高卒の就職事情を男女別に紹介!おすすめの職種や求人情報の探し方も解説!

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【このページのまとめ】

  • ・高卒から正社員として就職することは十分可能で、就職内定率も高水準を誇っている
  • ・高卒者が正社員就職を成功させるためには、就活をできる限り早く始めることが重要
  • ・高卒で就職する場合は、若さやポテンシャルが評価されやすい
  • ・高校卒業後のブランクや大学中退歴がある場合は、その理由を前向きに伝えることが大事
  • ・高卒者が就職先を見つけるときは、ハローワークやエージェントなどの活用がおすすめ

高卒者のなかには「就職は難しい?」「歓迎されないのでは…」と将来に不安を抱く方が多いでしょう。しかし、高卒者の正社員就職は十分可能です。このコラムでは、高卒者が就職活動を成功させる方法を解説しています。履歴書の書き方や採用面接を通過するコツも紹介。そのほか、高卒者におすすめの就職先や求人例、正社員就職に成功した人の体験談なども掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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高卒就職の現実とは?学歴・男女別の内定率

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この項では、就職内定率を学歴・男女別に紹介します。正社員就職を目指す高卒者は、性別や学歴によって就職難易度が変わるのかどうか確認してみましょう。

高校新卒者の就職内定率

厚生労働省の「令和2年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』(2p)」によると、2021年3月の高校新卒者の就職内定率は99.1%です。男女別にみると、男性の就職内定率は99.3%女性は98.9%となっています。男女間で大きな差はなく、どちらも安定して就職できているといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」

大卒新卒者との違い

厚生労働省が発表した「令和3年3月大学等卒業者の就職状況(1p)」によると、2021年4月1日時点での大学新卒者の就職内定率は96.0%となっています。男女別でみると男性は95.0%、女性は97.2%で、女性のほうが男性よりも高い就職内定率です。

高卒・大卒でそれぞれ使用データが異なるので直接的な比較にはなりませんが、就職内定率は性別・学歴問わず95%を超えています。このことから、「学歴や性別は就職に大きく影響しない」と分かるでしょう。高卒・大卒の就職に関するデータをより詳しく知りたい人は、「高卒の就職率はどのくらい?大卒との違いや都道府県別の内定率も紹介」のコラムをご覧ください。高卒者の就職率や進学率、都道府県別の就職内定率など、さまざまな情報が確認できます。

なかには学歴を重視する会社もあるので注意!
正社員就職を目指す高卒者は、学歴を重視している会社があることも認識しておきましょう。特に、大規模な会社や有名な会社は人気が高く、応募者を絞り込むために学歴を基準に選考を行う場合があります。そのため、高卒者は会社のネームバリューに惑わされず、自分の現状に合った会社選びを心掛けましょう。高卒者が正社員就職を成功させるコツは、このコラムの「高卒が就職を成功させる10のコツ」で紹介しています。

参照元
厚生労働省
令和3年3月大学等卒業者の就職状況

高卒新卒者の求人倍率

厚生労働省の「令和2年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』(1p)」によると、2021年3月の高校新卒者の求人倍率は2.64倍です。これは「就職を目指す高校新卒者1人あたり、求人が2件以上ある」ことを指し、求職者側が有利な「売り手市場」の状態を表します。

なお、同調査(4p)によると、2020年3月の求人倍率は2.89倍、2019年3月の求人倍率は2.78倍です。コロナ禍の影響で例年に比べて求人倍率が減少しているものの、高卒向けの求人数は十分にあるといえます。それでも、「正社員の採用試験に落ちてしまう…」と悩んでいる高卒者は、「高卒向きの正社員求人はある?Webサイトで探すコツや求人票の見方を解説」のコラムをご覧ください。

参照元
厚生労働省
令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」

高卒者は将来のビジョンを想定して就活することも大事
正社員就職を目指す高卒者は、将来のビジョンを想定しながら就活を進めましょう。「結婚して家族を養いたい」「1つの会社でキャリアアップしたい」「子育てと両立したい」など、自分のビジョンに合った働き方ができる会社を選んでみてください。「とりあえず就職できれば良いや」という気持ちで就活すると、入社後にミスマッチが起き、早期離職につながる場合があるので注意しましょう。

高卒フリーターの就職は難しい?

高卒フリーターの就職は難しい?の画像

このコラムの「高卒就職の現実とは?学歴・男女別の内定率」で述べたとおり、高校新卒者の就職率や求人倍率は高い傾向です。しかし、高卒フリーターの場合は、高校卒業から時間が経つにつれて正社員就職が難しくなります。正社員就職を目指す高卒フリーターは、以下を参考に行動を起こしてみてください。

卒業後3年以内は高卒既卒扱いで就職チャンスが大きい

高卒フリーターでも、高校を卒業してから3年以内であれば「既卒」として扱われるため、就職活動を有利に進められる場合があります。既卒とは、「高校や専門学校、大学を卒業したあとに正社員として働いた経験がない人」を指す言葉です。若手人材を採用したい会社は、既卒を新卒と同様の条件で募集していることも。既卒に該当する高卒フリーターは、できる限り早めに就職活動を始めましょう。

既卒と第二新卒の違い
既卒と第二新卒の大きな違いは、正社員経験があるかどうかです。既卒は「学校卒業後に正社員として働いた経験がない人」を指し、第二新卒は「学校卒業後に一度正社員として就職したものの、数年以内で離職して転職活動をしている人」を指します。ただし、明確な定義は定められておらず、会社によって捉え方は異なるようです。

ブランク期間が長引くほど就職難易度も上がるのが現実

高卒フリーターが職歴を積まないまま年齢を重ねると、スキルが身につかないのはもちろんのこと、若さという武器もなくなるので、ますます就職が難しくなります。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書 No.199 大都市の若者の就業行動と意識の分化―『第4回 若者のワークスタイル調査』から―(128p)」に掲載されている、「フリーター継続期間と正社員になれた割合」の関係は以下のとおりです。

フリーター継続期間と正社員になれた割合の画像

引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構
「労働政策研究報告書 No.199大都市の若者の就業行動と意識の分化―『第4回 若者のワークスタイル調査』から―:図表6-34 フリーター継続期間と正社員になれた割合(128p)

上図から分かるように、フリーター期間が長引くにつれて正社員就職は難しくなります。若い人材を採用し、自社で一から教育したいと考える会社は多くあるため、職歴がない高卒フリーターは少しでも早く就職活動を始めるのが賢明です。就職が不安な高卒フリーターは「高卒フリーターが正社員になるには?就活のコツやおすすめの仕事を解説!」もあわせてご覧ください。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.199 大都市の若者の就業行動と意識の分化―「第4回 若者のワークスタイル調査」から―

高卒扱いになる大学中退者は就職に不利?

