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仕事が決まらない焦りの解消法は?就職・転職を成功させる方法もご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 仕事が決まらない主な原因は、「志望動機に説得力がない」「自己分析が不十分」など
- 仕事が決まらないときは、自己分析と企業研究を徹底的に行うのがポイント
- 仕事が決まらない焦りを解消する方法は、「理由を明確にする」「思い切って休む」など
- 20代で仕事が決まらない場合は、自分のポテンシャルをアピールしよう
- 30代以降に仕事が決まらないときは、理想を高くし過ぎないことも大切
転職活動をしている方のなかには、「仕事が決まらない」と悩む人もいるでしょう。主な要因には、「志望動機に説得力が足りない」「目標が定まっていない」などが挙げられます。対処法としては、「自己分析を徹底する」「仕事に求める条件を明確にする」などが効果的です。
このコラムでは、仕事が決まらない状態から就職・転職を成功させるコツや不安の解消法を解説。仕事が決まらないことにお悩みの方は、参考にしてみてください。
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仕事が決まらない主な10個の原因
ここでは、仕事が決まらない人に多い原因を解説します。仕事が決まらない原因は、志望動機に説得力が足りない、理想が高過ぎる、自己分析が不十分などさまざまです。以下を参考に、自身に当てはまる原因がないか確認してみましょう。
1.転職やキャリアに関する目標が決定していない
「転職して何を実現したいのか」「将来的にどうなりたいのか」といった目標が定まっていないと、求職活動の軸がブレてしまいます。具体的な目標を設定していないと、求職活動のモチベーションを維持することが難しくなるでしょう。仕事が決まらない状態を回避するためにも、前向きな目標設定で活動することが重要です。
転職の目標をつくるコツについては、「転職の目的がないと成功しない?明確化したほうがいい理由と整理する方法」のコラムで解説しています。
2.志望動機に説得力がない
仕事が決まらない原因として、志望動機の説得力が弱いことが挙げられます。志望動機は、企業に入社意欲を伝える重要な項目です。志望動機に説得力がないと、採用担当者から「本当にここで働きたいの?」「ほかの会社でも良いのでは?」と思われてしまうでしょう。
説得力のある志望動機を作る方法
志望動機に説得力を持たせるためには、入社後の目標を明確にすることが重要です。目標が明確になれば、達成するために今やるべきことが分かります。やるべきことを実現できる場所が応募先企業であることを伝えられれば、説得力のある志望動機となるでしょう。また、「ほかの企業ではなく応募企業を選んだ理由」を伝えられると、より説得力が増します。
志望動機の作り方を詳しく知りたい方は、「履歴書の志望動機の書き方とは?例文とともに重要なポイントを解説」のコラムも参考にご覧ください。
3.転職活動に対して消極的である
就職活動や転職活動に消極的なことも、仕事が決まらない原因といえます。就職・転職活動における面接では、採用担当者に入社意欲や熱意を伝えることが重要です。「内定がもらえるならどこでも良い」「採用される自信がない」といった消極的な気持ちでいると、入社意欲は伝わりづらくなるでしょう。求職活動に気持ちが向かない場合は、「なぜ就職(転職)に対して消極的になっているのか」を明確にしてから、それに応じた解決策を考えてみてください。
4.社会人としてのマナーが身についていない
仕事が決まらない人には、社会人としてのマナーが身についていないという特徴を持つ人もいるようです。特に即戦力を求める会社では、「一からマナーを教える必要がない人を採用したい」と考えます。その場合、選考中のマナーを厳しくチェックされているので気をつけましょう。
就職・転職活動のマナーに不安がある方は、「面接マナーは大丈夫?転職でマナーが重視される理由とは」をチェックしてみてください。
5.志望企業や業界への理想が高過ぎる
志望企業や業界への理想が高過ぎることも、仕事が決まらない原因として挙げられます。大企業や有名企業は知名度の高さに加え、給与が高かったり教育体制が整っていたりする会社が多いため、応募が集中しやすい傾向にあるといえるでしょう。大企業にばかり応募していて仕事が決まらないという方は、有名な会社だけにとらわれず中小企業の求人も視野に入れてみてください。
6.自己分析が十分にできていない
何度選考を受けても仕事が決まらない場合、自己分析が足りていない可能性があります。自己分析が不十分だと、応募先企業の選考でうまくアピールできないことがあるためです。仕事が決まらないときは、自己分析を丁寧に行ったうえで、自分の強みと応募企業の特性を関連付けてみましょう。
自己分析のコツが知りたい方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」も要チェックです。
