ニートがバイトの面接に受かるコツ!空白期間はどう説明する?マナーも解説

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この記事のまとめ

  • ニートがバイトをするメリットには、就労経験の獲得や生活リズムの改善などがある
  • ニートがバイトの求人を選ぶコツは、仕事内容で自分の苦手なものを避けること
  • ニートの空白期間は、面接での質問にしっかり回答できていれば気にしすぎなくて良い
  • バイトの面接を通過する秘訣は、明るい表情やハキハキした話し方で好印象を与えること
  • 面接がどうしても苦手な場合は、場数を踏むか書類選考のみの求人を選ぶと良い

「ニートを続けていたけれど、まずはバイトから始めてみたい」「面接で何を言われるか不安…」と、なかなか一歩を踏み出せない方もいるでしょう。ニート生活を続けていた方にとっては、バイト経験は社会復帰への大きな足がかりとなります。最終的に就職を目指す方も、まずはバイトで就業経験を積んでいくのがおすすめ。このコラムでは、おすすめのバイトから面接になかなか受からないときの対策まで、包括的にご紹介します。

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ニートがバイトをする4つのメリット

それまでニートだった人がバイトを始めた場合、「労働経験を得られる」「生活リズムが整う」など、メリットはさまざま。初めに、バイト経験がニートの人にもたらす良い影響について詳述します。

働くという経験ができる

これまで働いた経験がないという人は、バイトを始めることで「働く」ことを経験できます。いきなり正社員になるよりも、それほど難しくないアルバイトのほうが働くことをスタートしやすいでしょう。

また、就業経験があったとしても、ニートを続けるうち、仕事の感覚を忘れてしまっている可能性もあります。アルバイトを通して、社会復帰への準備を少しずつ進めるのがおすすめです。

生活リズムが整う

ニート期間が長いと、生活リズムが崩れてしまい昼夜逆転することも珍しくありません。「特に用事がないのに朝起きるのは難しい」という人も多いのではないでしょうか。そんなときは、アルバイトを通じて正しい生活リズムを取り戻しましょう。決まった時間で働くアルバイトなら、規則正しい生活への足がかりになります。

正社員は就業時間が「朝9時」など固定される可能性が高いです。すぐに生活リズムを変えるのは難しいため、「まずは昼過ぎから働くリズムで慣れていきたい」など、アルバイトをしながら徐々に生活リズムを整えるのが良いでしょう。

人とのコミュニケーションに慣れることができる

ニートをしていると、ほかの人との会話も少なくなってしまいがちです。アルバイトを始めるとお客さまや同僚、上司などほかの人と話す機会が生じるので、人とのコミュニケーションに慣れていくのに適しています。
仕事をしていない負い目から家族と話すのが苦手と感じる人も、職場では気軽に話せる可能性もあるでしょう。

お金に余裕ができる

仕事をしていない期間は無収入なので、自由に使えるお金がなく、鬱屈した気持ちになってしまうニートの人もいるのではないのでしょうか。

アルバイトで給料を手にすると、自由になるお金が生じ、自分の気持ちにも余裕が生まれます。また、自力でお金を稼ぐことが自信につながり、就職への意欲も湧いてくるでしょう。さらに、就活にはスーツ購入費や交通費など何かとお金がかかるので、その後正社員を目指す際の資金源にもなります。

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苦手別!ニート脱出におすすめのバイト

自分の苦手なことを避けて求人を選ぶのが、ニートの人が仕事を続けるコツ。働くうえでは、得意なことによる快適さより、苦手なことへの苦痛のほうが大きく感じるからです。アルバイトを通じて良い経験を得るために、苦手なことは避けて自分に合った仕事を選びましょう。

人と関わるのが苦手

人と関わるのが苦手という人には、一人でコツコツできる仕事が向いているでしょう。以下、主に一人でできる仕事をまとめました。

入力事務

入力事務は、パソコンでデータを入力していく仕事です。
最初は先輩などから仕事内容の説明がありますが、操作ややり方を覚えたあとは単独作業が主になります。よって、必要以上に人と話すのは避けたいという人に適しているでしょう。

