面接のマナーとは?受付から退室までの流れもあわせて紹介!

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【このページのまとめ】

  • ・面接でのマナーは「自社に合う人材か」を判断するための材料の一つになる
  • ・面接での身だしなみマナーはスーツや髪型だけでなく、かばんや靴などの小物も大事
  • ・受付から面接は始まっていると心得て、どんな場所でもマナーを守るようにする
  • ・面接官の話は最後まで聞き、質問されたら結論から述べるのがマナー
  • ・退室時は感謝の心を持って、最後まで気を抜かずに礼儀を尽くそう

就活を始めるにあたって、面接のマナーに不安がある方もいるのではないでしょうか。就活の面接では、挨拶、服装、話し方、言葉づかい、座り方など、さまざまなマナーがあります。新卒でも転職でも、基本的なマナーは必要です。このコラムでは、入室・退室のマナーや面接の流れ、印象を良くする表情などをまとめました。正社員就職を目指して就活を始める方はぜひ、参考にしてください。

面接におけるマナーとは?

マナーとは礼儀作法のことです。マナーを守ることで、相手に対する敬意や思いやりを示すことになります。面接でのマナーは「一緒に働きたいと思える人材か」「自社の社員としてビジネスの場に出せそうか」などを判断する材料になるでしょう。

面接でのマナーは覚えることがたくさんあり、「めんどくさい」「分からない」と苦手意識を感じてしまうものです。しかし覚えてしまえば、社会人になった時に必ず役に立ちます。どんな点に気をつけたら良いのか、全体的に注意したい面接時のマナーを見ていきましょう。

面接前にチェック!身だしなみの5つのマナー

面接で第一印象を左右するのが身だしなみです。第一印象でマイナスイメージをもたれないためにも、スーツやシャツのしわ・汚れなどがないように事前にチェックし、場合によってはクリーニングに出すなど、面接当日に慌てないように事前に準備しておきましょう。

1.男性の服装マナー

男性はスーツが基本。新卒者はリクルートスーツ、転職者はビジネススーツを着用しましょう。スーツは黒、濃紺、濃いグレーなど落ち着いた色を選びましょう。ワイシャツは白無地が基本となります。

ネクタイはスーツに合った色を選びましょう。柄入りでも問題はありませんが、キャラクターものなど遊び心をイメージするような柄は避けましょう。無地やストライプといったシンプルなものを選ぶのが無難です。

2.女性の服装マナー

女性もスーツを着用しましょう。スーツの色は黒やネイビーやグレーのほか、ライトグレーやベージュなどの多少明るい色でも問題ありません。ボトムは、スカート・パンツどちらでもOKです。
シャツ、ブラウスはフリルなど華美な印象にならないものや、胸元が開きすぎないもの、透けない素材を選びましょう。色は白の他に、スーツに合った淡いカラーが無難です。
アクセサリーは基本的につけないことが望ましいでしょう。

3.季節ごとの服装マナー

季節に合った服装選びもマナーの1つです。たとえば冬の寒い日に夏用のスーツなど、季節にそぐわない素材は、周囲に違和感や悪い印象を与えかねません。

冬場に活躍するコートは、シンプルなデザインのトレンチコートやステンカラーコートが面接の場にふさわしい装いです。色はスーツの色に合わせて選びますが、オーソドックスな黒やグレー、紺、ベージュをおすすめします。
季節による服装のポイントを「正社員の面接対策!服装はスーツと私服どちらで行く?主な質問も押さえよう」のコラムでご紹介していますので、ご一読ください。

4.ヘアスタイルのマナー

ヘアスタイルも服装同様に、清潔感が求められます。社会人として落ち着きのある、節度ある髪型を心掛けましょう。髪の色は業界によりますが、男女とも黒が一般的です。前髪は表情が見える程度に短くするか、横に流して目に掛からないようにします。

男性は耳に髪が掛からない、ショートカットや刈り上げのような清潔感のある髪型が望ましいでしょう。女性はショートの場合、サイドの髪で表情がわかりにくくならないよう、耳に掛けましょう。ミディアムやロングはハーフアップか1つにまとめ、顔に髪が掛からないようにします。シュシュや華美なヘアアクセサリーは面接には不向きです。ビジネスシーンに合いそうな黒のヘアゴムやバレッタも黒やこげ茶、紺のような落ち着いた色が良いでしょう。

