大学中退でも就職できる?厳しいといわれる理由と就活成功のコツを紹介!大学中退でも就職できる?厳しいといわれる理由と就活成功のコツを紹介!
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大学中退からの就職は十分可能!中退経験を強みに変えて、積極的に行動を起こそう
「大学中退後の就職は厳しいって本当?」「大学を中退してしまったら就職できないかも…」と、不安を感じている方もいるでしょう。
統計上、大学中退者の正社員就職率は26.4%に留まっているほか、最終学歴が「高卒」扱いとなることで大卒求人に比べ選択肢が狭まるなど、厳しい現実があります。しかし、大学中退の経歴があるからといって就職を諦める必要はありません。就職市場では若い人材の柔軟性やポテンシャルが評価されやすいため、早いうちから就活を始めれば十分に正社員就職を目指せます。
このコラムでは、大学中退からの就職が厳しいといわれる理由を解説。おすすめの職種や就活方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
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大学中退者も就職できる!その実態と背景

大学中退者のなかには、「大学を中退してしまったから就職が不利になりそう…」と経歴に不安を感じる方もいるでしょう。
しかし、大学中退者の就職には一定の厳しさがあるものの、決して不可能ではありません。注意点や対策方法を知ったうえでできるだけ早く就活を行えば、正社員を目指せます。
大学中退者の就職率は26.4%と4人に1人は就職している
労働政策研究・研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究」によると、2012年度の調査において大学・大学院中退者が正社員として就業した割合は26.4%でした。
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この調査は2012年の結果のため現在の就業者の割合とは異なるものの、大学中退者のおよそ4人に1人が正社員就職をしていることが分かります。
| 学歴 | 正社員になった人の割合(男女計) |
|---|
| 高校中退 | 21.6% |
|---|
| 専門・ 短大・高専中退 | 24.5% |
|---|
| 大学・大学院中退 | 26.4% |
|---|
一見、割合が少なくて不安に感じるかもしれませんが、この統計には「あえて就職を選ばなかった人」も含まれているため、心配し過ぎることはありません。
新卒枠で応募を受け付けている会社がある
大学中退者の場合、高卒の新卒枠に応募できる可能性があります。厚生労働省の「卒業後3年以内の既卒者は、『新卒枠』での応募受付を!」によると、国は企業に向けて「卒業後3年以内の既卒者については新卒枠で応募を受け付ける努力を」といった指針を出しているため、中退後間もない時期であれば、現役学生と同じ選考ルートに挑戦できるケースがあります。
ただし、上記の指針はあくまで努力義務のため、大学中退者を新卒扱いするかどうかは企業によって異なります。また、あくまで「応募が可能」になるだけであり、現役の学生と比較される厳しい選考になることを理解しておくのも重要です。応募したい企業がある場合は、大学中退者の採用方針について事前に募集要項を確認するか、直接問い合わせてみましょう。
年齢が若いためポテンシャルを評価してもらえる
企業は10~20代前半の求職者に対して、実務経験ではなく将来性を重視する「ポテンシャル採用」を行う傾向があります。
年齢を重ねるうちにポテンシャル以外のスキルや実績が重視されるようになるため、未経験からの就職のハードルは次第に上がっていきます。たとえば、20代後半では即戦力としての実務スキルが、30代以降ではマネジメント経験を求められることが増えていくでしょう。
大学を中退する場合の年齢は、おおむね18〜25歳。大学中退者の若さは採用市場において大きな武器になるので、就職のチャンスはまだまだ多いといえます。
大学中退の主な理由と後悔する瞬間
「学んでいる分野以外でやりたいことが見つかった」「経済的理由で就職せざるを得ない」といった理由で、大学を中退する人が多いようです。こうした理由で大学を中退したものの、新卒に比べて就職先の選択肢が限られたり、大卒に比べて給与が低くなりやすかったりすることで「中退しなければよかった」と後悔する方も一定数います。
しかし、大学中退をして就職する場合、「大卒者よりも早く社会人としての経験を積める」といったメリットもあるので、悲観せず前向きに自分のキャリアについて考えることが大切です。
まずはあなたのモヤモヤを相談してみましょう
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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大学中退者の就職が厳しい・できないといわれる3つの理由
大学中退者の就職が厳しいと考えられる理由として、以下の3つが挙げられます。
1.新卒枠ではなく「高卒枠」での就活となり難易度が上がるため
大学を中退すると、新卒一括採用の枠から外れるため、「高卒」「中途採用」としてすでに職歴をもつ社会人経験者と同じ土俵で戦わなければなりません。