7.企業研究の不足で熱意を伝えられていない
求人票だけで応募の有無を判断していると、どのようなポイントに惹かれたのかをアピールできません。ありがちな内容で志望理由を固めてしまうと、「本当に入社したいのか」と疑問に思われてしまう可能性があります。「仕事が決まらない」と不安や焦りを感じているときこそ、企業研究を徹底し、応募先に熱意を伝えられるようにしましょう。
8.手当たり次第に応募してしまっている
明確な志望理由がなく、手当たり次第に求人を申し込んでいると、仕事が決まらない原因になり得ます。就職・転職活動では採用される可能性が高いところを選ぶことも重要ですが、「どこでも良い」という考え方だと志望動機が明確になりません。
手当たり次第に応募することを続けていると、想定以上に転職が長引くことも。「この会社で働きたい」と思えるようなところに応募すれば、効率的な活動につながります。
9.面接対策に力を入れていない
学歴・職歴・専門的なスキルなどがあったとしても、面接対策をしっかりと行っていないと、仕事が決まらない可能性があります。「正確な受け答えができているか」「よくある質問への回答用意ができているか」というように、採用面接では担当者が見ているポイントをクリアすることが大事です。応募先企業に就業意欲を伝えるためにも、面接対策に力を入れるようにしましょう。
10.期間を決めずに転職活動をしている
期間を決めずに就職・転職活動をしていると、「●月までに転職しなきゃ」という焦りやストレスが少ない反面、なかなか仕事が決まらなくなってしまうこともあります。
新卒の就職活動では、選考が進んだり内定をもらい始めたりしている仲間を見て焦ることもあったでしょう。しかし、卒業後に自分一人で就職先を見つける場合は、期限が決まっておらず周りと比べる機会も少ないため、活動期間が長引きやすくなります。自分で「●月までに内定をもらう」と目標を決め、緊張感をもって取り組むことが大切です。
転職に必要な期間は1~3ヶ月前後
仕事が決まらないときは、就職・転職活動の期限を設けましょう。前述のように、ある程度の期限を決めておかないと、仕事が決まらない状態が長期化する可能性があるからです。
なお、転職活動に求められる期間の目安は、1〜3ヶ月前後とされています。「まずは3ヶ月」と目安をつけ、スケジュールを組むのがおすすめです。
仕事が決まらないときは焦らないようにする
転職活動に必要とされている期間は、あくまでも目安です。選考状況によっては想定以上の時間がかかる場合も考えられるため、思い通りに物事が進まないこともあり得ます。
心の余裕がなくなるとミスマッチの企業を選んでしまう可能性があるので注意しましょう。仕事がなかなか決まらない状況においても、焦らずに自分のペースを維持することが大事です。
仕事が決まらない状態から転職を成功させるコツ
仕事が決まらないときの転職活動におけるポイントは、自己分析をもとに強みや仕事に求める条件を明らかにしたうえで、積極的に行動することです。また、転職成功のためにはプロの力を借りるのもときには必要でしょう。この項では、転職に成功するための8つのポイントを解説します。
仕事が決まらない状態から転職を成功させるコツ
1.自己分析する
仕事が決まらないときは、自己分析を徹底的に行いましょう。自己分析をすれば自分の強みが明確になり、より効果的なアピールができるようになります。
自己分析で大事なのは、今までの経験を紙に書き出すことです。その際、経験を通して感じたこともあわせて書いてみてください。「どのような行動をしたときに、どのような感情を抱くのか」を知ることで、自分の特性がより分かりやすくなります。また、得意なことや苦手だったこと、好きだったこと、嫌いだったことなどを書き出すことで、「やりたい仕事」「避けたい仕事」も明らかになり、転職の軸が決まるでしょう。
自己分析の詳しいやり方は、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」でチェックできます。
2.仕事に求める条件を明確にする
仕事が決まらない…と悩んだら、求人案件を探すときに「譲れない条件」と「妥協点」を明確にしましょう。たとえば、「残業が月○○時間以内であれば、月給○○万円以内でも良い」「土日祝休みであれば、家と職場の距離が離れていても良い」といった具合です。妥協点があれば求人探しの幅が広がるため、仕事が決まらない状態から抜け出しやすくなるでしょう。
3.応募書類のまとめ方を見直す
書類選考を通過できず、仕事が決まらないとお悩みの方は、履歴書や職務経歴書のまとめ方を見直してみましょう。応募書類で「この人の話を聞いてみたい」「この人と一緒に働いてみたい」と思えるようなアピールができるようになれば、選考通過を目指しやすくなります。また、行間を適宜空けたり、目につきやすいレイアウトを考えたりすると、採用担当者の読みやすさにつながり、好印象を与えることが可能です。
4.面接で後ろ向きな回答をしないようにする