5.小物のマナー

面接の際の持ち物で、カバンや靴にもマナーがあります。
カバン・バッグ類は書類を入れられるよう、A4サイズ以上のビジネスバックが無難です。リュックやトートバッグはカジュアルな印象になるため、使わないようにしましょう。色は黒や茶系など靴やベルトと合わせると上手くまとまります。

靴は男性の場合、黒か焦げ茶の革靴を選びます。ベルトの色と合わせるのが基本です。女性は3~5センチヒールの黒のパンプスがおすすめです。汚れやキズは目立つため、事前に手入れを怠らないようにしましょう。

ビジネスの場では腕時計をしよう
時間はスマートフォンで確認するという人もいますが、ビジネスの場では腕時計をするのがマナーです。スマートフォンはSNSやゲームと結びつくイメージが強いため、画面を見ている姿を誤解されやすいといわれています。面接は時間厳守がマナーのため、腕時計をするのがおすすめです。

面接における受付時の4つのマナー

面接で企業を訪問したら、まずは受付に行きます。初めの一歩となる受付での挨拶は、面接とは関係ないと思って気を抜いてはいけません。受付でのマナー違反は人事部に伝わる可能性もあります。
多くの社員の方たちに自分の言動を見られていると心得て、どのような場面でもマナーをわきまえた、誠意ある対応をしましょう。

ここでは受付時の4つのマナーをご紹介します。

1.受付は10分前に済ませる

面接時のマナーとして、約束の時間に遅刻しないことが大前提です。時間に余裕を持って到着するようにします。面接開始の10分前には受付を済ませるようにしましょう。

到着が早過ぎるのはマナー違反
面接開始よりもかなり早く訪問すると先方に迷惑をかけることになります。早めに到着した場合は、近くの喫茶店などで時間調節をすると良いでしょう。

2.遅刻する場合は連絡をする

面接の遅刻はあってはならないことです。しかし、到着時間に余裕を持って出たとしても、想定外の事故やトラブルが発生することもあります。
どうしてもやむを得ない事情で遅刻してしまいそうな場合は、速やかに応募先の会社へ電話を入れ、遅れる理由と到着予定時間を伝えましょう。
メールで連絡すると、先方が忙しくて確認できない場合もあるため、遅刻の連絡は電話でするのが一般的です。ただし、電話が繋がらなかった場合はメールを入れ、時間をおいて電話をかけてもOKです。

3.必要事項を伝えて取り次ぎをお願いする

受付では「約束の時間、来社理由、自分の名前、担当者の名前」を伝えて取り次ぎをお願いしましょう。たとえば以下のように伝えます。

「本日○時に、人事部の■■様と面接のお約束をしている△△と申します」

受付の人が案内をしてくれる場合は、最後にお礼を言うのを忘れないようにしましょう。

社員とすれ違ったら挨拶しよう
受付から面接室へ行く際、廊下やエレベーターで社員とすれ違うことがあります。そのようなときは「こんにちは」と挨拶するのがマナーです。すれ違う社員のなかには、経営者や人事担当者がいる可能性もあります。常にマナーを守って行動しましょう。

4.マスクの着脱は状況に応じて判断する

新型コロナウイルス感染症の流行で、人前でのマスク着用がマナーとなっています。
しかし、面接ではかえってマナー違反になるのではと悩んでしまうこともあるでしょう。その場合は、「マスクは着用したままでよろしいでしょうか?」と一言断りを入れると面接官に対しても心象が良いでしょう。
ただし、オンラインの面接はこの限りではありません。オンライン面接のマナーについては「Web面接を受けるのに最適な6つの場所!必要なマナーも合わせて紹介」のコラムで解説していますので、参考にしてください。

入室~面接開始までの流れとマナー

面接室に入室する時のマナーで気をつけたいポイントは8つあります。
面接官には厳しい目で見られる重要な場面です。一番緊張するところですが、ここで間違えたらやり直しはきかないため、一連の流れを掴んで覚えましょう。

