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フリーターからの就職は難しい?高卒や30代でも大丈夫?成功のコツとは

ハタラクティブは20代
フリーター・既卒・第二新卒
特化した就職支援サービスです。

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20代フリーター・既卒・第二新卒
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このページのまとめ

  • ・フリーターは年々高年齢化が進んでおり、年齢が高くなると就職が難しくなる傾向
  • ・フリーターのメリットは働いたぶん稼げる、デメリットはスキルが身につきにくいなど
  • ・就職成功のコツは、まず行動することと正社員に求められる要素を押さえること
  • ・フリーターが就職先を選ぶポイントは、未経験可の求人と中小企業に目を向けること
  • ・1人での就活に自信がなければ、就職相談をするのがおすすめ

フリーターの方のなかには、就職したくても「自分の年齢で正社員は難しいのでは」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。フリーターから就職するには、一刻も早く動くことが最も大切です。ここでは就活の流れから仕事選びの方法、悩んだときに相談できるところなど、フリーターの就職に関する情報を網羅的にご紹介。何から取り組んだら良いのか分からないという方も、安心して就活に取り組めるでしょう。

フリーターとは

フリーターとは「15歳から34歳までの若年者で、正職員以外のパート・アルバイトで生計を立てている人」を指します。

フリーターの人口

フリーターの人口は、総務省統計局の労働力調査(2020年度)によると、男性は66万人、女性は72万人。これは、前年度に比べて、約5万人の減少となっています。
アルバイト人口は主に男性は65歳以上が、女性では45~54歳が多くなっています。全体を見ると、若年層のアルバイト人口は全体のうち比較的少ない割合にあるといえるでしょう。このことからも、冒頭で説明した概念に当てはまるフリーターの人口が減少傾向にあることが推察できます。
ところが、中年層に目を向けてみると、むしろ増加傾向にあることが労働力調査のデータからわかりました。これが何を意味するのか、次項でフリーターの年齢問題について解説します。

フリーターの高齢化

前項で触れたように、フリーターの年齢定義は「15歳から34歳まで」となっています。それでは、35歳以上で「アルバイトで生計を立てている人」はどのくらいいるのでしょうか。
2019年度の調査では、35~44歳の人のうち、年齢以外のフリーターの要件を満たしている人は53万人でした。前年度に比べて1万人の増加です。2009年からの10年間のデータを見ると、15~34歳の若年層の人数が増減を繰り返しながらも徐々に減少傾向である一方、35~44歳の人数は増減しながらも全体的に増加傾向であることがわかります。
さらに、2019年度、45~54歳までのフリーターの要件を満たしている人の人数は46万人で、35~44歳の人数と合わせて99万人。この年齢層を含めても、人数は増加傾向にあることがデータから確認できます。

若年層のフリーターは減少傾向にある一方で、中年層のフリーターが増加していることから「年齢を重ねると、フリーター生活から抜け出しにくい」という背景が推察できるでしょう。2008年の労働研究でも、すでにフリーターの中高年齢化が指摘されており、深刻な社会問題として表面化してきていることがわかります。

男女差はある?

冒頭で述べたように、フリーターとして働く人は男性が66万人、女性は72万人でした(若年層に限る)。
男女差を見ると、どちらも年々減少しているものの、総じて女性が多くなっています。詳しくは以下をご覧ください。

    • <フリーターとして働く人の推移 男性:女性>
    • 2009年…81万人:96万人
    • 2010年…80万人:102万人
    • 2011年…85万人:99万人
    • 2012年…82万人:98万人
    • 2013年…84万人:98万人
    • 2014年…79万人:99万人
    • 2015年…77万人:89万人
    • 2016年…72万人:82万人
    • 2017年…70万人:82万人
    • 2018年…66万人:77万人
    • 2019年…66万人:72万人

フリーターは就職できない?