選考では社会人経験があるライバルと比較されるため、職歴がないぶん入社後に貢献できる具体的なスキルや、仕事に対する強い熱意をアピールしなければならず、就活の難易度は必然的に高まります。
2.高卒は応募できる求人数が「大卒」より少なくなるため
大学中退からの就職が厳しいといわれる理由の一つに、応募条件を満たせず大卒や大学新卒向けの求人に応募できないことが挙げられます。
多くの企業が新卒一括採用を行っている日本では、大卒者向けの求人が豊富です。しかし、大学を中退すると最終学歴は「高卒」になるため、大卒者向けの求人は対象外になります。学歴不問の求人も多く存在しますが、応募できる求人の幅は大卒者よりも狭まる可能性があるでしょう。
3.新卒としての就活経験がないため
就活経験がない大学中退者の場合、就職活動の進め方が分からないことが原因で「正社員になるのは厳しい」と感じることがあるようです。新卒の場合、キャリア支援の一環として学校主体で就活説明会などが実施されることがありますが、中退者が参加するのは難しいでしょう。就職活動のノウハウを自然に身につける環境の整った新卒に比べると、不便さを感じる人もいるかもしれません。
しかし、いずれも対策次第でクリアできる内容なので、気にし過ぎなくて大丈夫です。「就職活動を何から始めればいいか分からない」「情報収集のやり方が分からない」といった不安のある方は、対処法を後述しているので、ぜひ参考にしてみてください。
就職活動のやり方が分からないときはエージェントに頼ろう!
「就職活動のやり方を誰かに教えてもらいたい!」という方は、就職・転職エージェントを頼ってみるのも方法の一つです。就職・転職エージェントとは、民間の就職支援サービスのこと。求人紹介を軸にプロによるサポートを受けながら就職活動ができるので、効率的に就職活動を進められます。
若年層向けのハタラクティブでは、大学中退からの就職を手厚くフォローすることが可能です。在籍するキャリアアドバイザーが就活のノウハウを丁寧にアドバイスいたしますので、まずはお気軽にご相談ください!
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
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大学中退から就職活動をするメリット・デメリット
大学を中退して就職するかどうかを迷っている方は、中退して就職するメリットとデメリットを照らし合わせてみましょう。もし、メリットよりもデメリットのほうが上回っているのであれば、大学を中退するのを考え直しても良いかもしれません。
大学を中退するメリット・デメリットについては、以下のコラムで詳しくご紹介しているので、ぜひご確認ください。
【体験談】大学中退から就職した人の声ここでは、就職・転職エージェントのハタラクティブを利用して、大学中退から就職成功した方の体験談を紹介します。
22歳男性/コンビニバイト→設計職
大学中退後にフリーター生活を半年続けていたものの、将来への不安から一念発起。「オンラインでいろいろ手伝ってくれるところ」をいくつか探していくなかで、ハタラクティブに出会いました。
紹介された求人には、コンビニバイトの経験から接客業が多く含まれていましたが、「大学で学んできた専門性を活かして設計の道に進みたい」という強い軸をもっていたんです。そこで、改めて自分の希望を伝えすり合わせを行ったところ、自分一人では見つけられなかった技術職などの選択肢を提示してもらえました。
できるだけ早く就職したいと伝えていたこともあり、一ヶ月半で内定を獲得。自分の期待にも沿っていて、第一志望だった設計の仕事で内定をもらえたのは嬉しかったです。
中退という経歴から、「自分には接客業しかないのではないか」と諦めかけていた時期もありましたが、自分の培ってきた知識や意欲を企業から認めてもらえたことが、何よりの自信になりました。
中退したからといって、あなたのこれまでの学びや情熱が消えるわけではありません。一人で悩まずエージェントに相談したことで、このような結果につながったと思います。
大学中退でも挑戦可能な業界・職種
近年の労働市場では、深刻な人手不足を背景に、学歴よりも入社後の成長性を重視する「ポテンシャル採用」が活発化しています。
その背景には、IT技術の急速な進展によるエンジニア需要の拡大や、EC(ネット通販)の普及に伴う物流インフラの再編、少子高齢化による専門職の慢性的な不足といった社会構造の変化があります。これらの業界では「人手」だけでなく「次世代を担う若手」を求めているため、未経験者の教育を前提とした研修制度を整える企業が増えているのです。
そのため、大学中退という経歴があっても、意欲次第で納得のいく就職を叶えることは可能です。
上記の業界も含めた具体的な職種については、以下のようなものがあります。
大学中退者が挑戦しやすい職種
- 公務員
- 営業職
- 事務職
- 経理職
- 建設作業スタッフ
- 販売・接客スタッフ
- 物流ドライバー
- ITエンジニア
- 美容系の職種
それぞれの職種の特徴や仕事内容、平均年収などは以下のコラムで詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
大学中退からの就職で求人探しに迷うときは?