高卒扱いになる大学中退者は就職に不利?の画像

大学中退者の最終学歴は高卒者と同じ「高校卒業」です。そのため、「大卒以上」を応募条件としている会社に就職するのは難しくなります。採用担当者のなかには、大学中退者に対して「根気がない」「物事を続ける力がない」と判断する人もおり、選考が不利になる恐れも。ただし、高卒者と同じく、ポイントを押さえて就職活動を行えば内定を得ることは十分可能です。大学中退によって最終学歴が高卒になった人は、以下の2点に注意して就職活動を行いましょう。

履歴書に大学を中退したことを明記しよう

大学中退者の最終学歴は「高卒」ですが、大学を途中で辞めた事実を履歴書に書く必要があります。大学中退の事実を履歴書に記さなかった場合は経歴詐称となり、内定取り消しに至ることもあるので気をつけましょう。

【記入例】
平成28年3月 東京都立◦◦高等学校◦◦科 卒業
平成28年4月 国立大学法人◦◦大学◦◦学部◦◦学科 入学
平成29年9月 国立大学法人◦◦大学◦◦学部◦◦学科 中途退学
家庭の事情により退学

学校名は省略せず、正式名称で書く
学校名は省略せず、正式名称で書いてください。大学名のあとには「中退」ではなく「中途退学」と書くと丁寧です。中退の理由は書かなくても構いませんが、あらかじめ書類上で伝えておきたい場合は、改行してから簡潔に書きましょう。

大学を中退した理由を説明しよう

大学中退理由は、採用面接で必ずといって良いほど聞かれます。そのため、大学中退者は大学を中退した理由を説明できるように準備しておきましょう。「高卒」「大学中退」といった経歴に自信がない人も、理由をしっかりと説明すれば選考に通過しやすくなるはずです。

今後の展望を伝えるのもポイント
採用面接では、中退した理由に加えて「今後どう成長していきたいか」を伝えると、前向きなイメージを与えられます。もし「家族が病気になった」「学費の工面が難しくなった」といったやむを得ない事情で大学を中退した場合は、事実を話し、働くうえでは支障がないことを伝えましょう。大学中退理由の伝え方は「大学中退理由はどう伝える?嘘はNG?履歴書や面接での説明方法を紹介」も参考にしてみてください。

高卒で就職するメリット・デメリット

高卒で就職するメリット・デメリットの画像

ここでは、高卒で就職した場合のメリットとデメリットを紹介します。自分の仕事に対する価値観と照らし合わせて、後悔しない進路を選びましょう。

メリット

高卒で就職するメリットは、主に以下の5つです。

・高卒で就職すると進学費用が掛からない
・高校卒業後すぐに就職すれば大卒よりも早く社会人経験が積める
・大卒よりも早く経済的に自立できる
・会社から手厚い教育を受けられる可能性がある
・実力主義の会社であれば高卒でも十分に活躍できる

高卒で就職した場合は学費が掛かりません。そのうえ自分でお金を稼げるので、経済的な自立が叶うでしょう。大卒者よりも早く働くことになるので、社会人としても一足先に成長できます。また、スキルや経験が身についていない高卒者を雇う会社は、基本的に人材を一から育てていく風土があるため、教育体制も手厚い傾向にあるようです。社会人としてのマナーや仕事のスキルを丁寧に教えてもらえるのは大きなメリットといえるでしょう。

高卒は転職も有利になる可能性があります。18歳で「高校新卒」として入社した場合、4年間経験を積んだとしてもまだ22歳です。入社後に身につけた知識・スキルだけでなく、若さもアピールできるため、転職を有利に進めやすいでしょう。

デメリット

高卒で就職するデメリットとしては、主に以下の6つが挙げられます。

・高卒は大卒に比べて給料や生涯年収が低い
・高卒は大卒向けの求人に応募できない
・高卒で就職すると自由な時間が少なくなる
・高校新卒での就職活動には制約がある
・大学生活をエンジョイしている友人がうらやましくなる可能性がある
・大卒よりも離職率が高い傾向にある

高卒者は大卒者よりも給与が低い傾向です。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査『学歴別にみた賃金』」によると、20~24歳の大卒男性の給与は22万9,100円、大卒女性は22万6,500円となっています。一方で、20~24歳の高卒男性の給与は20万4,300円、高卒女性は18万9,600円と、男女ともに大卒者より低い値です。
給与の差は勤続年数を重ねるごとに開いていく傾向にあるため、生涯年収も高卒者のほうが基本的に低くなります。詳しくは、高卒者と大卒者の給与「高卒で就職するのにおすすめの仕事は?男女別の人気職種とあわせて紹介!『高卒で就職した場合の給与』」をご参照ください。

「学歴に関する応募条件を設けている会社の求人に応募しづらい」「高校在学中は応募できる時期や企業数に制約がある」など、応募できる求人の幅が狭まってしまうのも高卒で就職するデメリットです。また、大学に進学した人より自由な時間が減るのもデメリットといえます。高卒で就職すると1日の多くの時間を仕事に費やすため、キャンパスライフを楽しむ同級生がうらやましくなることもあるでしょう。高卒で就職するメリット・デメリットは「高卒向きの正社員求人はある?Webサイトで探すコツや求人票の見方を解説」でも紹介しているので参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査

高卒が正社員就職以外の道を選ぶメリット・デメリット

この項では、高卒者が正社員以外の道を選ぶメリット・デメリットを紹介します。正社員就職だけが正しい道とは限らないので、メリット・デメリットを知ったうえで、自分に合った選択をしましょう。

進学を選ぶ場合

高卒者が就職ではなく進学することを選ぶメリットは、「専門的な知識が学べる」「自分の将来についてじっくりと考えられる」などです。一方、デメリットとしては「学費が掛かる」「進学してもミスマッチが起こる場合がある」などが挙げられます。
やりたいことが決まっていない高卒者は、進学して専門的な知識を学びながら将来のビジョンを考え、落ち着いて正社員就職を目指すのも良いでしょう。ただ、何の目的もなく進学してしまうと、学校に通う意味が見出せなくなったり、時間を浪費してしまったりすることにつながります。

