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理想の仕事を見つける方法とは?やりたい仕事がない場合の対処法も解説
更新日
この記事のまとめ
- 理想の仕事を見つけるには自己分析が必須
- 自己分析をすることで、理想の仕事に求める条件や軸が明らかになる
- 理想の仕事に就くためには、自分の好きなことと苦手なことをリストアップしてみよう
- 世の中の仕事について詳しく調べるのも、理想の仕事に就く方法のひとつ
- 理想の仕事や働き方が分からなければ、就職エージェントに相談してみるのも手
「理想の仕事がない」「自分にどのような仕事が向いているか分からない」と悩みながら今の仕事を続けている人も多いでしょう。理想の仕事が分からない方は、自己分析をして自分の性格や価値観を深掘りすることが大事です。
このコラムでは、理想の仕事への就職を実現するために必要な行動を具体的に紹介しています。コラムを参考に自分の興味や関心のある分野を明確にして、やりがいある仕事に出会うためのヒントを掴んでください。
理想の仕事の見つけるために自己分析が必要な理由
自分にとって理想の仕事とは何か分からないと悩んでいる方は、仕事に求める条件を知るために「自己分析」をしてみましょう。自己分析は理想の仕事に就くために大切な作業です。
ここでは、理想の仕事を見つけるために自己分析が必要な理由を解説します。
理想の仕事の見つけるために自己分析が必要な理由
- 仕事に求める条件が明確になる
- 選ぶ仕事とのミスマッチを防げる
- 就職・転職における軸ができる
仕事に求める条件が明確になる
自己分析をして客観的な視点で自分自身を見てみると、価値観や理想の仕事の条件、将来への希望などが明らかになります。具体的に自分を理解できると、理想の仕事を実現するヒントが見つかりやすくなるはずです。まず自分のやりたいことや好きなことを明確にし、そのあとに興味のある仕事に注目してみましょう。
選ぶ仕事とのミスマッチを防げる
自分自身の強みや好きなことを知れる自己分析では、弱みや不得手も分析でき、選ぶ仕事とのミスマッチを防げます。自分を知らないまま就職すると「こんなはずではなかった」「こんな仕事やりたくなかった」など、後悔する可能性があるでしょう。
就職した企業で長く働けるよう、自己分析の段階で5年後・10年後と具体的なビジョンを見据える必要があります。
就職・転職における軸ができる
自己分析を行うと自身の価値観が明確になり、「仕事をするうえで何を重要視するか」も見えてきます。
就職・転職活動をするうえで譲れない条件は「軸」とも呼ばれます。軸を決めておくと、ぶれずに行動できるようになるはずです。軸があると実際に就職したあとも働く理由が明確で、仕事へのモチベーション維持にもつながります。 「働くうえでこれだけは譲れない」といったこだわりとして、しっかりと軸を持っておきましょう。
自己分析の重要性については、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」もあわせて参考にしてください。
自己分析の具体的なやり方
自己分析の具体的なやり方も押さえておきましょう。 自己分析には「自分史」を活用するのがおすすめです。中学校・高校・大学生活・現職での経験を振り返り、そこでの出来事や取り組みを紙に書き出してみましょう。自分史は自己分析の基本で、この時点ではアピールポイントとしての視点でエピソードを選ぶ必要はありません。
苦々しい経験や失敗した経験も漏れなくリスト化すると、自分の行動や考え方の傾向が浮かび上がってきます。挫折エピソードはどうやって乗り越えたかが就活でのアピールポイントとして役立つため、特に力を入れて振り返るのがおすすめです。 具体的なエピソードを思い出したあとに、そこに至った経緯や経験から学んだ内容を掘り下げ、分析を深めていきます。
「自己分析が大事!『やりたいこと探し』の方法とは」や「自己分析を効率よく行う4つの方法」でも自己分析の方法を解説しているので、あわせて参考にしてください。
理想の仕事の実現に向けて明確にすべきこと
理想の仕事へ就職する夢を実現するには、自分の「好きなこと」「苦手なこと」を明確にする必要があります。自分の興味あることや好きなこと、得意なことなどをリストアップして把握しておくと、モチベーションにつながる理想の仕事を見つけやすくなるでしょう。 リストの内容は、以下のように漠然としたもので構いません。
