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フリーターは転職サイトを使うべき?併用すべきエージェントの特徴も解説!
更新日
この記事のまとめ
- フリーターからの就活は、転職サイトやエージェントを使うと効率的に進められる
- フリーターにおすすめな転職サイトは、若年層向けや「未経験者歓迎」の求人が多いもの
- 転職サイトのサービスは、自分のペースで就活をしたいフリーターに向いている
- 転職サイトでは、求人応募や面接日の設定などを自分で行う必要がある
- 就職の成功率を上げたいフリーターには、転職サイトとエージェントの併用がおすすめ
フリーターからの就職を考えつつも、「転職サイトを利用すべき?」「自分に合った就職サイトの選び方が分からない…」と悩む方もいるでしょう。フリーターの正社員就職では、若年層向けや未経験者歓迎の求人を多く扱う転職・就職サイトがおすすめ。このコラムでは、フリーター向けに転職サイトを選ぶコツや利用するメリットを解説しています。転職エージェントを併用する就活のやり方も紹介しているので、ぜひご一読ください。
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フリーターからの就職なら早めに転職サイトを利用しよう
「フリーターから正社員になれるか不安…」「就活が思うようにいかない…」と感じているときは、転職サイトや転職エージェントを利用してみるのがおすすめです。就職は年齢を重ねるほど難しくなる傾向があるので、できるだけ若いうちに動き始めることも就活成功のカギといえるでしょう。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書No.213」によると、正社員になろうとしたフリーター(25~34歳)のうち、実際に実現できた割合は60%を超えています。
男性 | 女性 | 男女計 | |
---|---|---|---|
25~29歳 | 66.7% | 61.2% | 63.6% |
30~34歳 | 75.2% | 63.0% | 68.5% |
引用:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213 図表4-28(p.124)」
上記の結果から、若年層のフリーターが正社員になれる可能性は十分にあるといえるでしょう。
さらに、就職活動のなかで転職サイトやエージェントなどのサービスを使えば、適職を見つけやすくなったり効率の良い就活対策が行えたりする可能性があります。そのため、就職活動をより効率的に進めやすくなるでしょう。
フリーター期間が長引くと正社員になりにくくなる
フリーター期間が長引くと、正社員へのハードルは上がる傾向があるので注意が必要です。労働政策研究・研修機構の同資料では、フリーター継続期間と正社員になれた割合が示されています。
フリーター継続期間 | フリーターから正社員になれた割合(男女計) |
---|---|
1年以内 | 68.8% |
1年~2年 | 61.2% |
2年~3年 | 56.6% |
3年~4年 | 61.1% |
4年~5年 | 37.9% |
5年以上 | 32.3% |
引用:労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213 図表4-33(p.128)」
フリーター歴が1年を過ぎたころから、正社員になれた割合が徐々に低下しているのが分かるでしょう。フリーター継続期間3~4年でやや上昇に転じるものの、4年を超えたあたりで4割弱まで急激に減っています。フリーター歴が長くなるほど、正社員になりにくくなるといえるでしょう。
自身の現状に不安や疑問を感じている方は、できるだけ早く行動を起こし、転職サイトや転職エージェントの利用も検討することをおすすめします。
30代フリーターは転職サイトを使える?
30代フリーターも、転職サイトを利用して正社員として就職することは可能です。ただし、一般的に30代以降は実績や経験に基づいた即戦力を期待される傾向にあります。選べる求人が減ってしまう恐れがあるため、正社員経験のないフリーターの方はなるべく早めに就職活動を開始しましょう。「30代フリーターは就職・転職エージェントを使って正社員を目指そう!」もぜひ参考にしてみてください。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
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正社員になれる可能性はどれくらい?