どのような求人に応募したら良いか分からないときは、自分が興味のあることや好きなことに絞って仕事を探したり、未経験者が採用されやすい業種・職種に注目したりするのが有効です。
やりたいことの見つけ方や自分に合った就職先を見つける方法が知りたい方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
大学中退者が就職活動を成功させる9つの方法
大学中退後の就職活動では、正社員を目指す動機を明確にしたり、就職に役立つ資格を取得したりすると、採用担当者から高評価を得られる可能性があります。
ここでは、大学中退者が就職活動を成功させるヒントをご紹介するので、ポイントをしっかり押さえましょう。
大学中退者が就職活動を成功させるコツ
- 空白期間を作らずできるだけ早く就職活動をする
- 自己分析で「なぜ正社員を目指すのか」を明確にする
- 企業研究を徹底してミスマッチのリスクを減らす
- 視野を広げて自分に合った求人を探す
- 履歴書に嘘は書かない
- 就職に役立つ資格を取得する
- 面接では大学中退理由をポジティブに伝える工夫をする
- 正社員登用制度を活用する
- 就職に役立つアプリや支援サービスを活用する
1.空白期間を作らずできるだけ早く就職活動をする
大学中退後は何もしない空白期間を作らないよう、できるだけ早く就職活動をすることが大切です。空白期間が長くなり、その理由を上手く説明できないと、企業側に「就職せずに何をしていたのか」「将来をしっかり考えていないのでは」とネガティブな印象を与える可能性があります。
また、思ったように就活が進まず難航してしまうと、そのぶん空白期間も伸びます。大学中退の理由は人それぞれなので、一概に「△年以内の就職が望ましい」とはいえませんが、就職時期の目安を決め、計画的に就活を進める意識が大切です。
求人が多い時期を狙って行動するのも手
大学中退から中途採用枠に応募する場合は、求人募集が活発に行われる傾向にある1〜3月ごろを狙うのがおすすめです。新年度に合わせて社内に新しい体制を構築する企業が多いことから、この時期は体制強化や人員補充のために、年度初めの4月から働ける人材を求める求人が増えると考えられます。
2.自己分析で「なぜ正社員を目指すのか」を明確にする
大学中退後の就職活動では、自己分析を行い「なぜ正社員を目指すのか」を明確にすることから始めることが重要です。「安定した収入を得るため」や「10年後のキャリアを見据えて」など、正社員を目指す理由や入社後に成し遂げたいことを一つずつ整理しましょう。
正社員として就職したい理由を熱意をもって採用担当者に伝えられれば、中途退学者に対する「採用してもすぐ辞めてしまうかも…」という懸念を払拭できる可能性があります。
また、正社員になる目的を明らかにすることで、就職活動に対するモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
3.企業研究を徹底してミスマッチのリスクを減らす
応募先企業について知る「企業研究」をしっかり行い、ミスマッチのリスクを減らしておくことも大事です。
企業研究とは、企業の業界内での立ち位置や事業内容、企業理念、経営方針などについて詳しく調べること。企業研究を徹底すれば、応募先企業だけでなく業界全体や競合他社の知識が身につくほか、納得して応募することが可能です。そのため、入社後に「思っていた仕事と違った」とミスマッチを感じ、早期離職するリスクを軽減できます。
4.視野を広げて自分に合った求人を探す
就職活動を成功させるには、自身の現状に合った市場へ目を向けることが重要です。
まずは、「未経験者歓迎・学歴不問」を掲げる求人を探してみましょう。これらの企業は過去の経歴よりも人柄やポテンシャルを重視しており、入社後の研修制度が充実している傾向にあります。
また、大企業や有名企業だけではなく、中小・ベンチャー企業にも選択肢を広げることも大切です。人気で知名度が高い企業は選考基準を厳しく設定している場合があるほか、ライバルが多く内定獲得につながりにくいことも。中小・ベンチャー企業は採用基準が柔軟なケースが多く、大学中退者が挑戦しやすいといえます。
さらに、大学で専攻していた分野や得意科目に関連する業界を探すのも有効です。たとえ中退であっても、企業側からすると「学んだことを活かして業務に貢献してくれそう」「即戦力としての活躍が期待できる」など、採用のメリットを感じてもらえる可能性があります。企業側に「自社の業務とマッチしそう」と判断されれば、ほかの未経験者よりも一歩リードした状態で選考を進められるでしょう。
5.履歴書に嘘は書かない
履歴書の経歴欄において、大学中退を隠したり「卒業」と偽ったりしてはいけません。
