- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 女性の転職にクローズアップ!ライフステージとタイミングを見極めよう
女性の転職にクローズアップ!ライフステージとタイミングを見極めよう
更新日
この記事のまとめ
- 転職理由で多いのは、キャリアアップや労働条件・人間関係への不満などである
- 女性の転職理由には、結婚や妊娠・出産などライフステージの変化に関するものがある
- 女性は妊娠・出産の前後のタイミングによって、転職のメリットとデメリットが異なる
- 妊娠前に転職活動をすると、妊娠・出産を安心してできる職場環境を探せる
- 産後に転職すれば、家庭との両立や子育てに理解のある職場に巡り会える可能性がある
女性で転職についてお悩みの方は少なくないでしょう。このコラムでは、女性ならではの転職理由を紹介。結婚や妊娠などに関する転職理由をまとめました。また、妊娠と出産の前後、それぞれの転職活動開始のタイミングのメリット・デメリットも解説しています。ライフステージを見据えた就職・転職活動を考えている方は、ぜひ本コラムを参考にしてください。
転職理由で多いのは?
男女問わず、転職理由として多いのが、「キャリアアップ」「給与面や労働時間などの待遇への不満」「人間関係のトラブル」などです。女性ならではの転職理由を見る前に、これらはなぜ転職理由として挙げられるのか掘り下げてみましょう。
キャリアアップ
手に職を付けて、長く働きたいと考える方は、キャリアアップ転職を決断する方が多いようです。自分の特性を活かすことのできる仕事を選び、資格を取得したり、経歴を高めたりすることによって、安定して長く働くことができるようになります。「キャリアアップとは?スキルアップとの違いと転職で叶える方法」のコラムでは、キャリアアップの実現についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
労働条件への不満
続いて、転職理由として多いといわれているのが、給与面や労働時間などの待遇への不満です。仕事の量に対して給料が少ない場合や、労働時間が極端に多い場合などは、自分の能力を活かしきることができず、仕事へのモチベーションが低下してしまう場合もあるでしょう。より良い労働環境を求めて同じ職種、または違う職種に転職することによって、仕事へのモチベーションを高めることができます。
人間関係のトラブル
人間関係の不満も多くいわれる転職理由の1つです。仕事内容に不満がなくても、職場内の人間関係が悪い場合は、自分の能力を活かしきることができない場合があります。職場や業種を変えることによって、仕事へのモチベーションを高めたいと考える方が多いようです。職場の人間関係については「仕事の人間関係でトラブルに…辞めたいときの注意点と割り切るコツ」のコラムでも紹介されているので、併せてご覧ください。
女性ならではの転職理由
女性の中には、ライフステージに合わせて仕事量を調整するために転職を決意する方もいます。ライフステージの代表的な例は、結婚や妊娠、出産、育児、介護などです。女性ならではのライフステージの変化に関する転職理由を見ていきましょう。
結婚
結婚をきっかけに転職する方の中には、引っ越しに伴い勤務先を変える方や、家庭と仕事を両立させるために仕事量を調整する方が多くいます。結婚することで、妊娠や出産が伴わなくても、以前よりも残業を少なくしてライフバランスを保ち、パートナーとの時間を大切にしたいと考えるようです。
妊娠や出産
結婚を期に、妊娠や出産、子育てなどを見越して転職を考える方も。「妊娠中の健康管理のために今後の仕事量を抑えられる環境にいたい」「育児と両立しやすい仕事に就きたい」と考えているようです。妊娠や出産は、母子ともに体調面や時間的な問題から、仕事環境が生活に大きく影響するステージ。産前・産後ともに無理なく過ごせる職場環境を重視して、ライフワークバランスを見直す時期といえます。
介護しやすい職種を考える人も
親の介護が理由で転職を考えるケースも。デイサービスやデイケアなどの介護施設を利用しても、時間が決められていることが多く、早めに帰宅して介護を行ったり、休暇をとったりする必要があるのが現状です。近年、介護休暇を利用する人が増加傾向にあります。