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年2月分)について」によると、2024年2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍でした。有効求人倍率が1以上のときは求職者1人に対して求人が多い状態、1未満のときは求職者1人に対して求人が少ない状態であることを表しています。そのため、有効求人倍率が1以上である2024年2月の段階では、仕事が比較的見つかりやすい状態であるといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
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就活で転職サイトを使うフリーターの割合
就活で転職サイトを利用するフリーターは多い傾向にあります。ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によれば、フリーターが就職・転職活動で使った手段やサービスの上位ランキングは以下のとおりでした。
※調査対象は18~29歳、回答者数:631人
フリーターが利用したサービス | |
---|---|
1位 | 求人・転職サイト(65.2%) |
2位 | ハローワーク(18.6%) |
3位 | 就職・転職エージェント(6.4%) |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024 企業探しの手段・利用サービス【フリーター】(p.33)」
上記のデータを見ると、フリーターのおよそ6割以上が転職サイトを利用していることが分かります。求職活動において、転職サイトはポピュラーな手段だといえるでしょう。
そのほか、ハローワークや転職エージェントも一定数の利用者がいることが分かります。フリーターから正社員を目指す場合は、就職・転職サイトや転職エージェントのサービスを活用して効率良く就活を進めるのが良いでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
転職サイトとエージェントの違い
転職・就職サイトは「求人を自分で探す」、転職エージェントは「求人をアドバイザーに紹介してもらう」という点が大きな違いです。そのため、「多くの求人から、自分で自由に求人を見たい」というフリーターの方には、転職サイトの利用が適しているといえます。一方、転職サイトの求人から選びきれない場合は、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。
フリーターが正社員を目指すべき理由
「フリーターのままで良い」「転職サイトを見てはいるけど、やる気にならない」という方もいるでしょう。しかし、フリーターのままでいると、収入やキャリアに大きな影響が生じる恐れがあります。以下で正社員を目指すべき理由を解説するので、参考にしてみてください。
フリーターと正社員では生涯年収が大きく異なる
フリーターのままでいた場合と、正社員として定年まで勤めた場合では、生涯年収が大きく異なる傾向にあります。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査(6)雇用形態別にみた賃金」によると、正社員と正社員以外の賃金は以下のように推移しています。
年齢階級 | 正社員・正職員 | 正社員・正職員以外 |
---|---|---|
20~24歳 | 22万8,700円 | 19万4,800円 |
25~29歳 | 26万3,600円 | 21万6,400円 |
30~34歳 | 29万4,100円 | 22万1,400円 |
35~39歳 | 32万7,000円 | 22万500円 |
40~44歳 | 35万4,600円 | 22万600円 |
45~49歳 | 37万4,500円 | 21万7,700円 |
50~54歳 | 39万4,300円 | 22万2,200円 |
55~59歳 | 40万4,800円 | 22万1,700円 |
参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」
上表より、20代のうちは大きな差はないものの、年を重ねるにつれて賃金差が広がっていることが分かるでしょう。55~59歳の階級では約18万円もの差が生じており、その差は歴然です。「正社員・正職員以外」には契約社員や派遣社員などが含まれているものの、雇用形態が収入に大きな影響を及ぼすことが推察できます。
また、正社員にはボーナスや資格・役職手当、退職金などが完備されていることがほとんど。上記の賃金には含まれていないため、実際はさらに差が大きい可能性もあるでしょう。
福利厚生や将来もらえる年金に影響が生じることもある
フリーターと正社員では、福利厚生や将来の年金支給額にも違いがあります。福利厚生とは、社割や休暇制度、家賃補助など、企業が従業員に対して提供する賃金以外の報酬やサービスのこと。しかし、アルバイトは利用できる福利厚生が制限されていることが多く、正社員と比較し「恩恵を受けられない」と感じることもあるでしょう。
また、国民年金と厚生年金では、厚生年金のほうが支給額が多い傾向にあります。フリーターで国民年金に加入している場合、老後の生活に影響を及ぼすことも考えられるでしょう。詳しくは「フリーターの年金受取額はいくら?国民年金と厚生年金について解説」のコラムで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
早く正社員になればキャリアの選択肢が広がる
フリーターから早く正社員になるほど、キャリアの幅が広がると期待できます。なぜなら、若いうちは実務経験やスキルよりもポテンシャルが評価されやすいためです。フリーター経験しかない場合も、アルバイトで培った強みや正社員への意欲をアピールすれば、面接官に「将来性がある」「仕事に意欲的に取り組んでくれそう」と判断してもらえるといえます。
経験を問わず若い人材を欲している企業は多いため、豊富な選択肢から自分に合った仕事を探しやすいでしょう。
一方、年を重ねるごとに即戦力としての能力を求める求人が増え、30代以降になると未経験から挑戦できる求人は少なくなってしまう傾向にあります。さらに、就職しようとしても「なぜ今まで就職しなかったのか」「仕事は覚えられるのか」と懸念を抱かれるリスクも。余裕をもって就活に取り組むためにも、早めの行動がおすすめです。