また、椅子に座ってする作業なので、体力に自信のない方にもおすすめ。仕事内容によりますが、エクセルやワード、パワーポイントなどのパソコンスキルが身につく可能性も高いです。注意点は、集中力が必要なこと。手早くミスのない作業が求められるので、長時間集中力が続く人に向いています。

ライン作業

先述した入力事務と同様、最初は先輩などに教わる必要があります。
しかし、その後はほとんど話さず、自分のノルマを達成するまで手順を繰り返すのが特徴です。単純作業が多いので、とにかく黙々と作業したい人におすすめです。

留意すべき点は、職場によってはほぼ立ちっぱなしの場合があるのと、注意力が必要なこと。間違いが多いとやり直しになったり、次の作業の人に影響を与えてしまったりするので、細かいところまで気がつく人に向いています。

工場勤務がおすすめな理由とは?製造業の職種名一覧と働くメリットをご紹介」でも説明しているように、仕事を続けると正社員への登用が可能な職場もあり、将来は管理職になるというキャリアプランも。スキルがなくても、ものづくりに関われるのも魅力です。

皿洗い

飲食店などで、食器や調理器具、ふきんなどを洗う仕事です。ルーティーン作業で覚えやすいため、初めてのアルバイトに適しています。

注意すべき点は、立ちっぱなしの仕事なので体力を使うことと、洗剤をずっと使用しているので手が荒れやすくなる可能性があること。また、皿を落として割ってしまうことが頻繁に発生すると、店側に迷惑がかかってしまうので、基本的な注意力は必要です。

じっとしているのが苦手

じっとしているのが苦手な人には、身体を動かす仕事がおすすめ。以下、主に身体を動かす仕事を挙げています。

倉庫の在庫管理

倉庫の在庫管理は、商品の置いてある場所や、持っていく場所といった要点を始めに覚えてしまえば、ルーティーン作業でできるのがメリットです。職場によっては、フォークリフト免許といった専門スキルを身につけられることもあるでしょう。倉庫を頻繁に動き回るので、体力があり体を動かすのが好きな人に向いています。

チラシなどのポスティング

1枚のチラシにつき△円といった契約で、決められた範囲の家に配って回る仕事です。
ポスティングは体力を使いますが、比較的自由な時間にできるのも魅力。ほかの仕事と掛け持ちしやすいのもメリットです。

荷物の梱包

梱包の仕事は、工場や倉庫で本や食料品などのさまざまな商品を箱詰めします。主婦や学生、フリーターなど幅広い層が活躍していて、比較的気楽に始められる仕事です。
大きな工場や倉庫では、商品のピックアップのために動いたり、梱包した荷物を運ぶことも。立ち仕事なので体力が必要です。短期の就業期間で応募できる求人もあるので、最初のバイトとしてもおすすめです。

長期間拘束されるのが苦手

長期間働き続けるのが苦手なら、短期間勤務でも雇ってもらいやすい仕事から始めてみましょう。
以下、短時間から勤務可能な仕事をご紹介します。

コールセンター

コールセンターのメリットは、服装や髪型の自由度が高いこと。シフトは短時間や週1日の勤務も可能なことが多く、自分に合った働き方を選びやすいでしょう。加えて、比較的高い時給も魅力です。

人と話すのに抵抗がなければ、チャレンジしてみるのがおすすめ。コールセンターでは、言葉遣いやメールの書き方など、ビジネスマナーやお客様対応も身に付けられるので、後々就職活動をする際にも役立ちます。

日雇いのバイト

試験監督や会場設営など、その日だけ働ける仕事です。空いた時間で働けるため、自分の予定を優先できるのがメリット。継続して働く必要がないので、人間関係が苦手だったり、気軽にいろいろな仕事を経験してみたかったりする人に向いているでしょう。また、1日1万円など賃金が高めの求人も多いのが魅力です。

データ入力

データ入力の仕事は、コールセンターと同様、服装や時間の自由度が高いのがメリット。また、職場によっては、自分のタスクが終われば早めに退勤しても良いところもあるようです。出来高制のアルバイトでは、勤務時間の指定がないことも。

タスクに慣れるまでは覚えることが比較的多いですが、慣れれば決まった手順でできるので、効率良く稼ぎたいという人にもおすすめです。

ここまでで、興味のある仕事はあったでしょうか。ニートにおすすめのアルバイトについてより詳しく知りたい方は、「ニートにおすすめのアルバイト18選!探すときの方法や面接のコツを解説」も参考にしてみてください。

バイトの面接でニートの空白期間をどう説明する?

