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空白期間を面接で聞かれたら?「何もしてない」はOK?答え方や例文を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 半年程度の空白期間であれば、面接官も転職活動の期間として納得しやすい
- 面接で空白期間を聞かれたら、その間にしていたことを詳しく説明するのがポイント
- 面接で空白期間について聞かれたら、無理に隠さず堂々とした態度で答える
- 空白期間がある理由は履歴書の職歴欄に簡潔に書き、自己PR欄に詳しく記載すると良い
「空白期間があると面接に受からないのでは」と不安に思う人も多いでしょう。しかし、病気や怪我など、やむを得ない理由から働けないこともあるため、空白期間だけが理由で落とされることはありません。長い空白期間は一般的にマイナス評価となりやすいですが、理由を説明すれば挽回の可能性はあります。このコラムでは、空白期間から面接を成功させる方法を解説しますので、選考を控えている方はぜひ参考にしてみてください。
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空白期間は転職に不利になる?
半年程度の空白期間であれば、面接官も「転職活動をしていたのだろう」と理解してくれるでしょう。しかし、空白期間が1~2年以上に及ぶと、企業は「働く意欲に欠けているのでは」「採用してもすぐに辞めてしまうのでは」と不安を感じる可能性も。また、空白期間が長いと「人柄や能力に何か問題があるのでは」という見解が生じやすくなることも考えられます。
人材採用はコストがかかる分、企業は空白期間がある人材の採用は慎重になる傾向です。しかし、アピール次第でマイナスイメージを挽回できるので、ネガティブに考え過ぎないようにしましょう。
面接官が空白期間についてチェックする意図
面接官が空白期間についてチェックする意図は、入社したらしっかり働いてくれるかどうかを確かめるため。空白期間に求職者がしていたことを知ることで、仕事へのやる気や適性を把握する目的があります。
たとえば、資格取得のために転職活動ではなく勉強に集中していた場合は、内容を具体的に伝えればプラスに評価されることも。もし転職活動以外にアピールすることがない場合は、アルバイトや家事手伝いなど、自分なりに頑張っていたことを伝えましょう。
また、空白期間が長いと「すぐ辞めるのでは?」と面接官が不安に思う傾向があるので、前職の退職理由は応募書類にも明記するようにしてください。そのうえで、面接時に分かりやすく説明しましょう。長い空白期間がある場合は、「空白期間が半年から1年以上あると転職に不利?履歴書にはこう書く!」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
空白期間がある人に対して面接官が抱きやすい3つの印象
空白期間がある人に対し、面接官は主に次のような印象を抱くようです。面接官からどのように見られるか知りたい方は、ぜひご一読ください。
1.「採用に適さない人材なのでは?」
面接官は、空白期間がある人に対し「仕事ができず採用に適さない人材なのでは」と捉えることも。仕事ができる人材ならすでにどこかで働いており、空白期間など作らないだろうという考えが影響しているようです。しかし、空白期間そのものが不採用に繋がるわけではありません。面接で伝える内容によって、十分挽回できるでしょう。
2.「計画性が足りないために空白期間ができたのでは?」
なかなか就職が決まらず空白期間ができてしまった場合、「計画性に欠けるのでは」という印象を面接官に抱かれることもあるようです。転職をする際は期限を設定して逆算しながら行動すれば、内定を得られるのではないかと考える面接官もいるでしょう。しかし、自分を振り返ったり、希望する仕事に向けてより努力したりするための期間であった人もいるため、必ずしも計画性に欠けているとは限りません。その際は、自分が空白期間で何を得たのかについて説明すると、ネガティブな印象を払拭できるでしょう。
3.「自己評価が高過ぎて就活がうまくいかないのでは?」
「自己評価が高過ぎて、自分のアピールポイントを把握できていなかったのでは」と捉える面接官もいるようです。求職者によっては、大企業やとにかく条件の良い企業にこだわり過ぎて空白期間を作ってしまったという場合もあります。仮にそうであったとしても、これまでのことを振り返った反省や、どのような心境の変化があったのかについて明確に伝えられれば「長く働いてくれそうな人材」と捉えられる可能性があるでしょう。