フリーターにおすすめな転職サイトの特徴
ここでは、「転職サイトや転職エージェントを使いたいけど、選び方が分からない…」と悩んでいる方に向けて、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。登録する転職サイトや転職エージェントに迷っている方は、参考にしてみてください。
フリーターにおすすめな転職サイトの特徴
- 求人数が多い
- 未経験者歓迎・学歴不問の求人がある
- 年齢層に合った求人やサービスを展開している
- 希望する業界・職種に特化している
1.求人数が多い
求人数が多い転職サイトや転職エージェントであれば、応募できる求人が増えます。また、幅広い業界の求人が見られるため、転職先選びの視野も広がるでしょう。
厚生労働省の「労働市場分析レポート第89号(p.3)」では、求職活動で就職サイトや民間の職業紹介機関を利用した理由として、「求人件数が多いため」が最も大きな割合を占めています。やりたい仕事が決まっていないフリーターの方は、転職・就職サイトやエージェントが抱える「求人数の多さ」に注目してみてください。
参照元
厚生労働省
労働市場分析レポート「民間人材サービスに係る求職者のニーズについて」
2.未経験者歓迎・学歴不問の求人がある
学歴や職歴が気になるフリーターの方は、「未経験者歓迎」「学歴不問」の求人を多く扱っている転職サイトや転職エージェントが良いでしょう。経験者向けの求人やハイクラス転職をサポートするサイトやエージェントの場合は、未経験から応募できる求人が少なく、就職活動がスムーズに進まない可能性があります。
「未経験でもできる仕事は?正社員として就職しやすいおすすめの業界・職種」を参考に、自分が挑戦したい職業について考えてみてください。
フリーターを歓迎する企業は教育やサポートが手厚い傾向にある
未経験者歓迎や学歴不問の求人を出す企業は、人材を育てていこうとする意識が強く、入社後のサポート体制が整っている傾向にあります。そのため、フリーターから初めての正社員就職を目指す方も安心して仕事や職場に馴染んでいけるでしょう。多くの転職サイトでは「経験不問」「フリーター歓迎」などのワードで絞り込み検索ができるので、ぜひ活用してみてください。
3.年齢層に合った求人やサービスを展開している
20代のフリーターの方には、サービス対象者を若年層に絞っている転職サイトや転職エージェントがおすすめです。自身の年齢層に合致する求人やサービスを展開している転職サイトを利用すれば、応募できる求人やサービスなどがより自分に向いている内容になるでしょう。
サービス対象者を若年層に絞っている転職サイトや転職エージェントは、Webサイトや広告に「20代の就職・転職活動を応援」「フリーターの転職をサポート」などと書かれていることが多いもの。また、学校を卒業して2~3年以内のフリーターなら、第二新卒・既卒向けの転職・就職サイトやエージェントも利用できます。
「第二新卒は転職エージェントを使って転職するべき?おすすめの選び方を解説」と「既卒におすすめの就活サイトとは?特徴やエージェントとの併用方法もご紹介」もあわせてチェックしておきましょう。
4.希望する業界・職種に特化している
転職したい職業が決まっているフリーターの方には、その業界・職種に特化した転職サイトや転職エージェントが適しています。たとえば、パソコンが得意でプログラミングの経験があるなら「IT・Web業界特化型」、介護業界に絞って就活を進めたい方は「介護業界特化型」のように選ぶと良いでしょう。
ただし、専門職によっては一定の経験やスキルが求められることも。経験やスキルがない場合は、先述のとおり「未経験者歓迎」や「学歴不問」の求人に着目しましょう。
フリーターが転職サイトを利用する4つのメリット
フリーターが転職・就職サイトを利用するメリットは、幅広い企業の求人に応募できたり、自分のペースで就活を進められたりする点です。以下で詳しく見ていきましょう。
フリーターが転職サイトを利用するメリット
- 幅広い職業の求人を選べる
- 自分のペースで就活できる
- 多彩なサービスを気軽に使える
- スカウトで選択肢が広がる
1.幅広い職業の求人を選べる
転職・就職サイトでは、幅広い職業や業界の求人を見られます。「特定の仕事や業界に絞った求人が見たい!」という場合は、検索機能を使えば自動で好みの求人を絞ることも可能です。
機能は転職サイトによって異なりますが、「フリーワード検索」「雇用形態検索」「職種検索」「エリア検索」「希望条件検索」などが一般的。「幅広く仕事を探したい」「求人選びを人に任せたくない」といったフリーターの方におすすめです。
2.自分のペースで就活できる
転職サイトは、パソコンやスマホからいつでも・どこでも閲覧や求人検索が可能です。移動中や就寝前など、自分の都合が良い時間に利用できるので、日中にアルバイトをしているフリーターの方も円滑に就活を進められます。効率良く就活するために、以下のようなサポート機能も活用すると良いでしょう。
- ・興味のある企業のリスト化
- ・閲覧履歴をもとにした「おすすめの求人」
- ・検索条件の保存
- ・転職フェアやイベントの情報を通知
上記のなかでは、検索条件の保存機能が特に便利です。検索条件を保存しておくと、自分の希望条件に合った最新の求人情報をすぐにチェックできます。また、気になる企業をリスト化すれば、それぞれの求人情報を比較しやすいでしょう。
3.多彩なサービスを気軽に使える
転職・就職サイトは、求職者に役立つ多彩なサービスを無料で提供しているため、「就職・転職活動にできるだけお金を掛けたくない」というフリーターの方におすすめです。サービスの具体例には、以下が挙げられます。
- ・履歴書の自動作成ツール
- ・適職診断ツール
- ・転職ノウハウの紹介
- ・求人の特集
- ・実際に転職した人の体験談
- ・転職用語の解説
- ・転職に関するお悩みQ&A
上記のようなサービスを上手く活用することで、「履歴書を作る自信がない」「自分に適している仕事が分からない」といった悩みも解決できるでしょう。
4.スカウトで選択肢が広がる
転職サイトによっては、スカウトのサービスが用意されています。スカウトとは、転職サイトに登録されている求職者の経歴に興味をもった企業から、その求職者に「ぜひ選考を受けてほしい」といったメッセージが届くサービスのことです。
スカウトで想定外の企業と出会えば、フリーターにとって就職先の選択肢が広がるきっかけになり、意外な業界が自分に合っていると気づくこともあるでしょう。
フリーターが転職サイトを利用するデメリットはある?