就職ではなく進学を選ぶ高卒者は、「進学」をゴールにしないのがポイントです。「その学校に進学したらどのような知識が身につくのか」「就職先にはどのような場所があるのか」など、進学したあとのことも考えて慎重に選択しましょう。

アルバイトや派遣を選ぶ場合

高卒者が就職せずにアルバイトや派遣として働く大きなメリットは「時間を自由に使えること」で、デメリットは「就職で不利になる可能性が高いこと」です。アルバイトや派遣は基本的に自分の予定に合わせてシフトを出せるので、自分の時間を自由に使えます。将来の夢がある高卒者や趣味に没頭したい高卒者は、正社員就職せず、アルバイトや派遣として働くのも1つの手段でしょう。

いずれ正社員就職したいと考えている高卒者は、非正規雇用で働く期限を決めておくのがおすすめです。先述のとおり、非正規雇用で働く期間が長引くほど正社員就職は難しくなるので注意してください。進路に悩んでいる高卒者は「高卒就職の良さと後悔する点を解説!大卒との違いを把握して進路を決めよう」もチェックしてみましょう。

高卒の就職活動の基本的な流れ

高卒の就職活動の基本的な流れの画像

この項では、高卒者の就職活動の基本的な流れを紹介します。高校在学中のスケジュールと卒業後のスケジュールを解説するので、参考にしてください。

高校在学中の就職活動の流れ

2021年時点での、高校在学中における就職活動のスケジュールは以下のとおりです。

7月1日:求人票の情報公開がスタート
7月~8月:夏季休暇を利用して職場見学
8月末~9月上旬:学校経由で第一希望の会社に応募
9月中旬:選考スタート(筆記試験や採用面接)
9月中旬~下旬: 選考結果の通達
10月~:追加募集スタート

高校在学中に行う就職活動は基本的に学校を通して行うので、先生と相談しながら就職活動を進めましょう。年度・都道府県によって選考時期や応募可能な社数は異なるので、最新の就活情報を確認するのがおすすめです。

会社によっては、選考後に追加募集を行う場合があります。そのため、第1志望の会社に落ちてしまっても、すぐにあきらめる必要はありません。常に最新情報をチェックして、追加募集の情報を待ちましょう。

高校卒業後の就職活動の流れ

高校卒業後の就職活動では、高卒の就活をサポートしてくれる就職エージェントやハローワーク、転職サイトなどの利用がおすすめです。以下では、高卒者が就職エージェントを利用した場合の就活スケジュールを紹介します。

1.就職エージェントに登録する
2.面談予約をする
3.就職エージェントと面談をする
4.求人を紹介してもらう
5.求人に応募する
6.書類選考を受ける
7.採用面接を受ける
8.内定通知をもらう
9.入社する

採用面接は複数回にわたって行われる場合がほとんどです。就職活動に不安がある高卒者も、就職エージェントを利用すれば、求人紹介から入社後まで継続的にサポートしてもらえます。履歴書の添削や面接練習に対応してくれる就職エージェントもあるので、遠慮なく相談してみましょう。

高卒就職は「行動の早さ」と事前準備がポイント

高卒既卒や大学を中退した高卒者は、在学中と違い、就職活動の時期は固定されていません。卒業後すぐに就職しなかった高卒者は、空白期間が延びて就活が不利にならないように、できるだけ早めに行動を起こしましょう。応募書類の作成や面接対策など、就職活動に向けた事前準備をしっかりと行えば、高卒者でも正社員就職は十分に可能です。高卒者の応募書類作成や面接対策に関しては、このコラムの「高卒が就職用の履歴書を作成するときの3つのコツ」と「高卒が就職面接で採用してもらうための3つの準備」をご覧ください。

高卒の就職活動で会社がチェックする4つのポイント

高卒の就職活動で会社がチェックする4つのポイントの画像

高卒の就職活動において会社がチェックするポイントは、「応募書類の簡潔さ」「面接中の態度」「応募者の人柄」などです。以下で詳しくまとめているのでチェックしてみてください。

1.応募書類は分かりやすくまとめられているか

多くの会社は、履歴書を見て応募者と採用面接を行うかどうかを判断します。書類は応募者の印象を左右するので、高卒者は「字をきれいに書く」「誤字脱字をなくす」といったポイントを押さえて履歴書を作成しましょう。特に記載する事柄がなくても空欄を作らず、「なし」「特になし」と記入するのがポイントです。

2.面接中の姿勢や話し方に問題はないか

面接中は質疑応答の内容だけでなく、身だしなみや入退室の仕方、話し方など、さまざまな点が見られています。わずかなミスで不採用になるわけではありませんが、最低限のマナーや「相手に失礼のない振る舞いをしているか」はチェックされるポイントです。マナーに自信のない高卒者は、あらかじめ確認しておきましょう。

3.職場に馴染みそうな人材か

職場の雰囲気に馴染めそうかどうかも、高卒者の採用面接でチェックされるポイントです。いくら優秀な人材であっても、社風と合わない人は将来的な活躍が見込みにくく、歓迎されない傾向にあります。高卒者は、就職活動を進める前に会社の特徴や職場の雰囲気をよく調べて、自分に合うかどうかを確認しましょう。

4.進学ではなく就職を選んだ明確な理由があるか

高卒者の採用面接では、「なぜ高卒で就職を希望しているのか」と質問する会社が多くあります。会社側は、就業意欲があるかどうかを確認するためにこのような質問をするので、将来を見据えた前向きな回答をすることが重要です。「勉強が嫌いだから」といったネガティブな理由ではなく、「少しでも早く社会人経験を積みたかったから」「この会社で◦◦の仕事がしたいと思ったから」というように、前向きな姿勢を伝えましょう。

高卒は若さやポテンシャルをアピールできる!
高卒は、就職における採用面接で若さやポテンシャルをアピールできます。会社が感じる若い人材の魅力は「体力があること」「柔軟性があること」「職場になじみやすいこと」などです。特別なスキルがなくても就業意欲を強くアピールすれば、将来性に期待されてポテンシャル採用してもらえることも。そのため、「高卒」という肩書きに引け目を感じる必要はありません。自分が今持っている「若さ」や「ポテンシャルの高さ」といった魅力を最大限にアピールしましょう。

高卒が就職を成功させる10のコツ

高卒が就職を成功させる10のコツの画像

この項では、高卒者が正社員就職を成功させるコツを紹介します。これから就職活動を始める高卒者や、就職活動が上手くいっていない高卒者は以下のポイントを確認してみましょう。