このように、多くの女性にとって、結婚や妊娠、出産などのライフイベントは、今後のキャリアについて再考するタイミングになっているでしょう。関連コラムの「結婚を機に転職するときの成功のポイントは?男女でタイミングに違いはある?」では、結婚と転職のタイミングについて解説しています。ぜひ、チェックしてみてください。
女性の転職のタイミングと妊娠・出産
女性にとって重要なライフイベントである妊娠・出産。妊娠や出産をきっかけに転職を考える女性の中でも、転職活動を開始するタイミングについて迷う方が多くいるようです。妊娠や出産の前後、それぞれ転職活動を開始するタイミングにはメリットとデメリットがあります。
妊娠の前に転職活動を行うメリット
妊娠・出産に関わることは、母体である女性の健康状態や精神的に安心できる環境が重要です。結婚後、引っ越しをしない、または引越し後も通勤可能圏内であったとしても、これまでの職場環境が「残業が多い」「仕事量の負担・責任が大きい」「人間関係が悪い」などのマイナス要因があると安心しづらい可能性があります。将来的に妊娠したいと考えている方は、妊娠前に転職活動をすることで、妊娠・出産に向けて環境や自身の体調をゆっくりと整えることができます。また、新しい職場でキャリアを積むことによって、出産後、育休がとりやすくなる場合もあるようです。
妊娠前に転職することのデメリット
入社後、数年を経てからの妊娠であれば問題はありませんが、基本的には「妊娠を前提とした転職活動」は無責任と捉えられることがあります。転職理由として伝えていなくても、実際に入社後すぐに妊娠したとなると、「産休・育休目的だったのか」と思われてしまう恐れもあります。このケースで何が問題なのかというと、入社してすぐに妊娠すると、研修や教育後、充分な業務や実績・成果を挙げないまま数ヶ月で産休・育休・時短勤務という流れになることです。教育にかかる時間やコストに見合った働きをしないまま、休暇制度を利用することで、責任感がない人と認識されてしまう可能性もあります。転職する場合は、入社後ある程度落ち着き、充分な成果を挙げてから妊娠準備をした方が、周りに迷惑がかからずにすむでしょう。今後のためにも、きちんと周りとの信頼関係を築いておくことをおすすめします。
出産後に転職するメリット
家庭と仕事を両立することに理解のある企業を選ぶことによって、ワークスタイルを確立しやすいといえます。さまざまな理解を得やすいので、子どもの急病時においても、早退や欠勤などの申請がしやすいでしょう。また、契約時に残業がしづらい状況をきちんと伝えておくことも重要です。
出産後に転職するデメリット
転職そのものよりも、転職活動においてデメリットが発生します。残業や休日出勤ができない、急な休みや早退が考えられる、などのことから、小さな子どもがいるという時点で不採用となるケースもあります。特に、正社員となるとアルバイトに比べて責任のある業務を任されるということを頭に入れておきましょう。
このように、育児中の女性の就職・転職活動や職場環境は、そうでない方と比べて簡単ではありません。しかし、近年、出産・育児に対して理解のある企業が日本でも増加しています。福利厚生や子育て支援が充実している求人を探してみてください。
1人で転職活動をしていると「記載されている条件が本当か不安」「産休・育休とは書いてあるけど、取得している人はいるの?」など、さまざまな悩みを抱えてしまうことがあるでしょう。そのような女性ならではのライフステージを考えたとき、転職について不明点や不安点が出てきたら転職エージェントを利用することも1つの方法です。
転職エージェントのハタラクティブは、高卒、既卒、第二新卒など、20〜30代の若年層向けの転職活動支援サービスを行っています。「将来的に結婚や妊娠・出産を考えている」という方も安心して働ける、福利厚生が充実している上場企業の求人を豊富に取り扱っています。すべて、実際に職場や職務内容を取材した企業の求人で、信頼性も抜群。求人数は常時1,000件以上揃えていますので、ご希望に合う職種が見つかります。さらに、カウンセリングによって求職者の適性や特徴を踏まえ、企業の求める条件とマッチさせた上でご紹介。入社後のミスマッチが起こる不安もありません。専任の就活アドバイザーが、求職者の代わりに面接日の日程を調整しているので、転職活動に不安がある方でも安心です。ぜひ、一度お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。