転職時の自己PRはどのように作成したら良い?作り方のポイントを紹介

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この記事のまとめ

  • 転職時の自己PRは、実績だけでなく日頃の取り組みや仕事への姿勢も重要
  • 転職の自己PRを作成する前に、これまでの経験を書き出してみよう
  • 自己PRは、企業が求める人材と自分の特性や経験をマッチさせるのがコツ
  • 転職の自己PRには、数字や具体的なエピソードを盛り込もう
  • 応募書類に自己PRを記載する場合は、職務経歴書にメインで書く
  • 面接では、自己PRに費やす時間配分と笑顔でいることを意識してみよう
  • アピールポイントがないと悩む場合は、短所が長所になることを理解しよう

転職するときの自己PRの作成に悩む方は多いようです。自己PRは、応募者が企業側に自分をアピールする方法の1つ。企業側も応募者を理解する大切な要素の1つと考えています。そのため、しっかりと自己分析や企業研究を行い、企業に合ったアピールをすることが重要です。このコラムでは、転職時の自己PRの作成方法やポイント、注意点などを紹介しています。

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転職するときの自己PRの作成方法とは

転職するときに自己PRの作成で悩む人は多いようです。では、どのように作成したら良いのでしょうか。以下で紹介していきます。

今までの経験を書き出す

転職で自己PRを作成する前に、まずは自分のこれまでの経験を書き出してみましょう。たとえば、「営業成績が悪かったので訪問社数を2倍に増やし、その結果受注数が5割増えた」「1日における個人での達成目標を掲げて取り組み、新規契約を着実に増やしていった」など、具体的な経験を書き出すことが大切です。転職の際に自己PRの材料として使えるよう、このような日々の取り組みをできる限り多く書き留めることを意識してみてください。

第二新卒は仕事への取り組み方も盛り込もう

第二新卒の方も転職時の自己PRでは、社会人になってからの実績を盛り込む必要があります。しかし、第二新卒は入社してから数年しか経っていないため、社会人としての実績といっても、大切な仕事を任された経験や大きな成果を挙げた実績は少ないでしょう。採用する側も、第二新卒に大きな実績は期待していません。そのため、実績の大小よりも、日々の仕事の中で「何をしていて、何ができるようになったか」が大切です。

応募する企業によって自己PRを作成する

書き出した具体例をもとに、応募する企業に合う自己PRを作成しましょう。就職・転職活動で重要となるのは、企業が求める人材と求職者の方向性が一致していること。自己PRの内容を検討する際には、応募する企業の社風を調べ、どのような人材が求められているかを考えることが大切です。
たとえば、粘り強い人材を求める企業では、「○○の仕事をあきらめず、最後まで粘り強く行ったことが××という成果につながりました」など、粘り強く仕事を行ったエピソードが自己PRとして有効です。また、それを踏まえて、入社後にどのように貢献をしたいのかを書きます。「○○の業務で身につけた粘り強さを生かして××の業績アップに役立てたいと考えています」といったように、「前の職場で仕事に対するどのような取り組みをし、何ができるようになり、そのスキルを用いて入社後どのような貢献がしたいのか」というのが、自己PRの基本パターンとなります。

自己PRには具体的なエピソードを入れる

どんなに小さなことでも良いので、自分が仕事に対して前向きに取り組んだエピソードを盛り込めば、採用担当者が良い印象を持ってくれる可能性が高くなります。たとえば、「お客さまの要望に対して絶対に無理とは言わず、次善の策を提示する」「成績を伸ばすために同じ部署の誰よりも飛びこみ営業を行った」などといった事柄です。エピソードはより具体的に、働いている情景が頭に浮かぶようなものがおすすめ。複数のエピソードを盛り込めば、採用担当者は応募者が働いている姿をイメージしやすく、好感度を高めるきっかけになることもあります。また、数字で示せる成果を出していたのであれば、必ず盛り込むようにしましょう。

失敗談を自己PRに盛り込むのも1つの手

自己PRに失敗談を盛り込むことで、アピールに繋がることもあるようです。採用担当者は、応募者のこれまでの実績だけでなく、「仕事に対してどう取り組むのか」といった姿勢も見ています。そのため、失敗に対する対処方法や、失敗やミスから何を学んだのかという内容を盛り込めば、それも立派なアピール材料となるでしょう。逆に、いくら素晴らしい成功体験が並んでいても、具体的な取り組みについて言及されていないと、自己PRとして評価されない可能性もあります。

上記のように、自己PRを作成する際や転職の軸を定めるために、まずは自己分析を行うことが重要です。自己分析のやり方については、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでも詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

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書類で自己PRする際のポイント

自己PRは、履歴書のように書面で書くものもあれば、面接のように口頭で行うものもあります。以下では、書類に記載する際のポイントを紹介します。

履歴書と職務経歴書の違い

まず、書面で自己PRを記載する際、気をつけてほしいのが履歴書と職務経歴書での書き方の違いです。一般的に、就職経験のある求職者は、履歴書と職務経歴書をセットで提出します。そのため、「履歴書に書いたから、職務経歴書には自己PRを書かない」という人もいるようです。しかし、履歴書の自己PR欄は、あらかじめ枠が決められていることが多く、自己PRがまとめきれないということも。しっかりと自己PRをするためには、職務経歴書に記載することが重要です。