1.ドアを3回ノックをする

入室の際はドアを軽く3回ノックするのがマナーです。
ノック後は面接官から「どうぞ」と声をかけられるまで、その場で待機しましょう。

2.入室後は挨拶をする

入室する際は「失礼いたします」とドアの外側で挨拶をし、それからドアを開けて入るのがマナーです。この際、軽く会釈をしましょう。

3.ドアは静かに閉める

ドアは静かに閉めます。後ろ手で閉めるのはマナー違反になるため、体をドアに向けて静かに閉めましょう。ドアを閉めたら、面接官に向き直って「失礼します」とひとこと言ってから一礼すると丁寧です。

4.下座の席の横に立つ

入室したら椅子に向かって進みますが、この時の立つ位置は、入口に近い下座の椅子の横に立ちましょう。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○ ○○と申します。よろしくお願いいたします」と姿勢よく大きな声ではっきりと挨拶し、一礼します。新卒の方は、名前の前に学校名を述べましょう。

5.着席を促されたら座る

挨拶が終わり、面接官から「どうぞお掛けください」と着席を促されたら「失礼します」といって座ります。

6.姿勢を正しくして座る

着席を促されたら、正しい姿勢で座りましょう。深く腰掛けないよう、座面半分~2/3程度の位置に座ります。背筋を伸ばし、あごを少し引くと姿勢が良くなるのでおすすめ。手の位置は、男性は軽く握り太ももの上に、女性は両膝をきちんと揃え、手は重ねて膝の上に置いて座ルノがマナーです。

7.荷物は床に置く

荷物は床に置きましょう。座るタイミングで椅子の脚と平行に置きます。空いている椅子があっても無断で置いてはいけません。置き場所を指定された場合は、指示に従います。コートや防寒着がある時は、裏地を表にしてから畳んでカバンの上に重ねましょう。
傘は傘立てや傘袋があれば利用しますが、なければカバンと一緒に持ち歩いて、横に並べて置くのがマナーです。

8.自分から話し始めない

面接は面接官が質問をし、応募者がそれを受け答えるという流れで進行していきます。自分をアピールしようと焦って減点にならないように注意しましょう。

好印象を与える!面接中のマナー

面接中は、質問の答えだけでなく、話し方や態度などから応募者の人柄などが判断されます。面接での対応が「運命の分かれ道」になることもあるため、マナーをしっかり押さえて面接に臨みましょう。

落ち着いて行動する

面接は緊張するため、目が泳いでしまったり、ソワソワしてしまったりすることがありますが、落ち着きがないと面接官の印象が良くありません。「後ろめたいことがあるのだろうか」「自信がなさそう」などと思われる可能性があるので、落ち着いて行動しましょう。
本番で緊張しないためには、就活前に面接の練習を繰り返し行っておくのがおすすめです。

正しい敬語を使う

面接で正しい敬語を使うのはマナーの基本といえます。敬語に不安がある方は、敬語、尊敬語、謙譲語、丁寧語を事前に押さえておくと安心です。

口角を上げて話す

面接での表情は、印象に大きく影響を与えるものです。面接の雰囲気にのまれてしまい、終始硬い表情ではマイナスな印象を与えてしまいかねないため、面接中はにこやかな表情を意識しましょう。
口角を上げれば自然に笑顔がつくられ、親しみやすい印象を与えることができます。緊張が表情に出やすい人は、鏡の前で口角を上げる練習をしましょう。

面接官の話をよく聞く

面接マナーとして「話す」だけではなく、「話を聞く」時の態度も見られています。会話のキャッチボールができるかどうかを見極められているのです。面接官が話をしている時は、熱心に話を聞いていることがわかるよう適度に相槌を打ち、話を遮らずに最後まで聞くのが大事です。

話すときは結論から述べよう
面接官から質問を受けた際は、相手の意図に沿って簡潔に回答しましょう。結論から述べて、論点を明確にするのがポイントです。ダラダラと話してしまうと「結局何がいいたかったのだろう?」と思われてしまうので注意してください。
面接での話し方の良い例・悪い例を「面接の基本はこれ!好印象を与えるコツとは」のコラムで紹介していますので、ご一読ください。

