仕事を辞める理由が病気でも問題ない?退職理由別に転職へのポイントを紹介

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この記事のまとめ

  • 厚生労働省によると、仕事を辞める理由は男女ともに「定年・契約期間の満了」が多い
  • 仕事を辞める理由には、「人間関係」「労働条件」「入社後のギャップ」などがある
  • 仕事を辞める理由が病気の場合は、回復してから再就職を目指そう
  • 入社後にギャップが生じて仕事を辞める場合、企業研究を十分に行った上で転職しよう
  • 人間関係の悩みで仕事を辞める場合は、悩みを分析して次の職場の情報収集をしよう
  • 正社員への就職を目指して辞める場合は、自己分析でアピールポイントを見つけよう

「仕事を辞める理由が病気でも問題ない?」「ほかの人はどのように退職しているのか知りたい」と考える方も多いでしょう。仕事を辞める理由は人それぞれ違います。ただ、どのような退職理由であれ深く見つめ直した上で、転職活動を行うことが大切です。このコラムでは、「仕事を辞める理由」として一般的なものを紹介。また、退職理由別に就職・転職する上で注意するポイントをまとめています。

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仕事を辞める理由とは

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、2022年の1年間で転職・入職者が前職を辞めた理由を、以下の項目から調査しました。

・仕事の内容に興味を持てなかった
・能力や個性、資格などを活かせなかった
・職場の人間関係
・会社の将来が不安だった
・給料などの収入が少なかった
・労働時間や休日などの労働条件が悪かった
・結婚
・出産や育児
・介護
・定年、契約期間の満了
・会社都合 など

上記の項目に当てはまらない個人的な理由を除くと、男女ともに、「定年・契約期間の満了」という理由で退職した方が最も多く、次いで「労働時間や休日などの労働条件が悪かった」という理由から退職した方が多いという結果になっています。「自分がやりたいことと違った」「人間関係に悩んで退職した」「病気で仕事を続けるのがつらい」「正社員になりたい」など、退職する理由は人それぞれです。しかし、就職・転職活動を行う場合は、前職の退職理由をしっかりと見つめ直した上で進めることが大切です。では、就職・転職活動では、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

参照元
厚生労働省
令和4年雇用動向調査結果の概況

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仕事を辞める理由が病気の場合

病気や体調不良を理由に退職することは可能です。「体調不良を理由に退職するのは気が引ける」と考える人もいるかもしれませんが、体調不良のまま働き続けるのは、将来を見据えた上でも理想的な働き方とはいえません。また、無理して仕事を続けていると、体調が悪化する恐れもあります。そのため、病気や体調不良が理由の場合は、一旦退職し、「数ヶ月休んで体調が回復したら再就職をする」「療養中でもできそうな在宅ワークを探す」などの方法がおすすめです。「体調不良は退職理由になる!診断書の必要性や退職届の書き方について解説」では、病気を理由に退職する際の伝え方やポイントなどを紹介しているので、参考にしてみてください。

ギャップを感じて仕事を辞める場合

「自分がやりたいことと違った」「会社の方針と合わなかった」といった理由から退職する場合、入社前と入社後で、仕事内容や企業理念にギャップを感じている可能性があります。近年、転職活動をしている方の中には、インターネットを使って求人情報の閲覧を行う人が増えているようです。確かに、インターネットは企業のさまざまな情報を収集することができて便利でしょう。しかし、就職活動の内容としてネットの情報を閲覧しただけでは、「企業が社員に求めること」「転職者が企業に求めること」のギャップを埋めるのに十分でないことが考えられます。
インターネットで情報収集するだけでなく、より具体的な仕事内容や職場について知るために、インターンシップやOB訪問などで社員の話を聞いてみると良いでしょう。応募先企業が必要としている人材や、自分に足りないものを知ることで、働く上で必要な力を身につけられるはずです。

仕事を辞める理由が会社の人間関係の場合

人間関係による退職の場合、転職先に「人間関係が良好な職場」を希望する方は多いでしょう。人間関係による悩みで何度も転職活動を繰り返さないためには、できるだけ情報収集を行うことが大切です。しかし、インターネットによる求人情報だけでは、会社の雰囲気や人間関係までは分からないもの。口コミサイトなどを参考にしてみるのも良いですが、偏った意見が掲載されている可能性もあるので注意が必要です。また、面接に行った際に社員同士の雰囲気などを見て、自分で見極める努力をしてみても良いでしょう。

そのほかの方法として、前の仕事を辞めるときに、どのような人間関係の悩みがあったのか理由を分析してみることもおすすめです。たとえば「上下関係にストレスを感じていた」「質問がしにくい雰囲気で一人で抱えがちだった」など、悩みを深堀りすることで自分が何を求めているかが明確になります。さらに分析した結果をハローワークの担当者や就活アドバイザーなどに伝えることで、その企業の社風や職場の雰囲気などについて、アドバイスがもらえる可能性も。会社の体制が、「個人プレーを重視するのか、それともチームワークを大切にするのか」といった点にも着目して、自分自身はどちらに適性があるのかアドバイザーに伝えてみるのもおすすめです。

人間関係が理由で退職を検討している場合

現在、人間関係が理由で仕事を辞めるか悩んでいる場合は、退職の選択をする前に「仕事と人間関係を割り切る」「上司に相談してみる」「休職する」「特定の人物と距離を取る」などの方法を試してみるのもおすすめです。これらの対応で、状況が改善する可能性があります。自分ができることをやり切った上で、それでも改善が見込めないという場合は、退職を決断すると良いでしょう。「人間関係で仕事を辞めるのはあり?ストレスになる理由や対処法なども解説」では、人間関係を理由に仕事を辞める際の注意点や対処法などを紹介しているので、参考にしてみてください。

正社員への就職を目指して仕事を辞める場合

契約社員やアルバイトといった非正規雇用から正社員へ転職する場合、多くは「定年まで契約社員やアルバイトとして勤務を続けるのは、給与や福利厚生の面で不安がある」という理由からではないでしょうか。正社員を目指して転職活動を行う際は、アルバイト先を辞める理由や仕事で自分がしてきたことなどを振り返り、自己分析することが重要です。契約社員やアルバイトで得た経験は、正社員として転職する際にアピールできることがあるでしょう。「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本的なやり方をご紹介」では、自己分析の基本的なやり方などを紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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