仕事が決まらない状態にある人のなかには、気づかないうちに面接で後ろ向きな回答をしている方もいるかもしれません。採用面接で言い訳のような答え方をしてしまうと、「自分から努力をしないのでは」「似たような理由で退職するのでは」と思われる可能性があります。面接での答え方を振り返り、「前向きな回答ができているか」「より意欲的に伝えるにはどうしたら良いのか」を追求してみましょう。
5.アピールポイントを活かすために応募範囲を広げる
なかなか仕事が決まらない場合は、求人を選ぶときにやりたいか・やりたくないかよりも、自分の強みや特性が活かせるかどうかを重視しましょう。企業の多くは、強みを活かして業務に貢献してくれる人材を探しています。そのため、就職活動・転職活動では自分の強みと応募企業の共通点を提示し、「どの分野に役立てるか」を伝えることが重要です。
自分の強みと企業の共通点を見つけるためには、企業研究が欠かせません。企業研究のやり方については、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」をご覧ください。
6.有効求人倍率が高い職種に応募する
厚生労働省の一般職業紹介状況(令和6年2月分)によると、有効求人倍率が高い職種には以下のようなものがあります。
職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
建設躯体工事従事者 | 9.04倍 |
機械整備・修理従事者 | 4.22倍 |
介護サービス職業従事者 | 3.85倍 |
医療技術者 | 3.26倍 |
運輸・郵便事務従事者 | 3.37倍 |
引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年2月分)(参考統計表7-1)」
有効求人倍率が高い職業は人手を必要としているため、採用される確率が高い傾向にあるといえるでしょう。興味のある業界・業種の有効求人倍率をチェックして、そのなかでも有効求人倍率の高い仕事を選ぶのも方法の一つといえます。
有効求人倍率だけで判断しないように注意しよう
人手不足の職種は採用されやすい一方、一人あたりの業務量が多かったり残業時間が長くなりやすかったりする傾向にあります。難易度の高い資格が必要な仕事も有効求人倍率は高いものの、未経験の方が一から資格を取得して就職・転職を目指すのは至難の業です。
また、「就職できれば仕事は何でもいい」と採用率の高さだけで職種や業界を選んでしまうと、ミスマッチから早期離職につながる可能性もあります。どのような仕事に応募する場合でも、離職率や残業時間、福利厚生などは事前によく調べてから応募しましょう。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年2月分)について
7.応募数を増やす
仕事が決まらないときは、応募する企業を増やすのも一つの手です。応募する企業を増やせば、その分内定を獲得できるチャンスが増えます。ただし、応募企業をむやみに増やしてしまうと、一つひとつの選考に力を注げなくなることもあるので注意しましょう。就職・転職活動において、応募書類を使い回したり、面接で同じような志望動機を伝えたりするのは好ましくありません。そのため、自分の管理できる範囲内で応募数を増やすのがポイントです。
8.応募先企業で役立つ資格を取得する
仕事が決まらない場合は、応募先企業の業務に役立つ資格を取るのもおすすめです。業務に関連する資格を持っていれば、未経験の職種に応募する場合も最低限のスキルがあることを証明できます。「資格が就職に有利になるって本当?就活でアピールしやすいスキルをご紹介!」のコラムでは、就職に役立つ資格をまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
【年齢別】仕事が決まらないときの対策
ここでは、仕事が決まらないときの対策について年齢別にご紹介します。ご自身の年齢に該当する内容を参考に、就職・転職活動に活かしてみてください。
20代の場合
20代で仕事が決まらない場合は、ポテンシャルをアピールしましょう。企業側は若い転職者に対し、経験やスキルよりも若さとポテンシャルを評価する傾向にあります。「仕事をスムーズに進めるために報告・連絡・相談を欠かさない」「仕事の優先順位は○○を基準にして決める」というように、仕事に取り組む姿勢や物事に対する考え方などのアピールに力を入れてみてください。
なお、20代前半は企業によって新卒枠や第二新卒枠を狙えることがあります。第二新卒の定義や価値は、「第二新卒とは?いつまでが該当する?定義や求職活動を成功させるコツを解説!」をご参照ください。
30代の場合
30代の方は、「今までの経験が活かせる仕事を選ぶ」「理想を高くし過ぎない」といったポイントを意識して就職・転職活動を行いましょう。以下でそれぞれ解説します。
これまで経験したことが活かせる仕事を選ぶ