退室時のマナーと3つのポイント

ここまで面接の内容に手ごたえを感じたとしても、最後までいい印象を残して終わらせるために、退室時のマナーにも気を抜かないようにしましょう。
退室後は、面接官以外の社員の方にも振る舞いや行動を見られています。建物を出るまでが面接と心得ておきましょう。

1.面接終了時は面接官へお礼を伝える

面接が終わったら、面接官の目を見て「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と座ったままお礼を伝え、一礼するのがマナーです。
この後、書類などをカバンにしまって椅子の横に立ち、姿勢を正して再度一礼しましょう。お礼がすんだらカバンを持ってドアに向かいます。

2.ドアの前で一礼してから退室する

ドアの前まで進んだら面接官へ改めて向き直り、一礼してから退室します。この時、「失礼いたします」と面接官に一言述べてから一礼するとより丁寧です。
退室する際、ドアの開閉は静かに行ないましょう。

3.見送られる場合は最後まで配慮する

面接官や担当者がエレベーターや出口まで見送ってくれることがあります。その場合は面接官や担当者の後ろを歩き、案内に従いましょう。
別れる時は「こちらで失礼いたします」と挨拶をします。エレベーターまで見送られた場合は、ドアが閉まるまでお辞儀をし、最後まで礼儀を尽くしましょう。

こんなときはどうする?面接でのその他のマナー

応募先の会社によっては、控え室が用意されていることや、お茶を出してくれることなどがあります。そのような場面でもマナーを見られていると思って、確認しておくのが無難です。

控え室に案内されたときのマナー

面接会場に行く前に、控え室に案内されることもあります。控え室ではスマートフォンを見たり、本を読んだりせずに、呼ばれるまで待つのがマナーです。
しばらく待たされることもありますが、姿勢を崩さずに待ちましょう。

名刺を渡されたときのマナー

面接官から名刺を渡されたら、「頂戴します」と丁寧に両手で受け取ります。名刺を受け取ったら自分の名前を名乗りましょう。受け取った名刺はしまわず、自分から見て机上の左側に置きます。
転職者は、在籍している企業の名刺を渡す必要はありません。転職活動での名刺のマナーについては「転職活動の面接で名刺は必要?」のコラムをご覧ください。

お茶を出されたときのマナー

面接時にお茶を出されたら、先方のお心遣いをありがたく頂戴するのがマナーです。
お茶が出て来た際は、出していただいた方に「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。面接官と会話中でお礼を述べるのが難しい場合は、軽い会釈でも構いません。
面接官から「どうぞ」と勧められてから、出されたお茶を頂きます。

就職支援サービスを利用して面接マナーを身に着けよう

面接のマナーを1人で覚えるのは自信がないという方は、就職支援サービスを利用するのもおすすめです。ハローワークや就職・転職エージェントで行っている模擬面接を活用してみましょう。

ハローワークの模擬面接で練習しよう

ハローワークの就活支援サービスに模擬面接があります。ハローワークの模擬面接では、応募先の会社を想定した練習が可能です。職員が面接官役となり、マナーや話し方についてアドバイスをしてくれます。
模擬面接を受けるには予約が必要なので、最寄りのハローワークに確認すると良いでしょう。
ハローワークの面接練習を活用しよう!申込方法や服装はどうする?」のコラムでも詳しく紹介していますので、ご覧ください。

就職・転職エージェントで面接対策をしよう

就職・転職エージェントでも面接対策が可能です。自己PRの内容や面接マナーなどを丁寧に教えてくれるうえ、模擬面接を行って本番までに準備すべきことを教えてくれます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響からオンライン面接のコツやマナーを教えてくれる就職・転職エージェントも増えているようです。

面接でのマナーに不安を感じるならば、1人で悩まずに就職・転職エージェントの力を借りましょう。
20代の新卒や第二新卒、フリーターを対象とした就職・転職エージェントのハタラクティブでは1人ひとりに合わせた丁寧な面接対策を行なっています。面接で話す自己PRや志望動機の内容についてもアドバイスしていますので、「何を話したら良いのか分からない」といったお悩みもご相談ください。プロのアドバイスは不安や悩みを解決する早道です。サービスはすべて無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。

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