1.興味のあること・やりたいことは何かを考える

初めて就職活動をする高卒者は、今までの人生を振り返り、自分の興味のあることや好きなことを書き出してみましょう。日常生活や学校生活、趣味、特技といった分野から、できるだけ多くリストアップするのがポイントです。興味のある分野が見えてきたら、関連する業界や職種を調べましょう。たとえば、スポーツが好きな高卒者であれば、ジムのインストラクターやスポーツイベントのスタッフ、スポーツ用品店の販売員という具合に、就職先を連想していきます。

2.自分が就きたい仕事に必要なスキルを確認する

就きたい仕事が決まった高卒者は、その仕事に必要なスキルや知識を確認しましょう。たとえば、プログラマーであればプログラミングスキルやITの知識、ドライバーであれば運転免許が必須です。事前に必要なスキルや知識を身につけておけば、就職活動をスムーズに進められます。
会社によってはスキルや知識が必要なく、未経験者を歓迎している場合もあるので、募集要項をよく確認しましょう。

自分に必要なスキルが身につく環境を選ぶ

特別なスキルや知識を持っておらず、希望の会社に入るのが難しい場合は「自分に必要なスキルが身につく会社」を選ぶのがおすすめです。その会社自体に興味がないとしても、スキルさえ身につけば、あとから希望の会社に転職することもできます。自分が入りたい会社に就職するためには、できることから少しずつ始めるのが大切です。

3.やりたいことがない場合はできることを探す

やりたいことがない高卒者は、「今の自分にできること」を探してみましょう。自分で得意だと自覚していなくても、人から褒められたり、人よりも簡単にできたりすることは特技である可能性があります。得意なことが分からない場合は、「できないこと」「向いていないこと」から探し出すのも手です。チームで動くのが苦手なら、個人プレーで仕事ができる就職先を調べていくというように、苦手分野から適職を見極めてみましょう。

自己分析をして自分の強みを把握しよう
自分の得意なことが分からない高卒者は、自己分析をしてみてください。過去を振り返りながら自分自身のことを深く掘り下げれば、アピールにつながる要素が見つかるはずです。「効果的な自己分析のやり方とは?」を参考に自己分析をし、自分の特性を把握してみてください。

4.適職診断を活用する

就職活動を成功させたい高卒者は適職診断を活用しましょう。適職診断とは、いくつかの質問に答えることで、自分の適性に合った仕事が見つかる診断のことです。就職エージェントのハタラクティブの適職診断は、約30問の質問に答えるだけで簡単に適職が分かるので、ぜひ利用してみてください。

5.幅広い会社を視野に入れる

高卒者が正社員就職を成功させるためには、幅広い会社の求人を視野に入れることが大切です。自分がまだ知らない業界・職種のなかから、自分に合った就職先が見つかる場合もあります。高卒者は、インターネットや書籍、ニュースなどで情報収集し、世の中にどんな業界・職種があるかを把握しておきましょう。

6.情報を集める

興味のある仕事を見つけた高卒者は、実際に応募する前に、できる限り多くの情報を集めましょう。仕事内容や活躍の場、キャリアアップのルート、将来性など、あらゆる項目を調べるのがポイントです。事前にしっかり情報を集めて仕事を理解すれば、入社後のミスマッチを防げます。

7.未経験者歓迎の求人に注目する

スムーズに正社員就職したい高卒者は、「未経験者歓迎」「未経験者OK」「高卒歓迎」という記載がある求人に注目しましょう。高卒者や未経験者を歓迎している会社は、「経験がなくても意欲がある人材を採用したい」と考えている場合が多いため、高卒者でも採用されやすい傾向にあります。

8.仕事の希望条件に優先順位をつける

高卒者が自分に合った会社に就職するためには、ある程度条件を決めておくことが重要です。ただし、就職先の選択肢を狭めてしまわないよう、希望条件には優先順位をつけましょう。妥協できる条件と譲れない条件を明確にして、その条件を基準に求人を選べば、就職後のミスマッチ防止につながります。希望条件が多過ぎると、なかなか条件に合った求人が見つからない可能性があるので注意してください。

9.将来性のある業界を選ぶ

就職活動中の高卒者は、将来性がある仕事や業界を選ぶのがおすすめです。たとえば、高齢化が進む日本では介護職のニーズが高く、将来にわたって業界の成長が期待できます。また、業界を絞るだけでなく、WebサイトやSNSなどで情報を集め、同じ業界でもどの会社に将来性があるかを見極めることも大切です。どのような業界があるか分からない高卒者は、まず「業界図鑑」をご覧ください。

10.職場見学に行って会社の雰囲気を知る

高卒者は求人に応募する前に、職場見学に行きましょう。職場見学に行けば、求人情報だけでは分からない会社の雰囲気や、従業員の人柄が分かります。事前に職場環境を理解しておけば、入社後にギャップを感じることが少なくなるでしょう。ただ、会社によっては職場見学を実施していない場合もあるので、求人情報や会社のWebサイトをよく確認してください。

高卒の就職におすすめの業界・職種

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この項では、高卒者の就職におすすめの業界や職種を紹介します。将来やりたいことが決まっていない高卒者は以下を参考にしてみてください。

業界

高卒者の就職先におすすめの業界は以下のとおりです。

・官公庁業界
・IT業界
・介護業界
・アパレル業界
・サービス業界
・運送業界
・保険業界
・建築業界
・土木業界
・製造業界

ほかにも、建設業界や卸売・小売業界、不動産業界などが高卒者の就職におすすめの業界として挙げられます。
上記で紹介した業界は、学歴より実力を評価してくれたり、将来的に事業拡大の見込みがあって若者の採用を積極的に行っていたりする場合が多いようです。そのため、高卒者でも就職しや酸い傾向にあります。それぞれの業界の詳細は、「高卒の就職先はどう選ぶ?おすすめの業種・職種一覧や向いている人をご紹介『高卒の人が就職先として目指しやすい7つの業種』」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

職種

高卒者の就職におすすめの職種としては、以下の10職種が挙げられます。

・公務員
・事務職
・営業職
・プログラマー
・介護職
・接客・販売職
・ドライバー
・製造職
・建設、工事現場の職人
・施工管理職

上記の職種は、学歴不問や未経験歓迎とされている場合が多く、結果を出せば大卒者より稼げることもあるようです。高卒であることを負い目に感じている人は、学歴ではなく能力を正当に評価してくれる会社を選ぶと良いでしょう。「高卒の就職先はどう選ぶ?おすすめの業種・職種一覧や向いている人をご紹介『高卒者に人気の就職先は?職種一覧』」では、職種に関する詳しい解説と、その職業に向いている方の特徴を紹介しているので、あわせてご覧ください。公務員を目指す高卒者には「高卒で公務員に就職できる?大卒との給与の違いや試験の種類を紹介」のコラムもおすすめです。

