職務経歴書はどの形式をダウンロードすればいい?書き方のポイントを解説!

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この記事のまとめ

  • 職務経歴書は、自分のキャリアに合ったテンプレートをダウンロードしよう
  • 編年体形式の職務経歴書は、どの経歴の方も使いやすいスタンダードなテンプレート
  • 職務経歴書を書く前に、自分のキャリアを棚卸ししておこう
  • 職務経歴書は、自分のスキルや経歴について簡潔に伝えることが大切
  • 職務経歴書と履歴書は、見られるポイントが異なるので注意

職務経歴書は、テンプレートをダウンロードして使用することができます。しかし、どの形式のテンプレートをダウンロードすれば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか?職務経歴書は、自分のキャリアに合った形式で作成することが大切です。このコラムでは、職務経歴書の種類や書いておくべき項目などを紹介しています。より効果的な職務経歴書を作成するためにも、一度目を通しておくと良いでしょう。

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ダウンロードできる職務経歴書の種類とテンプレート

これまでの仕事の経歴やスキルなどを企業にアピールできる職務経歴書。PCやスマホに職務経歴書のテンプレートをダウンロードして作成することもできますが、種類が多くどの形式を使用すれば良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。職務経歴書は、自分のキャリアに合わせたテンプレートをダウンロードして使用することが大切です。職務経歴書には、「編年体形式」「逆編年体形式」「キャリア形式」の3種類の形式があります。以下、それぞれについて解説していきます。

編年体形式

編年体形式は、これまでの職歴を時系列に沿って紹介する形式です。職務経歴書のスタンダードな形式で、現在のスキルを得た過程や、業務の習熟度を分かりやすく伝えることができます。履歴書とあわせて職歴を確認しやすいため、どの経歴の方にもおすすめの形式です。

〈例〉
2011年△月
株式会社△△システム入社
創立:1992年△月
資本金:2000万円
年商:90億円
従業員数:300名
事業内容:ITシステムの構築、販売
営業部に配属。自社ソフト、サービスの営業、プレゼンテーション用資料作成。

2015年△月~現在
人事部に配属。人材採用や育成、労務管理などを担当。

逆編年体形式

逆編年体形式は、編年形式とは逆の時系列で職歴を紹介する形式です。直近の職歴を最初に紹介し、過去にさかのぼります。応募先が前職と同じ業界や職種の場合、職務経歴書の書き方に指定がなければこの形式を使用すると良いでしょう。

〈例〉
2015年△月~現在
人事部に配属。人材採用や育成、労務管理などを担当。

2011年△月
株式会社△△システム入社
自社ソフト、サービスの営業を担当。プレゼンテーション用資料の作成も行う。
営業80名中で売上2位を獲得(2015年1月時点)。

キャリア形式

キャリア形式は、これまで携わってきた業務を分野ごとにまとめて紹介する形式です。時系列を問わず、担当してきた分野の習熟度を職務経歴書でアピールすることができます。転職回数が多く、幅広い業界や業務を経験した人におすすめです。

〈例〉
営業に関わる経歴
2011年△月~2015年△月
株式会社△△システム 営業部
業務内容:自社ソフト、サービスの営業。プレゼンテーション用資料作成

人事に関わる経歴
2015年△月~現在
人事部に配属。人材採用や育成、労務管理などを担当。

職務経歴書はダウンロードしたほうが良い?

ダウンロードしたテンプレートを使用したからといって、必ずしも良い職務経歴書になるとは限りません。企業によっては、手書きの職務経歴書を求められることもあります。特に指定がなければ、ダウンロードした職務経歴書を使用しても問題はないでしょう。その場合は、見やすく自分のキャリアに合ったテンプレートであるか確認することが大切です。

職務経歴書の作成については、「職務経歴書を簡単に作成するための方法を解説!転職を有利に進めよう」でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

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職務経歴書を書く前に自分のキャリアを見直そう

職務経歴書を書く前に、これまで歩んできたキャリアを見直しましょう。所属していた会社や部署で何をしてきたか、どのような姿勢で仕事に取り組んだか、何を成し遂げたかなど、具体的に整理していきます。また、応募先の業種や担当業務などに合わせてスキルの棚卸しをしておくことも大切です。