こうした虚偽の記載は「学歴詐称」にあたり、入社後に発覚した場合には、信頼関係が崩れるだけでなく、就業規則に基づいた解雇や内定取り消しなどの重い処分を受けるリスクがあります。
たとえ中退理由に自信がなくても、事実を正直に記載したうえで、「なぜ中退したのか」「現在はどのように仕事に向き合いたいか」を前向きに伝えることが成功への近道です。
6.就職に役立つ資格を取得する
大学中退後に、希望する職種や就活で活かせる資格を取得しておくと、選考で高評価につながる可能性があります。たとえば、経理を目指す方は「日商簿記」、金融関係であれば「FP(ファイナンシャル・プランナー)」のように、自分の志望職種に合う資格を選ぶのがおすすめです。
ただし、「資格を取得すれば必ず就職できる」というわけではありません。資格はあくまでもアピールポイントの一つと捉え、「それらを踏まえて企業にどのように貢献していくか」を伝えるようにしましょう。
大学中退者におすすめの資格
大学中退者の方には、ビジネスマナーが身についていることが証明できる秘書検定や、パソコンスキルの指標になるMOS、英語力を点数で示せるTOEICなど幅広いビジネスシーンで活用できる資格もおすすめです。
- ・基本情報技術者
- ・宅地建物取引士
- ・中小企業診断士
- ・通関士
- ・登録販売者
- ・ITパスポート
- ・医療事務認定実務者Ⓡ
- ・TOEIC
- ・MOS
- ・簿記
- ・FP技能検定
上記の資格については、以下のコラムで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
資格なしだからといって就職に不利になるとは限らない
「資格なし」が必ずしも就職で不利になるとは限りません。特に、応募に必須の条件として資格が明記されていない場合、企業側は応募者の人柄や将来性、入社意欲など資格以外の面を重視している可能性があります。
「選考でのアピール材料がないから…」という理由で時間やお金を掛けて資格取得を目指すよりも、まずは志望動機や入社後の目標をしっかり考えることが大切。そのうえで、資格を取得するべきかどうかを考えるのがおすすめです。
7.面接では大学中退理由をポジティブに伝える工夫をする
面接で大学を中退した理由を聞かれたときは、大学生活および中退を通して学んだことや、大学中退後に取り組んだことなど、ポジティブな内容をアピールするのが効果的です。企業側は「なぜ大学を中退したのか」という質問をすることで応募者に懸念点がないか見極めています。そのため、ネガティブな理由をそのまま伝えてしまうと、採用担当者から「仕事に対しても同じように考えるのでは」と採用を敬遠されてしまう可能性も。人によっては、「勉強についていけなかった」「途中で飽きてしまった」などの理由で大学を中退した方もいるかもしれませんが、「ほかにやりたいことが見つかった」といったポジティブな伝え方を意識するよう心掛けましょう。
中退理由の回答例
以下は、採用担当者に好印象を与える中退理由の回答例です。
在学中に学びたいことの方向性が変化して中退を選択しました。現在は、新たな目標となった△△の資格取得に向けて勉強中で、来月の試験合格に向けて日々取り組んでいます。入社後は△△の知識やスキルを活かして御社の事業に貢献したいと考えています
中退理由だけを伝えるのではなく、前向きさや就業意欲が伝わる内容にするのがコツです。
8.正社員登用制度を活用する
大学中退後にフリーターとしてアルバイトをしている方は、職場の正社員登用制度を利用して正社員を目指す方法もあります。
正社員登用制度とは、アルバイトなどの非正規雇用社員を正社員へ引き上げることです。職場によって、正社員登用制度自体がないこともありますが、導入している場合は面接や登用試験を経て正社員になれる可能性があります。
正社員登用制度を利用するのにおすすめなのは、アルバイト先の仕事や業界で正社員として働きたいと考えている方です。
正社員登用制度を利用して正社員になるには、企業側が求める基準を満たしたうえで、筆記試験や面接を受けて合格する必要があります。希望する場合は就業規則を確認したり、上司に制度の有無や要件の確認をしたりしてみましょう。
9.就職に役立つアプリや支援サービスを活用する
大学中退から就職成功を目指す場合は、就活に役立つアプリや支援サービスを活用するのも一つの手です。
就活アプリ
就活に役立つアプリには、履歴書を作成するアプリや企業の口コミを確認できるアプリなど、多様な種類があります。面接で最近のニュースについて聞かれる可能性もあるため、事前に回答を考えるためにニュースアプリを入れておくのもおすすめです。
就職サイト
