忙しく面接の日程調整がうまくいかない
職場が忙しく、応募先企業が提案した日程で面接が受けられなかったり、急な残業が入って何度も面接日程を変更してもらったりという場合があります。仕事量が多い、責任ある立場に就いているなど、時間を捻出するのが難しい場合もあるでしょう。
お金がかかる
転職活動は、交通費やスーツ代、履歴書用の写真撮影費など、何かとお金がかかるものです。特に、退職してから行う転職活動では、収入がないため生活が苦しくなることもあります。収支のバランスが崩れているのになかなか転職先が決まらないと、焦りや不安が大きくなってきます。
周囲に気をつかう
在職中の転職活動では、職場の人に転職活動中であるとバレないよう周囲に気を遣うようです。
服装や休みの取り方など、いつもと少し違うだけでバレる場合があるので、普段から少しずつ気を配っておくと良いでしょう。
転職先が決まったあとに大変と感じること
転職先が無事決まっても、現職の引き継ぎや引っ越しといった大変さがあります。次の職場に入職するまでは忙しい毎日が続くので、転職活動が終わってもしばらく気が抜けない方も多いでしょう。
仕事が決まった後の引き継ぎ
仕事が決まったあとの後任者への引き継ぎも大変なことの1つです。退職までは、自分の仕事を後任者に教えたり、取引先など外部に退職のメールを送ったりとやることが多いです。特に退職日が近い場合は、短期間で集中してする必要があります。引継ぎをスムーズに行うためには「円満退職を叶えよう!上手な引き継ぎのコツをご紹介」のコラムもご参考ください。
引越し
転居を伴う転職の場合、引っ越し準備もあります。荷物の梱包、役所への手続きなどを毎日の仕事と並行して進めなくてはいけないので、ハードな毎日になるでしょう。
転職活動が大変なときのメンタルの保ち方
転職活動がうまくいかないと、精神的に辛くなることもあるでしょう。大変と感じたまま転職活動を続けてしまうと、自分を追い込んで正常な判断ができなくなる可能性があります。
転職活動が大変だと感じたら、一度休むのも手です。趣味に時間を使ったり、体を動かしたりしてリフレッシュするのも良いでしょう。信頼できる人や、転職エージェントなどに現状を相談してみるのも有効です。就活の辛い時期の乗り換え方について「就活を乗り切るための3つの方法とは?」でも紹介しているので、参考にしてみてください。
忙しいなかでも転職活動を成功させる4つのコツ
忙しい毎日のなかで転職活動を成功させるには、長期計画で進める、すき間時間を利用するなど工夫が必要になります。忙しいからできないと焦らずに、落ち着いて転職活動を進めましょう。仕事を続けながら転職活動するコツについては「仕事しながら転職活動するのは辛い?しんどい?無理のないやり方を紹介」で詳しく紹介しています。
1.長期計画で進める
在職中の転職活動では、ゴールを1年後などに設定して、数ヶ月単位で転職活動を進めるスケジュール感が良いでしょう。1ヶ月間は企業研究、自己分析などに注力し、次の月は応募と選考に費やすなどテーマと期間を決め、それを繰り返します。
2.通勤時間などのすき間時間を利用する
普段まとまった時間が取れないのであれば、電車を待っている時間など、すき間時間を利用しましょう。短い時間でも、企業研究をしたり、業界のニュースをチェックしたりとできることは豊富にあります。毎日積み重ねていれば、さまざまな情報を得られているのに気づくはずです。
3.転職活動自体の優先順位を上げる
在職中の場合、現職の忙しさから転職活動に時間が割けず、収入の不安もないためつい後回しにしてしまうこともあるでしょう。本当に転職したいという気持ちがあるならば、企業研究や応募書類作成など、転職活動に関する時間を意識的に増やすのがコツです。転職先が決まるまでは、転職活動を第一に予定を組んでみてください。
4.転職エージェントなど就職支援サービスを使う
就職支援サービスを使うのも1つの手です。
転職エージェントは、求職者の希望を聞き、それに対して求人の紹介をする民間のサービスです。応募先企業とのやり取りを代行してくれたり、面接スケジュールの調整を行ってくれたりするので、忙しい人に適しています。また、業界や職種で迷っている場合は、経歴をもとにアドバイスを行ってくれるのもメリットです。
転職活動における面接の重要性
書類で経歴は分かっても、人柄やコミュニケーション能力などは実際に会って話をしなければ分かりにくいです。面接は、こうした要素を把握したり、書類の内容からさらに深堀りしたい内容を聞いたりして、自社にマッチした人材かを判断する機会です。履歴書や職務経歴書での経歴がどんなに素晴らしくても、面接での印象が悪ければ採用に至りません。
面接官という初めて会う人と話をすると、それだけで緊張してしまい、自分の良いところがアピールできなかったり、言いたいことがうまく伝わらなかったりする方も多いでしょう。そのため、事前に面接の準備を念入りに行うのが大切です。面接を成功させるためのコツは「面接成功の鍵!一次・二次・最終の際に見られるポイントや対策をご紹介」でも紹介しています。