- ・人とコミュニケーションをとるのが好き
- ・一人で黙々と作業したい
- ・体を動かしたい
- ・インドア派である
- ・スイーツやファッションが好き
- ・本に関わっていたい
仕事に関係ないと思うものでも、一度すべてを書き出してみてください。
避けたい仕事内容や苦手なこと
仕事をするうえで必ず避けたいことを明確にするのも重要です。仕事内容に限らず、通勤時間や勤務時間・給与などの待遇面でも構いません。
どのような状況が嫌なのかをはっきりさせると企業や仕事に求める条件が浮かび上がり、満足できる理想の仕事を見つけやすくなります。
理想の仕事の見つけ方
理想の仕事を見つけるために「好きなこと」をリストアップしたあとは、世の中にあるさまざまな業界や職種について調べてみてください。いろいろな仕事について知るうちに、自分の興味がある分野とつながる職種に出会うことができ、好きなことを仕事にできる可能性があります。
たとえば、「読書が好きで以前は作家を目指していた」という人なら、本に関わる仕事を調べていくうちに、編集者や校正者という職業に出会うでしょう。夢とは違う形ですが、大好きな本に関わる仕事をしたいという夢が実現できるかもしれません。
業界や職種を調べるときは、以下の方法が活用できます。
・インターネットで調べる ・業界で働いている人に直接話を聞く ・異業種交流会やセミナーなどで情報収集をする
可能であれば、希望する業界で働いている人に直接話を聞くのもよいでしょう。また、家族や友人のほか、企業やバイト先の先輩・同僚などに、以前働いていた職種や業界の話を聞いてみる方法もおすすめです。
周りに話を聞ける人がいないときは、異業種交流会やセミナーなどに行って情報収集をする方法もあります。交流会により人脈が広がると、今まで知らなかった職種などの情報を知る機会があるかもしれません。
適職診断を受ける
どうしても理想の仕事や理想の働き方が分からないときは、適職診断を受けてみるのもよいでしょう。適職診断は、性格や行動特性などを分析し、あなたに向いている職種を総合的に判断してくれるツールです。
適職診断については「やりたいことがない人向け!仕事探しで適職診断を活用してみよう」で詳しく解説しています。ぜひ活用してみてください。
理想の仕事が見つかったら資格試験を受けてみよう
理想の仕事が絞り込めてきたら、その仕事内容に関連する資格試験を受けてみましょう。資格勉強をすると仕事内容に対する具体的なイメージが掴めるうえ、企業へのアピール材料になります。業界や業種の研究にもなるため、資格は積極的に取得しておくとよいでしょう。
就職に有利になるとされている資格には、次のようなものがあります。
就職に有利になるとされている資格
- 宅地建物取引士
- TOEIC
- 簿記
- MOS
- ファイナンシャルプランナー
宅地建物取引士
宅地建物取引士、いわゆる「宅建」は不動産系の仕事に就きたい方におすすめです。不動産の売買や賃貸借の仲介を行う会社には、宅建の有資格者を従業員人につき1人配置する義務が設けられているため、需要は高いでしょう。 また、不動産売買・賃貸借に際して行う必要のある「重要事項の説明」は、宅建士のみが行える独占業務です。
宅地建物取引士の資格について詳しく知りたい方には、「宅建の資格概要や仕事内容をご紹介!スキルアップのコツとは?」のコラムがおすすめです。
TOEIC
TOEICは英語を使って仕事をしたい方におすすめです。海外を中心に働きたい方や外国人と接する仕事に就きたい方は、TOEICで800点以上を持っていると有利になるといわれています。キャビンアテンダントや海外旅行添乗員などが理想の仕事である人は、実現のために取得しておきましょう。
TOEICは一般的に600点以上あると履歴書に記載できるといわれているため、英語の仕事に興味がない場合でも積極的に受けると役に立つ可能性があります。
簿記
簿記は、経理や会計などの仕事に就きたい方におすすめの資格です。また、会計士を目指す場合には必須となる資格であるため、就職を実現したい方は必ず取得しておきましょう。
簿記はさまざまな企業で知識を活かす場面が多くあり、事務職をするうえで有利になる可能性があります。
MOS
MOSは、パソコンを使用した仕事に就きたい方におすすめの資格です。MOSとは、WordやExcel、PowerPointなどの利用スキルを証明する資格です。
