最終面接の結果の問い合わせ方は?催促はNG?メールや電話の例文を紹介

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この記事のまとめ

  • 最終面接結果の問い合わせは、通知の期日を過ぎるまで待つのがマナー
  • 最終面接の結果は、面接後3日~1週間以内に来ることが多い
  • 即日内定が出る企業もあれば、結果が届くまで2~3週間かかる企業もある
  • 最終面接の結果連絡が遅れる理由は、審議の長期化や補欠候補となっていることなど
  • なかなか内定が出ないのは、自分に合わない企業を受けているからかもしれない

最終面接の結果通知が遅いと、不安な気持ちが強くなりがちです。とはいえ、「連絡が遅い=不採用」とは限らないので、まずは心を落ち着かせましょう。
このコラムでは、最終面接の結果が分かるまでの日数や、連絡が遅れている場合の企業側の事情について解説しています。具体的な連絡手段や、結果の通知が遅い場合の問い合わせ方法についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。焦らず、適切な対応に努めましょう。

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最終面接の結果を問い合わせるのはOK?

なかなか結果通知が届かないと、不安や焦りから企業側に問い合わせたくなることもあるでしょう。そのようなときは、実際に連絡をしてよいかどうかの判断基準を知っておくと間違いがありません。以下で詳しく解説します。

結果を早く知りたいがために連絡するのは避ける

最終面接日からあまり時間が経っていない場合は、問い合わせは避けたほうが良いでしょう。詳しくは後述していますが、企業側に理由があって結果通知に時間がかかっている可能性も十分に考えられます。むやみに問い合わせしてしまうと、催促していると捉えられ、企業側にマイナスな印象を与えかねません。「心配だから早く知りたい」という、自分本位な理由だけで問い合わせをするのは控えましょう。

結果の問い合わせは返答期限を過ぎてからが基本

最終面接時にあらかじめ指定されていた返答期日がある場合は、その日までは待つようにしてください。それでも連絡が来なかったときは、結果を問い合わせてもマナー違反にはあたりません。

返答期日が分からないときは10日以上待つのがベター

先述したとおり、最終面接後すぐに結果を問い合わせてしまうと失礼な印象を与えてしまいます。返答期日が指定されていない場合は、少なくとも10日以上は連絡をせず待つのが無難です。

問い合わせで意識したいタイミング

問い合わせのタイミングは、結果通知の予定日が明らかなら、その翌日もしくは翌々日に問い合わせると良いでしょう。特に指定されていない場合には、最終面接日から2週間を過ぎたころを目処に問い合わせするのがおすすめです。結果が遅いときに問い合わせして良いかどうか悩む方は多いかもしれませんが、最終面接から時間を置き過ぎると話が伝わりにくくなるので注意が必要です。
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最終面接の結果が来るのはいつごろ?

最終面接の連絡をするタイミングは企業によってさまざまで、一概に何日以内とは言い切れません。目安としては、面接から3日~1週間ほどおいて届きますが、なかには当日に連絡がきたり、その場で内定が決まったりすることもあります。

一般的に、最終面接は企業の役員クラスが対応するもの。「最終面接では役員クラスによる確認のみ」という場合では、即採用が決定することもあるでしょう。また、通知までの期間が短い傾向にある企業として、中小企業やベンチャー企業が挙げられます。小規模な企業は社内でのフローや手続きが少なく、結果を出すまでに時間があまりかからないことが多いようです。
一方で、企業によっては通知まで2~3週間かかることも。そのため、「連絡が来ないまま1週間過ぎたから不合格」と簡単に判断はできません。

土日や祝日を挟む場合はいつ結果がくる?

土日も営業している企業の場合は、土日に関係なく最終面接の結果が伝えられる可能性が高いといえます。しかし、土日が休みの企業の場合は、休みの日をカウントしないことが多いです。「△日後に連絡します」という形で返答期日が設定されている場合、日付は企業の営業日で数えるのが基本。土日休みの企業では、土日を飛ばした日数を数えましょう。

最終面接の結果は電話やメールで通知されるの?