面接対策として全体の流れをつかむ
面接対策で必要なのは、まず面接の流れを掴むことと、面接官が何を聞きたいのかというポイントを押さえることです。まずは自己紹介から逆質問まで、基本的な流れを把握しておきましょう。
面接で聞かれる主な項目について、順に解説していきます。
1.自己紹介
「自己紹介をしてください」と言われたら、氏名を名乗り、1分程度でこれまでの職務経歴について簡潔に説明してください。面接官は、自己紹介で応募者の人物像を把握すると同時に、大事なポイントを分かりやすくまとめる能力を見ています。大体3分以内で話し終えるよう、話の流れを考え、事前に練習するのが大事です。
2.なぜ転職をするのか
この質問は、応募者が入職後にすぐ辞めてしまわないかどうか、応募者が自社で活躍してくれそうかを確認するのが目的です。
「今の仕事では△△という希望が叶えられないので、転職先で実現したい」「自分の△△というスキルを今の仕事では活かしきれないので、転職先ではこのスキルを活かして仕事をしたい」といったように、応募先企業で何を実現したいのかについて明確にしましょう。なぜ転職するのかが面接官に伝われば、応募者が活躍できそうかどうかをイメージしやすくなります。
3.応募先企業の志望理由
志望理由では、まず、「自分が仕事を通じてどうなりたいのか」と、「自分は仕事を通じて社会にどう貢献していきたいのか」を結びつけて考えてみましょう。それが、自分の望む働き方になります。
次に、応募先企業は業界でどんな特色があり、どんな強みがあるのかを企業研究で洗い出してみてください。
そのうえで、応募先企業の強みと自分の望む働き方が重なる点を見つけ出し、「△△といった強みのある御社で働くと、△△といった自分の望む働き方が実現できる」という形にすると、それが志望理由の骨組みになります。
4.仕事に活かせるスキルの説明
応募先企業での仕事内容を理解したうえで、前職でのエピソードを交えながら「自分のスキルがなぜ応募先企業で活かせるのかを伝える」のが基本です。「□□な状況で、△△な工夫をし、××という結果を生み出した(学んだ)」という流れで説明しましょう。
転職の場合は、どんな仕事でも通用する汎用的なスキルではなく、プラスアルファの専門的なスキルが有効です。しかし、第二新卒のように比較的経験が浅い場合には、社会人としての基本的なマナーやスキルといった汎用的なものでも構わないでしょう。
5.面接官への逆質問
「他に何か質問はありますか」という質問に対して、「特にありません」という回答は避けましょう。
で面接官は逆質問を通じて、応募者の志望度の高さを見ているからです。業務に関すること、職場環境に関することなど、本気で入社したいと考えていたら気になることはあるはずです。「自分が実際に入ったらどんなことが知りたいだろうか」と、落ち着いて事前に考えておくと良いでしょう。
さらに好印象を与えるには、業界研究や企業研究をしっかり行ったうえで、応募先企業の「業界の課題に対する企業の取り組み」「将来のビジョン」を質問したり、「御社が転職者に求めるスキルは何か」といったことを質問したりするのも効果的です。好印象を与えられる逆質問の例や注意点について「中途採用面接の逆質問で好印象を与えよう!6つの注意点や例文を紹介」のコラムでも紹介しています。
面接に受かるポイントを押さえよう
面接における最大のポイントは、面接官が何を聞きたいのかを正確に理解し、意図を汲み取って回答することです。面接官が聞きたいのは「応募者が自社で活躍してくれそうか」「応募者が入職したら長く働き続けてくれるかどうか」と、シンプルなことです。この2点について、どんなことを考慮すれば良いのかについてまとめました。
応募先企業で活躍してくれそうか
まず、「応募者が自社で戦力になりそうかどうか」という点です。面接官は、応募者が自社に入職したら、どのような仕事をしてくれるだろうかという想像をしながら質問をしています。
そのため、面接官にあなたが働いているところを想像させやすいよう、できるだけ具体的なエピソードを交えて話すと良いでしょう。漠然としたスキルの説明でなく、「前職でどんなことがあり、どう対処したのか」「どう行動した結果、どうなったのか」という実際に行動した様子を示してください。
長く働き続けてくれるかどうか
面接官は、「応募者が仕事に何を求めているのか」「どういうビジョンを持って業務にあたっているのか」を聞きたいと考えています。「応募者の仕事に対する考えが企業の理想とする社員像に合っていなければ、ミスマッチを起こして早期退職してしまうだろう」と面接官は捉えるからです。
自社で長く働いてもらえそうだと思ってもらうには、「その企業がどのような未来のビジョンを持っているのか」「そのビジョンを達成するためにどんな人物を欲しているのか」を理解したうえで、自分が仕事に求めているものとの共通点を示すことです。応募先企業への理解と、自分の仕事に対する考えの軸をしっかり持つことが重要となります。
転職しないほうがいい人はどんな人?