転職サイトは、あくまでも求人や情報を提供するサービスのため、転職エージェントのように就活の全面的なサポートはしてもらえません。そのため、自ら積極的に動かなければ就活が進まない点をデメリットと感じる方もいるでしょう。
また、転職サイトを利用しての転職活動では、応募のタイミングや選考の日程調整などのスケジュールもすべて自分で管理する必要があります。上手に計画を立てないと、正社員になるチャンスを逃してしまう可能性もあるので注意が必要です。
フリーターが転職サイトを活用するためのポイント
フリーターが転職・就職サイトを有効活用するには、「転職サイトを複数使う」「会社の規模で求人を絞らない」といったコツがあります。以下で利用のポイントを押さえ、就活をスムーズに進めましょう。
フリーターが転職サイトを活用するためのポイント
- 複数の転職サイトを使う
- 会社の規模や知名度で求人を絞らない
- 企業からの連絡をこまめにチェックする
- 就活が上手くいかないときは仕事の探し方を変える
1.複数の転職サイトを使う
転職・就職サイトを初めて利用する際は、自分に合った求人と出会う可能性を広げるためにも、複数の転職サイトに登録するのがおすすめです。大手や印象の良い転職サイト2~3社に登録し、使い心地をチェックしてみてください。
大手でなくともサポートが充実していたり、フリーターに特化したサービスを展開していたりする転職サイトもあるので、幅広く探しましょう。
2.会社の規模や知名度で求人を絞らない
転職サイトで求人情報を調べるときは、大手企業や有名企業の求人だけに絞らないようにしましょう。大手企業や有名企業は人気で応募者が多いため、高倍率になりがちです。企業から求められる能力も高い傾向にあるので、正社員経験なしのフリーターからは採用されにくい可能性があります。
企業の規模や知名度にとらわれず、「自分が興味のある職業」「自分の性格や価値観に合った企業」を基準に求人を探してみるのがおすすめです。
3.企業からの連絡をこまめにチェックする
転職サイトの利用に慣れていないと企業からのメッセージを見逃しやすいので、こまめな確認を心掛けてください。企業からのメッセージに気づかないと、選考のチャンスを逃してしまう恐れがあります。
就活をしている最中は、企業からのメッセージを受信したら通知が来るように設定しておくと良いでしょう。メッセージへの対応が迅速であれば、採用担当者への印象アップにもつながります。
4.就活が上手くいかないときは仕事の探し方を変える
「なかなか選考に通過しない…」と悩むフリーターの方は、仕事の探し方を変えてみるのがおすすめです。転職サイトには数多くの求人が公開されているので、条件を変えて視野を広げた探し方をすれば、今まで見過ごしていた優良求人を見つけられることもあります。
優先度の低い条件を除外したり、勤務地の範囲を広げたりするなど、検索の仕方を柔軟に変えてみましょう。
ハローワークやジョブカフェもおすすめ!
フリーターの就活に役立つのは、転職サイトや転職エージェントだけではありません。ハローワークやジョブカフェ、サポステ(地域若者サポートステーション)などでも就活のサポートが受けられます。就職支援サービスについて詳しく知りたい方は、「フリーターは就職支援機関を活用しよう!おすすめのサービスを紹介」のコラムを参考にしてみてください。
フリーターが転職サイト経由の就活を成功させるには?
転職サイトを介した就活を成功させるには、面接官にフリーター期間について分かりやすく説明することが重要です。また、「自分の経験・スキルを洗い出す」「企業研究を念入りに行う」なども大切なポイントといえます。採用選考における適切な対応方法を、以下で確認しておきましょう。
フリーターが転職サイト経由の就活を成功させるには?