最終面接の合格通知には、「電話」が多く選ばれています。結果通知とともに入社意思を確認できるほか、内定後のスケジュール連絡を済ませられるためです。一方で、不合格の場合は郵送やメールで通知されることが多くなります。
そのため、面接後は企業からの電話に気をつけるようにしてください。万が一電話に出られなくても、連絡に気づいたらできるだけ早く折り返せば大丈夫です。始業直後や就業間際の忙しい時間帯は避け、丁寧な言葉遣いで対応してください。ただし、最終面接の結果が合格でも郵送やメールで知らされる場合もあります。いずれの場合も、通知を見逃さないように注意が必要です。

「最終面接の結果連絡が遅い=不採用」なの?

結果通知が届かず、「最終面接まで進んだのに不合格だったのか…」と自信を失ってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはそうとは限りません。
企業が連絡できないのは、まだ合否が決まっていないからという可能性があります。ネガティブな思いが強くなりすぎると、ほかの企業の選考にも悪影響を及ぼしがちです。連絡が遅いのは企業側の都合である場合もあるので、落ち着いて対処しましょう。

最終面接の結果が遅い理由

最終面接結果の通知が遅い理由には、以下のような企業側の事情が考えられます。

・想定以上の応募があり、対応に追われている
・採用者候補のレベルが同等で決めかねている
・複数部署で審議するため時間がかかっている
・決定権を持つ人が出張などで不在にしている
・ほかの応募者の面接がまだある
・合格者に優先して通知している
・内定辞退があったときの補欠候補にされている
・不合格者には連絡しない方針になっている

ただし、企業によっては単純なミスで通知を忘れていることもあります。そのため、先述のとおり通知が遅いときは自ら問い合わせる必要があるでしょう。

「結果が出るまでの時間がつらい…」という方は、「最終面接の結果を待つ心構えとは?」のコラムも併せてご覧ください。気持ちの準備を整えられます。

サイレントお祈りとは

サイレントお祈りとは、不採用になった応募者に対して、企業側が合否結果を連絡しない状態を指します。そのため、連絡が来ない理由がサイレントお祈りの場合もあるでしょう。ただし、不合格者への連絡有無について企業から何も聞いていないのであれば、結果の断定はできません。「辞退者が出た場合の補欠要員」として確保されている可能性もあるので、結果の連絡が遅いときは問い合わせをしましょう。
「なぜか最終面接で落とされてしまう…」という方には、「最終面接の合格率を上げるには?」のコラムがおすすめです。自身の就活における課題を把握して、改善していきましょう。

最終面接時に結果の通知方法を確認しておこう

結果通知の期日の連絡方法は、企業によって大きく異なります。面接時に企業側から説明があることも多いですが、何も言われなかった場合は最終面接の場で聞いておいたほうが安心です。
「結果の連絡手段」「連絡までの日数」「不合格だった場合の連絡の有無」について確認しておけば、連絡がないことで余計な不安を感じることもありません。志望度の高い企業の場合は、通知方法を事前に確かめておくと良いでしょう。

最終面接の結果が遅いときの問い合わせ方

期日を過ぎても結果通知が来ない、最終面接日から10日以上経っているのに連絡がない場合は、問い合わせるのはマナー違反ではありません。ただし、電話で問い合わせても、担当者が多忙で出られない可能性もあります。折り返しや時間をおいての連絡は双方負担になってしまうため、メールでの問い合わせがおすすめです。
また、問い合わせの前に、必ず結果通知の見落としがないかを入念に確認するようにしましょう。留守電を見落としていた、メールが迷惑フォルダに入っていたなども考えられます。

電話での問い合わせ

電話での問い合わせは、出退勤前後や昼休みの時間は避け、電波状態の良い静かな場所で行うのがマナーです。また、担当者が不在の場合は伝言をお願いするか、メールで改めて連絡をとるようにしましょう。