就職サイトでは、数多くの求人情報を一覧で確認できます。希望条件で絞り込み、自分のペースで直接応募できるのがメリットです。スケジュール管理などを全て自分で行う必要があるため、「まずは幅広く求人を比較したい」「自分のペースで動きたい」という大学中退者に向いています。
ハローワーク
ハローワークは、国が運営する公共の就職支援機関です。地元企業の求人に強いのが特徴で、窓口での職業相談や書類添削、模擬面接などを無料で受けられます。特に35歳までの若年層を対象とした「わかものハローワーク」では、中退後の就活に特化した手厚いサポートが期待できます。
無料で受けられる求職者支援制度も活用しよう
「求職者支援制度のご案内」によると、求職者支援制度とは、仕事を求める人が1日でも早く就職するために、必要なスキルの獲得やスキルアップを国から支援してもらえる制度です。「職業訓練」を受けることで、業務に役立つスキルや資格取得を目指せる講義を受講できます。
一定の要件を満たせば、毎月10万円の給付金が支給される場合も。テキスト代以外は基本的に無料で訓練を受けられるので、身につけたいスキルがある方は積極的に利用してみましょう。
参照元:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、専任のアドバイザーが希望に合う求人を紹介してくれる民間サービスです。大学のキャリアセンターが利用しにくい中退者にとって、マンツーマンで選考対策を受けられる心強い存在となります。「既卒・中退特化型」のエージェントを選べば、ポテンシャルを評価してくれる企業に出会いやすいでしょう。
【まとめ】大学中退を武器に変えて正社員を目指そう
「大学中退」という経歴に引け目を感じる必要はありません。実際には、深刻な人手不足を背景としたポテンシャル採用が活発化しています。また、高卒から受け入れる企業も増えており、若さを武器に挑戦できるチャンスが豊富に存在します。
同年代が卒業するまでに、一足早く現場でスキルを磨いて即戦力を目指せるのは中退者ならではの強みです。このメリットを最大限に活かすためにも、まずは自己分析や企業研究を進めたり、未経験歓迎の求人を探してみたりと就職に向けた第一歩を踏み出してみましょう。自分一人での就職活動に限界を感じたら、ハローワークやエージェントなどの就職支援サービスを頼るのも賢い選択です。
大学中退者を含む、若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが就職相談から内定獲得まで、マンツーマンで手厚くサポートします。未経験者歓迎や学歴不問の求人を豊富に取り揃えており、条件が合えば非公開求人の紹介も可能です。
また、メッセージアプリでのやりとりが可能なサービスで、就職活動の悩みをいつでも気軽に相談いただけます。
応募書類の添削や模擬面接といった選考対策もすべて無料なので、大学中退後の就職活動を成功させたい方はお気軽にお問い合わせください。
大学中退者の就職に関するよくある質問
大学中退後に就職活動をする場合、「大学中退からの就職は厳しいのでは?」と学歴に対する不安を抱く方もいるでしょう。
ここでは、大学中退からの就職に関するよくあるお悩みをQ&A形式で解決します。
大学中退から一時的にフリーターになるのは問題ありませんが、将来的な正社員就職を見据えて就活の計画を立てておくのがおすすめです。
パートやアルバイトといった非正規雇用社員の場合、年齢が上がるにつれて同年代の正社員との収入差が広がる傾向にあります。そのため、フリーターになるのであれば期間を限定し、長期間にならないようにすると安心でしょう。
大学を中退した場合の最終学歴は、高卒になります。最終学歴とは、卒業していることが条件であるため、大卒とはなりません。
ただし、企業によって大学中退者の扱いは異なります。「大卒以上」を対象として募集であっても、意欲やポテンシャルが評価されれば応募を受け付けてもらえる可能性はあるので、気になる場合は実際に問い合わせてみましょう。
大学を中退したからといって人生が終了することはありません。
年齢が若いうちは、未経験からさまざまな職種にチャレンジ可能です。正社員として就職後、経験を積むうちに興味のある分野が変わり、キャリアチェンジする人もいます。新卒に比べて厳しい側面はあるものの、大学中退者の就職チャンスは多いのであまり心配し過ぎないようにしましょう。
大学中退から就職するには、「できるだけ早めに就活をスタートする」「自己分析や業界研究などの情報収集を徹底する」「面接対策を万全に行う」などが大切です。就職が不安な方は、プロによるサポートを受けるのも方法の一つ。就職・転職エージェントでは、自分に合った求人を紹介してもらえるほか、書類作成や面接対策などのサポートも受けられます。
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