「未経験者歓迎」や「高卒歓迎」とされている業界や職種であっても、必ず正社員就職できるわけではありません。先述のように、高卒者の採用面接では「応募書類の分かりやすさ」「面接中の態度」「就業意欲」など、さまざまな項目をチェックされます。高卒者は事前準備を万全にして選考に挑み、正社員就職を成功させましょう。

就職を目指す高卒が求人情報を探す5つの手段

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この項では、就職を目指す高卒が求人情報を探す方法を紹介します。それぞれの方法を比較し、自分の状況や特性に合った探し方を選択しましょう。

1.在学中の場合は学校から紹介してもらう

在学中の人は学校から求人を紹介してもらいましょう。「指定校求人」は、すでに学校と企業の間で良い関係が築かれていることが多く、内定をもらいやすい傾向にあります。また、ハローワークが運営している「高卒就職情報WEB提供サービス」に掲載されている公開求人の情報を先生がチェックし、良い求人を選んで紹介してくれることもあるでしょう。

2.ハローワークを利用する

高卒者はハローワークを利用して求人情報を探すのもおすすめです。
ハローワークでは、まず窓口で利用登録を行い、施設内のパソコンを使って求人情報を探します。ハローワークによっては求人が掲示されていたり、ファイルにまとめられていたりすることもあるようです。応募したい求人があったら、窓口の職員に相談して紹介状を書いてもらいましょう。求人情報の詳細が知りたいときや不明点があるときも、職員に相談すれば企業に問い合わせてもらえるので、安心して利用できます。

ハローワーク利用時の注意点
ハローワークでは、就職活動に関する相談をすることはできますが、就職活動を全面的にサポートしてもらえるわけではありません。また、相談員は、求人情報を詳しく理解しているわけではないため、詳細な情報を得られない可能性があります。
上記の点が不安な高卒者は、マンツーマンで就職活動をサポートしてもらえる就職エージェントの利用がおすすめです。詳しくはこのコラムの「5.高卒就活に強い就職エージェントに登録する」をご参照ください。

3.求人サイトを利用する

自分で応募する就職先を探したい高卒者は、会社の求人情報が掲載されたWebサイトを利用するのがおすすめです。気になる求人があればサイトを通じて応募し、会社と連絡を取ります。求人サイトは、検索条件を入力するだけでたくさんの採用情報を閲覧できるのがメリットです。年収や勤務地、年間休日、未経験者歓迎かどうかなど、条件を絞り込んで求人を探すこともできます。
求人サイトには、幅広い業界を扱うサイトや若年層向けのサイト、女性向けのサイトなどさまざまな種類があるので、高卒者は自分に合った就職サイトを選びましょう。

4.知り合い(親戚など)から紹介してもらう

家族や親戚、友人などに求人を紹介してもらう方法もあります。親や親戚が会社を経営している場合、まずはそこで社会人経験を積むのも良いでしょう。また、リファラル採用を行っている会社に勤めている友人がいれば、その友人づてに仕事の紹介を受けられる可能性があります。

5.高卒就活に強い就職エージェントに登録する

1人での就職活動に不安を感じている高卒者は、就職エージェントを利用するのがおすすめ。就職エージェントは人材を求める会社と仕事を探す求職者を結びつけるサービスです。高卒者は、若年層向けのサービスや、既卒や第二新卒に特化したサービスを選べばスムーズに正社員就職できるでしょう。就職エージェントは、求人紹介のほか、採用面接の日程調整や条件交渉といった会社とのやり取りも代行してくれるので、就職活動に不慣れな高卒者にもぴったりです。また、ほとんどの就職エージェントが無料で利用できるところも大きなメリットだといえます。

高卒の就職における5つの求人例

この項では、高卒者が就職しやすいとされている「事務職」「法人営業職」「プログラマー」「介護職」「接客職」の求人例を紹介します。ただ、ここで紹介する求人はあくまでも例であり、実際の業務内容や待遇は会社によってさまざまです。そのため、気になる職種があったら求人サイトで実際に検索してみましょう。

1.事務職

保険営業サポートを行う事務職の求人例を紹介します。

■勤務地
東京都
■給与例
月給21万円~
■福利厚生
通勤手当/出張手当/時間外手当/超勤手当/資格手当/住宅手当
■休日・休暇
完全週休二日制、年間休日100日程度
月6日〜9日(シフト制、出勤日数が22日になるよう調整しています)
慶弔休暇、年末年始、夏期休暇、有給休暇、特別休暇(育児・介護休暇)

事務職の主な業務は書類作成やデータ入力、電話対応などです。綿密な作業をコツコツと進められる高卒者や、誰かをサポートすることが好きな高卒者の就職に向いている職種といえます。「就活アドバイザーが教える!一般事務・アシスタント・貿易事務のお仕事」では、事務職の仕事内容を詳しく紹介しているので、興味がある高卒者はぜひご一読ください。

2.法人営業職

ソリューション型営業を行う法人営業職の求人例は以下のとおりです。

■勤務地
東京都
■給与例
月給22万円~
■福利厚生
残業手当
■休日・休暇
年間休日120日
週休2日制(月8~10日/社内カレンダーによる)
祝日、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇
特別休暇(産前6週間、産後8週間)、育児休暇(1歳未満の子どもを養育する場合)、介護休暇(常時介護が必要な家族を扶養している場合)

法人営業職の主な仕事は、取引先企業が抱える問題をヒアリングしたうえで自社の商品・サービスの提案をし、課題解決すること。相手のニーズを引き出すコミュニケーション能力や、自社の商品・サービスを売り込むプレゼンテーション能力のある人が活躍できる職種です。学歴よりも成果で評価する会社が多いため、高卒者も努力次第で収入アップやキャリアアップが期待できます。法人営業職への就職を考えている高卒者は「就活アドバイザーが教える!法人営業のお仕事」をご一読ください。