自己PRは履歴書より職務経歴書がメイン

自己PRは職務経歴書にメインで記載することを考え、履歴書では職務経歴書の自己PRを要約したものを書くのが良いでしょう。上述したように、履歴書は、あらかじめ記入項目や枠が決められており、自己PR欄も例外ではありません。一方で、職務経歴書は基本的に様式が自由。文字数の制限もなく、まとめ方も自由なため、履歴書の欄だけではまとめきれないアピールも可能です。履歴書と職務経歴書の自己PRの書き方については、「履歴書と職務経歴書の自己PRは同じ内容で良い?書き方のコツを解説」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。

職務経歴書の枚数に気をつける

職務経歴書は書く量が自由といっても何枚も書いて提出したのでは、読み手への配慮に欠けるとされています。そのため、職務経歴書は職務履歴と自己PRを合わせてA4用紙3枚以内でまとめるようにしましょう。採用に関わる事柄はすべてビジネスの一貫であり、1人の求職者に対して割ける時間は有限であることを理解しておくことが大切です。

複数の企業へ応募するときは自己PRの内容を替える

複数の会社に応募する場合の自己PR欄は、企業ごとに別の内容を記載するようにしましょう。どの企業に対しても同じ内容の自己PR文だと、画一的な内容になって熱意が伝わりにくくなります。自己PR文は、応募先企業の求めている人材や事業内容に応じて、それぞれにマッチした内容を個別に考えて書きましょう。

転職の面接で自己PRする際のポイント

転職の面接で自己PRをする際は、時間や自分の表情に気をつけるのがポイントです。以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。

面接では時間配分に気をつけよう

自己PRは2分~3分程度で話せるように内容をまとめましょう。「特にアピールしたい強みを1つだけ教えてください」といった質問に回答する形なら、1分弱が目安です。面接の時間は限られているため、自己PRが長いと、企業側が求職者に対して知りたい情報を充分聞けないことがあります。さらに、自己PRが長すぎることで、「ビジネスにおいても上手く時間配分できないのでは」「ミーティングの際に必要な情報を共有できない可能性がある」などと危惧されてしまう可能性も。1分と3分の両方のパターンの自己PRを考えておけば、臨機応変に対応できるでしょう。コツは、最初の一言で結論を伝え、それから話す時間に合わせて具体的なエピソードを膨らませていくこと。言いたいことも伝わりやすく、内容もまとめやすくなります。

面接では表情も見られている

面接で自己PRを行うときは表情も大切です。自信がなさそうに話すと、自己PRの説得力が軽減されてしまいます。また、面接は緊張するものであることを差し引いても、強張った顔は職場の人間関係や顧客、取引先など周囲の人に対して、「ネガティブなイメージを与えるのでは」と思われてしまうことも。一方で、自然な笑顔で話すと自信にあふれているように見えて好印象です。笑顔でいることで自分らしく居られ、面接時の緊張感がほぐれることもあります。日頃から笑顔でいることを意識してみると良いでしょう。

自分の強みを見つけるポイントとは

多くの人が、自己PRを作成する際に、「自分には人にアピールできるような強みがない」「自分に自信がないから胸を張って自己PRができない」といった悩みを持つようです。では、自分の強みはどのように見つければ良いのでしょうか。以下で紹介していきます。

場合よっては短所が長所になる

自分では短所と思っている部分でも、それが長所になることもあります。たとえば、気の弱いところが短所と感じている場合は「慎重である」、大まかなところが短所と感じている場合は「大胆な決断ができる」など、短所を強みとして変換できるでしょう。強みがないと感じる場合は、まずは自分の弱みを書き出し、どのように強みとして変えられるか考えてみてください。

企業研究を行い、アピールできる長所を見つける

職場環境が変わることによって、短所が長所になったというケースもあるようです。これは、そもそも「企業が求める人材」と「求職者の特性」の間でミスマッチがあったケースと考えられるでしょう。就職・転職活動では、企業研究をして企業が求めている人材像を把握し、自分の特徴や適性とマッチした企業を選択することが大切です。そのため、自分の気の弱さを気にしている人も、その企業が堅実で慎重な人材を求めていると分かれば、胸を張って自己PRができるでしょう。自己PRを作成する前に、まずは入念な企業研究を行うことが重要です。「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」企業研究の基本的なやり方や行う目的を紹介しているので、参考にしてみてください。

上述したように、強みのない人はいません。自己PRについて悩んでいる人は、「強みは誰にでもある」「その強みを活かせるかは企業との相性次第」という点を踏まえて、もう一度自分の強みについて考えてみてください。

転職の自己PRは自分の言葉で書こう

自己PRで何を書いたら良いのか分からないという場合は、インターネットを利用してみるのがおすすめ。インターネットで自己PRを検索をすれば、数多くの例文が出てくるため、参考にすると良いでしょう。ただし、「例文の一部だけ入れ替えてそのまま書き写す」などといった行為は絶対に避けてください。採用担当者は、今まで何百枚、何千枚もの履歴書を見ているので、何かを写した文章というのは不自然さを感じるものです。仮に、書類審査を通ったとしても面接で実際に話をすればボロが出てしまうでしょう。面接で良い評価を得るためには、自己PRで書いている文章と実際に会って話したときのギャップが少ないことが重要です。そのため、ネットや書籍に記載されている例文は、あくまでも参考程度にとどめ、具体的な内容は自分で考えて自分の文章で書くことが大切です。

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