ニート期間を採用担当者に説明する際のポイントは、嘘はつかず、伝える内容に気を配ることです。採用担当者が見ているのは、空白期間があるかどうかではなく、その経験からどう考え、今後どうしていきたいかです。そのため、空白期間を必要以上に負い目に感じる必要はありません。ここでは、採用担当者にニートの空白期間を説明する際のポイントについてまとめました。

嘘はつかない

空白期間の理由がいいにくい内容であっても、嘘をつくのは避けてください。多種多様な人を面接してきた面接官には、嘘は見抜かれる可能性が高いといわれています。

また、嘘をついたために話のつじつまが合わなくなったり、突っ込んだ質問に答えられなかったりするとマイナス評価になることも。嘘をついたのがばれた場合、その場で採用を見送られる可能性が高いでしょう。

ポジティブな回答を意識する

本当のことだからといって「何もしていません」と答えるのはおすすめできません。ただ「何もしていない」と答えただけでは、空白期間をどうとらえているのか伝わらないうえ、就労意欲も感じられないからです。今後きちんと働いてくれるかどうか疑問に思われてしまうでしょう。

何もしていなくても、バイトに応募している時点で将来や働くことについて考えているはずです。空白期間を面接で聞かれたら?「何もしてない」はOK?答え方や例文を紹介」のコラムを参考に、ネガティブな印象を与えない回答を意識しましょう。

空白期間の回答例

空白期間の過ごし方には、資格の勉強や仕事探し、家事などが挙げられます。空白期間とは「就業していない」こと。毎日まったく何もせずに過ごすわけではなく、何かしていたはずです。

何も行動していなかったとしても「なぜ、何もしなかったのか」と自己分析をすることで、「やりたいことが見つからなかった」「興味のある分野を深めたかった」など、背景にある思いに気づくこともあるでしょう。自分がしていたことについて、分かりやすく伝えましょう。

資格の勉強をしていた

「スキルアップのために勉強していた」という理由は、向上心があると受け止められ、悪い印象にはつながらないでしょう。しかし、趣味の側面が強く仕事で活用しづらい資格の場合は、あまりプラス評価にならない可能性があります。資格の勉強に関するエピソードは、業務に関係があるアルバイトの面接で話すのが望ましいです。

仕事を探していた

空白期間がそれほど長くないなら、「就職活動をしていた」という答え方がおすすめです。空白期間の理由としては、「将来の夢の足がかりとなる仕事を探していた」「自分に合った仕事に就くために企業研究をしていた」などが考えられます。その理由に沿ったアルバイトを選んでいれば、さらに説得力が増すでしょう。

家事や介護をしていた

家族が忙しい場合、家にいることの多いニートが家事や介護を任される場合があります。そのような場合は、その旨を面接で正直に伝えても構いません。

その際「母が退職したので家事をする必要がなくなった」「祖母が介護施設に入ったため介護の必要がなくなった」というように家事や介護に区切りがついたことを伝えると、採用担当者も安心して、採用に積極的になる可能性があります。

趣味に時間を使っていた

音楽活動や執筆活動、旅行などの趣味を、空白期間の理由として挙げても問題ないでしょう。
そこで得た経験や知識をアピール材料にできる可能性もあります。たとえば、「旅行中に不便さを経験したことからアイデアが生まれた」といった説明ができれば、空白期間が有意義なものだったというアピールになるでしょう。

ただし、ゲームやインターネット、漫画などの趣味は一部の業界を除き、あまり良い印象を与えないことも。その場合は「ゲームに関するブログの読者が△万人いる」など、何かしらの成果も合わせて伝える必要があります。また、「これからは真面目に働きたい」という意欲を示すのも重要です。

短期のバイトをしていた

日雇いなど短期のバイトを少しでもしていたなら、その経験を伝えるのがおすすめです。
非常に短期間だった場合、いいにくいと感じる人もいるでしょう。しかし、少しでも「バイトをした」という事実は、採用担当者に良い印象を与えます。空白期間にも、就労意欲があったことが窺われるからです。