3.プログラマー

プログラマーを目指す高卒者は以下の求人例を参考にしてください。

■勤務地
東京都
■福利厚生
時間外手当/資格手当/超勤手当
■休日・休暇
完全週休2日制

プログラマーは、システム仕様書を参考にプログラミングを行い、システム構築やソフトウェア開発をするのが主な仕事です。社内研修を充実させて、未経験者を積極的に採用している会社も多いため、高卒者の就職におすすめといえます。IT技術は日々進化しているため、勉強が苦にならず、常に新しい知識を吸収していける人に向いているでしょう。プログラマーに関する情報は「就活アドバイザーが教える!プログラマーのお仕事」で詳しく紹介しています。

4.介護職

介護職の求人例を紹介します。

■勤務地
大阪府
■給与例
月給16万円~
■福利厚生
時間外手当/通勤手当
■休日・休暇
年次有給休暇(6か月経過後から)、育児休業制度、子の看護休暇制度、育児短時間制度、介護休業制度、介護休暇制度、介護短時間勤務制度

介護職は、高齢者の日常生活をサポートするのが主な仕事です。高齢化の進行により、将来的にも安定した雇用が見込まれる職種といえます。思いやりがあり、お年寄りと接するのが好きな高卒者に向いているでしょう。介護職を目指して就職する高卒者は「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」もチェックしてみてください。

5.接客職

接客職における店舗スタッフ(店長候補)の求人例は以下のとおりです。

■勤務地
東京都
■給与例
月給25万円~
■福利厚生
残業手当/時間外手当/超勤手当/通勤手当
■休日・休暇
シフト制

接客職の活躍の場は、飲食店やアパレルショップ、ホテルなどさまざまです。人手不足の傾向にあるため、高卒者や未経験者歓迎の求人を出している会社が多くあります。コミュニケーション能力はもちろんのこと、物事を段取り良く進められる高卒者に向いているでしょう。接客職のより詳しい情報は「就活アドバイザーが教える!接客のお仕事」で解説しています。

就職エージェントには非公開求人がある
就職エージェントには、転職サイトに掲載されていない「非公開求人」が存在します。高卒者が就職エージェントを利用すれば、Web上に公開されていない優良企業の求人を紹介してもらえることも。より幅広い求人のなかから自分に合った会社を見つけたい高卒者は、就職サイトと就職エージェントを併用するのがおすすめです。

高卒の就職に役立つ8つの資格

高卒の就職に役立つ8つの資格の画像

この項では、高卒者の就職に役立つ可能性がある8つの資格を紹介します。就職活動に向けて資格の取得を検討している高卒者は参考にしてください。

1.普通自動車免許

普通自動車免許は、ドライバー職を目指す高卒者におすすめ。普通自動車免許は18歳から取得できるので、人によっては高校卒業前に取得することも可能です。また、普通自動車免許はドライバー職以外でも役に立つ場合があります。たとえば、外回りの営業がある会社に応募する高卒者は、普通自動車免許を持っていると就職活動で有利に働くでしょう。

2.ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識を証明できる国家試験です。ITスキルを証明する「情報処理技術者試験」のなかでも、比較的取得しやすい国家資格とされています。今後、ITの高度化はさらに進んでいくので、IT業界以外に就職する高卒者でも、資格取得で得た知識が役立つはずです。

3.日商簿記検定1・2級

日商簿記検定は、基本的な商業簿記を習得していることが証明できる資格です。会社の経営活動における記録や計算、経理関連書類の作成に必要な基礎知識が身についていることをアピールできるので、高卒者の就職に有利といえます。ビジネスに必要なコスト感覚も身につくため、経理以外の業界や職種に就職する際にも歓迎される資格です。

4.TOEIC600点以上

英語を使う就職先を目指す高卒者は、TOEICを受ければ語学スキルのアピールに役立つでしょう。履歴書に記載できるTOEICスコアは600点以上が目安で、外資系の会社であれば700点以上が理想です。実用技能英語検定(英検)やTOEFL、日商ビジネス英語検定といった検定でも、英語力を証明できるので、高卒者は自分に合った検定を受けてみましょう。

5.介護職員初任者研修(介護業界)

介護職員初任者研修は、介護業界での活躍を目指す高卒者におすすめの資格です。介護に関する基礎知識が身についていることを証明できるので、就職活動に有利に働く場合があります。また、この資格を保有していることによって資格手当がつき、給与が優遇される場合も。施設によっては、働きながら資格を取得できる場合もあるので、すぐに就職したい高卒者は「資格取得支援制度」が整えられている施設を選ぶと良いでしょう。

6.基本情報技術者試験(IT業界)

基本情報技術試験は、ITパスポート試験よりワンランクレベルの高い資格です。情報処理に必要な考え方やマネジメントなどが身につくので、IT業界への就職を考えている高卒者は取得を検討してみてください。

7.宅地建物取引士(不動産業界)

宅地建物取引士は、不動産の売買を行う際、お客さまに重要事項を説明するのに必要な資格です。不動産の取引きをする際は、必ず宅地建物取引士の資格を持った人が説明する決まりがあるため、不動産会社などで歓迎されます。難易度は高めですが、不動産業界を目指している高卒者は挑戦してみると良いでしょう。

8.接客サービスマナー検定(サービス業界)

接客サービスマナー検定を受けると、接客サービスの基本やクレームへの対応方法など、接客に必要な知識を学べます。飲食店やホテルでの接客に活かせるほか、介護業界や金融業界など、質の高いサービスが求められる業界でも役立つので、学歴に不安を感じる高卒者は取得を検討してみると良いでしょう。

上記以外にも、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、登録販売者などの資格が高卒の就職に有利とされています。高卒者が取得できるおすすめの資格は「高卒で取れる資格を紹介!取得すると就職は有利になる?高収入は狙える?」でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

高卒の就職に資格は必須ではない
資格の取得が応募条件になっている会社でなければ無資格でも就職できるチャンスがあるので、高卒者は資格にこだわり過ぎないようにしましょう。せっかく資格を取っても、会社によっては、資格の有無より実務経験を重視する場合もあります。高卒者は資格を取得する前に、「その資格が本当に就職に必要かどうか」を慎重に考えるのがポイントです。

高卒が就職用の履歴書を作成するときの3つのコツ

高卒が就職用の履歴書を作成するときの3つのコツの画像

この項では、高卒で就職活動をする人が履歴書を作成するときのポイントをまとめています。高卒者は、履歴書の基本的なマナーや書き方を押さえれば、書類選考の通過率を上げられるはずです。