- 企業ごとに志望動機を考える
- 「フリーターになった理由」を明確にしておく
- 自己分析でフリーター期間に身につけた強みを洗い出す
- 企業研究を念入りに行う
- 正社員を目指しやすい業界や職種を重点的に狙う
企業ごとに志望動機を考える
フリーターから転職サイトの求人に応募する際は、企業ごとに志望動機を考えましょう。企業は、志望動機から志望度の高さや、社風や既存の従業員との相性を確認しています。すべての企業に当てはまるような内容では、「就職できればどこでも良いのか」と思われてしまう可能性があるでしょう。
志望動機では、自分自身の人柄や考え方が分かるエピソードと企業の特色をかけ合わせ、「応募先でなくてはいけない理由」を述べるのがおすすめ。「フリーターから正社員へ!転職を成功させる志望動機の書き方や例文をご紹介」のコラムで具体的な書き方や例文について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「フリーターになった理由」を明確にしておく
面接では「なぜフリーターになったのか」と質問される場合があります。転職サイトを利用した就活の成功率を高めるためにも、自身がフリーターになった理由は明確にしておきましょう。面接本番で迷いなく受け答えができれば、「就職意欲が高い」「目的意識がある」などの好印象につながるはずです。以下の例を参考に、自分なりの回答を考えてみてください。
「療養の目的でフリーターをしていたが、完治したため正社員を目指している」
「フリーターとして実際に働きながら、やりたい仕事や適性を見極めたかった」
「国家試験の勉強に時間が費やせるよう、フリーターとして働いていた」
フリーターになった理由が療養や家族の介護などの場合、「現在は問題なく正社員として働けること」をしっかり説明しましょう。また、空白期間に取り組んだことや就職に向け準備していたことを述べるのも好印象です。
面接では前向きな伝え方で意欲をアピールしよう
「就職したくなかった」「なんとなく」という理由でフリーターをしていた方もいるでしょう。しかし、面接官にそのまま伝えてしまうとマイナスの印象を与えかねません。「やりたい仕事を探すのに時間が掛かった」というように、働くことへの前向きな姿勢が伝わる回答を意識しましょう。
自己分析でフリーター期間に身につけた強みを洗い出す
転職サイト経由の就活を成功させるには、フリーター期間に得た経験やスキルの洗い出しも大事な作業です。「フリーターをしていたことは自分にとってプラスの体験である」と具体的に説明することで、面接官の納得感を得やすくなります。また、自分の経験やスキルを応募先企業の仕事でどのように活かしたいかもあわせて伝えれば、入社意欲をアピールできるでしょう。
自分の強みやアピールポイントを客観的に見直すには、自己分析が有効です。「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本と簡単に行う方法をご紹介」のコラムを参考に、実践してみてください。また、「高卒フリーターが面接で好印象を与えるには」では面接で気をつけるべきポイントをご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
スクールや独学でスキルを磨くのも手
「自分のアピールポイントが分からない」というフリーターの方は、スクールや独学で仕事に役立つスキルを学ぶのも手段のひとつ。就職に向けた前向きな姿勢を評価してもらえます。また、一定のスキルや技術を身につけたり、資格を取得したりすることで、選考が有利に進む可能性も。ハローワークの職業訓練やオンラインの講座、民間のスクールなどを検討してみましょう。職業訓練については「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」のコラムをご覧ください。
企業研究を念入りに行う
正社員を目指すフリーターの方は、企業研究も念入りに行いましょう。企業研究が不十分だと、応募先と自分との接点を明らかにできず、面接での受け答えが曖昧になる可能性も。先述したとおり、どこの企業でも通用するような志望動機や自己PRでは、採用担当者に「志望度が低い」とマイナス評価をされる恐れがあります。
企業側は「ほかの会社ではなく、なぜ自社を選んだのか」を知りたいと考えているもの。企業のリクルートサイトや口コミサイトで社風や業績、業界内での立ち位置などを調べ、情報をもとに応募書類や面接での受け答えの内容を練りましょう。企業研究のやり方は、「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」を参考にしてみてください。
正社員を目指しやすい業界や職種を重点的に狙う
転職サイトで求人を探す際は、フリーターから目指しやすい業界や職種を検討するのもおすすめです。具体的には、IT業界や運送業、介護職などが良いでしょう。
上記の仕事には、未経験から挑戦しやすく社会的な需要が高いという共通点があります。また、人手不足であることも多いため、若い人材は歓迎されやすいという特徴も。「フリーターが就職しやすい職種とは?おすすめの職業と業界を紹介」のコラムも参考に、目指しやすく自分の適性に合った仕事を探してみましょう。
正社員登用を目指すのもおすすめ
現在のアルバイト先に正社員登用制度がある場合は、慣れ親しんだ職場で正社員を目指せる可能性があります。正社員登用制度とは、アルバイトをはじめとする非正規社員を正社員として雇う制度のこと。勤続年数や業務上の実績といった応募条件がある場合が多いものの、「今の仕事が好き」という方は検討してみても良いでしょう。
フリーターが転職サイトを利用するときの注意点
