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仕事を休む理由を33個ご紹介!伝え方の注意点やマナーも
更新日
この記事のまとめ
- 仕事を休みたいと思う理由には体調不良や人間関係のトラブルなどがある
- 仕事を休む理由を当日に伝える場合、思わぬ事故や体調の悪化が挙げられる
- 前日に伝える仕事を休む理由として、体調不良のほかにトラブル対応などが挙げられる
- 事前に仕事を休むことが決まっているなら、有給休暇を申請するのが一般的
- 仕事を休むときは直属の上司に理由を伝えるのがマナー
「仕事を休む理由が思いつかない…」と悩むこともあるでしょう。仕事で失敗したあとや、人間関係で悩んでいるときなど、出勤するのがつらく感じることは誰しもあるもの。そのときは無理をせず、体を休めてリフレッシュするのも大切です。
このコラムでは、仕事を休むときに使える理由を当日・前日・事前に分けてご紹介します。連絡する際の注意点やマナーも解説。仕事を休む理由でお悩みの方は参考にしてください。
仕事を休みたくなる理由とは
仕事を休みたくなる場合、体調不良以外にも人間関係や業務など職場の問題も理由として考えられます。たとえば、「人間関係が悪く、仕事に行くのが辛い」「仕事でミスをしたので行きづらい」「業務内容に興味関心が持てず、やりがいを感じられない」などが原因として挙げられます。
体調が良くないときに出社すると、症状が悪化したり周りに迷惑が掛かったりする場合もあるため、無理せず休むことも大切です。
「仕事を休みたい」と感じたときに大事なのは、休む本当の理由を自分自身が理解しておくこと。「なぜか分からないが、仕事へ行きたくない」「気持ちが乗らない」などあいまいな理由で仕事を休みたくなる場合は、体や気持ちが何かしらのサインを出している可能性があります。
風邪やインフルエンザなどの原因が分かっている体調不良や急用以外で仕事を休みたいと考えるときは、「仕事に行きたくないときに休むのはあり?憂鬱な気持ちを解消する方法8つ」のコラムも参考にしてください。
仕事を休む理由は具体的に説明しよう
理由もなく「休みたいから休む」というのは、社会人としてマナー違反です。仕事を休むと、同僚や上司に多少なりとも迷惑が掛かります。そのため、周りの人から納得されるような、具体的な理由の説明が必要です。以下の項では、仕事を休むときの具体的な理由をご紹介します。
仕事を休む理由を当日伝える場合の例文
当日に仕事を休む場合、緊急性が高く「急な休みも仕方がない」と納得されるような理由が必要です。当日に仕事を休む理由で多いのは体調不良でしょう。自分だけではなく、家族の体調不良により当日休まなければならないこともあります。
以下では、当日仕事を休む際によくある理由をまとめました。会社に欠勤する旨を伝えるときの例文も紹介しているので、一例として参考にしてみてください。
当日に仕事を休む理由と例文
腹痛・下痢・吐き気などの体調不良
仕事を休む理由が当日の体調不良である場合、具体的な症状もあわせて伝えると理解を得られやすくなります。たとえば、「腹痛とともに下痢があり、動けない」といった現状を伝えると、相手も休まざるを得ないと納得しやすいでしょう。どの程度の体調不良で休んで良いか判断しづらいときは、「風邪で欠勤する?しない?休む基準や会社への連絡マナーをご紹介!」のコラムも参考にしてください。
腹痛・下痢・吐き気などで仕事を休む際の例文
「朝から腹痛がひどく吐き気と下痢の症状もあるため、仕事を休み、病院へ行かせていただきたいと思います。
本日はA社の●●さんと、△△の件でミーティングを行う予定でした。ミーティングで使用する資料は、同じチームの□□さんと共有しているので私が同席しなくても支障はないかと存じます。
念のためA社の●●さんと、ミーティング進行をお願いすることになる□□さんには、私から連絡を入れておきます。
メールのチェックは定期的に行いますので、大変申し訳ございませんが、何かありましたらご連絡いただけますと幸いです。数日以内に復帰できるかとは思いますが、めどがつき次第またご連絡させていただきます」
インフルエンザ
インフルエンザは感染症に該当するため、当日に仕事を休む理由に当てはまります。会社によって欠勤扱いとなるのか、有給休暇の対象となるのか、ほかに該当する休暇制度があるのか分かれるため、確認しておくと安心です。
インフルエンザで仕事を休む際の例文
「昨夜から40度を超える発熱が続いており、インフルエンザにかかってしまった可能性があるため仕事を休ませていただきます。本日病院へ行き、検査を受けようと思います。
本日は●●に関する資料を提出する予定でしたが、期限を延長していただけますでしょうか。それ以外の業務は、休み明けの対応で問題ありません。
●●に関して私のほうで対応が必要な場合は、会社用携帯電話へお電話いただけますと幸いです。電話に出られなかったときは、こちらから折り返し連絡いたします。
病院で検査結果が出ましたら、療養期間と復帰の日にちを再度連絡させていただきます」
腰痛/ぎっくり腰
仕事や日常生活に支障をきたすような腰痛は、仕事を休む理由になります。特に力仕事や立ち仕事の場合は、しっかり休んで治療した方が良いでしょう。座り仕事であっても、業務を行うのが困難なほどの痛みを伴う腰痛もあります。仕事内容によっては、長期間の休養を余儀なくされる可能性も。現状や病院での診断結果とともに、復帰までどれくらいの期間かかる見込みかを分かる範囲で伝えましょう。
