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7-1. 投票に行く頻度
投票に行く頻度について調査したところ、「毎回・ほぼ毎回行っている」と回答した人の割合は37.4%でした。約4割の人が投票に足を運んでいる一方で、6割以上の人は毎回行っているわけではない、または一度も行ったことがないという結果になりました。
雇用形態・学歴別に見ると、高卒フリーターでは「毎回・ほぼ毎回行っている」と回答した人の割合が26.8%であるのに対し、大卒正社員では47.6%と、高卒フリーターより20ポイント以上高いです。
フリーターと正社員を比較すると、正社員のほうが選挙に行く傾向にあります。学歴別で見ると、大卒のほうが高卒よりも選挙に行く傾向にあるようです。
投票に行く頻度
投票に行く頻度【雇用形態 × 学歴別】
7-2. 投票に行く・行かない理由
投票に行く理由について尋ねたところ、フリーター・正社員共に「投票は行くものだと思っているから」という回答が最も多く、次いで「投票に行くのは国民の義務だと思うから」という回答
一方で、投票に行かない理由としては、フリーター・正社員共に「予定が合わなかったから」が最も多く、次いでフリーターでは「どこの党に投票していいか分からないから」、正社員では「投票所に行くのが面倒くさいから」という回答でした。 投票に行く人は「行くものだと思っている」「国民の義務だと思う」と考えている一方、行かない人の多くは「予定が合わない」「投票先が分からない」「面倒くさい」と感じているようです。
投票に行く理由【フリーター】
投票に行く理由【正社員】
投票に行かない理由【フリーター】
投票に行かない理由【正社員】
7-3. 政策が自身のキャリアに影響があると思うか
政策が自身のキャリアに影響を与えると思うか尋ねたところ、フリーター・正社員共に「ポジティブ・ネガティブな影響いずれもあると思う」という回答が最も多く、約3割を占める結果となりました。
「ポジティブな影響があると思う」と回答した正社員は14.0%であるのに対し、フリーターは6.5%にとどまりました。一方、「ネガティブな影響があると思う」と回答した正社員は10.7%であるのに対し、フリーターは12.9%でした。正社員はフリーターよりも政策のポジティブな影響を感じている傾向があるようです。
「分からない」と回答したフリーターは28.7%であるのに対し、正社員は19.4%と9.3ポイントの差が見られました。政策とキャリアの関連性について、フリーターは正社員と比べて関心が低い傾向がうかがえます。
政策がキャリアに影響があると思うか
【フリーター】
政策がキャリアに影響があると思うか
【正社員】
7-4. 関心がある政策
関心がある政策について調査したところ、フリーター・正社員共に「社会保障」への関心が最も高く、約5割という結果になりました。次いで「経済政策」への関心が高く、こちらも約4割の人が関心を持っていることが分かります。
全体を通して、フリーターと正社員の間で関心の高さに大きな差は見られませんでしたが、「子育て・教育に関する政策」「政治とカネ」については、正社員のほうがフリーターより関心が高い傾向があるようです。
関心がある政策【雇用形態別】
※3つまで回答
調査概要
■調査目的 : 18歳~29歳のフリーター・正社員の働き方やキャリア観の把握
■調査期間 : 2024/11/11 ~ 2024/11/20
■調査方法 : インターネット調査
■実査委託先 : 楽天インサイト株式会社
■調査対象 : 2024年11月時点で満18歳~29歳のフリーター、正社員男女
集計対象 : 2,000人
集計対象男女内訳
■高卒フリーター 男性 : 101人
■高卒フリーター 女性 : 437人
■高卒正社員 男性 : 250人
■高卒正社員 女性 : 250人
■大卒フリーター 男性 : 110人
■大卒フリーター 女性 : 352人
■大卒正社員 男性 : 250人
■大卒正社員 女性 : 250人
発行年 : 2025年2月
レバレジーズ株式会社 ハタラクティブ