職務経歴書の書き方

ここでは、職務経歴書の書き方を解説します。項目ごとに説明しているので、参考にして好印象を与える職務経歴書に仕上げましょう。

職務要約

職務要約は、職務経歴書の導入となる大事な部分です。自分の経歴を100文字程度で簡潔にまとめて紹介します。担当していた仕事についてのキャッチフレーズを考える、数字で示せるような実績があれば記載するなど、短くても採用担当者が魅力を感じられるような内容にしましょう。

〈例〉
大学卒業後、株式会社××にてプログラマ、システムエンジニアとして従事してまいりました。常に最先端の技術を身につけるために学びを怠らず、現在認知されている言語については全般的に理解しています。現在はマネジメントとして人材育成にも携わっています。

企業情報

職務経歴書の企業情報は、これまで所属していた企業の概要を書く欄です。会社名、従業員数、資本金、売上高など、公開されている情報を書きましょう

〈例〉
△△株式会社
創立:2001年△月
資本金:5000万円
年商:110億円
従業員数:500名
事業内容:イベントの企画、開催

職務経歴・実績

職務経歴は、自分が担当した業務について書く欄です。ただ業務内容を淡々と書くだけでなく、どのような工夫をしたのか、心掛けていることは何かなどを追記しましょう。他部署やお客さまなどとのコミュニケーションがある場合は、その点も職務経歴書でアピールするのがベターです。
また、「相談対応件数△件」「売上高△△万円」というような数字で示せる実績も記載しておくと良いでしょう。

〈例〉
行政機関や大手企業を顧客とした自社ITサービスの営業、販売。ただ「商品を売る」だけでなく、アフターフォローとしてのヒアリングも徹底。問題解決、製品の改善をサポートした。

実績:
案件数:△△件
売上高(2017年度):3000万円

所有資格

職務経歴書に資格を記載する項目がある場合は、それも書いておきましょう。アピールするなら応募先の業務に合った資格がおすすめです。ない場合は空白ではなく、「特になし」と記載しておきましょう。

〈例〉
資格
TOEIC 800点(2010年△月△日)

PCスキル

PCをどのくらい使いこなせるかも職務経歴書に記載しておきましょう。使用しているソフトの名前や、どの機能を使っているかなどをあわせて書いておくと分かりやすいです。

〈例〉
Excel:関数計算、マクロ、表・グラフ作成、オブジェクト挿入
Word:データ入力、文字装飾、リンク挿入、表作成、インデント作成
PowerPoint:文字入力、アニメーション作成

自己PR

職務経歴書の最後は、自己PRを記載しましょう。これまでの業務を通して何を得たのか、どのように成長したかを伝えます。形式は指定がない限り文章でも箇条書きでも問題ありません。ただし、箇条書きの場合は最大3つ、文章の場合は最大5行と簡潔にまとめましょう。

〈例〉
コンサルタントとして顧客に寄り添った提案を心掛け、現在抱えている課題、根本的な問題点のあぶり出しなど、改善のためのヒアリングを徹底して行ってまいりました。ただ表面的な問題を特定するだけでなく、競合他社の調査やユーザーへのアンケートなども踏まえた提案を行うことで、顧客自身が気づいていなかった潜在的な問題も解決に導きました。その結果、顧客満足度98%を獲得し、2018年には社長賞を受賞しました。貴社でもこの経験を活かしていきたいと考えております。

職務経歴書に書ける職種別アピールポイント

ここでは、職務経歴書に記載できるアピールポイントを職種別に紹介します。仕事を通して自分の強みを知り、企業に適切なアピールをしましょう。

事務職

事務職は、一般事務や経理事務、営業事務など多くの種類があり、企業により担当する業務もさまざまです。職務経歴書に記載する際は、勤務していた企業の事業内容や規模、担当していた業務の内容や年数などを具体的に書きましょう。また、見やすい書類を作成することで、事務職としてのPCスキルもアピールできます。

販売職

販売職の経験を職務経歴書でアピールする際は、担当した商品やポジションのほか、販売スタイルやどのような工夫をしてきたかなどを記載すると良いでしょう。

営業職

営業職の場合は、新規開拓やルート営業といった販売方法、対象(法人・個人)、担当していた商品やサービスなどを記載します。また、売上高だけでなく、商品やサービスを売るためにどのような努力をしてきたか、お客さまにどのように接してきたか、何を心掛けていたかなども併記しておくと良いでしょう。どのような姿勢で仕事に取り組んでいたかをアピールすることが大切です。