腰痛/ぎっくり腰で仕事を休む際の例文
「今朝、ぎっくり腰になってしまい歩行が困難な状況です。病院へ行き治療を受けますので、本日仕事を休ませていただきたいです。
本日は●●部の△△さんとともにA社へ訪問する予定でしたが、私の代わりに▲▲さんに同行してもらえるよう連絡をとります。私の会社用の携帯電話へ電話またはメールでご連絡いただければ、対応できるようにしておきます。
以前ぎっくり腰になったときは5日間ほどで復帰できましたので、今回もさほど日にちは掛からないと思います。様子を見て明日また連絡します」
歯痛
仕事へ支障をきたす可能性があり、突発的に症状が現れる歯痛は、当日に仕事を休む理由になります。しかし、職場によっては受け入れられない可能性も。なかには「鎮静剤で痛みを抑えて、仕事が終わってから歯医者に行くべき」と考える人もいるでしょう。緊急を要する痛みでなければ、できるだけ避けたい理由の一つです。
歯痛で仕事を休む際の例文
「昨夜、夕飯を食べているときに奥歯の詰め物が取れてしまい、痛みがひどく飲食ができていない状況です。治療のため本日は仕事を休ませていただきます。
本日中に対応しなければならない案件は特にありませんが、●●さん、□□さん、私の3人でプロジェクトの進捗状況の擦り合わせを行う予定でした。本日病院で応急処置を行ってもらえれば、明日には出勤できると思います。
治療を行い痛みが引けば本日午後から出勤できる可能性もあるので、再度連絡させていただきます」
頭痛
動くのが辛いほどの頭痛は、当日休む理由として認められるでしょう。「鎮痛剤を飲んでも痛みが治まらないので病院に行きたい」と説明すれば、承認されるのが一般的です。
頭痛で仕事を休む際の例文
「数日前から頭痛が続いており、市販の薬を飲んでいたのですが改善しないため、本日は仕事を休ませていただきます。
2~3日ほどで業務に復帰できるとは思いますが、病院へ行き診断結果が分かり次第、再度連絡します」
発熱
一般的に37.5度以上の発熱がある場合は、当日でも休む理由として当てはまります。電話で連絡をするときは、平熱と現在の熱を合わせて報告すると相手に伝わりやすいでしょう。
また、38度以上の高熱の場合、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症が疑われるため、速やかに受診するのがおすすめです。
発熱で仕事を休む際の例文
「現在38度の熱があり病院へ行くため、本日は仕事を休ませていただきます。平熱は36.5度なので、今は起きているのも辛く業務を行えない状況です。
本日は、午前中に取引先のA社と打ち合わせを行う予定が入っていました。●●さんが同行することになっていたので、A社の担当△△さんへ日程変更のお願いをしてもらうよう連絡しておきます。
念のため病院で検査を行い、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症でなければ2~3日で復帰できると思います」
生理痛
仕事を休む理由として、生理痛も考えられます。女性の生理による体調不良は個人差があるため、受け入れられやすいようです。職場によっては生理休暇があるため、その制度を利用するのも良いでしょう。
しかし、上司によっては生理についての理解度が低い場合も。その際は生理によって引き起こされた症状を合わせて報告すると、理解されやすくなります。
生理痛がひどく仕事を休む際の例文
「生理痛がひどく、めまいと吐き気もあるため、本日は仕事を休ませていただきます。
本日は、午後にA社へプロジェクトに関する資料を提出する予定でした。同じチームの●●さんと□□さんがこの資料の内容を把握していますので、代わりに提出してもらえるよう連絡します。
1~2日で復帰できると思いますので、どうぞよろしくお願いします」
病院に行く
急な体調不良やケガで、病院を受診するのも当日仕事を休む理由として使われることが多いでしょう。休み明けに診断内容を伝え、業務に支障がないと説明すれば周りも安心できます。
なお、実際には健康であるにもかかわらず「病院に行く」と嘘をつくと、後日会社から診断書の提出を求められる場合もあるため気をつけましょう。
病院に行くため仕事を休む際の例文
「昨夜からめまいがひどく、今朝も改善がみられないため、本日は仕事を休ませていただきます。
本日が納期となっているタスクはないため、復帰後に再開すれば進捗に問題はないかと存じます。何かありましたら会社用のメールアドレスへご連絡いただけますと幸いです。
専門の病院を受診しようと考えているので、診断結果が出て復帰のめどが立ちましたら再度連絡させていただきます」
鍵や財布など貴重品を紛失した
鍵や財布といった貴重品の紛失は、緊急性が高い事案なため、仕事を休む理由として受け入れられやすいようです。仕事を休んだ翌日に、紛失後どのような対応をしたかを報告すると信憑性が高まるでしょう。
財布を紛失してしまった際は、紛失届の提出やクレジットカード・保険証・免許証などの再発行処理に1日掛かってしまいます。また、社員証を紛失した場合の手続きについても確認しましょう。
貴重品を紛失し仕事を休む場合の例文
「今朝、通勤のため駅へ向かうまでの間に財布を紛失してしまったので、本日は仕事を休ませていただきます。財布の中には社員証や免許証、クレジットカードが入っていたので、これから警察へ紛失届を提出します。
社員証を紛失した場合、届け出はどちらの部署へ行えばよろしいでしょうか?