フリーターから正社員として就職するのはもちろん可能ですが、その最も大事な要素の1つとして年齢が挙げられるでしょう。年齢が高くなるに伴って、就職率も下がる傾向があります。
まず、フリーターの就職と年齢との関係について見ていきましょう。

就職できるが年齢がカギ

フリーターの就職は、年齢が低いほど就職しやすい傾向があります。
なぜなら、フリーターは「職務経験がない、あるいは少ない人材」とみなされるため。フリーターを採用する際、企業の採用担当者は主にそのポテンシャルで採用します。一般的に年齢が低い人のほうが柔軟性が高く、その企業のやり方を吸収しやすい特徴を持っています。年齢が若ければ長く働いてくれる可能性が高まるため、将来性も期待できるでしょう。社員との年齢差も考慮しなくて済むため、採用においては有利となります。

前項で扱った人口のデータでも見たように、フリーターのまま年齢を重ねると就職自体が非常に難しくなることが推察されます。そのことから考えても、ゆくゆくは正社員として働きたい場合には、フリーター生活を続けるのは20代までとしたほうが無難だといえるでしょう。

フリーターの就職率

独立行政法人労働政策研究・研修機構が実施した調査による、フリーターから正社員への年齢別移行率は以下の通りでした。

    • 〈フリーターの年齢別正社員移行率〉(年齢:男性の移行率/女性の移行率で表示)
    • 全年齢:男性35.0%/女性16.0%
    • 15~19歳:37.3%/29.9%
    • 20~24歳:38.4%/32.7%
    • 25~29歳:40.1%/25.5%
    • 30~34歳:34.3%/18.1%
    • 35~39歳:29.8%/15.5%
    • 40~44歳:27.1%/15.6%

すべての年齢において、男性のほうが正社員就職率は良いという結果でした。しかし、年齢を重ねるにつれて男女間の差は広がっていることが分かります。いずれにしても、年齢が若いうちなら就職に成功しやすいといえるでしょう。

高卒フリーターの就職事情

高卒フリーターは、一般的に就職においては不利であるといわれています。
高校を卒業してから3年以上経っていれば、企業の新卒枠に応募できません。また、アルバイト経験しかないため、中途採用においても転職者に比べて不利になることも。
就職を考えても、応募資格が大卒以上なら選考に参加することはできません。
しかし、高卒のフリーターは比較的年齢が若いため、その若さとポテンシャルで評価されることがあります。よって、高卒フリーターの就活では、高校卒業してからのブランク期間をどう説明するのか、若さとやる気をどうアピールするのかがカギとなるでしょう。

フリーターのメリットとデメリット

フリーター生活には、比較的休みが取りやすいなどといったメリットがありますが、デメリットもあるため、どちらも考慮したうえでこれからの進路を慎重に決める必要があるでしょう。
ここでは、フリーターを続けた場合のメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

メリットとしては、休みが取りやすい、責任が少ないといったことが挙げられます。

・休みが取りやすい

フリーターは、自分でシフトを自由に決められるのが特徴。会社員の場合、会社によって休みが固定されていることがほとんど。有給休暇を使わない限り自由に休むわけにはいかないでしょう。しかし、フリーターは休みが取りやすいので、プライベートを充実させたり趣味と両立させたりすることが可能です。

・業務上の責任が少ない

アルバイトは雇用形態でいうと非正規雇用。臨時的に雇っている認識が強いため、基本的に社員の指示に従って動き、あまり責任が大きい業務を与えられない立場であるといえます。正社員に比べると責任が少なく、比較的気が楽に仕事ができるのが特徴です。

・働いたぶんだけ稼げる

働いたぶんだけ稼げるのがフリーターの大きなメリット。
給与形態が時給である場合が多いので、働けば働くほど収入は高くなりますし、残業した分も賃金が支払われます。多く稼ぎたいときにはシフトを多く入れ、プライベートを充実させたいときにはシフトを少なくするなど、自分で収入を調整しやすいのが特徴です。

デメリット

デメリットとしては、一時的に働けなくなったときに収入がなくなるなどが挙げられるでしょう。

・雇用が不安定

これまで何度か述べているように、アルバイトは非正規雇用。正規雇用である正社員に比べて仕事を失う可能性が高い働き方です。
また、雇用期間も有期なので、契約の満了期間が近づくたびに契約更新が必要。契約は無条件で更新されることはなく、社会情勢や会社の経営状態、本人の勤務態度などで更新されないこともあります。

・病気やケガで働けないときに収入がなくなる

アルバイトという雇用形態上、給料が出るのは働いたぶんだけ。病気やケガなどで働けなければ無収入になってしまいます。正社員であれば、休職して給料の何割かを受け取るのが可能ですが、フリーターはそれができないことが多いです。また、長期に渡って仕事を休めば解雇される可能性も高まるでしょう。