また、「やりたい仕事を見つけるため」という理由で短期のアルバイトを複数経験したと説明するのも良い方法。就業期間が短くても、応募先企業への志望動機に結びついていると説明できれば面接官へのアピールになるでしょう。そのときの仕事内容や働きぶりを伝えられると、入職した際の印象を採用担当者が思い浮かべられるので、できるだけ具体的に答えるのがおすすめです。

ここまで、空白期間の回答例をいくつか挙げました。しかし、なかなかうまく説明できないという方もいるでしょう。その場合には、ほかの質問にしっかり回答し、きちんと働いてくれそうな印象を与えられればOKです。ニートの空白期間に、あまり罪悪感を持ちすぎないようにしましょう。面接の不安解消法についてより詳しく知りたい方は、「ニートはバイトが怖い?面接の不安解消法とおすすめ職種をご紹介」をご覧ください。

バイト面接で採用担当者がチェックする4つのポイント

バイトの面接で一般的に採用担当者がチェックするのは、雇用条件に合うか、コミュニケーションが取れるかなどが挙げられます。この項目で、どんなことを聞かれるのかあらかじめ把握しておきましょう。

1.雇用条件が合うか

アルバイトの面接で最も重要視されるのは、雇用条件が合うかどうかです。勤務日数、時間、時給など、基本的な条件は必ずチェックしておきましょう。

2.コミュニケーションが取れるか

次に、最低限のコミュニケーションが取れるかどうかを見ています。職場の人と会話できないと、仕事を進めるうえで支障をきたすからです。判断基準は、「採用担当者の目を見て話せるか」「問いかけに対して適切な受け答えができるか」など。面接では、会話のテンポを意識しましょう。

3.真面目に働くかどうか

応募者が仕事に真摯に取り組んでくれそうかも重要なチェック項目です。真面目さや勤勉さは、見た目や話し方など、応募者本人の印象によって判断されます。そのため、清潔感のある服装や髪型、はきはきした話し方などを心がけると良いでしょう。

4.欠勤や遅刻なく勤務するか

欠勤や遅刻は職場に大きな迷惑をかけます。もちろん、明確な理由がある際は仕方ありませんが、「理由がよくわからない欠勤や遅刻」はないに越したことはありません。空白期間があると「決まった時間に出勤できるか」「仕事がいやになって欠勤しないか」と採用担当者が不安に思う可能性があります。1つ前の項目でご紹介した真面目さにも通じますが、きちんと勤務するという姿勢をアピールして、信用できるという印象を与えるのがポイントです。

採用されるコツを知りたい方は「ニート脱出におすすめのバイトは?正社員として就職できる?」をぜひご覧ください。

ニートの人がバイトの面接でよく聞かれる6つの質問

採用担当者がニートの人に確認したいポイントは、「職場にうまく適応して長く働いてくれるかどうか」です。その観点から、採用担当者が面接でどんな質問をするのかを解説します。

1.どのくらい働けますか

採用担当者は、できるだけ長い期間働ける人を望んでいます。そのため「できるだけ長く働きたい」という内容を伝えましょう。長期間の勤務を希望していて、自社に適応しようとする姿勢が見えると判断されれば、採用の可能性がぐっと上がります。

2.なぜここを受けましたか

この質問には、「前から興味があったから」など、仕事内容にからめて答えるのが良いでしょう。「近かったから」「時給が良かったから」など雇用条件面での内容だと、仕事が嫌だと感じたらすぐにやめてしまうのではないかと採用担当者に懸念を与えるからです。

1つ前の「どのくらい働けるか」という質問と同様、あまり考え込むと白々しい印象を与えてしまうので、あらかじめどう答えるかを考えておくのをおすすめします。

3.きつい仕事ですが大丈夫ですか

実際にその仕事がきついかどうかよりも、「多少嫌なことがあっても続けられる人かどうか」を判断する質問です。そのため、「はい、大丈夫です」など、しっかりした印象の受け答えが望ましいでしょう。