本日中に対応が必要な業務は特にありません。手続きが済めば明日には出勤できますので、何卒よろしくお願いします」
子どもがケガをした/家族の体調不良
仕事を休む理由としては、子どもや両親といった家族の体調不良やケガも考えられます。子どもの体調不良であれば、仕事を休んで看病する必要があるでしょう。
家族がケガをしたり体調を崩したりしたときは、「病院に付き添うため」「サポートが必要な状態のため」と、仕事を休む理由を伝えれば理解されやすくなります。
家族の看病のため仕事を休む場合の例文
「今朝、4歳の子どもが38度を超える発熱をしてしまい、保育園に預けられないため本日は仕事を休ませていただきます。
本日は私一人で取引先を5件ほど訪問し、新商品のご案内を行う約束をしていました。先方へ日程調整のお願い、もしくは本日どなたか代わりに訪問できないか、同僚の●●さんへ確認をとる予定です。業務用チャットツール△△で対応できるようにしておきますので、何かありましたらご連絡いただけますと幸いです。
子どもが通う保育園でインフルエンザが流行しており、すでに何人か欠席しているので、検査の結果次第では1週間程度お休みをいただく可能性があります。復帰のめどについては、後ほど連絡するします」
「ペットの体調が悪い」は仕事を休む理由になる?
大切な家族であるペットの体調が悪いとき、心配で休みをとろうと考える人もいるでしょう。しかし、ペットの体調不良が原因で仕事を休むことに対して理解を得られない可能性も。欠勤の連絡をする際は、「動物病院は土日が休みで、平日18時までに連れていく必要があるため」のように事情を説明してみましょう。
思わぬ事故に遭った
事故によるケガや水回りの故障など、突然のアクシデントに見舞われ、仕事を休まざるを得ない場合もあるでしょう。自分だけでなく、家族が事故でケガをする場合も。また、交通事故を目撃してその場を立ち去れなくなることもあります。
アクシデントは具体的に説明をしないと相手に状況が伝わらないので、「いつ」「誰が」「どのように」と分かりやすく報告しましょう。
事故に遭い仕事を休む場合の例文
「通勤の際、●●の交差点付近で車同士の接触事故を起こしてしまいました。幸いケガ人はおらず、お互いの車に少し傷とへこみが付いた程度でした。すぐに警察へ連絡したところ、念のため当日中に病院を受診するよう勧められたため、ご迷惑をおかけしますが本日は仕事を休ませていただきます。
現在進行中のタスクは複数あるものの、急ぎの案件ではないため出勤時の対応で進捗に問題はないかと思います。
同じチームのメンバーには、このあと私から連絡を入れますが、緊急時は私用の携帯電話へご連絡いただけますと幸いです。
療養が必要かどうかや復帰のめどについては、診断結果が出ましたら再度連絡します」
車の故障
車で通勤している場合は、車が故障し修理が必要なときも仕事を休む理由として通用します。「帰宅時に今まで聞いたことのない音がした」「出勤しようとしたらエンジンがかからなかった」と事情を伝えれば、緊急性が高いと納得してもらえるでしょう。
車の故障により仕事を休む際の例文
「今朝、通勤しようとしたところ車のエンジンがかからず、異音がしているので本日はお休みをいただきます。保険会社と修理工場に確認したところ、明日の朝までには間に合うよう代車を用意してもらえるとのことでした。
本日は同じ部署の●●さんと取引先を回る予定でしたが、私が同行しなくても問題なく対応できると思います。先方への謝罪は私から連絡を入れます。
明日は代車が届き次第出勤しますので、何卒よろしくお願いします」
仕事を休む場合の例文は、「会社を休む電話をするときの連絡のマナーとは?シチュエーション別の例文も紹介」のコラムでもご紹介しています。電話で連絡をする際のマナーについても触れているので、参考にしてみてください。
前日に仕事を休む6個の理由
ここでは、出勤の前日に仕事を休む旨を連絡する場合、欠勤理由として使われる内容をご紹介します。休むことが分かった時点で、上司へ口頭で報告するのがマナーです。
しかし、上司が会議や商談などをしている場合はメールで、外出中の場合は電話で報告するなど状況に応じて迷惑が掛からない方法を選びましょう。
前日に仕事を休む理由
- 昨日からの体調不良で病院に行く
- 家族の看護
- お葬式に参加
- 身内が危篤状態
- 大切なものを紛失した
- トラブル対応
1.昨日からの体調不良で病院に行くため
前日から体調不良が続き、就業中も体調がおもわしくない場合は、病院受診が仕事を休む理由となります。特に、病院の受付時間が夕方までの場合は、当日に病院に行けないため理解されやすい理由となるでしょう。
2.家族の看護のため
子どもや両親など、家族の看護は前日に仕事を休む理由となります。1人で病院へ行くのが難しい場合、付き添いが必要になるからです。その際に、「家族が不安がっている」「自分が心配だから」という一言を付け加えても良いでしょう。出社した際に、結果の報告とお礼を伝えるとベターです。
3.お葬式に参加するため