技術職

技術職のアピールポイントを分野ごとに紹介します。

機械系

機械系は、実務経験を重視する企業が多いため、職務経歴書には担当した工程や所有資格、使いこなしている技術などを記載しましょう。また、マネジメント経験がある方は、どのように人をまとめてきたかもアピールすると効果的です。

IT系

IT系は、専門性の高い分野のため、関わった案件や使える言語、ポジションなどを職務経歴書に書いておくと良いでしょう。表やグラフなどにまとめておくと見やすくなります。

医療や化学系

医療や化学系の場合は、自分のスキルをアピールするほかに、マネジメント経験や顧客と連携して取り組んでいた業務についてアピールしましょう。

職務経歴書の書き方については、「職務経歴書は100均で買える?書き方のポイントとは」もあわせて参考にしてください。

職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書と履歴書の違いは、チェックされるポイントがそれぞれ異なる点にあります。転職活動では履歴書と職務経歴書をセットで提出することが多いため、両者の違いを知っておきましょう。

履歴書でチェックされる内容

履歴書は、応募者の基本情報を確認するためのものです。そのため、頻繁に転職していないか、希望条件や経歴が自社とマッチしているか、居住地は通勤に支障がないかといった項目を中心にチェックされます。

職務経歴書でチェックされる内容

職務経歴書は、応募者がこれまで行ってきた業務内容や実績を重点的に確認するためのものです。そのため、記載された内容からその応募者ならではの強みや仕事への姿勢、将来性など、重要な判断に関わるポイントをチェックされます。

職務経歴書や履歴書は転職活動において重要な書類です。内容はもちろん、見やすさや誤字脱字もチェックポイントになるため、書類作成の際は注意しましょう。応募書類の作成方法やコツ、注意点などをきちんと知ることで採用担当者に好印象を与える書類を作ることができます。「どんな違いがある?履歴書と職務経歴書それぞれの役割」でも履歴書と職務経歴書の違いを解説しているので確認しておきましょう。

もし職務経歴書や履歴書に自信がない、書き方が分からないといった場合は、転職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。適切なアドバイスで採用担当者の目を引く書類作りをサポートします。

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こんなときどうする?職務経歴書に関するお悩みQ&A

職務経歴書について迷っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、職務経歴書でよくあるお悩みにQ&Aでお答えします。

職務経歴書はどんなものをダウンロードすべき?

職務経歴書をダウンロードする際は、自身のキャリアに合ったテンプレートを選びましょう。どのような経歴の方も使いやすいのは編年体形式、直近の経歴が応募先とマッチしていることをアピールしたい方は逆編年体形式、転職回数が多い方はキャリア形式がおすすめです。詳しくは、このコラムの「ダウンロードできる職務経歴書の種類とテンプレート」をご覧ください。

職務経歴書に書けるような実績がありません

実績は数字や賞など、目に見えるものばかりではありません。「実績がない」と感じる方は、自分が今までどのような工夫や改善をしてきたか、どのような点を評価されたかといった具体的なエピソードを書きましょう。企業は、実績だけでなく、仕事に対する熱意や姿勢も重視しています。明確な実績がなくても、どのように仕事に取り組んでいたかをアピールしましょう。

職務経歴書の自己PRは履歴書と違うほうがいい?

職務経歴書の自己PRは、履歴書に書いたものと内容を統一させましょう。職務経歴書に書いた自己PRの内容が履歴書と違っていると本当にアピールしたいことが分からなくなってしまい、採用担当者を混乱させてしまう可能性があります。詳しくは「履歴書と職務経歴書の自己PRは同じ内容で良い?書き方のコツを解説」もあわせてご一読下さい。

職務経歴書と履歴書はどう違う?

職務経歴書は応募者のスキルや職務経験をチェックするための書類で、履歴書は応募者の基本情報を示すための書類です。職務経歴書と履歴書では、採用担当者にチェックされるポイントが異なるので注意しましょう。「職務経歴書と履歴書の違い」で詳しく解説しています。職務経歴書や履歴書で悩んでいる方は、「ハタラクティブ」へお気軽にご相談ください。

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