少し迷いがあったり、自信がなさそうな答え方だったりすると頼りなく感じられ、「本当に長く働いてくれるだろうか」と採用担当者が不安に感じてしまいます。考え込まず、簡潔にハキハキと答えるのがおすすめです。

4.なぜ正社員を受けないのですか

正社員の選考を受けない理由を聞かれたら、正直に「働いていない期間が長くアルバイトから始めたいと思った」「正社員になる前にアルバイトで経験を積みたい」などと伝えて問題ないでしょう。

ただし、「バイトのほうが楽だから」「バイトのほうが働く時間が短くて済むから」のように、ラクを求めた回答はマイナスイメージにつながります。働く意欲の低さや不真面目な印象を与えてしまうので、伝え方には注意しましょう。

5.今まで就職しなかったのはなぜ?

「自分に合った仕事を見つけられなかったから」など、今までも就業意欲はあったけれど、うまく仕事に繋げられなかったというような回答が望ましいです。前向きな内容であれば、自分の事情を素直に答えても構いません。逆に「人と接するのが恐かったから」など、今後の就業に影響しそうだと思われる回答は避けたほうが無難です。

6.周囲の人とうまくやっていけますか

「ニートの人にとって対人関係は難しそう」という印象から、職場の人とうまくやっていけるかどうかを問う内容です。少し自信がなかったとしても、今後は円滑な人間関係を心がけようという意思を示すのが重要。あまり迷わず、「大丈夫です」と即答するのが好印象です。

バイト面接のマナーを押さえておこう

バイトの面接では、応募者が一般的なマナーを押さえているかもチェックポイントです。以下、面接時の一般的なマナーについてご紹介します。

開始時間の5分前には到着しておく

面接開始時間の5分前には、会場に到着しておきましょう。もっと早く会場に着いていたとしても、採用担当者の都合もあるため、5分前までは会場に入らないほうが無難です。もし早く着き過ぎてしまったら、会場近くのカフェで回答の見直しをしたり、商業施設のトイレで身だしなみをチェックしたりと準備しておきましょう。

バイトの面接にふさわさしい服装・髪型

バイトの面接なのでスーツを着用する必要はありませんが、トップスは襟付きのシャツを着ると好印象。水色など淡く爽やかな色がおすすめです。柄もあまり派手でなく、小さいものか無地にしましょう。ボトムスには、綿のパンツを選ぶと清潔感を演出できます。デニム素材はカジュアル過ぎるので避けたほうが無難です。また、パンツでもスカートでも構いませんが、スカートの場合は丈が短すぎないものを選ぶのがポイント。ファッション性よりも、清潔感を重視しましょう。

靴は革素材だと望ましいですが、派手なものでなければスニーカーでも構いません。ただ、高すぎるヒールやくたびれた印象のある靴は避けたほうが良いでしょう。
鞄は、A4の履歴書を折らずに入れられるような大きさのショルダータイプなどが無難です。バイトの面接なのでリュックサックでも問題ありません。

動いたときにバサバサと揺れたり、頻繁に手で直さなければならなかったりする髪型は、面接にふさわしくありません。また、表情が見えにくいと暗い印象を与えてしまうため、長い髪はゴムなどでまとめ、前髪が目にかからないのが望ましいです。髪色は基本的に自由ですが、飲食店などは長髪や茶髪を禁止している職場もあるので、事前に募集要項やアルバイト先をチェックしておきましょう。

面接ではメイクをするのが望ましい

ビジネスシーンにおいて、すっぴんはマナー違反にあたる場合が多いので避けましょう。ただ、華やか過ぎるメイクは「TPOを分かっていない」とマイナス評価になる可能性があるので注意が必要です。面接のときはメイクは薄めで、ナチュラルなものが好まれるでしょう。

バイト面接の持ち物

面接時の持ち物は、以下のとおりです。

・履歴書
・筆記用具
・メモ帳
・応募先の住所や連絡先、採用担当者の名前や連絡先が分かるもの

正社員の選考では事前に書類を送るケースが多いですが、バイトの場合は面接時に持参することも多いです。「履歴書を手渡しするときは封筒なしでも良い?持参する際のマナーも解説!」のコラムでは、正社員面接に履歴書を持参するときのマナーをまとめていますが、アルバイトの面接でも意識したいポイントが多いので、ぜひ確認しておきましょう。