お葬式で仕事を休む場合は、上司へ口頭で伝えたうえでメールをするのがおすすめ。慶弔休暇や慶弔見舞金制度がある会社では、故人との関係によって内容が異なるため、詳細を知らせる必要があるからです。会社名義で香典や弔電を送る場合もあるので、葬儀の式場や喪主についても知らせると良いでしょう。
なお、香典をもらった場合は、休暇明けに香典返しを手渡すのがマナーです。
慶弔休暇制度については、「慶弔休暇とは?取得条件や日数について解説」のコラムで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
メールの例文
弔事で仕事を休む場合、電話で連絡するのがマナーです。ただし、訃報を早朝や深夜に受けた場合は、会社へメールで連絡しておくと良いでしょう。下記の例文を参考にメールを送り、就業時間内に改めて電話連絡するのがおすすめです。
件名:△月△日~△月△日 忌引き休暇のご連絡
本文:
△△部長
お疲れさまです。
このたび、私の祖父が亡くなり、葬儀のため明日は休みを頂きたいと思います。
詳細は以下になります。
【期間】△月△日~△月△日(△月△日:通夜、△月△日:告別式)
【備考】休暇中の連絡は 090-△△△△-×××× へお願いいたします
【葬儀詳細】
故人氏名:△△ △△
通夜:△月△日 △時~
告別式:△月△日 △時~
式場:△△セレモニーホール
喪主:△△ △△
休暇中の業務は△△さんに引き継ぎしております。
ご多忙のところ大変恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
4.身内が危篤状態のため
家族や親戚が危篤状態になった際も、仕事を休む理由となります。状況が分かれば伝えたほうが良いですが、その場での連絡は「危篤状態としか聞いていない」という内容でも大丈夫でしょう。
気持ちが落ち着いてから、そのときの様子を改めて報告することが信頼関係を築くうえで大切なマナーです。
5.大切なものを紛失したため
家や車の鍵、財布、クレジットカードなどを紛失した際も、前日に伝えることで仕事を休む理由になります。
会社から帰宅後に紛失に気づき、見つからなければ、「カード会社への連絡や警察への届け出など、さまざまな手続きをするために休みがほしい」と伝えれば納得してもらえるでしょう。
6.トラブル対応のため
水回りのトラブルや窓ガラスの破損、雨漏りなど緊急性の高い家の修理であれば仕事を休む理由となるでしょう。日常生活に大きな支障が出る場所の修理であれば、上司の理解も得られやすくなります。
仕事を休むほどではないものの、出勤時間に間に合わないときの対処法は「会社に遅刻したとき・しそうなときはどうする?対処方法を詳しく解説」でご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
事前に仕事を休む9個の理由
事前に仕事を休む理由として考えられるのは、旅行や冠婚葬祭、通院、家庭の事情など。予定が決まっていれば有給休暇の申請を行うのが自然な流れです。
なお、事前申請の場合は仕事を休む理由を「私用のため」とできるので、詳細を伝える必要がないのが一般的。休暇制度の申請方法は会社によって異なりますが、日程が決まった時点で早めに申請しておくと安心です。
事前に仕事を休む理由
1.法事のため
法事は、仕事を休む理由として認められているのが一般的です。仕事への影響を最小限にするため、日程が決まった時点で上司へ報告しましょう。法事が行われる場所が遠方の場合は、数日間の休暇が必要となるため、その旨も合わせて伝える必要があります。
冠婚葬祭で仕事を休む場合は特別休暇を利用できる可能性も
結婚式や葬儀・告別式、子どもの七五三、両親の還暦祝いといった理由で仕事を休む場合、特別休暇を利用できたり、弔慰金や祝い金を受け取れたりする会社があります。ただし、自分との続柄によって利用できるか否かが異なるため、就業規則を確認しましょう。
2.公的手続きのため
役所や税務署などの公的機関は、基本的に平日のみ開庁しています。平日でないと手続きができない場合があるので、有給休暇を使って休んでも問題ありません。
ただし、コンビニで発行できる書類も増えてきているので、有給休暇を使う場合は、どうしても公的機関に行かなければならない手続きに留めるのがおすすめです。
3.結婚式のため
冠婚葬祭のなかでも結婚式は、事前に日程が分かっているため有給休暇の申請が行えます。式によっては遠方や海外で開催されるため数日間の休暇となる場合もあるでしょう。
有給休暇の日数や取得方法については、「有給とは何かを分かりやすく解説!取得条件やもらえないときの対処法」のコラムで解説しています。あわせてご覧ください。
4.資格試験や免許の更新のため
資格試験の受験や免許の更新は、日程が指定されているため、仕事を休む理由になります。仕事に活かせる資格なら、快く休みの承諾を得られる可能性もあるでしょう。結果が出たら報告し、合格した際は「お陰様で免許が取得できました」とお礼を伝えるのがおすすめです。
