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転職で給料が下がる?原因と収入ダウンを防ぐ方法を解説!
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この記事のまとめ
- 転職で給料が下がるのは悪いことではないし、仕事の価値を何に置くのかは人それぞれ
- 転職によって何を実現したいのかを見極めることが大切
- 転職で給料が下がる原因は「転職理由が不明確」「勢いで辞めて次の仕事を決めた」など
- 転職で給料が下がるのを防ぐために、自分の市場価値やライフ・キャリアプランを見直す
転職で給料が下がるのは、必ずしも悪いことではありません。仕事への価値観や生活スタイルなどによって転職の目的は異なるので、優先順位の1番が収入ではない方もいるでしょう。しかし、転職で意図せず給料が下がるケースには注意が必要です。このコラムでは、転職で給料が下がる原因や収入ダウンを防ぐ方法を紹介します。ぜひご一読ください。
転職して給料が下がるのは悪いこと?
転職して給料が下がると聞くと、ネガティブなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。そもそも仕事とは、お金を稼ぐためにするもの。給料の多寡は生活水準に直結するため、転職前後の収入の変化は重要な問題です。しかし、人生を俯瞰したとき、大切なのは仕事やお金だけではありません。転職者のなかには、転職後に給料が下がっても自分らしい生き方を見つけた人、理想の生活スタイルを実現した人もいます。
収入アップのために転職する人がいる一方で、「仕事以外に使える時間を増やし、自分の時間や家族との時間を持ちたい」「長年、職場の人間関係に悩んできたため、多少給料は下がってもより良い環境で働きたい」といった思いで転職に臨む人も少なくありません。転職先に求めるものが給料とは限らず、仕事への価値観や実現したい生活スタイルは人それぞれ。女性の場合は出産や育児のために、給料が下がるとしても残業の少ない職場や、産休・育休制度が充実した職場へ転職する人もいます。
キャリアアップを動機に転職する場合でも、給料の水準が良く安定した大手企業から仕事の裁量が大きくやりがいのあるベンチャー企業に転職する人、自分のスキルから将来の年収アップを見越して短期的には給料が下がることを受け入れて転職する人も存在します。また、勤めている会社の業績悪化や回復の難しさ、将来のビジョンに疑問を持ったなどの理由で、より自分に合う会社への転職を考える人も。キャリアチェンジで未経験の職種に就こうと考え、給料ダウンを辞さない人もいます。転職をしてキャリアアップ・給料アップを続ける人もいますが、全員が全員そうであるとは限りません。
大切なのは自分が転職によって何を実現したいのかを見極めること。転職の動機が給料アップなのか、そうではない別のものなのか、自分の中で目的を明確にしてから転職活動をはじめると良いでしょう。
転職で給料が下がる原因とは?
避けたいのは、望んでいるわけではないのに転職で給料が下がってしまう事態。希望に反して給料が下がる原因には、以下のような例があります。
- ・方向性を定めることなく転職活動を開始し、なんとなく決まったところに就職してしまった
- ・今の職場環境から抜け出すためにとにかく仕事を辞め、貯金がないので焦って次の仕事を決めた
- ・短期間で転職を繰り返し、スキルが身についていないため高い給料を望むことができない
給料ダウンの背景には、退職したい動機はあっても転職の目的や計画が定まっていなかった、給料や福利厚生などの条件に関する確認を怠っていたという理由が考えられます。転職時の給料は前職の年収が参考にされることもあり、転職を繰り返しても一度下がった給料の水準を再び上げることは難しいのが現実です。
前項で述べたように、仕事への価値観は人によってさまざま。女性の場合は、結婚や出産などライフイベントのことも考慮しながら、自分が納得のいく転職とはどのようなものか模索している方も多いのではないでしょうか。転職の方向性を見失わないためにも、転職活動を始める前に、給料に対して自分がどのような考えを持っているのか、退職する・したい理由は何で、次の転職先では何を実現したいのかを一度考えてみることをおすすめします。
転職で給料が下がる場合、補助金はもらえる?
転職したことで、給料が下がってしまった人が利用できる「就業促進定着手当」。ハローワークで申請できる補助金の一つです。就業促進定着手当を受給するには、早期で再就職を果たした場合に支給される「再就職手当」を受給していることなど、いくつかの条件があります。条件に当てはまる方は、手続きしてみてはいかがでしょうか。受給条件や手続きの方法は「就業促進定着手当とは?受給条件や申請方法も知っておこう!」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
転職で給料が下がるのを防ぐには?
給料を減らすことなく転職するためにはどうしたら良いのでしょうか。この項目では収入を減らさずに転職をするために必要な対策をお伝えします。
自分の市場価値について正しく理解する
自分の経験やスキルが一般的にどの程度評価されるのかというのを正しく理解していない人は、意外といるのではないでしょうか。給料アップだけを意識して転職活動をすると、自分の持つ能力にマッチしない会社に応募してしまい、給料アップどころか内定が遠のく可能性も。各種転職サービスを利用して自分のスキルがどのくらいの評価を受けるものなのか、客観的にチェックしておくと求人探しの際に参考になるでしょう。「自分の市場価値はどのくらい?転職時に求められるスキル」では、市場価値が高い人の特徴などをまとめています。併せてご一読ください。
ライフプラン、キャリアプランを見直す
将来を考えるうえで収入を増やすことは大切なことです。しかし、自身が生活や人生のなかで求めていることも考慮しないと、転職して後悔する可能性があります。キャリアや給料だけでなく、プライベートで実現したいことも洗い出すと、どのような転職が自分にとってベストなのか見えてくるでしょう。
成果主義、実力主義の企業への転職を検討する
これまで積み上げてきた経験やスキルに自信のある方は、成果主義の企業への転職を考えるのも一つの手。明確に評価される仕事のほうがモチベーションを保てるという人にとっては働きやすいですし、収入アップを目指せる可能性もあります。その場合、自分が持つスキルや経験が応募先の企業でどのように活かせるのか具体的に伝えられるようにすると良いでしょう。
給料を交渉する場合は伝え方に注意する
収入ダウンしないために、人によっては給料交渉を考える人もいるようですが、伝え方には注意が必要です。根拠なく自分の希望だけを述べる、傲慢な態度や尊大な伝え方をするなどはマナー違反。不採用になることも十分ありえます。交渉するからには、「成果が出たら見直す機会を与えてほしい」「提示した給料に対して自分が残す具体的な成果」など、説得力のある内容で話すようにしましょう。給料交渉については、「転職時の年収交渉はしてもいい?成功のコツと伝えるタイミング」で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
「転職で給料を下げたくない」「給料交渉を伝えにくい」とお考えの方には、就職・転職エージェントの活用がおすすめです。エージェントによっては、企業と給料交渉を行ってくれるところもあります。ハタラクティブでは、専門のアドバイザーがマンツーマンで求職者の就職・転職活動を支援。一人ひとりに適した求人の提案を行ったうえで、応募書類の添削や面接対策を丁寧にサポートします。転職活動が初めての方も安心です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。