30代で仕事が決まらない場合は、今までの業務経験やスキルが活かせる仕事を選ぶのがポイントです。30代になると、ポテンシャルよりも実務経験やスキルを重視する企業が増えます。そのため、今までの業務経験を詳しく説明し、即戦力となるスキルがあることを伝えてみてください。
具体的なエピソードや数字を用いた実績などを盛り込むのも効果的です。異業種に転職したい場合は、交渉力や課題解決能力など、どのような職場でも通用するスキルをアピールすると良いでしょう。
理想を高くし過ぎない
30代で仕事が決まらないときは、自分の理想が高過ぎないかを振り返ることが重要です。応募先に求める条件が高過ぎると、希望の求人案件がなかなか見つからず転職活動が難航する恐れがあります。
譲れない条件が多過ぎて仕事が決まらない場合は、今掲げている理想を最終目標にするのがおすすめです。自分が最終的に成し遂げたい目標へ向かうための、中間目標を考えてみてください。中間目標が達成できる企業を探せば、理想をあきらめることなく転職活動を進められます。
30代の就活のコツが知りたい方は、「30代が就職を成功させるための就活方法」や「『もう働きたくない』という20代〜40代の方へ!疲れた人に適した働き方とは」もお役立てください。
40代~50代の場合
40代〜50代で仕事が決まらない場合、転職活動において過去の成功体験にとらわれていないか、仕事が決まらない原因を年齢のせいにしていないかなどを再確認してみましょう。
若いときに転職を成功させていても、当時の成功体験を現在の転職活動に活かすのは難しいのが現実です。年齢が上がるほど企業はスキルと実績を重視する傾向にあるので、自身のスキルの棚卸しや活かせる経験の整理をより綿密に行うようにしましょう。
仕事が決まらない…企業に採用されやすい人の特徴は?
下記では、企業に採用されやすい人物像について解説します。「面接選考まで進めているのに仕事が決まらない…」と悩んでいる方は、参考にしてみてください。
自分を客観視できる
自分を客観視して分析できる人は、採用されやすいでしょう。たとえば、前職で実績を残せた理由や転職しようと思った理由などを冷静に考えられていると、面接で聞かれた際に説得力のある答え方ができます。自分を客観視できていない場合、「チームで努力したから」「新しいことをやってみたくなったから」など、曖昧な回答をしてしまう可能性も。就職活動・転職活動でなかなか内定がもらえないときは、一度自分を客観視し、何が足りていないのかを冷静に考えることが大切です。
会社の雰囲気に合っている
会社の雰囲気や社風に合っていることも、採用されやすい人の特徴です。採用面接の際、面接官は「一緒に仕事をするイメージができるかどうか」もチェックしています。仕事が決まらない…と悩んでいる人は、その会社の求める人物像や企業理念に自分がマッチしているかどうかをよく確認してみてください。
仕事が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法
なかなか仕事が決まらないと、就職・転職活動が長引く不安、お金が無い不安などで精神的に負担がかかります。仕事が決まらないときの焦りやストレスは、「気持ちが沈む理由を明確にする」「思い切って休む」といった方法で解消してみましょう。詳しい方法は以下で解説します。
仕事が決まらないときの焦りやストレスを解消する方法
- なぜ不安なのかを明確にする
- 自分を責めずに頑張っていることを認める
- 1人で悩まず信頼できる人に相談する
- 趣味や運動をしてメンタルケアにつなげる
- SNSのチェック回数を控える
- 辛いときは休む
1.なぜ不安なのかを明確にする
仕事が決まらないことに不安を抱える方は、「仕事が決まらないことでなぜ不安になるのか」を明確にしましょう。不安な理由をある程度明確にすれば、自分が今何をしたら良いのかが分かります。
たとえば、お金が無いことが不安な場合は、短期のアルバイトや派遣などで収入源を確保しつつ転職活動をすると良いでしょう。不安解消につながるポイントは、不安な感情そのものにとらわれるのではなく、「ストレスや不安を作り出している要素は何か」を明らかにすることです。
若者の就職・転職に対する不安要素
ハタラクティブがユーザーを対象に行なった「若者しごと白書2024」という調査で、若者の就職・転職に対する不安要素を尋ねました。
※「非常に不安」「やや不安」を合算した数値を表記
※回答者数:フリーター597人、正社員551人
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安(69.5%) | 選考時に上手く自分を伝えられるか不安(63.9%) |
2位 | 選考時に上手く自分を伝えられるか不安(67.5%) | 自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安(63.1%) |
3位 | 自分に向いている仕事(適職)がわからず不安(64%) | 内定が出るまで就職活動を続けられるか不安(59.5%) |