5.旅行のため
旅行のために有給休暇を申請することも可能です。休暇が長期になる場合は、上司への報告だけでなく仕事の引き継ぎや、取引先への連絡など事前準備が大切となります。
取引先や顧客対応などへの影響を少なくするために、メールの自動応答の設定をしておくと便利です。
6.遠方から両親が来る/帰省するため
仕事を休む理由になるか判断に迷う方もいるかもしれませんが、「両親が会いに来る」という理由で休みを受け入れる上司もいます。また、「一人で暮らしている親に会いに行く」といった帰省を理由に仕事を休みたいときもあるでしょう。
遠方に住んでいる両親に親孝行をしたいという気持ちを伝え、事前に申請すれば拒否されることは少ないはずです。
7.子どもの学校行事のため
子どもの授業参観や運動会などが仕事を休む理由の場合、予定が決まった時点で上司に報告するのがマナーです。具体的に伝える必要はありませんが、分かりやすい理由を示しておくと周りの理解を得られやすくなります。
8.工事などの立ち会いのため
火災警報器点検やガス点検、Wi-Fi取り付け工事の立ち会いといった、ライフラインの点検や工事も事前に申請して仕事を休む理由として当てはまります。特に一人暮らしの場合は、代わりに立ち会える人がいないため理解されやすいでしょう。
9.定期的な検診/健康診断のため
定期検診や健康診断は、仕事を休む理由となります。定期的な検診は自身の体調管理にもつながるため、仕事とのバランスを取りながら積極的に行うべきです。
定期検診ではなくても、気になる症状があるため診察を予約したという内容も仕事を休む理由として受け入れられます。役所で行うがん検診であれば、日程や時間が限られているため理由として使いやすいでしょう。
仕事を休む際の11個のマナーと注意点
やむを得ない事情や私用も含め、仕事を休むときには必ず上司に連絡をするのがマナーです。そのほかの注意点も以下で確認してください。
1.直属の上司に電話で連絡する
休みの連絡はすぐに状況が伝わるよう、社員や仕事の状況を把握している直属の上司へ電話連絡をするのが一般的です。言いにくいからと、総務や人事に連絡を入れるのはやめましょう。また、上司ではなく同僚に伝えて済ませてしまうのも良くありません。
ただし、あまりにも体調がすぐれない場合や、「欠勤連絡はメールで行うように」と定められている会社であれば、電話ではなくメールでの連絡が可能な場合もあります。
上司への連絡は休みの報告ではなく伺いを立てる
どのような理由であれ、仕事を休むということは同僚や上司に迷惑が掛かる状況です。現状を伝えるだけではなく、休みの許可をもらう気持ちで連絡しましょう。
「休みます」と断言すると、上司によっては良い印象を抱きません。理由と合わせて「休みを頂いてもよろしいでしょうか」という伝え方が大切となります。
2.同じ理由を何度も使わない
何度も同じ理由で仕事を休むと「ズル休みなのでは」と疑われる可能性があります。いつも同じ曜日に休んだり、特定の業務のときに休んだりするのも、ズル休みを疑われる原因です。
持病の通院といった私用で特定の日に休む事情があるのなら、上司や同僚にあらかじめ説明しておくのが良いでしょう。
3.休んだ日にSNS投稿をしない
体調不良を理由に当日欠勤をした際は、SNS投稿を控えるのがおすすめです。たとえ体調が回復したあとの投稿だとしても、社内の人や仕事の関係者に気づかれた場合、ネガティブな印象を抱かれる可能性があるでしょう。
また、投稿した写真が過去のものであっても、ズル休みと疑われるきっかけになりかねません。周りからの信頼を失わないためにも、仕事を休んでいる間の投稿は控えるのが賢明です。
4.用事がなければ外出しない
仕事を休む理由として嘘を言わないことが大前提ではありますが、やむを得ず嘘の理由で休んだ際には外出しないようにしましょう。
職場の人たちが外に出ていない時間帯でも、取引先や顧客に遭遇し、思わぬところから嘘がバレてしまうことがあります。病院への通院や食料の買い出しなどで外出せざるを得ないときは、誰に見られても良いような行動をするように意識を向けておきましょう。
5.月曜日や休み明けばかり休まない
休み明けに出勤が億劫になってしまうときもあるでしょう。しかし、月曜日や祝日の次の日ばかり仕事を休むと、周りからも注目されやすくなります。リフレッシュも大切ですが、自身の気持ちだけを優先させてしまうと職場にいづらくなってしまうこともあるため注意が必要です。
「ブルーマンデー」「5月病」といった言葉があるように、休み明けの出社が億劫に感じる人は多いといわれています。「仕事行きたくない病ってなに?つらくなる原因と乗り切るための対処法を解説」のコラムでは、休み明けに仕事を休みたいときの対処法をご紹介していますので、ご一読ください。
6.無断欠勤はしない
無断で仕事を休むことは社会人としてのマナーを欠く行為です。一度でもしてしまうと、信頼を失う可能性があるのでやめましょう。