転職しないほうがいい人には、「転職したら今の状況が良くなるかも」と転職に対して漠然とした希望を抱いている特徴があります。
漠然とした不満から安易に転職しようとしている人
「同世代の友人に比べて給料が安いから」「何となく今の仕事が面白くないから」といった理由で転職するのは避けましょう。自分は転職に何を求めているのか、転職することでどう変わるのかをはっきりさせるのが大事です。
転職したら不満がすべて解消されると思っている人
現職の人間関係や仕事内容に不満があり、転職さえすれば悩みがすべて解決すると考える人がいます。しかし、自分自身を振り返らずに周りのせいにしているだけでは、またすぐに次の職場でも同じような不満を抱きかねません。
「転職先でこんな仕事がしたい」というような目的意識がない場合、転職は失敗しやすい傾向があります。転職しなくても、部署の配置転換や異動など、今の職場でも現状は変えられるものや不満を解消するやり方はないかどうか、考えてみましょう。
転職が成功するのはどんな人?
転職が成功するのは「転職に求めるものが自分の中で明確な人」といえます。それでは、どんな人が転職に成功するのか見ていきましょう。転職を成功させやすい人の特徴については「転職で成功する人、失敗する人の違いは何か?」でも紹介しています。
転職を通じて何を実現したいのかが明確な人
「今までよりもっと裁量の大きい仕事がしたい」「今まで裏方の仕事をしていたが、表に立って取引先とやり取りする仕事をしたい」など、自分が転職を通じてどのような働き方を実現したいのかがはっきりしている人です。自分が転職に何を求めるのか明確になっていると、それに対してどのような企業を選べば良いのかがはっきりします。
転職における優先順位が決まっている人
転職に求めることの優先順位が、自分の中で決まっている人も成功しやすいです。
優先順位をつけている人は、上位の条件にはこだわりますが、自分の望むすべての条件を満たせるとは思っていません。良い意味で割り切れているので、求人を絞り込むのがうまく、希望の職場を見つけやすいといえるでしょう。
自分の市場価値を分かってる人
自分がどんなスキルを持っていて、どんな企業にニーズがあるのか、自分にはどんな役割ができるのかを客観的に理解している人は、自分の市場価値を分かっている人といえるでしょう。
自分のことが客観的に見られるので、求人を選ぶ際のミスマッチが少なく、結果として自分の希望通りの転職を叶えやすいといえます。
本当に転職すべきか考えてみよう
転職するべきか悩んでいる方のなかには、転職するべき人と、転職しないほうがいい人がいます。一度自分がどうして転職したいのかを振り返ってみましょう。「転職しないほうがいい人はどんな人?」と「転職が成功するのはどんな人?」を参考にして、自分がどちらに当てはまるか振り返ってみてください。転職するか迷っている人は「転職するべきかどうか分からない…職場を変えるメリットとデメリットとは」のコラムもご一読ください。
転職活動をスムーズに進めるためにはエージェントに相談しよう
なかには、転職がうまくいくか分からないという不安から、行動を起こすのに二の足を踏んでしまう方もいるでしょう。そんな方は、まずは行動を起こしてみるのがおすすめです。
本当は自分が希望する仕事のビジョンがあるのに、転職に対する不安から諦めてしまうのはもったいないことです。転職したいという気持ちがあるなら、まずは第三者に相談をして、自分の状況を客観的に判断してみるのをおすすめします。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。