面接で空白期間を聞かれたときの答え方
空白期間が長引いてしまった場合は、その間の活動をいかにアピールするかが重要です。空白期間中に「何の目的もなく過ごしていた」「友人と遊びまわっていた」という回答では、内定に繋げるのは難しいでしょう。そのような場合も嘘はつかず、なぜ就職しようと思うようになったのかという心境の変化を前向きに伝えるのがおすすめです。
就活が長引いてしまったために空白期間がある場合
転職活動がうまくいかなかった人は、「時間はかかっても、一生働きたいと思える職場を見つけたいと思い、△ヶ月間転職活動をしていました」など、説明を工夫しましょう。ただ「転職活動していた」と伝えるだけでは不十分。「人柄に問題があった」「ビジネススキルが不足していた」といった理由で転職活動が難航していたと思われてしまうことがあるからです。「時間がかかっても自分の望むキャリアプランを実現したかった」など自分なりの考えを説明できれば、芯があり良い意味で妥協しない人といった評価を得られる可能性があるでしょう。
資格取得や留学による空白期間がある場合
勉強や留学をするために仕事を辞めた場合は、その経緯や成果を具体的に説明するのが重要です。資格取得や留学の目的や計画、取り組みを分かりやすく説明しましょう。取り組んだ結果や成果を明示するのがポイントです。今後のキャリアに活かせる経験であったことを伝えられれば、面接官も採用のメリットを感じやすいでしょう。
病気や介護などで空白期間がある場合
自身の病気や怪我、家族の介護などで空白期間がある場合は事実をそのまま説明しましょう。ただし、現在は仕事に支障がない点を必ず伝えることが大切です。また、仕事には支障がなくても健康状態がまだ万全でない場合は、正直にその旨を伝えれば問題ないでしょう。あらかじめ話をしておけば入職後に職場のサポートを受けたり働き方の調整をしやすかったりするうえに、企業側が把握していなかったことから生じる後々のトラブルも避けられます。
罹患歴や持病は必ず伝えるべき?
体調不良による空白期間は、必ずしも詳しく説明する必要はありません。病歴は個人のプライバシーに関わるので、採用が確定するまで健康状態について聞くのは認められていないからです。仕事に影響がありそうなら伝えるのがベターですが、すでに改善しているのなら詳しく説明する必要はないでしょう。
「空白期間に何もしてない」と感じる場合
「空白期間に何もしてない」と感じる場合は、悲観せずに「空白期間で自分と向き合った」「仕事に対する思いを再確認できた」というように、自分には必要な時間だったと説明するのも一つの方法です。また、ニートやフリーターとして過ごしていた場合も、印象に残っていることや、何もできなかったと感じる理由を書き出してみるのが有効。アピールにつながる空白期間中のエピソードが、書き出すことで見つかることもあるでしょう。面接時の空白期間の答え方や回答例について知りたい人は、「空白期間は転職に不利?面接で企業を納得させる回答とは」のコラムもあわせてご覧ください。
面接で空白期間を聞かれた際の答え方のポイント
面接では、空白期間について無理に隠さず堂々とした態度で答え、すぐに辞めないことをアピールすることがポイントです。以下で詳しく解説していますので、面接練習をする前にぜひご一読ください。
面接には堂々とした態度で挑む
面接では、第一印象を良くするため最初の挨拶をハキハキとするよう心掛けましょう。また、堂々とした態度で面接に挑むと、話に説得力が増します。発言する際は、明確に言い切ることがポイントです。自信なさそうに話したり、言いよどんだりすると「頼りない」「自信がない」といったマイナス評価につながってしまうことがあるので、ハキハキと聞き取りやすい声で最後までしっかり言い切るようにしてください。また、空白期間が生じてしまったのを反省しているとアピールすることも大切です。これまでの自分から変わろうとしている様子を、態度で示せるよう意識しましょう。
面接官にすぐ辞めないことをアピールする
面接官に対して、入社後のビジョンを示してすぐに辞めないことをアピールするのが重要です。すぐに辞めそうだと判断されてしまうと、内定から遠ざかってしまうでしょう。
面接官は、「なぜ空白期間があるのか」「空白期間は何をしていたのか」という質問を通じて、どのような人材か見極めます。採用した人材がすぐ辞めてしまうと、企業側が採用にかけたコストが無駄になってしまうため、面接官から念入りに質問されることも。面接官に、自分は長く働く人材であるとアピールできるよう、志望先企業にどのように貢献できるかという入社後のビジョンを明確にしておきましょう。