・スキルが身につきにくい

フリーターは、専門的な仕事であることが少ないうえ、責任のある仕事が任されにくいので、スキルが身につきにくいといった特徴があります。
スキルが身についていないと、専門職への就職が難しいなど、いざ就職したいと思ったときに選択肢が狭まるでしょう。

・結婚しにくい

フリーターは、収入と雇用の不安定さから結婚に踏み切れない人も多いようです。将来の見通しが立たないため、パートナーに結婚を躊躇されたり、結婚を先延ばしにせざるを得なかったりすることがあります。

正社員とフリーターの違い

正社員とフリーターでは、賃金や福利厚生のほか、その生活スタイルも異なります。具体的にどのような点で異なるのか、例を見てみましょう。

賃金

賃金に関しては、平均賃金や年金形態の差が特徴として挙げられます。

・平均賃金

まず、正社員の平均賃金から見てみましょう。
厚生労働省の調査によると、正社員の平均賃金は男性で351.5万円、女性が269.4万円でした。
一方、フリーターを含む非正規の平均賃金は、男性が211.3万円、女性は189.1万円。男女ともに大きな差が生じていることが分かります。

・厚生年金と国民年金の差

正社員とフリーターでは、加入できる年金にも差があります。
正社員が加入するのは厚生年金です。厚生年金は、支払額の半分を勤め先の企業が負担してくれるのが大きな特徴。払い込む額も国民年金より多いので、将来的にもらえる年金額も多くなります。
2020年4月時点の年金支給額(月額)は以下のとおりです。

国民年金:65,141円(満額)
厚生年金:220,724円(夫婦2人分、基礎年金額を含んだ標準額)

夫婦2人とも国民年金を満額納めていても、厚生年金とは10万円ほどの差が生じます。
フリーターの多くが加入するのは国民年金で、会社による負担はなく、すべて自分で支払わなくてはなりません。国民年金の負担額は思ったより大きいですし、将来的に給付される金額も大きく異なります。将来を考えるなら厚生年金に加入しておくと安心でしょう。

福利厚生

正社員には、企業によってさまざまな福利厚生が用意されています。代表的なものでは社員食堂や家族手当、住宅手当など。旅行などレジャーの補助やスポーツクラブの優待利用、子育てに対する支援を行う企業も多いようです。一方、フリーターのような非正規労働者は、福利厚生の対象外であることが多かったり、受けられる福利厚生に一部制限があったりすることがあるでしょう。

フリーターの将来

フリーターは収入が不安定なうえ、基本的に大きく収入が上がることは少ないといえます。若い頃は新卒の正社員と収入があまり変わらないため、ある程度自由があり、気楽に働けるフリーター生活に魅力を感じる方もいるでしょう。しかし、年齢を重ねるとだんだんとその生活スタイルに変化が生じてきます。

若いうちはよくても年齢を重ねると厳しくなる

若いうちは体力もあり、求人も多いので、比較的仕事を見つけやすいといえます。働いたぶんだけ時給で収入を得られるので、仕事や働き方によっては新卒の正社員よりも多く稼ぐことが可能です。
しかし、年齢を重ねていくとその状況に変化が。
正社員は、年々責任ある仕事を任され、スキルを身につけながら年収を伸ばしていきます。定期的な昇給を設ける企業も少なくありません。一方、フリーターは責任ある仕事を任されないので、スキルが身につきにくいでしょう。さらに、アルバイト先も若い人材を求めているので、どんどん就ける仕事が減っていきます。アルバイトにも昇給制度はありますが、その額は数十円~数百円程度。体力も徐々になくなっていくので、若いときのようには働けず、その収入は減っていく一方になるという危険性があるでしょう。

厚生労働省のデータからも、正社員の場合は年齢に応じて賃金が上がっているのに対し、非正規は上がってはいるものの、その上昇幅はとても小さいことが分かっています。
男女計の数値では、20~24歳の正社員の平均賃金が214.6万円で、同年齢の非正規は180.9万円。あまり大きな差は見られません。しかし、30~34歳になると正社員は284.8万円になりますが、非正規は204.7万円。50~54歳になると、正社員の398.6万円に対して非正規は206.6万円と賃金が減少しています。

若いうちはメリットがあったフリーターという働き方も、年齢を重ねるとそのデメリットは深刻なものに。将来を考えると、年齢を重ねる前に一刻も早く正社員での就職を検討するのをおすすめします。

フリーターの就活が難しいのはなぜ?