1.年号を統一する

年号は、和暦・西暦のどちらで書いても構いませんが、履歴書内で表記を統一しましょう。日付欄や学歴欄の入学・卒業年、資格欄の取得年など、年号を書く項目はいくつかあるので、それぞれで表記が異ならないようにしてください。履歴書全体で表記がそろっていると、丁寧な印象を与えられます。

2.学歴は中学卒業から書く

高卒の場合、履歴書の学歴欄は中学卒業から書くのが一般的です。「学歴・職歴欄」の1行目に「学歴」と記載し、2行目からは学校名を記載します。学校名は正式名称で書くのがマナーなので、「◦◦高校」ではなく、「××市立◦◦高等学校」のように正しく記載しましょう。

3.応募する会社ならではの志望動機を書く

志望動機で効果的なアピールをするためには、「ほかの会社ではなく、この会社を選んだ理由を明確にすること」が重要です。高卒者が正社員就職を目指すときは、まず応募する会社の事業内容や社風をよく調べて、その会社独自の特徴や強みを知りましょう。そして、会社の強みと自分の強みを関連づけて、入社後どのように活躍するかをアピールするのがポイントです。どの会社にも通用するようなありきたりな志望動機だと、「この会社じゃなくても良いのでは?」と思われる可能性があるので気をつけましょう。
高卒者が履歴書を書くコツは、「高卒の履歴書を見本付きで解説!学歴の書き方は?志望動機の例文付き!」でも解説しているので、あわせてご参照ください。

高卒が就職面接で採用してもらうための3つの準備

高卒が就職面接で採用してもらうための3つの準備の画像

正社員就職における採用面接の通過率を上げるためには、事前準備が大切です。この項では、高卒者が取り組める対策を紹介するので、就職活動にお役立てください。

1.会社が求める人物像に合わせた強みを考える

高卒者は、会社の仕事内容や募集しているポジションから「どんな人材を求めているのか」を読み取り、仕事で活かせる自分の強みをアピールしましょう。いくら優秀な人材でも、会社が求める人物像に当てはまらないと、採用してもらえない可能性があります。会社が求める人物像は、求人の募集要項や会社のWebサイトに記載されている場合もあるので、就職活動を進める前に必ず確認しましょう。

2.よくある質問の回答を用意する

高卒者は、採用面接でよく聞かれる質問に対する回答を用意しておくのがおすすめです。面接での質問内容は会社によって異なりますが、定番の問いかけはある程度決まっています。以下の質問は、就職における採用面接で問われる可能性が高いので、チェックしておきましょう。

・「自己紹介をしてください」
・「弊社を志望した理由は何ですか?」
・「なぜこの業界を選びましたか?」
・「この職種を選んだ理由は何ですか?」
・「あなたは周りにどんな人だといわれますか?」
・「長所(短所)を教えてください」
・「10年後のキャリアプランはありますか?」
・「将来の夢はありますか?」
・「入社後にやってみたいことは何ですか?」

また、高卒者の場合は「なぜ進学より就職を選んだのですか?」という質問も定番です。質問の回答をあらかじめ準備しておけば、説得力のあるアピールができるでしょう。高卒者が採用面接で聞かれやすい質問は、「高卒就職の面接を成功へ!よくある質問や自己PRの対策をしよう」で紹介しています。採用面接の流れや一連のマナーも紹介しているので、正社員就職を目指す高卒者はぜひチェックしてみてください。

履歴書の内容と質問への回答が重複してもOK
履歴書の内容と採用面接で話す内容は重複していても問題ありません。むしろ、履歴書と採用面接で回答が異なっていると、「発言に一貫性がない」と思われる可能性があります。採用面接では、履歴書に書いた内容をより詳しく伝えるイメージで話すと良いでしょう。

3.模擬面接をして練習する

採用面接に苦手意識がある高卒者は事前の面接練習を徹底し、本番に近い状態で話すことに慣れておきましょう。面接練習をしないと本番で緊張してしまい、自分の良さを伝えられずに終わってしまう恐れがあります。採用面接で上手く話せるようになるには、家族や友人を面接官に見立てて行う「模擬面接」が効果的です。また、就職エージェントでは、プロのアドバイザーが面接対策を含む就職活動をサポートしてくれるので、あわせて活用してみましょう。

模擬面接のやり方
あらかじめ用意した質問を紙に記入し、面接官役の人に渡します。話し方や姿勢など、事前にチェックしてほしいポイントを伝えると具体的なフィードバックが受けられるでしょう。模擬面接はなるべく本番に近い環境で行うのが良いので、スーツを着て行うのがおすすめです。スーツを着慣れていない高卒者は、着こなしについても面接官役の人にチェックしてもらいましょう。「面接練習を行う方法とは?よくある質問の回答例や対策アプリもご紹介!」でも、面接対策の方法を紹介しているので確認してみてください。

高卒の就職活動に必要なアイテムと選び方のポイント

高卒の就職活動に必要なアイテムと選び方のポイントの画像

高卒者が就職活動する際に用意するべき主な持ち物は、「スーツ」「カバン」「腕時計」です。
スーツは、黒または紺色で無地のデザインがおすすめ。カバンは、履歴書や会社からもらった資料がそのまま入る、A4サイズのものを選びましょう。腕時計は、シンプルなデザインを選ぶのがポイントです。以下では、就職活動に必要な持ち物の選び方を男女別で紹介します。

高卒男性の場合

高卒男性が就職活動用のアイテムを選ぶときのポイントは以下のとおりです。

スーツは2つボタンか3つボタンのものを選ぶ

高卒男性の就職活動用スーツは、2つボタンか3つボタンが主流です。迷った場合は、ビジネスの場で最も主流な2つボタンを選ぶのが無難でしょう。Webサイトで「就活 スーツ」と入力して画像検索すると、イメージしやすくなります。

カバンは手提げがおすすめ

高卒男性の就職活動には、手提げカバンがおすすめです。紺や黒、茶などの落ち着いた色を選んでください。ブランドの大きなロゴが入っているような派手なデザインは避けましょう。

腕時計はアナログタイプを選ぶ

就職活動を始める高卒男性は、アナログタイプの腕時計を選ぶのが基本です。ベルトは革かメタルを選びましょう。ベルトの色は革であれば黒や茶、メタルであればシルバーがおすすめです。文字盤は黒や白、濃いめの青など落ち着いた色のものを選んでください。