4位 | 内定が出るまで就職活動を続けられるか不安(61.4%) | 自分に向いている仕事(適職)がわからず不安(58.3%) |
5位 | 事前準備をたくさんする必要があり不安(57.8%) | 事前準備をたくさんする必要があり不安(57%) |
6位 | 就職活動の進め方がわからず不安(57.7%) | 就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず不安(52.6%) |
7位 | 就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず不安(52.9%) | たくさん求人があって、どれを選べばいいかわからず不安(52.5%) |
8位 | たくさん求人があって、どれを選べばいいかわからず不安(50.9%) | 就職活動の進め方がわからず不安(50.6%) |
引用:「3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(39p)」
上記の結果から、フリーターも正社員も同じような不安要素を抱えていることが分かりました。
正社員が抱えるお悩みの1位である「選考時に上手く自分を伝えられるか不安」を解消するときは、「自己分析をして自分の強みを掘り下げる」「キャリアアドバイザーに相談してみる」といった行動が挙げられるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
2.自分を責めずに頑張っていることを認める
不採用通知が続いてしまうと、自信の喪失につながってしまいます。仕事が決まらない状態に悩んでいるときこそ、諦めずに就職・転職活動をしている自分を褒めるようにしましょう。「前回より面接がスムーズにできた」「自分の強みが伝わる志望動機が書けるようになった」というように、小さな成功を振り返り、モチベーションを維持することが大切です。
3.1人で悩まず信頼できる人に相談する
仕事が決まらないことで不安や焦りを感じているときは、自分の本音を言える相手に相談してみてください。自分の気持ちを言葉にして出すだけで、スッキリすることもあるでしょう。身近に相談できる相手がいない場合は、ハローワークや就職・転職エージェントの担当者に相談するのも一つの手です。
4.趣味や運動をしてメンタルケアにつなげる
転職活動の結果ばかりにとらわれていると、気持ちのメリハリがつけられなくなってしまいます。ときには買い物に行ったり映画を観たりして、自分が一番リラックスできる時間を過ごしましょう。また、散歩をして日光を浴びるだけでも、気持ちを落ち着けることが可能です。
5.SNSのチェック回数を控える
仕事が決まらない状態に悩んでいるときは、SNSのチェックをできるだけ控えるようにしましょう。SNSで成功している人や充実した生活をしている人を見ると、不安や焦りが助長する可能性があるからです。状況によっては「自分だけが物事をうまく進められないのでは」と考えてしまう懸念もあるため、見る時間を制限すると精神的な影響を軽減できます。
6.辛いときは休む
「仕事が決まらない状態が続いて不安で辛い」というときは、思い切って休んでみましょう。早く不安をなくしたいからといって妥協点を増やすと、企業選びに失敗する可能性が高まります。企業選びに失敗すると、業務や環境が合わず早期離職につながることも。不安や焦りから強いストレスを感じているときは、思い切って転職・就職活動をストップするのがおすすめです。
休むときは期限を決めよう
休むときは期限を決めて、その期間は精一杯休むのがポイントです。頭の片隅に「仕事が決まらない」という不安があるままではしっかりと休めません。仕事が決まらないことに対する不安やストレスが解消できない場合は、「転職活動が『うまくいかない』『つらい』ときは?長期化する理由と解決策」もあわせて確認してみてください。
仕事が決まらないとお悩みの方へおすすめのサービス
仕事が決まらないときは、求職者向けに展開されているサービスを有効活用すると、効率的に活動できる可能性があります。この項では、仕事探しをしている方向けに5つのサービスをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.社会人向けの講座やスクール
仕事が決まらないときは、社会人向けのキャリアスクールを活用するのも手です。講座のなかにはオンライン・夜間対応・土日祝のコースもあるので、仕事をしながら志望先に関するスキルアップを図れます。スクールを選ぶときは「通える範囲にあるか」「オンライン対応しているか」「質問はできそうか」などのポイントを踏まえて探すと良いでしょう。
2.求人サイト
求人サイトは、スマホやパソコンを使って手軽に求人を見られるのが利点です。検索フォームに希望の条件を入力すれば、簡単に多くの求人を探せます。人と対面する機会がないため、「仕事が決まらないけど、なかなか行動に移せない」という人も試しやすいでしょう。しかし、求人サイトを利用する場合は、応募や面接日程の調整などをすべて自分で行わなければならないデメリットもあります。