フリーターからの就活が難しいとされる理由には、企業からすぐ辞めてしまうのではと思われている、自己分析、業界研究ができていないなどが挙げられます。

やめるのではないかと思われている

フリーターに対する企業側の認識として「こらえ性がなく、嫌ならすぐ仕事を辞めてしまうのではないか」というものがあります。実際に、アルバイトは比較的簡単に辞めることが可能。せっかく採用してもすぐに退職されては困るため、フリーターの人を採用するのに躊躇してしまうことも。

自己分析・業界研究などができていない

自己分析、業界研究が不十分で、企業に自分をしっかりアピールできていないのが挙げられます。アルバイトの面接では自己分析や企業研究よりも、働ける時間や期間が重視されがち。アルバイト面接と同じように正社員面接を受けても、内定を取れる可能性は低いです。

責任感など正社員として要求される水準に達していない

責任感の少ないフリーターという働き方を長く続けていれば、「責任を負いたくないのかな」「信用に欠ける」と評価される可能性は高まります。正社員に要求される人材の水準に達していないと判断されるでしょう。

うまく行かずに自信を失い、活動が長期化する

フリーターの人が就職活動をするうち、不採用が続いたことで自信を失ってしまい、就活の効率が落ちてしまう場合があります。失敗が続くことで悲観的になり、気楽に働けるフリーターでも良いかな、と思うことも。そうなると、就活が長引くのでいよいよ就職が難しくなります。

就職成功のポイント

フリーターが就職を成功させるには、まずは行動することが大切。フリーターとしての空白期間が延びるとそれだけ企業の採用担当者の印象が下がるうえ、少しでも若いうちのほうが就職に有利だからです。

まずは行動しよう

「正社員になりたい」と考えたら、すぐに就活を始めることをおすすめします。フリーターの経歴は職歴にはなりません。長くフリーターを続けていても、職歴上は「空白」。空白期間が長ければ長いほど、採用に慎重になる企業は多いものです。
また、フリーターがアピールできるのは「ポテンシャル」。スキルや経験が少ないぶん、将来性で採用が決まることが多いため、1日でも若いほうが就職に有利となります。

正社員になるのに必要な5つの要素

ここでは、正社員として活躍するために必要な要素についてご紹介します。

1.仕事がこなせる

一般的に、非正規社員は正社員よりも責任の軽い仕事を担当します。フリーターから正社員を目指すなら、仕事に対する考え方や向き合い方を改める必要もあるでしょう。

2.高いコミュニケーション能力がある

正社員になれば、仕事に対する責任感が増し、同僚や他部署の人と協働することも増えるので高いコミュニケーション能力が必要とされます。自分の仕事のことだけでなく、全体の仕事を考えて動くことが求められるでしょう。また、長期雇用が前提のため、企業の未来を作っていく人材として、他の社員と円滑なコミュニケーションが図れることも必要となります。
周囲に気を配れて、円滑なコミュニケーションができる要素が求められるといえるでしょう。

3.その企業で長く働く気持ちがある

正社員は無期雇用を前提としているため、企業はすぐに辞めてしまうような人材でなく、その企業で長く働く気持ちがある人材を求めます。

4.信頼できる人柄である

正社員になると、長期的な企業の一員として責任ある仕事を任されます。よって、人柄が信頼できることは大事な要素です。

5.周囲の様子を冷静に判断できる

正社員には、自分自身の仕事だけでなく、全体の様子を見て冷静に判断するのが必要。俯瞰的な視点で物事をとらえられるかどうかが問われます。

フリーターの就活のすすめ方

就活する際にどんなことをしたら良いのかわからないときには、以下のことを参考にしてみましょう。

なぜ就職したいのかを明らかにする

まず、自分はどうして就職したいのかをはっきりさせましょう。以下のように、具体的に考えるのがおすすめです。

    • ・周囲の友人たちが正社員として活躍しているのを目の当たりにした
    • ・将来を考えて不安になった
    • ・長期的に安定できる働き方がしたい
    • ・パートナーとの結婚を考えている

自分がなぜフリーターでなく正社員を目指すのかについて明らかにすると、企業選びの軸が定まります。「なんとなく正社員のほうが良さそうだから」など、正社員を目指す理由が自分のなかではっきりしていないと、大量の求人のなかから企業をどう絞れば良いのかわからなくなってしまうことも。
まずは、自分で納得できるような就職活動の目的を考えてみましょう。