無断欠勤をすると出社するのが憂鬱になり、自分にとってもデメリットです。また、無断欠勤が続くと解雇される可能性もあります。突発的な事故やトラブルでどうしても連絡できなかった場合は、落ち着いてから報告と謝罪を入れましょう。
仕事を無断で休むリスクについては、「会社を無断欠勤するとどうなる?連絡なしで休む問題点や正しい対処法を解説」で触れています。無断欠勤を容認されるケースもご紹介しているので、参考にしてみてください。
7.引き継ぎを行うとともに復帰のめどを伝える
体調不良が理由で仕事を休む場合、復帰のめどを伝えると良いでしょう。どのくらいの期間、仕事を休むかによって業務の引き継ぎや、取引先への対応に影響します。病院で診察後、「明日は出社しても良いとの診断でした」と連絡を入れると会社側も仕事の対応がしやすくなるでしょう。
8.当日に休むなら始業の10分前には連絡を入れる
当日仕事を休む場合の連絡は、始業の10分前がおすすめ。始業時間を過ぎても出勤せず連絡がないと無断欠勤を疑われたり、「事故にでも遭ったのでは」と余計な心配を掛けてしまったりします。また、始業直後は忙しいので、始業前に連絡するのがマナーです。あまり早く連絡を入れても上司が出社していない場合があるので、始業時間の10分前くらいが良いでしょう。
9.社外の人と約束がある場合は自分で連絡する
急な休みで社外の人とのアポイントをキャンセルする場合は、自分で直接連絡を入れるのがマナーです。相手のスケジュールが変わってしまうので、早めに電話で謝罪しましょう。
上司や先輩から連絡すると日程調整が難しいだけでなく、謝罪の気持ちが伝わりにくいため、自分で連絡するのが一般的です。無断で約束を破るのは厳禁。あなただけでなく、会社の信頼を失う可能性があります。
10.出勤時には周りの社員へお礼をする
休み明けの出勤時は、周りの社員へお礼をしましょう。どのような理由であっても、仕事を休むとほかの人に多少なりとも負担が掛かるもの。まずは、フォローをしてもらったことへのお礼とお詫びを伝えましょう。旅行で休暇を取った場合はお土産を渡すのも良い方法です。
また、風邪やインフルエンザなど体調不良で休んだ場合は、マスクをしたり、咳をするときには相手から顔をそむけたりするなどの配慮も必要になります。
11.嘘で「身内に不幸があった」と言わない
仕事を休む理由を上司へ伝える際、「身内に不幸があった」と嘘をつくのは避けましょう。たしかに冠婚葬祭は、仕事を休む正当な理由となります。しかし、後日それが嘘だと発覚した場合、信頼を失ったり社内外における人間関係に亀裂が生じたりする恐れがあるでしょう。
「法事」で触れたように、身内の不幸が仕事を休む理由であれば、会社から弔慰金を受け取れる場合もあります。金銭を受け取ったあとに嘘がバレると、会社側とトラブルになる可能性があるので注意が必要です。
「仕事を休みたい」と思ったときは
仕事を休みたいと思ったときは、一人で悩まず信頼できる人へ相談したり、休むことによって生じるデメリットを考えてみたりすることが大切です。このような行動を起こしたほうが良い理由を以下で解説しますので、参考にしてみてください。
「仕事を休みたい」と思ったときは
- 信頼できる同僚や上司へ相談する
- 仕事を休むデメリットを考える
- 仕事を休みたくなった理由を考える
信頼できる同僚や上司へ相談する
やむを得ない理由以外で「仕事を休みたい」と思ったときは、信頼できる同僚や上司へ相談してみましょう。同じ会社で働く人であれば、仕事内容や職場での人間関係といった気持ちを共有しやすいのでおすすめです。
社内に相談できる相手がいない場合は、友人や家族など身近な人に話を聞いてもらうのも1つの方法。他者に悩みを打ち明けることで気持ちが楽になったり、解決策を得られたりする可能性もあるでしょう。
仕事を休むデメリットを考える
理由にかかわらず、仕事を休むと自分が担当する作業が滞るため、業務内容によっては次に出勤した際に仕事が山積みになってしまう可能性があるでしょう。
また、打ち合わせや商談といった大事な予定がある日に仕事を休むと、契約獲得や自分の実力をアピールするチャンスを逃す恐れもあります。特に、長期間仕事を休む場合は、自身のスキルアップや昇進・昇給に影響を及ぼす可能性があることも考えておく必要があるでしょう。
仕事を休みたくなった理由を考える
仕事を休みたくなる理由は、「職場の人間関係が上手くいっていない」「仕事に面白みを感じない」「ほかに挑戦してみたい仕事がある」など人それぞれです。率直な気持ちをノートに書き出し、原因を明確にしたうえで対処法を考えましょう。
仕事のストレスによって「仕事を休みたい…」と感じている方は、「仕事のストレスがやばい…会社に行きたくないときの理由や対処法」のコラムもご覧ください。仕事でストレスを溜めない方法や、休んだ日の過ごし方などをご紹介しています。
仕事を休む理由を深掘りすると理想の働き方が見えてくる
仕事を休むときは、「体調不良になった理由」や「欠勤の連絡を入れたあとの気持ち」について深掘りしてみましょう。たとえば、同じ腹痛でも自分の不摂生か、仕事に対するストレスが原因なのかによって対処法は異なります。