3.ハローワーク
ハローワークは、職員に相談しながら仕事を探せるのがメリットです。また、地元企業だけでなく全国各地の求人を探せるのもポイント。求人数が多く、幅広い選択肢のなかから仕事を選べるので、仕事が決まらないときは一度訪れてみることをおすすめします。
ただし、平日の夜や土日は開庁していない施設が多いため、働きながら転職を行う場合は少し活用しにくいでしょう。ハローワークの開庁時間は、「全国ハローワークの所在案内」で確認できます。
参照元
厚生労働省
全国ハローワークの所在案内
4.職業訓練
希望する職種に必要な知識や技術を身につけるなら、ハローワークが行っている職業訓練がおすすめです。建築や介護、事務、農業など、受講できる内容は幅広く展開されています。また、受講費用は無料なことが多く、訓練中は「職業訓練受講給付金」を受け取れるのもメリットです。
職業訓練を行っている間は失業期間が長引いてしまいますが、その後の求職活動で「職業訓練を通じて身につけたこと」をしっかりとアピールすれば、就業意欲を見てもらえるでしょう。職業訓練を受ける流れは、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」のコラムで触れているので、あわせてご確認ください。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
5.就職・転職エージェント
就職活動や転職活動を続けているものの、なかなか仕事が決まらない…というときは就職・転職エージェントを利用してみましょう。エージェントでは、求人紹介のほかに、就職・転職活動を上手く進めるためのノウハウを教えてもらえます。たとえば、応募書類の適切な書き方や面接時のマナー、自己分析の方法などです。エージェントによっては、面接の日程調整・労働条件の交渉といった企業とのやり取りや、入社後のフォローをしてくれる場合もあります。
エージェントのサービスに興味がある方は、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」をご一読ください。
仕事が決まらない場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブを利用してみませんか?ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、若年層に特化した就職・転職支援サービスです。経験豊富なアドバイザーがマンツーマンでヒアリングを行い、求職者に合った仕事を提案します。
また、応募書類の添削や面接対策などもすべて無料でご提供。未経験者が応募できる求人案件を多数ご用意しているので、異業種へ挑戦したい人にもおすすめです。
こんなときどうする?仕事が決まらないときのお悩みQ&A
ここでは、「スキルを身につければ仕事は決まる?」「自分なりに頑張っているのに、仕事が決まらない」といったお悩みを解決します。就活に対するモチベーションが下がっている方は回答を参考にし、就職や転職成功に向けて再度動き出してみましょう。
アルバイト経験のみのため仕事が決まりません…
正社員として働いた経験のない方は、アルバイトで得たスキルを明確にアピールしましょう。
「周囲とどのように協力してきたのか」「自分の提案でどのような評価を得られたか」を伝えれば、採用担当者に好印象を与えることが可能です。また、就職を目指すにあたって努力したことがあれば、自己PRに取り入れると熱意を汲み取ってもらえます。アルバイト経験のみの場合であっても、伝え方次第で選考通過を目指せるでしょう。
仕事が決まらないのはスキル不足のせい?
企業によって採用条件は異なりますが、「スキル」「人間性」「ポテンシャル」などを重視する企業は多いでしょう。スキルだけで就職できるわけではないものの、専門性を身につければ採用の可能性が高まります。これまでの経歴のなかでアピールできるスキルがないと不安に思う方は、「職業訓練の種類はどれくらい?受講メリットとハローワークで申し込む方法」で紹介している公共職業訓練を受けるのもおすすめです。
未経験職種は仕事が決まらない理由となる?
状況によっては、未経験という理由で仕事が決まらないことがあります。即戦力を求めている企業では、未経験者よりも経験者が優遇される傾向にあるからです。
未経験者を歓迎している職種なら就職を目指せますが、そうでない場合は関連資格を取得したり類似した経験を積んだりする姿勢が求められます。「未経験から就職できる仕事の特徴は?求人の見極め方やおすすめ業種を紹介」のコラムでは、未経験者が挑戦しやすい職種をまとめているので、あわせてご一読ください。
自分なりに頑張っても仕事が決まりません
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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