ここでは、転職・就職サイトを利用する際の注意点を紹介します。転職サイトを使ったことがないフリーターの方は、事前に確認しておきましょう。
ブラック企業に気をつける
転職サイトを利用するフリーターは、ブラック企業の求人に応募しないよう注意が必要です。ブラック企業の明確な定義付けはされていませんが、厚生労働省のリーフレット「働く人が活躍しやすい職場環境を目指して」では、以下のような職場環境が問題視されています。
- ・長時間労働/過重労働
- ・賃金不払残業
- ・職場のパワーハラスメント
転職サイトに掲載されている求人情報を見る際に、「残業時間が多過ぎないか」「離職率が異様に高くないか」といった点に着目してみましょう。給料の高さだけで応募する求人を選ぶと、ブラック企業に入社してしまうリスクがあります。
参照元
厚生労働省
若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況
複数の転職サイトから同じ求人に応募しない
フリーターの方が就活を行う際は、複数の転職サイトから同じ求人に応募しないように気をつけましょう。「応募したのに連絡が来ないから、別の転職サイトからも応募してみよう」と二重応募してしまうと、企業は同じ応募者を2回確認することになります。採用担当者の時間を奪うことにつながり、印象を悪くする恐れがあるため避けたほうが賢明です。
求人の細かい部分までしっかり読み込む
転職サイトで求人を探す際は、応募する前に細かい部分まで求人情報を読み込むようにしましょう。見落としたり確認が甘かったりすると、入社後に「事前に聞いていた話と違う」「勘違いしていた」という事態につながりかねません。入社後のトラブルや不満の原因にもなるため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
仕事内容や労働環境は特に注意が必要
求人情報の確認で特に注意が必要なのは、仕事内容や労働環境です。たとえば、事務職といっても、経理事務や営業事務、貿易事務などさまざまで、それぞれ仕事内容や必要な知識が異なります。
また、「在宅勤務可能」と記載されていても実際は勤続年数や実績が一定以上でないと認められなかったり、自宅近くの会社に応募したつもりが遠くの支店に配属になったりすることも。
「転職サイトは不安」「働き方の詳しい情報がほしい」という場合は、求人サイトだけでなくエージェントの利用も検討してみましょう。
フリーターは転職サイトとエージェントの併用がおすすめ
正社員就職の成功率を高めたいフリーターの方は、転職・就職サイトに加えて転職エージェントも利用するのがおすすめです。「転職エージェント」とは、民間の人材紹介サービスのこと。転職エージェントは求職者と企業のマッチングを行い、求職者の就活をサポートします。転職サイトと同様に無料で利用できるので、フリーターが活用しやすいサービスです。
転職エージェントならではの利用メリットには、「自分に合った求人に出会える可能性が高まる」「プロによる手厚いサポートを受けられる」などが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。
1.自分に合った求人に出会える可能性が高まる
転職エージェントを利用すると、自分に合った求人に出会える可能性が高まるといえます。なぜなら、転職エージェントは「未経験者歓迎」「学歴不問」といった求人を豊富に扱っていたり、非公開求人を保有していたりするためです。転職サイトと併用すれば、より幅広い企業のなかから求人を選べるでしょう。
また、プロのアドバイザーから自分の適性に合った求人を紹介してもらえる点も、フリーターが転職エージェントを利用する大きなメリットです。
エージェントは優良企業を多く扱っている
転職エージェントでは企業に取材を行ってから求人を扱う場合が多く、転職サイトに比べて優良企業を多く扱っている傾向にあります。実際に確認した社内の雰囲気や従業員の人柄を面談で教えてもらえるため、「仕事に馴染めるか不安」「ホワイト企業が良い」という方も安心です。「ホワイト企業に転職したい!未経験でも大丈夫?優良企業の見分け方とは」のコラムも参考にしてみてください。
2.就活を一貫してサポートしてもらえる
転職エージェントを利用するメリットは、就活を一貫してサポートしてもらえること。主なサポート内容は以下のとおりです。
- ・面接対策
- ・履歴書や職務経歴書の添削
- ・キャリア形成のアドバイス
- ・就活に関わる悩み全般への回答
また、転職エージェントが取り扱う求人には、書類選考をスキップして面接に進めるものもあるので、経歴に自信がないフリーターは活用してみましょう。「サポートが充実!転職エージェントとは」で転職サイトとの違いについてもまとめているので、あわせてご覧ください。
面接結果を踏まえたフィードバックも受けられる
転職エージェントから応募した求人が不採用だった場合、不採用の理由も含めたフィードバックを受けられます。転職サイトから応募した場合は不採用の理由が分からないため、取れる対策が限られたり、「なぜ駄目だったのか」と落ち込んでしまったりするもの。しかし、エージェントでは客観的なフィードバックと次回に向けた改善策を練れるため、気持ちを切り替えて転職活動を続けられるでしょう。
3.将来的なキャリアに関するアドバイスが受けられる
転職エージェントでは、キャリアに関する相談ができます。「将来の目標ややりたいことのために今どのような仕事に就くべきか」「入社後はどのようにスキルアップすべきか」といったアドバイスが受けられるため、将来の不安やキャリアへの迷いも解消されるでしょう。
希望や考えは遠慮せずに相談すると良い