・期限を決める

就職を決めるまでの期限を決めましょう。
就職活動は、期限を決めなければだらだらと長引かせてしまうもの。フリーターから就職を決めるには、少しでもフリーター期間が短いほうが有利なため、一刻も早く動く必要があります。
そのため、ある程度期限を決めて、そのなかで効率良く就活するのが良いでしょう。
期限を決めるメリットとしては、就活のスケジュールが立てやすいことが挙げられます。
例えば、3ヶ月で就活を決めるとしたら、最初の2週間で企業研究を行い、次の2週間で応募書類の作成や面接対策をする…など、おおよその予定を立てることが可能に。どの作業にどのくらいの時間をかけて良いのかが分かりやすく、効率良く就活を進めやすくなります。

・就活をする際にバイトはやめるべき?

バイトと就活の両立が不安な人もいるでしょうが、結論から言うと、バイトと就活を両立することは可能です。就活とバイトを両立させるには、まずバイト先の責任者や仲間に事情を話して相談すること。シフトに入る時間を減らせないか、もしくは企業の面接が入りやすい時間帯を避けてシフトに入れてもらえるかなど、調整できるかどうか掛け合ってみるのをおすすめします。
また、もし可能であれば、バイトのシフトを交換してもらえないか、バイト仲間に相談してみるのも有効です。企業の面接が入る日と何もない日のシフトを交換してもらえれば、バイトを休むことなく両立できるでしょう。
しかし、バイト仲間の都合もあるので、無理強いはしないこと。バイト仲間が代わってほしいときには進んでシフトを交換するなど、助け合いの気持ちを忘れないようにしましょう。

どのような働き方がしたいのか考える

「自分はどのような働き方がしたいのか」を考えるのも、就活を進めるうえで大切になるポイントです。「フリーターのメリットとデメリット」や「正社員とフリーターの違い」の項目を参考に、自分にとってベストな働き方を検討してみましょう。
企業によってその働き方はさまざま。働き方が自分に合っていなければ、その企業で働き続けることは難しいでしょう。職場は少人数か、大人数か、チームワークを発揮する仕事なのか、個人で黙々と作業する仕事なのか、など考えられる働き方をピックアップして、自分にはどんな働き方が向いているのか考えてみてください。

・自分の性格を振り返ってみよう

自分にどんな働き方が向いているのか分からなければ、自分の性格を振り返ってみるのが有効。
明るく社交的な性格なら、人に接する仕事、人と一緒よりも1人で作業するのが好きなら、1人で黙々と作業できる仕事など、自分の性格ならどんな職場環境が向いているのかについて考えてみましょう。

都会と地方どちらで就職すべき?

都会と地方では、それぞれメリット、デメリットがあるため、どちらで就職するのが合っているのかは人によって異なります。ここでは、それぞれのメリット、デメリットについてご紹介します。

都会で就職するメリット

都会で就職するメリットは、やはり求人数やチャンスの多さでしょう。

・求人数が多く、仕事の種類も豊富

都会で就職するメリットは、求人数が圧倒的に多く、仕事の種類も豊富であることです。特に、IT関連やアパレル企業は都会に集中する傾向が強め。求人数や仕事の種類が多いので、転職しやすくキャリアアップを目指しやすいという側面もあります。

・給与水準が高い

都会は地価や物価が高いぶん、企業全体の給与水準が高く設定されています。また、実績のある企業が多く集まっている傾向があるので、給与の高い企業に入社できるチャンスも広がっているといえるでしょう。

・人脈を広げやすい

都会には多くの人が集まっており、出会いの機会は豊富です。
思わぬところで仕事につながる人脈を得られることも珍しくないため、人との出会いを求めるなら都会で就職することをおすすめします。

都会で就職するデメリット

都会で就職するデメリットには、以下のようなものがあります。

・生活費が高い

都会は地価や物価が高いため、生活費が比較的高額になる傾向があります。
総務省が実施した調査によると、1ヶ月の借家の家賃は全国平均で55,695円。平均より家賃が高い/平均額に近い地域と金額は以下のとおりです。

    • 東京:81,001円
    • 神奈川: 68,100円
    • 埼玉:59,358円
    • 千葉:57,421円
    • 大阪:55,636円
    • 京都:54,605円
    • 兵庫:55,337円