IT化の進む現代ではパソコンを使用する仕事が多く、資格を取得していると就職や転職活動するうえで強みになるでしょう。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、銀行や保険を扱う仕事を目指す方におすすめの資格です。お金に関する知識を持つファイナンシャルプランナーの資格は幅広い仕事で有利になりやすく、持っておくと就職や転職活動をスムーズに進められるでしょう。2級以上は履歴書に記載できます。
就職・転職に役立つ資格は「役に立つ資格とは?就職や転職で活かせる資格をご紹介」のコラムでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
転職エージェントを利用するのもひとつの方法
一人で自己分析や企業・業界研究を進めるのが困難な方は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。エージェントを利用すれば、あなたに合う求人の紹介や応募書類の添削、面接対策などを行ってもらえます。
エージェントを利用したことがなく不安な方は、基本的な利用の流れから自分にあったエージェントの探し方、そして賢く利用するコツを紹介している「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」を参考にして、利用を検討してみてください。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、第二新卒や20代の若手に特化して就活のアドバイスを行っています。未経験OKの求人も数多く取り扱っており、今から違う職種にチャレンジしたい方にもぴったりのサービスです。 一人で考えるより他人に相談したほうが、頭の中が整理されて答えが導かれる場合もあります。「やりたい仕事が見つからない」「今の仕事はやめたいけれど、次に何をしたいか分からない」などとお悩みの方は、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで対応しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
理想の仕事がないと感じる方に向けたお悩みQ&A
就職・転職をしたいものの、「理想の仕事がない」と悩む方も多いでしょう。そのようなお悩みを抱えている方に向けて、想定される疑問をQ&A方式で解決していきます。
やりたいと思う理想の仕事がないと感じる理由は?
「自分に自信がない」「失敗を恐れている」といった理由が考えられます。自分に自信が持てず「私には満足できる仕事がない」とネガティブな想像ばかりしていては、やりたい仕事は見つけられません。満足度の高い理想の仕事を見つけるために、自分には何ができるのかを考え、前向きに行動することが大切なポイントです。
自分にできることや得意な分野を見つけるには、自己分析をするのがおすすめです。詳しくは「やりたい仕事が見つからない新卒の就活方法は?自分に合う職業の見つけ方」や「やりたい仕事がない理由とは?自分に合った職場を見つける方法」をご覧ください。
自己分析のやり方を教えてください
これまでの経験で印象に残っているエピソードを、ノートやルーズリーフなどに書き出しましょう。「頑張ったこと」「苦労したこと」「楽しかったこと」など、強く印象に残っているエピソードを中心に書き出すのがポイントです。
詳しくは「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」をご覧ください。自己分析の注意点やコツも紹介しています。
適職診断とはなんですか?
質問に回答して導き出されたあなたの性格や行動特性などをもとに、向いている職種を総合的に判断してもらえるツールのことです。自己分析にも活用できるため、仕事探しに役立つでしょう。
ハタラクティブでも簡単な適職診断を受けられますので、やりたい仕事が見つからない方はぜひ試してみてください。
自分に合う仕事を探す方法は?
就活をサポートしてくれるエージェントを利用しましょう。就職・転職エージェントではプロのキャリアアドバイザーが、カウンセリングをもとにあなたに合った企業や仕事を紹介してくれます。
ハタラクティブでは、応募書類の添削や面接対策なども行っており、サポート内容はすべて無料です。一人での就活に不安を感じている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。