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貯蓄とは?貯金や預金との違いを理解しよう
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この記事のまとめ
- 貯蓄とは「お金を蓄えること」を指す
- 貯蓄とは、老後の生活資金や災害時の備えなどを目的にすることが多い
- お金を貯める「貯金」とお金を預ける「預金」は、それぞれ貯蓄とは異なる意味をもつ
- 効率的に貯蓄をするなら、投資を始めてお金を増やすことがポイント
- 収入が少なく貯蓄を始めるのが難しい場合は、転職を検討するのもおすすめ
「貯蓄とは何か?」「預金と貯金の違いは?」お金を貯める意味をもつ言葉についてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。貯蓄とは、金融資産を指す言葉です。不動産資産や生命保険など金銭以外の財貨も含まれるため、老後のために資産運用を始めたい方はしっかりと理解しておきましょう。このコラムでは、貯蓄の意味や増やし方などを解説。貯蓄が大切な理由についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
貯蓄とは
貯蓄とは、簡単にいうとお金を蓄えることです。手持ちの現金をはじめ、金融機関に預けている預金や株式投資、不動産投資、生命保険など金銭以外の財貨も含まれています。貯蓄をする理由は、老後の生活資金や子育て費用、病気・災害時の備えなどさまざまです。必要なときに十分なお金が使えるよう、貯蓄の目的は「将来のために今より財貨を増やすこと」といえるでしょう。
貯蓄と「貯金」「預金」は違う?
お金を貯める意味をもつ「貯蓄」「貯金」「預金」ですが、先述した「貯蓄」のほかに、「貯金」「預金」にもそれぞれ異なる意味があります。3つの言葉の意味を正確に知ることは財貨を増やすうえで非常に重要です。ここでは、「貯金」「預金」のそれぞれの意味についても解説します。
貯金とは
貯金とは、幅広い意味で「お金を貯める」ことです。このあと解説する「預金」をはじめ、へそくりやお金を貯金箱に貯めることも「貯金」に含まれています。「お金を蓄える」貯蓄とは異なり、貯金は「お金を保管する」という意味と捉えられるでしょう。貯金は、実際に貯まったお金を目で見て確認できるのが特徴。そのため、日々の生活で取り組みやすく、「自分は貯金をしている」ことを実感し、達成感を得られるでしょう。大きな目標金額とは別に、少額を貯める目的があるときに向いています。貯金が上手くできなくて悩んでいる方は、貯金ができない人の特徴や気軽に実践できる貯金術を詳しく紹介している「貯金できない人とは?特徴を知って貯められる人になろう」の記事もおすすめです。ぜひあわせてご覧ください。
預金とは
預金とは、「金融機関にお金を預ける」ことです。預金する金融機関は都市銀行や地方銀行のほか、信用金庫、インターネットバンクなど。預金は「貯蓄」の意味に含まれる財貨であり、これらの金融機関で行う「普通預金」「定期預金」「積立預金」などはすべて「預金」になります。また、上記の金融機関が倒産した場合は、「預金保険制度」によって預金が守られるのも特徴です。対象金額は、一つの金融機関につき元本1,000万円までと、そのぶんの利子が保護されます。さらに、金融機関にお金を預けると金利がつくため、預金する金融機関を選ぶ際には事前に年率を確認しておくと良いでしょう。
ゆうちょ銀行にお金を預けることは「貯金」
前述した金融機関以外で、ゆうちょ銀行や農業協同組合(JAバンク)、漁業協同組合(JFマリンバンク)にお金を預けることは「貯金」と表します。これは、日本に銀行が開業する前に始まった「郵便貯金」がきっかけといわれており、当時の大蔵省(現在の財務省)が国民に貯金を勧めたことから「個人がお金を預ける=貯金」といった意味合いが強いようです。
貯蓄が大切な理由
貯金や預金のみで資産を増やすことは困難だといえます。そのためには、金銭以外にも投資や生命保険なども含めた資産運用によって貯蓄を行うことがポイントです。ここでは、貯蓄することが大切な理由を解説します。貯蓄する意味が知りたい方は、参考にしてみてください。
貯蓄はインフレに強い
株式投資や債券といった金銭以外の貯蓄を行いましょう。お金の価値は、時代によって変化する可能性があります。そのため、貯金や預金などの金銭のみを資産にしている場合、インフレでお金の価値が下がってしまった際に多大なリスクを負う恐れも。損害を生み出さないためにも、貯蓄を行うなら金銭以外の資産づくりにも目を向けておきましょう。
預金と貯金は金利が低い
先述したとおり、金融機関にお金を預けると金利がつきます。ただし、十分な貯蓄につながるような金額ではありません。また、利息は源泉分離課税がかかるため、受け取れる利息額は少なくなるでしょう。一方で、積立投資や不動産投資などを行えば、大きな利益となる可能性があります。投資はリスクを伴う恐れがあるものの、効率的な貯蓄方法の一つともいえるでしょう。年代による平均貯蓄額やライフプランニングに合わせた貯金などについて知りたい方は、「30歳の貯金額はどれくらい?平均額や備えておきたい費用を解説」の記事もぜひ参考にしてみてください。
貯蓄型の生命保険とは
貯蓄型の生命保険とは、毎月の保険料が積み立てられるものを指します。万が一の際に死亡保険金が受け取れるだけでなく、解約・満期時の際にそれぞれ積み立てたお金が戻ってくるのが特徴です。貯蓄型の生命保険には、終身保険や学資保険、介護保険などの種類があり、保障内容も異なるため、自分の目的にあったものを選びましょう。貯蓄型は、掛け捨て型と比べて保険料の支払額や支払い期間などが異なります。しかし、規定の時期に積み立てた保険金が受け取れるため、保障内容とあわせて将来の貯蓄として検討してみるのも良いでしょう。
貯蓄を増やすにはどうすれば良い?
将来に向けた資産づくりをするなら、今よりお金を増やす「貯蓄」をすることがポイントです。ここでは、貯蓄を増やす具体的な方法についてまとめました。下記を参考にして、まずできるところから始めてみましょう。
浪費をせずに生活する
普段から浪費しないよう心掛けましょう。毎日の出費について把握するためには、レシートを管理して家計簿をつけるのがおすすめです。1日にどのくらいのお金を使っているのかが分かれば、節約に努めた生活を意識できるようになります。また、家計の収支を理解するのと同時に、貯金や投資などにまわせる額についても考えられると、貯蓄の成功につながるでしょう。今からでも挑戦できる節約方法については、「「お金を使わない」ベストな貯金法とは?」の記事でも紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
適切な投資を行う
貯蓄をする際には、投資の勉強を始めてみましょう。投資とは、リターンの振れ幅によってリスクを伴う可能性があるものの、うまくコントロールできれば大きな利益が期待できます。特に投資未経験の場合は勢いだけで始めるのではなく、投資の仕組みをよく理解することが重要です。投資には、株式投資や不動産投資、投資信託、ポイント投資などさまざまな種類があるため、自分の収入や生活スタイルに合ったものを検討しましょう。
給与を増やす
現在フリーターとして働いているなら、正社員になって給与アップを目指しましょう。手取り額が少ないと、貯金や投資に十分なお金をまわせない可能性があります。また、少額をコツコツと貯金し続けたとしても、将来に向けた貯蓄につなげるのはなかなか難しいもの。着実な貯蓄を行うためには、生活費に余裕が生まれるよう収入を増やす方法を検討してみましょう。また、正社員でも今の給与に満足していない場合は、収入アップが見込める企業への転職を視野に入れるのも一つの手です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。