仕事を休んだ日は休養をとるとともに、今の職場や業務内容を見つめ直し、理想とする働き方ができているかを振り返ってみるのがおすすめです。
仕事を休む理由を整理するときのポイント
「仕事を休む理由を当日伝える場合の例文」でご紹介した、やむを得ない理由以外で仕事を休みたいと感じることもあるでしょう。ここでは、仕事を休む理由を整理するときのポイントをまとめました。
仕事を休む理由を整理するときのポイント
- 職場に対する不満や違和感を書き出す
- 解決法がないかを考え実際に試してみる
- 社内の窓口や専門機関へ相談してみる
職場に対する不満や違和感を書き出す
小さなことでも構わないので、職場や仕事内容に関して抱いている不満や違和感をノートに書き出してみましょう。以下に一例をご紹介します。
- ・残業が多い
・給与が安い
・人間関係が希薄
・仕事内容がイメージと違った
上記からは「残業が少ない職場で働きたい」「今よりも給与が高い会社で仕事をしたい」といった理想の働き方が見えてきます。人間関係が希薄と感じるのであれば、従業員同士コミュニケーションを取りながら働ける仕事がしたいのだと分かるでしょう。
仕事内容に違和感を抱いている方は、「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説」のコラムで、どのような仕事が自分に合うか検討してみてください。
解決法がないかを考え実際に試してみる
仕事に対する不満や違和感を明確にしたあとは、自分一人で解決できることがないか考え、行動を起こしてみましょう。人間関係が希薄と感じているのであれば、食事に誘ってみたりお菓子を配ってみたりすると、会話のきっかけを掴めることも。また、「作業効率を上げれば残業時間を減らせそう」と感じたのであれば、効率アップをサポートしてくれるツールやアプリを活用し、試してみるのも1つの方法です。
ただし、なかには残業時間が適切でなかったり、そもそも与えられる仕事量が多過ぎたりするケースもあります。違和感を感じたときは、「残業時間の上限はどれくらい?世の中の平均やトラブル対処法を紹介」のコラムを参考に対処してみましょう。
社内の窓口や専門機関へ相談してみる
労働環境や給与、人間関係の悩みなどに関する相談窓口を設けている会社もあります。信頼できる同僚や上司へ相談すると気持ちは楽になるものの、抜本的な解決策を得られないことも。社内の専用窓口へ相談すると、部署異動や勤務時間の見直しといった配慮・提案を行ってもらえる可能性があります。
労働に対して適切な給与をもらえない、あるいは会社で不当な扱いを受けていると感じる場合は、国が運営する窓口へ相談する方法も。厚生労働省の「労働基準行政の相談窓口」では都道府県労働局の所在地や、夜間・土日に電話で相談できる窓口を確認できます。会社や自分の力で解決できそうにない事案は、第三者へ相談し意見を聞いてみるのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
労働基準行政の相談窓口
仕事が原因で体調不良になっている場合は休むことも大切
仕事によるストレスが原因で体調を崩している場合は、一旦仕事のことを忘れてゆっくり休みましょう。リフレッシュ期間を置くことで、また気持ちを新たに仕事に向き合えるようになる可能性もあります。
リフレッシュ方法については、「仕事に疲れたと悩む方へ!対処法や転職時の注意点を解説」のコラムで紹介しているので、あわせてご覧ください。
休む理由がなく仕事に行きたくないときは
仕事を休む具体的な理由がなく、休みたいときがあるでしょう。仕事を続けていると、「疲れたから休みたい」「リフレッシュしたい」と思うことがあります。「そんな理由で休んではいけない」と思う方もいるかもしれませんが、休みたいときに休むのは悪いことではありません。
この項では、「仕事を休む理由が特にないけど休みたい」ときの対処法を解説します。
無理をせずに休んでもOK
熱がなくても体がだるかったり、疲れが溜まっていたりして、「なんとなく調子が悪い」というときもあるでしょう。そのような状態で出社しても、集中力に欠けて仕事が思うように進まない可能性があります。
適切に休むのは自己管理の一つ。仕事を長く続けるためにも、必要な対処といえるでしょう。
有給休暇を使ってリフレッシュするのも良い
有給休暇を使って仕事を休み、たまにはリフレッシュするのも良いでしょう。有給休暇は労働者に与えられた権利のため、基本的には取得する際に理由を伝えなくても良いことになっています。
たとえば、「平日が休みの友人と過ごす」「家族と休みを合わせて出掛ける」などは「私用のため」と伝えれば問題ありません。適度なリフレッシュは、仕事を長く続けるためにも必要といえるでしょう。ただし、繁忙期を避ける、業務の進捗に影響が出ない日を選ぶなど、周りに迷惑が掛からないよう配慮は必要です。
一定期間休職する手もある
