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仕事が嫌いになる理由とは?改善案についても解説
更新日
この記事のまとめ
- 仕事を嫌いになる理由は業務内容や職場環境の不満など、人によってさまざま
- 仕事が嫌いな理由の1つに、業務内容の「理想と現実のギャップ」が考えられる
- 仕事を嫌いな理由が、人間関係や評価制度への不満など職場環境によるケースもある
- 改善案の実行に気が進まない場合は、気軽なスタンスで取り組むと良い
- 仕事が嫌いな気持ちが改善案を試しても変わらない場合は、転職するのもひとつの手
仕事が嫌いで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。給与や業務内容、職場環境の不満など、仕事が嫌いになる理由は人それぞれです。なぜ仕事が嫌いになったのかを整理し、理由に合わせて改善案を検討しましょう。改善案に取り組んでも気持ちが変わらない場合は、転職するのもひとつの手です。このコラムでは、仕事が嫌いになる理由やその改善案について考察しています。仕事でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事が嫌いになる理由とは?
仕事が嫌いになる理由は人によってさまざまです。満18歳~29歳のフリーター、正社員男女を対象に調査を行ったハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、男女別の仕事に満足していない理由の上位5つは以下のとおりです。
順位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1 | 給与 | 給与 |
2 | 仕事におもしろみを感じない | 仕事におもしろみを感じない |
3 | 人間関係の悪さ | 人間関係の悪さ |
4 | 休日休暇日数 | 雇用形態 |
5 | 成長しにくい環境/仕事の裁量/働き方の自由度 | 成長しにくい環境/休日休暇日数 |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024」
男女ともに給与や業務内容、職場環境に対する不満が上位を占めていることが分かります。
給与についてお悩みの方は、「給料が上がらない場合の原因とその対処の仕方」のコラムにて対処法を解説しておりますので、こちらをご覧ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
仕事が嫌いになる理由別の改善案:業務内容編
ここでは、仕事が嫌いになる理由として、業務内容に関連したものとその改善案をいくつか挙げていきます。当てはまるものがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
理想と現実のギャップがある
「思い描いていた仕事よりも地味」「やりたくない業務をやらされる」などのギャップから、今の仕事が辛いと感じてしまうことがあるようです。企業によっては、社員に少しずつ経験を積んで着実にスキルアップしてほしいと考えています。そのため、希望する業務をなかなか担当できず不満に感じることもあるかもしれませんが、管理職などの上の立場になったときに、下積みの経験が役に立つ可能性があります。経験をもとに物事を判断することで的確な指示を出すことができ、トラブルの防止につながることもあるでしょう。「地味な作業ややりたくない業務でも、コツコツとこなしていけば将来の力になる」という意識で、前向きに取り組んでみましょう。
業務が多い・難しい
「やることが多い」「難しい仕事をさせられている」と感じることも、仕事が嫌いになる理由の一つだと考えられます。プレッシャーからミスをしてしまい、さらに仕事に苦手意識を感じてしまうという悪循環に陥ることもあるようです。そんなときは、ポジティブな考え方を持ってみましょう。複数の業務や難しい仕事を任されるのは、信頼されている証だといえます。まずは信頼されているということに自信を持ってください。
また、「逆境を楽しむ」「失敗しても次に活かす」など、ポジティブな姿勢を保つことで、プレッシャーを感じにくくなり、スムーズに仕事がこなせるようになるでしょう。さらに、ポジティブな思考は周りの人への印象や場の雰囲気を良くします。上司から高い評価を得たり、手助けしてくれる人が増えたりするなど、ほかの良い結果に繋がることも期待できるでしょう。
また、顧客(ユーザー)を意識するのも効果的です。「自分が関わった仕事で喜んでくれる人がいる」と考えるだけでやりがいを感じることもあります。目の前にある業務は誰のためのものなのかを考えて取り組むと良いでしょう。
残業が多い
