やりたいことがないときはどうする?適職の見つけ方を解説

やりたいことがないのですが、どうしたらいいですか? 

自分の好きなこと、嫌いなことを振り返り、それを職業に結びつけられると良いでしょう。しかし、自分の好きなことが分からなくても、焦る必要はありません。
人によってやりたいことは異なるので、人と比べたりせず、自分がしたいと思えることを見つけましょう。

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やりたいことがないときはどうする?適職の見つけ方を解説

就職先を探したいと考えながらも、「やりたいことがない…」と悩んでいる人もいるでしょう。「やりたいこと」を見つけるには、まず自分と向き合ってみることが重要です。

このコラムでは、自分がやりたいことの見つけ方や、やりたいことがない原因などを詳しく解説しています。マインドの分類や仕事の探し方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

やりたいことがないときの対処方法6選

やりたい仕事を見つけるためには、まずは自分について知ることが大切です。仕事に関することに固執せず、「得意なこと」「人から褒められたこと」「興味があること」などを振り返り、リストアップしてみましょう。すでにもっている資格や、勉強中のものがある場合は、一緒に書き出してみましょう。

1.好きなことに関する仕事を考える

好きなことに関連する仕事を考えてみましょう。
ファッションが好きな人はアパレル店員や雑誌の編集、読書が好きな人は書店員や出版社の営業、ドラマが好きな人はADなど、関連する職業を洗い出してみてください。さらに、嫌いなことや苦手なこと、やりたくないと思うポイントも具体的に考えてみます。
自分に合った仕事を見つけるためには、得意分野が活かせるだけではなく、嫌いな作業も乗り越えていけるような仕事を探しましょう。

「やりたいことがなくて何をすれば良いか分からない」と悩んでいる人は、「目標が見つからない無気力な日々を変えるには?社会人が今日からできること」のコラムを参考にしてみてください。

2.無理に探そうとしていないか立ち止まる

やりたいことを無理に探すことは避けましょう。「早く仕事を見つけなければ」「やりたいことを見つけなければ」といった焦りから、興味や関心がない分野で無理にやりたいことを探そうとすると、妥協して進路を決めてしまう可能性があります。
無理に探そうとしていたら、立ち止まって気分転換をするのも手です。旅行や散歩をしたり、友人と遊んだりすることで、自然とやりたいことが浮かんでくることもあります。

3.自分のことを人に話してみる

自分のやりたいことができたら、そのアイデアを人に話してみてください。自分のやりたいことを人に話すことで、浮かんだアイデアがより具体化するでしょう。

自分に合った会社や仕事を見つけたいと感じている人は、「自分に合った会社の選び方がわからない!選ぶ基準や気をつけたいことを解説」のコラムもあわせてご一読ください。

4.自分の直感を信じる

やりたいことを見つけるときには、自分の直感を信じてみるのも一つの方法です。

ただし、直感だけを信じて進路を決めてしまわないようにしましょう。「理由は分からないけど惹かれる」と感じる仕事を見つけたら、あくまでも就職先の候補として業界研究や企業研究をする対象にするのがおすすめ。ミスマッチを起こさないためにも、業務内容や職場環境を調べてから求人応募に進むようにしてください。

5.理想が高過ぎないか見直す

やりたいことを見つけるときに、将来の理想像が高過ぎると「自分にはできなさそう...」「やっぱりやりたい仕事はない」という考えになってしまうことがあります。このような場合は、「今の自分ができること」から考えると、仕事を探しやすいようです。

目標が大きいほうがやる気が出るという人もいるでしょう。その場合は、大きな目標を立てて、達成するためには何をすれば良いのか細分化して考えると「今の自分がやりたいこと」を見つけやすくなります。

6.世の中にある仕事を調べてみる

やりたい仕事が見つからない場合は、インターネットや業界地図などを活用して、自分の知らない業界や職種について調べてみましょう。業界や企業についての知識を蓄えておくと、志望動機をまとめるうえでも役立ちます。
また、家族や友人など身近な人に仕事の話を聞いてみるのもおすすめです。実際に働いている人から話を聞くと、仕事について具体的にイメージしやすいというメリットがあります。

「やりたいこと」を重く捉え過ぎないことが大切

やりたいことを見つけるとき、「自分が好きで長期間続けたいことは何?」「熱中できてお金が稼げることって?」と重く考えている可能性があります。
やりたいことを重く捉える必要はありません。「話を聞いて興味が湧いた」「楽しそうだから」といったように、気軽に捉えてみると、やりたいことを思い浮かべやすくなるでしょう。