エージェントを活用するためにも、自分の転職に対する希望や考えを積極的に共有するのがおすすめです。キャリアアドバイザーは、求職者一人ひとりの希望や適性を見極めたうえで求人紹介やアドバイスを行っています。思っていることを伝えないと、アドバイザーは求職者の求める仕事を紹介したり、悩みや疑問への的確なアドバイスをしたりすることができません。
「わがままかも」「要望が多過ぎると仕事が見つからないかも」と遠慮せず、仕事探しに関することなら何でも相談してみてください。
4.企業とのやり取り代行や条件交渉のサービスがある
企業とのやり取りを代行してもらえるのも、フリーターが転職エージェントを利用する大きなメリットです。具体的には、求人の応募手続きや面接のスケジュール調整、待遇面の交渉などを代行してもらえます。面接の予定をリマインドしてくれる転職エージェントもあるので、スケジュール管理が苦手な方は、転職サイトと併用すると安心でしょう。
5.内定後のアフターフォローがある
転職エージェントでは、内定後のアフターフォローも実施しています。たとえば、入社日の調整や退職・入社に必要な手続きのサポートなども依頼できるため、フリーターからの転職で慣れないことが多い方にも安心です。
また、エージェントによっては、入社後も「実際働いてみてどうか」「困っていることはないか」などをヒアリングしてくれます。些細な悩みや疑問も相談できるので、入社後の不安な期間も心強いでしょう。
転職エージェントにはデメリットもある
転職エージェントには、「自分のペースで転職活動ができない」「質の低いエージェントを選ぶとブラック企業を紹介されることもある」といったデメリットもあります。また、基本的には紹介してもらった求人から選ぶことになるため、「自分でいろんな求人を探したい」という方にとっては不自由に感じる可能性も。「転職エージェントのデメリットは?いらないといわれる理由やメリットも解説」のコラムを参考に、エージェントのメリットとデメリットを吟味して利用するかどうか決めましょう。
フリーター向け転職エージェントの選び方
ここでは、転職エージェントの選び方を解説します。就活で転職サイトとの併用を考えているフリーターの方は、ぜひ参考にしてみてください。
フリーター向けの求人が充実しているか
フリーターから転職エージェントを活用して就活をするなら、フリーター向けの求人が豊富なエージェントを選びましょう。フリーター向けの求人とは、先述したような「未経験者歓迎」「学歴不問」など挑戦しやすい応募条件のものです。選べる求人の選択肢を増やすためにも、よく確認しておきましょう。
「30代向け」「××職向け」などエージェントによって特色がある
転職エージェントと一口にいっても、サービスによって扱う求人や主な利用者層などが異なります。たとえば、「30代以降のミドルクラス向け」「エンジニア向け」などが例として挙げられるでしょう。
これらのエージェントは、年齢や目指す仕事が合っている場合は使いやすく、便利なサービスといえます。ただし、正社員を目指す20代フリーターの方や「さまざまな業界から自分に合う求人を選びたい」という方には不向きである可能性があるでしょう。
サポートは充実しているか
フリーターからの就活に役立つ転職エージェントを見極めるためには、サポートの充実度に注目するのがおすすめ。求人数だけを判断基準にすると大手のエージェントを選びがちでしょう。ただし、厳選した求人のみを扱う小規模なエージェントでは、そのぶんきめ細やかなサポートが受けられることも。
「面談時以外にも相談できるか」「適職診断ツールはあるか」など、希望するサポートがあるか確認しておくとミスマッチが防げるでしょう。また、エージェントを実際に利用した方の体験談では、サポート内容について言及されている可能性があります。積極的に情報収集してみてください。
フリーター向け転職エージェント利用の流れ
フリーター向け転職エージェントを選んだら、実際に利用してみましょう。ここでは、登録から内定までの流れを解説します。
1.サービスに登録する
利用するエージェントを決めたら最初に行うことは、サービスへの登録です。多くのエージェントではフォームを用意しており、経歴や年齢といった情報を入力するだけで簡単に登録できます。
登録後は、キャリアアドバイザーとの初回面談の日程を決めましょう。スケジュール帳や予定の分かるものを準備しておくと、予約がスムーズに進みます。
2.キャリアアドバイザーに相談する
予約日になったら、キャリアアドバイザーとの面談に臨みましょう。面談はエージェントのオフィスや支店で行われるほか、オンラインで実施される場合もあります。
面談では筆記用具とメモ帳に加え、履歴書と職務経歴書を持参すると良いでしょう。詳細な経歴をアドバイザーに伝えられるほか、添削を受けることも可能です。持ち物については、「転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説」のコラムでも詳しく解説しています。
アドバイザーとの相性が合わない場合は変更可能
転職エージェントのアドバイザーは変更可能です。「ペースが合わない」「話しにくい」と感じたら、アドバイザーの変更を申し出ましょう。変更はメールやチャットで申請できるため、アドバイザー本人に伝える必要はありません。「アドバイザーと相性が合わないかも」と感じているフリーターの方は、利用している転職エージェントのWebサイトで、変更方法を確認してみてください。
3.自分に合った求人を選ぶ
面談で希望する職種や労働条件を伝えると、アドバイザーが情報をもとに求人を紹介してくれます。エージェントでは、社風や従業員の人柄といった、転職サイトの求人情報からは読み取りにくい詳細な情報も得られるのが魅力。分からないことや気になることがあれば、遠慮なく質問しましょう。