1.電話がつながったら

「お忙しいところ失礼いたします。×月×日に最終面接をしていただきました××と申します。選考の件でお電話させていただいたのですが、ご担当者さまはいらっしゃいますでしょうか」

2.用件を伝えるなら

「先日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。恐れ入りますが、最終面接の選考結果について、いつごろご連絡いただけるか教えていただくことは可能でしょうか」

3.返答があったら

「承知いたしました。引き続きよろしくお願いいたします。本日はお忙しいところありがとうございました。それでは失礼いたします」

4.担当者が不在の場合

「かしこまりました。それでは、ご担当者さまに最終面接の選考結果について、いつごろご連絡いただけるかお伺いしたい旨をお伝えいただけますと幸いです」
「かしこまりました。それではご担当者さまにメールをお送りいたしますので、お手すきの際にご返信いただきたい旨をお伝えいただけますと幸いです」

メールでの問い合わせ

「最終面接結果のお問い合わせ/△△ △△(フルネーム)」のように、本文の内容と送り主がひと目で分かる件名をつけましょう。メールの場合も、営業時間内に送信するとマナーを守った印象になります。

例文

××株式会社
人事部 △△さま

いつもお世話になっております。
×月×日に最終面接をしていただきました、××と申します。

先日は貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
合否の結果についてですが、選考結果をいつごろご連絡いただけるか教えていただくことは可能でしょうか。

お忙しい中、お手数をお掛けし大変恐縮ですが、お返事をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

(署名)

問い合わせ時の注意点

最終面接の結果をメールや電話で問い合わせるときは、下記のポイントに注意しましょう。

 

・相手を責めない
・結果を直接聞こうとしない

合否連絡が遅い場合、企業側が何らかの事情を抱えている可能性も。「期日は△日のはずですが」などと相手を責めるような口調は避けましょう。また、「結果が来ない=まだ合否が決まっていない」という点を頭に入れ、「合否結果」ではなく「結果通知の日程」を聞くのがおすすめです。

最終面接結果が来ないときの対処法については、「最終面接の結果が来ない時に取るべき行動は?問い合わせの仕方をご紹介」でも詳しく解説しています。メールでの問い合わせについて、特に詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。

最終面接の結果を問い合わせるなら慎重に行おう

最終面接ともなると、結果が気になってしまう気持ちはどうしてもあるでしょう。しかし、「気になるから」という理由だけで、先走って問い合わせしてしまうのはよくありません。催促しているように感じられ、企業にマイナスイメージを与えてしまうからです。
期日が分かっている場合はその日まで、分かっていない場合は少なくとも10日程度は待ってみてください。それでも連絡が来なかった場合、問い合わせても問題ありません。メールか電話を使用し、結果通知がいつごろになるか確認しましょう。

もし最終面接で不採用が続いて悩んだら…

最終面接で不採用が続くと、「自分には価値がない」と自己否定してしまう人もいるかもしれません。しかし、企業との相性が悪かっただけという可能性もあります。あなたの人柄や能力に問題があるわけではないので、必要以上に落ち込まず「縁がなかっただけ」と気持ちを切り替えましょう。その際、面接で良くなかったと思う点があったら、次回の面接では反省を活かせるように対策することが大切です。
あまりにも不採用が続く場合は、相手先の企業が求める人物像とあなたの資質やスキルが合致していない可能性もあります。そのようなときは、以下の点に注意して企業選びのやり方を見直してみましょう。

・特定の業種や職種を先入観から除外していないか
・大手企業や有名企業ばかり選んでいないか
・希望条件が多過ぎないか

就職・転職活動では、あまり視野を狭めると自分に合った企業や仕事を見逃す可能性があります。面接対策以前に、自分の適性に合っていて評価されやすい企業を選ぶことも大切なので、必要に応じて求人の選び方を見直してみましょう。

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