やりたいことがないときの7つの特徴

「やるべきことが多い」「始める前から諦めている」など、やりたいことがない人にはいくつかの特徴があります。

ここでは、やりたいことがないときの特徴について解説しているので、自分に当てはまる部分があるか確認してみてください。

1.やるべきことが多い

「やりたいことがない」と感じる人には、忙しくやりたいことを考える時間自体がないということもあります。家庭の事情や資格取得へ向けた勉強、アルバイトなど、やるべきことが多いことによって、やりたいことを探す時間がないようです。

2.始める前から諦めている

自分に自信がもてないことで、やりたいことを始められないこともあります。始める前から「自分にはできない…」と諦めてしまい、やりたいことを見つけようとする思考を避けてしまっているようです。

新しいことを始めるときには、「分からないことがあっても仕方ない」と気持ちを割り切って、挑戦してみることが大切です。

3.失敗したくない気持ちが強い

「失敗するのが怖い」と感じ、やりたいことを始めることを躊躇する人もいるようです。また、現状に満足していると思い込むことで、「やりたいことはない」と結論づけている場合も。
新しいことに挑戦するには勇気が要りますが、経験やスキルを身につけられます。そのスキルアップをすれば、さらにほかのやりたいことにも挑戦しやすくなるでしょう。

4.リスクが生じるのが怖い

「休みが減るかもしれない」「人間関係が上手くいかないかもしれない」など、現在の生活が変化することをリスクに感じ、「やりたいことはない」と行動せずにいることがあります。
リスクが生じないことを探しているため、やりたいことが見つからないという思考に陥っている可能性があるようです。

現状とやりたいことのメリット・デメリットを整理しながら、自分がやりたいという気持ちが大きいほうを選択することをおすすめします。

5.自分より周囲の人の気持ちを優先している

自分の気持ちより、家族や友人の気持ちを優先してしまうことで、やりたいことを見失ってしまうことがあります。周囲の人の気持ちを優先していると、やりたいことを見つけても「家族は応援してくれるのだろうか」と不安になり、自分の気持ちに蓋をすることがあるようです。

もしやりたいことがある場合は、周囲の人の声に耳を傾け過ぎず、自分の気持ちを優先して挑戦することをおすすめします。

6.現状に満足している

現状に満足している場合は、新しく何かを始めたいと感じにくいもの。今の仕事が楽しくて、周囲の人にも恵まれ幸せに過ごしている人は、何か新しいことを始めるよりも、今の生活を維持したいと考える傾向にあります。

7.自分のためだけに稼ごうとしている

「自分のためだけに仕事をしたい」という場合、合う仕事や会社が見つからず、結果的に「やりたいことはない」という考えになることがあります。
仕事を探すときは、「自分が貢献したいと思える領域は何か」「感謝してもらえる働き方は何か」などといった観点から考えてみるのが良いでしょう。
自分に合う仕事が分からない人は、転職エージェントなどの専門機関に相談することも一つの手です。

やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムでは、やりたいことを見つけるときのポイントを解説しているので、あわせてご一読ください。

やりたいことがない状態から適職を見つける方法

自分のタイプを知る

人間のマインドは「ToDo型」と「Being型」に分類できるといわれています。ToDo型とBeing型では、仕事に対するモチベーションが異なることが多いため、自分がどちらに当てはまるのか確認してみましょう。

ToDo型

ToDo型は、「コト」で物事を考える人を指します。何をするのか常に考えている人や、明確な夢や目標をもっている人のことです。

ToDo型の場合は、働く環境よりも希望の業務内容を明確にしてから自分に合う企業を探す流れが合っている可能性があるでしょう。

Being型

Being型は、「状態」を重視する人のことを指す言葉。どのような人間でありたいか、どのような状態でありたいのかなどに重きを置いている人のことです。何をするかよりも、どこで働くか、どのような人と働くかを重視して仕事探しを進めるのが合っている可能性があります。

Being型で仕事選びのポイントが分からない人は、「仕事の決め方が分からない!どんな働き方をしたいのか自分の基準で考えよう」のコラムも参考にしてみてください。

やりたいことが見つかったら行動を起こそう

やりたい仕事が見つかったら、実際に行動に移してみましょう。就活を始める前に、その仕事が本当に自分に合っているのか、どのようなデメリットがあるのかを知っておく必要があります。
また、アルバイトやボランティア活動を行い、自分に向いている分野を見極める方法もあります。実際に自分で働いてみることで、本当にやりたい仕事かどうか判断できるでしょう。

「やりたいことがないけど、このまま就職できなかったらどうしよう…」「就活のやり方が分からない」と悩みを抱えている人は、就活エージェントを活用してプロのアドバイスをもらうのも良いでしょう。
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