仕事が嫌いになる理由には、「聞いていたより残業が多い」「いざ残業をしてみると辛い」などの不満も挙げられます。そんなときにまず試していただきたいのが、仕事内容や業務の進め方の見直しです。現在業務にかかっている平均時間を測り、意識して取り組むことで短縮できないかを検討しましょう。1つの業務にかける目標時間を設定し、無駄な動作を省くことで業務効率はグッと上がると考えられます。
また、業務を人に割り振ってしまうのも良い方法です。現在の業務の状況(所要時間、業務内容)を鑑みて、得意な人に業務を回したり、自分が得意な分野を引き受けたりして調整しましょう。できそうにないものは断ることも大切です。それでも時間が足りない場合は、上司に相談しましょう。自分で工夫した上で相談することで、上司が動いてくれる可能性も高まります。また、自分が負担だと思っている点や、問題点に対する改善案を提出するといったアクションをとることで、初めて現場の状況を理解してもらえることもあるでしょう。
仕事が嫌いになる理由別の改善案:職場環境編
続いて、仕事が嫌いになる理由の中で職場環境の不満に関連したものと改善案を考察していきます。
人間関係が辛い
業務内容にやりがいがあっても、職場の人間関係が辛いと仕事が嫌いになってしまうこともあるようです。自分と他者の関係が上手く築けない、上司と後輩の板挟みにあう、社内の雰囲気が悪いなど、さまざまなケースが考えられます。
人間関係に悩んだ際は、まず自分の態度や雰囲気がまわりを拒絶するものになっていないかを確認してみましょう。苦手な人に接するとき、表情が固くなる、言葉にトゲがあるなど、自分から相手を拒絶する空気を発してしまうことがあります。自分から「相手に歩み寄る」「相手の立場になって考える」ことを意識し、誠意をもって接してみてください。柔らかくなった空気を感じ取ってもらえれば、相手からも良好な関係を築くためのアクションが期待できるでしょう。
ただし、頑張りすぎないように注意が必要です。無理をしては、余計にストレスになってしまうこともあります。歩み寄れる部分だけ歩み寄り、「そこは許容できない」という部分は自分の心を一番に優先してバランスを取りましょう。
人間関係に悩んでいる場合の対処法については、「職場で合わない人がいる…人間関係で悩んだときの対処法」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
会社の評価制度に不満がある
「きちんと評価されていないように感じる」「自分より仕事をしていない人が評価されているのが気になる」など、会社の評価制度への不満が理由で仕事が嫌いになる場合も考えられます。そんなときには、自分が「適切な場所」で「会社が目指す方向」に向けて「求められている力」を発揮しているのかということを確認してください。どんなに努力をしても、会社が求めている努力や姿勢、結果と食い違っていると、評価されないこともあります。
たとえば、質にこだわった商品を作るときに、効率ばかり追い求めてしまい、「低価格での量産はできるけど、質は悪いものができてしまった」というのでは全く方向性が違います。「この業務は何を目的に行い、どんな人をターゲットにしているのか?」「そのために、自分はどんな意識で、どんな活動をすれば良いのか?」を見直してみましょう。そこで、自分が進みたい方向と会社の求める方向性にギャップがある場合は、環境を変えてみるのもひとつの手です。
評価されない人の特徴や対処法については、「会社で評価されないのはなぜ?考えられる原因を解説」のコラムでも解説しています。評価で悩んでいる方はこちらもご一読ください。
嫌いな仕事のために自分からアクションを起こすのは、気が進まないと思う人もなかにはいるでしょう。そういった方は、「できることを少しづつ試してみる」「期限を決めてできるところまで頑張ってみる」という気軽なスタンスで改善に向けて挑んでみてください。
どうしても仕事が嫌いなら転職を検討するのも手
改善案を試みても、仕事が嫌いな気持ちが変わらないのであれば、転職も視野に入れましょう。転職するかどうか迷う方は、「転職するべきかどうか分からない…職場を変えるメリットとデメリットとは」のコラムも参考にしてみてください。また、プロに相談したいという方は、転職エージェントを活用するのも良い方法です。
エージェントを活用したい場合は、ぜひハタラクティブまでご相談ください。ハタラクティブは、高卒、既卒、フリーター、第二新卒など、若年層向けの就職・転職支援サービスです。プロの就活アドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりのお悩みに寄り添います。実際に転職活動をする際には、求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策も実施。初めて転職活動される方も安心して取り組める環境を整えています。サービスはすべて無料で利用できるため、お気軽にお問合せください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。