面接で好印象を与える表情や話し方

面接中に良いイメージを持ってもらうには、声や表情が大きなポイントです。笑顔には、明るい印象を与えるだけではなく相手にも笑顔をもたらす効果があります。人が笑顔になると、精神安定効果があるセロトニンが分泌されます。笑顔で話せば自分も相手もリラックスして、面接にも良い結果が得られるでしょう。

また、適度にアイコンタクトを取ることも大切です。目を見ることはコミュニケーションの一環で、相手への信頼を表す行為でもあります。話し始めや話し終わりのタイミングでアイコンタクトを取るようにすると、こちらの意思が伝わりやすくなるでしょう。

面接では、明るい声ではきはきと話すように心がけます。特に接客のアルバイトでは、お客さまへの対応ができるかどうかをチェックされていると考え、話し方に気を配りましょう。また、丁寧な言葉遣いも重要です。敬語はもちろん、一人称には「わたし」や「わたくし」を使います。言葉遣いに自信がない人は、事前に勉強しておきましょう。面接の最初と最後に挨拶をすることも忘れずに。面接がうまく行かなくても、最後に元気な声で「ありがとうございました」と挨拶すれば良い印象を残すことができます。

丁寧な話し方に慣れていなくても、元気さと誠実さが窺えればOKです。上記のようなポイントに気をつければ、明るくまじめな印象を与えやすくなります。バイトの面接対策について詳しく知りたい方は、「ニートがバイトの面接に受かるコツ!空白期間はどう説明する?マナーも解説」をご覧ください。

バイトの面接になかなか受からない場合は

ニートの人がバイトの面接になかなか受からないのは、どうしても緊張してしまったり、受け答えがうまくできなかったりするのが原因です。ここでは、面接に苦手意識を持っている方に向け、それぞれの対策法をご紹介します。

面接でどうしても緊張してしまう場合

合否に対する不安などからどうしても緊張してしまう人には、「面接に慣れるまで場数をこなす」「面接のない求人を選ぶ」といった対策が有効です。

面接に慣れる

面接で質問される内容は、どの職場でも概ね共通しています。主な質問と回答を想定しておき、気になった求人をどんどん受けて、面接自体に慣れていくのがおすすめです。

今まで他人との会話が少なく苦手意識がある場合は、買い物などの頻度を増やして日常会話から慣れるのも一つの手。人との会話を重ねるうちに緊張感が薄れていき、面接でも良い影響があるでしょう。

面接なしの求人に応募する

面接という場面にどうしても抵抗を感じるなら、面接なしの求人に応募するのも手。面接なしの求人では、履歴書や応募書類を提出すれば、メールのやり取りで選考が完了する場合が多いです。

また、面接なしの求人は、気軽に応募してもらうのが目的なので、選考基準が緩やかな場合もあります。そのため、働き始めに応募する求人としてもおすすめです。

面接での受け答えがうまくできない場合

面接でなかなかうまく受け答えができないようなら、ほかのところでアピールしましょう。
具体的には「ハキハキと明るい挨拶をする」「答えに詰まっても黙り込まない」など、明るい印象を採用担当者に与えることです。そうすると、受け答えがうまく出来なくても「緊張していたんだな」というように、印象が下がるのを防げる可能性があります。

特に、接客業などではコミュニケーション能力が高いことはプラス評価です。質問には答えられなくても、対応次第では好印象を残せるでしょう。面接でやりがちな失敗について詳しく知りたい方は、「バイトに受からない原因とは?面接でやりがちな失敗や改善方法も解説!」をご覧ください。

思い当たる原因がない場合

面接でのマナーや受け答えはできているのに、なかなか受からない場合は身だしなみをチェックしてみましょう。先述したように、応募者の外見は面接での印象に大きな影響を与えます。自分では気づかなくても、実は身だしなみが整っておらず、これまでの面接で良い印象を与えられなかった可能性も。

たとえば、香水をつけ過ぎていたり、ネイルが派手だったりするなどの細かい部分を、面接官に見られている可能性があります。思い当たる原因がないのに面接に何度も落ちてしまうようなら、自分の身だしなみが整っているか、改めてチェックするのをおすすめします。

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