高卒女性の場合

高卒女性は以下のポイントを押さえながら、就職活動用のアイテムを選びましょう。

スーツはパンツでもスカートでもOK

高卒女性の就職活動用スーツは、パンツとスカートのどちらを選んでも構いません。パンツスーツを着用する際は、女性でもベルトを使うのがマナー。パンツの丈は、パンプスに1~2cmかかるくらいが良いでしょう。スカートの丈は、立っているときは膝にかかり、座っているときは膝上5cmほどになる長さが適切です。

カバンはトートバックタイプがおすすめ

高卒女性には、トートバッグタイプの肩に掛けられるカバンがおすすめです。紺や黒、茶などの落ち着いた色を選んでください。就職活動中は、ブランド物の派手なカバンを使用するのは避けましょう。

腕時計はアナログタイプでシンプルなデザインを選ぶ

高卒女性が就職活動で使用する腕時計は、高卒男性と同様、アナログタイプのものがおすすめです。ベルトの素材は金属か革のものを選んでください。色は、金属であればシルバー、革であれば黒・茶が良いでしょう。

採用面接で使用するアイテムによって、自分の印象が大きく変わることもあります。就職活動中は余計なイメージダウンを防ぐためにも、奇抜過ぎたり、カジュアル過ぎたりするアイテムの使用は避けましょう。就職の採用面接の際に持っていると便利なグッズをより詳しく知りたい方は「知っておきたい!面接時に必須の持ち物について」をご覧ください。就職活動や将来のキャリアプランに不安を感じている高卒女性には、「高卒女子の就職におすすめの職種は?就活のコツや高収入を得る方法も解説!」のコラムもおすすめです。

高卒で正社員就職に成功した人の体験談

高卒で正社員就職に成功した人の体験談の画像

この項では、高卒で正社員就職に成功した人の体験談の一部をご紹介します。「高卒での就職は難しい」と感じている方は、体験談を参考に前向きに行動してみましょう。

K.Rさん(29歳・男性)【時給1,200円 → 月給27万円】

警備員のアルバイト経験が評価され、流通会社の正社員へ!
「高校を卒業してからはずっとアルバイトを続けていましたが、同級生が結婚し始め、自分も結婚するためのお金を稼ぎたいと正社員を目指すようになりました。ハローワークに行こうとも思いましたが、フリーター生活が長かったので自信がなく、フリーターの就活をサポートしてくれる就職エージェントのハタラクティブに登録しました。
私は警備員のアルバイトを長く続けていたことで、体力があると認められて流通会社への就職が決まりました。仕事は大変なこともありますが、職場は良い人が多く、毎日楽しく働けています」

K.Tさん(25歳・男性)【時給1,000円 → 月給23万円】

家族を支えるため、配送アルバイトから正社員へ!
「子どものころからトラック運転手になるのが夢で、高校卒業後はアルバイトとしてその夢を叶えました。ただ、正社員になりたくても、会社が聞き入れてくれないというのが悩みでした。
そのうち父が体調を崩して、「自分が支えなきゃいけない」と思ったのが就職活動を始めたきっかけです。しかし、一人で就職活動をしても思うように選考に進めず、どうすれば良いか分からなくなりました。
そんなとき、就職エージェントのハタラクティブに相談したら正社員未経験OKの求人を紹介してくれ、まだ希望はあると思えました。トラック運転手の仕事を続けたかったので、高卒で正社員の運転手になれる企業に絞って応募した結果、今の会社から内定をもらうことができました。プロに相談して本当に正社員未経験でも採用してくれる会社の情報を得られたことで、就職活動が成功したと思っています」

高卒でも早めに行動を起こせば正社員就職は十分可能です。給料アップや安定した雇用を実現したい高卒者は正社員就職を目指しましょう。「高卒から正社員へ 体験談」では、上記で紹介したもの以外の成功体験を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

「就職・転職するのが不安」「就活の進め方が分からない」という高卒者には、ハタラクティブの利用がおすすめ。ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒、高卒などの若年層向けの就職・転職エージェントです。専任のアドバイザーが、仕事探しから内定まで一貫したサポートを提供します。1対1のカウンセリングにより、個々に合ったアドバイスが可能です。個人の経歴や経験をもとに、アピールポイントや向いている仕事をご紹介します。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご連絡ください。

高卒の就職に関するQ&A

この項では、「高卒でも就職できる?」「高卒は就職・派遣のどちらを選ぶべき?」など、就職を目指す高卒者が抱えやすい疑問をQ&A方式で解決します。

高卒より大卒のほうが就職に有利ですか?

一概にはいえません。 応募できる求人や就職後の給与に差がつく場合はありますが、就職率はほとんど同じです。また、学歴より個人の能力を評価してくれる企業を選べば、高卒者も大卒者と同様にキャリアアップできるでしょう。詳しくは「高卒は本当に大卒より就職に不利なのか?項目別の比較で徹底検証!」をご覧ください。

高卒フリーターから正社員を目指せますか?

目指せます。ただし、できるだけ早く就活を始めるのがポイントです。フリーターのまま年齢を重ねると十分なスキルや経験が積めず、就職が難しくなります。若いうちであれば未経験者歓迎の正社員求人も多く、経験よりポテンシャルを評価してもらえるため就職しやすいでしょう。「高卒フリーターでも就職できる?エージェントのアドバイザーが教えます!」を参考に、早めに行動を起こすのがおすすめです。

高卒は就職・派遣のどちらを選ぶべき?

就職・派遣のどちらを選ぶべきかは人によって異なります。それぞれの働き方にメリット・デメリットは存在するからです。このコラムの「高卒で就職するメリット・デメリット」や「高卒が正社員就職以外の道を選ぶメリット・デメリット」を参考に、自分に合った働き方を選びましょう。「高卒で就職するメリット・デメリットは?大卒との差やおすすめの職業を紹介」もご参照ください。

高卒既卒は新卒枠に応募できる?

高卒既卒でも、卒業後3年以内であれば新卒枠に応募することが可能です。ただし、高卒新卒と比較されることになるので、採用されにくくなる可能性があります。また、会社によって「新卒枠」の定義は異なるので、募集要項をよく確認しましょう。新卒の定義を詳しく知りたい高卒者は「既卒枠と第二新卒枠。就職に有利なのはどっち?」をご覧ください。

高卒の就職におすすめの職種は?

高卒の就職におすすめの職種は、営業職や介護職、接客職などです。これらの職種は、未経験者や高卒者を歓迎している場合が多く、高卒者でも採用されやすい傾向にあります。より詳細な情報が知りたい高卒者は、「高卒で就職するのにおすすめの仕事は?男女別の人気職種とあわせて紹介!」も参考にしてください

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