また、紹介されたからといってすぐに応募先を決める必要はありません。希望に合うものがなければ別の求人を提案してもらえるので、相談を重ねながらじっくりと適職を探せるでしょう。
4.アドバイザーと選考対策を行う
応募する求人が決まったら、選考対策を行います。アドバイザーは、一人ひとりの適性や強みを見極めたうえで、応募先企業に合ったアピール方法をアドバイス。「自分の強みが分からない」「どのようにアピールしたら企業の評価を得られるのか」などの悩みや疑問を解消できるため、本番までに自信をもてるでしょう。
応募書類の添削や模擬面接を活用しよう
転職エージェントでは、応募書類の添削や模擬面接を行って選考対策をサポートします。文章でのアピール方法や好印象を与える受け答えのコツだけでなく、書類の書き方や郵送時のマナー、身だしなみのチェックなどもお任せください。
5.面接を受ける
準備が整ったら、いよいよ面接です。面接は緊張するものですが、アドバイザーと何回も練習を積み重ねることで、本番で力を発揮できるといえます。もしも面接が上手くいかなかった場合も、アドバイザーから企業へあなたの魅力をアピールすることが可能です。安心して面接に臨みましょう。
また、転職エージェントでは面接の日程調整も代行します。在職中で忙しい方やスケジュール管理に自信のない方も、選考対策に比重を置いて活動できるでしょう。
6.内定を獲得する
転職エージェントでは、早いと数週間で内定を獲得する場合も。アドバイザーの手厚いサポートが受けられるため、転職サイトよりも効率的に就活を進められるといえるでしょう。
さらに、エージェントでは内定が出たら終わりではなく、入社日の調整や退職・入社の手続きといった準備に関してのアドバイスも行っています。入社後の悩みや困りごとに対応してくれるエージェントもあるので、入社前後の忙しい時期も安心です。
内定獲得から入社までの流れ
転職エージェントを利用して内定が出たあとは、雇用条件を確認したうえで内定承諾の連絡をします。その後は現職の退職手続きや入社手続きを進め、入社日までに準備を整えましょう。情報の行き違いを防ぐため、内定後もエージェントを経由してやりとりをするのがポイントです。
また、複数のエージェントを利用している場合は、内定連絡を受けたあとに速やかにすべてのエージェントに連絡しましょう。内定後の流れや辞退方法については、「転職エージェントを使ったときの内定連絡の流れを紹介!辞退方法も解説」のコラムで解説しています。
「フリーターから正社員になりたい」「転職サイトだけでなく、転職エージェントも利用してみたい」と考えているなら、若年層に特化した転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。
フリーター・既卒・第二新卒といった20代向けのサービスなので、「未経験者歓迎」「学歴不問」「人物重視」というような求人が豊富。実際に取材した会社の求人のみを扱っているので、転職・就職サイトでは知れない情報や職場の雰囲気も詳細にお伝えできます。転職サイトだけで就活を進めるのが不安なフリーターの方は、ハタラクティブへお気軽にお問い合わせください。
就活でフリーターが転職サイトを利用するときのQ&A
ここでは、フリーターが転職・就職サイトを通じて正社員就職を目指す際によくあるお悩みを、Q&A方式で解説します。転職サイトを利用しているフリーターの方は参考にしてみてください。
転職エージェントは利用料金が掛かりますか?
基本的に、多くの転職エージェントでは利用料金が掛かりません。なぜなら、求人を掲載している企業から紹介手数料を受け取っているためです。サービスの利用時に追加料金が掛かることもないため、安心して活用してみましょう。
人間関係が不安…就職前に職場の雰囲気を知りたいです
事前に職場の雰囲気を知るには、「口コミサイトで評価をチェックする」「リクルートサイトのインタビューを確認する」といった方法があります。先輩社員の生の声を知ることで、社風や雰囲気が掴めるでしょう。また、転職エージェントを利用すれば、アドバイザーから企業の特徴や雰囲気を教えてもらえます。
フリーターから正社員になるのは難しいですか?
年齢が上がったりフリーター期間が長引いたりすると、正社員としての就職が難しくなる可能性があります。正社員になりたい方は、できるだけ早く行動を起こしたほうが良いでしょう。具体的には、「転職サイトや転職エージェントに登録してみる」「自己分析をする」などの方法がおすすめです。「フリーターから正社員になるには?就職活動の基本や受かりやすい職業を紹介」も参考にしてみてください。
フリーター経験しかない…就活に職務経歴書は必要ですか?
企業から求められなければ、基本的に提出する必要はありません。しかし、「履歴書に職歴が書ききれない」「自分の経歴をしっかりとアピールしたい」という場合は、職務経歴書を作成しましょう。書き方のポイントは、アルバイト勤務であることを明記し、担当ポジションや勤務経験で培ったスキルを詳細に記入することです。詳しくは、「フリーターに職務経歴書は必要?項目ごとの例文や書き方のポイントをご紹介」をご確認ください。
フリーターが転職サイト以外で正社員になる方法はありますか?
転職サイト以外にも、転職エージェントやハローワークを利用することで、フリーターから正社員を目指せます。特に、転職エージェントはプロのアドバイザーが求職活動を全面サポートしてくれるので、就活の進め方に不安がある方におすすめです。転職エージェントのハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒に特化したサービスを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。