給与も多めですが、出費も多いことから、生活するのが経済的に大変だと感じることもあるでしょう。

・人が多いことでストレスを感じる

都会は人口が多いので、どこへ行っても多くの人がいると感じることも。人混みや順番待ちの列などにストレスを感じる人も多く、合わない人は生活に不自由さを感じる可能性があります。
また、都会ならではの特徴が満員電車。会社の近くに住めば通勤には困りませんが、家賃が高くなる可能性は大いにあるでしょう。

・就活費用がかかる

地方から都会の企業を受ける場合、交通費や滞在費などで大きな出費を伴うことがあります。何度も都会に行くことになると、そのぶん費用がかさんで経済的に苦しい状況に陥ることもあるでしょう。

地方で就職するメリット

一方、地方で就職するメリットには、次のようなものがあります。

・生活費が安め

都会に比べ、地方の地価や物価は低いため、生活費が安めであるのがメリット。生活費が安いとそのぶん経済的な余裕も生まれます。
上記と同じ「住宅・土地統計調査」を見れば、特定の地域とその周辺を除けば多くの地域で1ヶ月あたりの家賃は平均額より下回っていることが分かるでしょう。

・家族や友人と会いやすい

地方出身だと、家族や学生時代の友人が出身地にいるという方も多いでしょう。1人で都会に出ると、知り合いもなく孤独を感じたり、家族に会いたいと思ってもすぐに会えなかったりすることも。1人は寂しいと感じるなら、地元で就職したほうが親しい人たちに会いやすく精神的にも安定するでしょう。

・比較的人が少なく、自然も多い

都会の人の多さや自然の少なさが好きではないという人は、比較的人が少なく、自然も多い地方の環境を好ましく感じるのではないでしょうか。

地方で就職するデメリット

地方で就職するデメリットとしては、求人数が少ないといったものが挙げられます。

・求人数が少なく、仕事の種類も少なめ

地方は企業の数が都会に比べて少ないため、求人数や仕事の種類がそもそも少なめであるといったことがあります。したがって選択肢があまりなく、限られた求人のなかから選ぶことになる可能性が出てくるでしょう。

・人との関係が濃くなりやすい

地方で比較的人口の少ないところでは、人との関係が濃くなりやすい面も。人によっては親密になりやすく嬉しい面である一方、濃密な関係に息苦しさを感じる人もいます。

・交通手段が限られている

地域にもよりますが、都会ほど交通網が発達していない可能性は高め。移動に車が必須なことも珍しくないようです。家賃などは低く抑えられても、車を購入したり維持したりといった諸費用がかかるでしょう。

フリーターからの就職、どちらを選ぶ?

フリーターから就職する場合、都会と地方どちらを選んでも一長一短があります。
たとえば、さまざまな企業の幅広い選択肢から求人を選びたいと思ったら都会、生活費がかかるのが嫌、家族や友人と離れたくないなら地方と、自分に合っていると思うほうを選ぶと良いでしょう。

やりたい仕事がわからないときには?

フリーターの方のなかには「正社員にはなりたいけど、やりたいことがなくどんな仕事を選べば良いかわからない」という方も。応募する求人を探すためにも、どんなことについて考えれば良いのかについてまとめました。

経験や挑戦を重ねる

やりたい仕事がわからない原因としては、自身の経験や挑戦が足りないことが考えられます。
最初からやりたい仕事が決まっている人もいますが、挑戦を繰り返し、成功と失敗の経験を積み重ねながら自分の適性を把握していくという人も多いでしょう。
最初から、自分の適性に完全に合っている仕事が見つかるとは限りません。しかし、何かやってみなければ自分にやりたい仕事やできる仕事を見つけるのは難しいでしょう。
フリーターを続けていても、突然やりたい仕事が見つかる可能性は低め。じっと考えるよりも、まずは自分の行動を変えてみませんか?とりあえず正社員で就職してみるというのも、自分のやりたい仕事を見つけるための1つの手段です。

世の中にはどんな求人があるのかを知る

求人自体はたくさんありますが、いったいどんな求人があるのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
どんな仕事があるのかよくわからないという方は、求人情報を見てみましょう。同じ職種でも、企業によって、さまざまな職場環境、労働条件などがあります。世の中には具体的にどんな仕事があり、どんな条件の求人があるのかを知ると、そこから自分の働き方の希望もおのずと出てくるものです。

どんな仕事を選べば良いか分からないときは?