空白期間に関する嘘はつかない
前述したように、面接で嘘をつくことは避けるのが無難です。面接で一度嘘をつくと、つじつまを合わせるためにそのあとも嘘を重ねることになります。さらに、入社後に嘘がばれると、評価が下がってしまうでしょう。
「単に働きたくなかった」「遊ぶことを優先したかった」といった伝えにくい理由も隠さずに答えたうえで、今後のビジョンを前向きに伝えるのがポイントです。面接で嘘をつくリスクについては、「面接で嘘をついてしまった?バレたらどうなる?考えられるリスクとは」のコラムもあわせてご覧ください。
空白期間がある場合の履歴書の書き方
面接まで選考が進めば、空白期間中の取り組みや経験を口頭で説明できます。しかし、履歴書のみでは詳しい事情をしっかり理解してもらえることは難しいでしょう。よって、半年以上ある空白期間の場合は、履歴書に簡単な理由を添えるのがおすすめです。
空白期間の記載方法の例文
空白期間の理由については職歴・学歴欄で簡単に説明し、自己PR欄で詳細を書くのが一般的です。以下の例文を参考にしてみてください。
【職歴】
平成○年○月 一身上の都合により退職
◇◇の資格取得のため1年間スクールに通学
【自己PR】
退職後は××に携わる仕事をしたいと希望し、◇◇の資格取得のためにスクールに通学していました。取得した◇◇の資格を通じて、貴社の△△の業務にも貢献できるのではないかと考えております。
上記のように、空白期間の取り組みは、最後の学歴・職歴を書いた次の行に簡潔に記載します。自己PR欄では空白期間の詳細内容を伝え、それに基づく熱意や貢献意欲をアピールしましょう。どのような人材なのかが伝わりやすい履歴書であるほど、面接官に良い印象を与えやすくなります。
空白期間をきちんと説明できる履歴書が書けるか不安な方もいるでしょう。履歴書の添削や書き方のアドバイス、面接対策をお望みの方は、20代向け就職・転職支援サービスのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、経験豊富な就活アドバイザーが一人ひとりに合った求人をご紹介。サービスの一環として、応募書類を添削し、あなたの魅力が面接官に伝わる履歴書の書き方についてもお伝えします。面接での空白期間の答え方もアドバイスしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
面接での空白期間の答え方に関するQ&A
面接での空白期間の答え方について、よくある質問と回答をまとめました。空白期間に遊んでいた場合の受け答えについても解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
空白期間があると不採用になる?
空白期間があるだけで不採用になる可能性は低いでしょう。選考を受けるうえで大切なのは、「なぜ空白期間が生まれたか」「空白期間中に何をしていたか」という点です。空白期間がやむを得ない事情や前向きな理由によるものであり、明確な説明が可能であれば、内容をそのまま伝えて問題ないでしょう。空白期間が内定に関わるかどうかは「ブランクがあると就職できない?内定につながる空白理由の伝え方」のコラムもご参照ください。
遊んでいたなど空白期間の内容が伝えにくい場合は?
面接官に伝えにくい事情の場合は、「今就職しようと思うようになったきっかけ」を中心に据えて前向きな回答に繋げると良いでしょう。空白期間のことを反省したうえで働きたいという気持ちになった心の変化を詳しく説明すると、「長く働いてくれそうな人」という良い印象に繋がりやすくなります。空白期間の答え方については「職歴の空白期間はどう説明する?病気や介護の場合も解説」のコラムもあわせてご覧ください。
履歴書の書き方で空白期間をフォローできる?
履歴書の書き方によっては、空白期間をある程度フォローすることが可能です。ポイントは、学歴・職歴欄の最後の行の下に、空白期間の理由やエピソードを簡潔に記すこと。空白期間中に何をしていたのかが一目で分かるようにし、自己PR欄で空白期間中にしていたことをどのように業務に活かせそうかを書くと、良いアピールになるでしょう。履歴書での空白期間の書き方については「空白期間が半年から1年以上あると転職に不利?履歴書にはこう書く!」のコラムもぜひ参考にしてください。
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