数日間休むだけでは改善されず、「仕事に行きたくない」と感じる場合は、休職するのも一つの方法です。まずは自分の会社に休職制度があるかや、どのくらいの期間であれば休めるのかを確認しましょう。休職制度を利用できても休んでいる間は給与が発生しなかったり、社会保険料の支払いが継続されたりすることもあります。休職制度について具体的に知りたい方は、「休職の申請方法とは?傷病手当や休職中の過ごし方など休職のお悩みを解決」のコラムもあわせてご覧ください。
「休職すると復帰の際に気まずい」という方は、仕事を休むに至った理由を上司や同僚に伝え、休職中も適宜メールや電話でコミュニケーションをとり続けるのがおすすめです。社内の人との人間関係を継続することによって、復帰後の業務や休職中に会社から得られるサポートについても相談しやすくなるでしょう。
休んだ日は仕事のことを考えずに過ごす
休んだ日はなるべく仕事のことを考えずに過ごしましょう。体調がすぐれない場合は療養に専念し、仕事に気持ちが向かず休んだのであれば趣味を楽しんだり、のんびり過ごしたりしてリフレッシュするのがおすすめです。
辛い状態が続くなら転職を考えるのも一つの方法
「会社に行くのが辛い」「理由もなく仕事を休みたい」という日が続くようなら、転職を考えるのも一つの方法です。まずは、なぜ「仕事に行きたくない」と思うのか、その原因を分析しましょう。「人間関係が嫌」「業務量が多い」「能力以上の結果を求められてプレッシャー」などが理由の場合、転職をして環境を変えると改善される可能性があります。
無理をして出社し続けていると心身の不調につながることも。そうなる前に、エージェントに相談し自分に合った会社を探すのがおすすめです。
仕事を休みたい気持ちが「辞めたい」に変わったら、ハタラクティブに相談してみましょう。
20代に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、第二新卒や既卒向け、未経験OKなどさまざまな求人を取り扱っています。専任のキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングにより、あなたに合う職種・会社をご提案。転職したいと思っているものの、「自分の適職が分からない」「どのような仕事に就きたいか定まっていない」といったご相談も可能です。サービスの一環として、選考書類の作成や面接対策のアドバイスも行っています。
無料で転職までの道のりをサポートしているので、「自分ひとりだけでは不安」という方はぜひお気軽にお問い合わせください。
仕事を休む理由に関するFAQ
仕事を休む理由について「伝え方が分からない」「休み明けが気まずいのでは」など、さまざまなお悩みを抱える方がいるでしょう。仕事を休む際のお悩みをQ&A方式で解消します。
体調不良で仕事を休むときの基準はありますか?
一般的には発熱や吐き気などが挙げられるでしょう。体調不良に明確な基準はないものの、座ってパソコンに向かうのも難しい状態では仕事ができないと判断します。
また、会社や部署によっては慣習的な基準があることも。「体調不良で仕事を休む判断基準は?会社への連絡方法や例文もご紹介」のコラムで詳しく解説していますので、参考にしてください。
仕事を休むのは甘え?出勤したときの周りの反応が心配です
甘えではありません。マナーを守っていれば心配する必要はないでしょう。休み明けの出勤は気後れするものですが、出勤したら「休んでしまって申し訳ありません」と謝るのが礼儀です。特に、自分がやるべき仕事のフォローをしてくれた人には直接お礼を言いましょう。
仕事を休んだあとに出勤する際の対応については、このコラムの「10.出勤時には周りの社員へお礼をする」も参考にご覧ください。
アプリのDMで仕事を休む連絡をしても良いですか?
チャットアプリやSNSのダイレクトメッセージで連絡するのはやめましょう。電話を掛けてもつながらなかった場合はメールを入れます。
電話連絡の仕方は「会社を休むときの基本マナーとは?休む基準や電話連絡の仕方を解説します」を読んで参考にしてください。
仕事を休む理由を「私用のため」にしたいのですが
事前に伝える場合は「私用のため」で問題ありません。有給取得であっても、基本的に仕事を休む理由を詳しく説明する必要はないでしょう。なぜなら、従業員の休暇取得に関して、会社側が理由を詮索することは原則禁じられているからです。
しかし、当日欠勤や有給休暇以外で仕事を休む場合、「私用のため」では取り合ってもらえない可能性も。当日欠勤は仕事を休む理由を伝え、あらかじめ分かっている予定なら有給休暇を申請するのが一般的です。
有給休暇がない場合はどのように仕事を休めば良いですか?
欠勤扱いになります。欠勤には賃金が発生しませんが、会社の了承を得て休むのは可能です。
たとえば、入社直後に体調不良で休む場合、有給休暇がないことは会社側も分かっていますので、上司に申し出れば承認されるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。