自分がどんな仕事を選べば良いか分からないときには、将来のビジョンを描いてみる、適職診断をしてみるといったものが有効です。

将来のビジョンを描いてみよう

自分が将来どんな生活を送りたいか、どんな仕事をしていたいかを想像してみましょう。
具体的には、直近の1年後、仕事に慣れてきた3年後、経験を積んできた5年後と分け、自分の望むキャリアプランを書いてみます。
そこから逆算して、現実化するにはどのような仕事、職場を選ぶべきかを考えることによって、自分に合った仕事を見つけるためのヒントになります。

自分の適職を知るにはどうする?

自分の適職を知る方法として、自己分析や適職診断といったものが挙げられます。

・自己分析をする

まずは、自己分析をしてみましょう。自己分析のやり方は以下のとおりです。

1.過去の経験を書き出す

自分の過去の経験を書き出します。自分はどんなことを経験してきたのかを振り返ることによって、自己PRで使えるエピソードを探すことにも繋がります。

2.得意なことと苦手なことを整理する

自分の得意なことと苦手なことに分けて整理してみましょう。
企業の採用面接で、長所と短所を聞かれる場合があるので、その際にも使えます。

3.苦手なことから絞るのも良い

「これだけは避けたい」という苦手なことから絞るのも手です。
応募求人を決めるにあたって「これだけは譲れない」という条件から決めていくように、どうしても苦手なことというものを職業選びの軸にすれば、合わない仕事を選ぶ可能性を低くできるでしょう。

・適職診断をしてみる

自分にどんな仕事が合っているのかわからないときには、Webサイトの適職診断も有効です。
Webサイトの適職診断は、エニアグラムなどを活用しており、自分のことを知る際の参考になります。無料で診断できることも多いので、気軽に活用してみるとよいでしょう。今まで自分では気づかなかった、思いがけない仕事の選択肢が増える可能性もあります。
ハタラクティブでも適職診断をご用意していますので、ぜひご活用ください。

・人に聞いてみる

自分にはどんな仕事が向いているのか、家族や友人などに聞いてみるのもおすすめ。周囲の人は、自分とは違った視点で物事を見ているものです。自分では思ってもみなかった長所や短所が聞けたり、それに基づいた向いている職業や向いていない職業のアドバイスを受けられる場合があるでしょう。

企業研究をしよう

企業研究は「応募先の企業と自分の共通点を見つける」ために重要な役割を担っています。
ここでは、どうして企業研究が必要なのか、企業研究をする際のポイントについて解説します。

企業研究はなぜ必要?

企業研究が必要な理由は、効果的な志望動機を作るためと入社後のミスマッチを防ぐためです。以下、それぞれの理由についてご説明します。

1.効果的な志望動機を作るため

企業研究が必要となる1つ目の理由は、効果的な志望動機を作るためです。採用担当者は、志望動機を通じて応募者が企業の欲しい人材かどうかをチェックしています。企業研究を丁寧に行うと、その企業に対する理解が深まります。企業への深い理解をもとに志望動機を作成すると、採用担当者に「この応募者は自社のことを良く研究している」「よく調べているから志望度も高い」という印象を与えられるでしょう。

2.入社後のミスマッチを防ぐため

2つ目の理由としては、入社後のミスマッチを防ぐためです。
企業の事業目的や業務内容などをよく理解しないまま入社してしまうと、働いているうちに「こんなはずじゃなかった」と違和感を感じ、早期退職へとつながる可能性があります。内定をもらった企業で長く働きキャリアを積んでいくためにも、応募する前に志望企業のことをよく調べて、自分が望む働き方ができるかどうかを見極めるのが重要です。

企業研究をする際の3つのポイント

企業研究をする際のポイントは、
「1.企業データを把握する」「2.自分が仕事に希望するポイントを把握する」「3.自分の価値観や性格に基づいて実現可能な働き方を把握する」が挙げられるでしょう。
以下、それぞれについてご説明します。

1.企業データを把握する

志望企業のデータを調べるうえで、把握しておきたいことは次のとおりです。

・志望企業は業界のなかでどのような位置づけなのか

業界のなかの位置づけを理解するためには、まず「業態」「扱うサービス、商品の対象」「企業規模」を押さえるのが必要です。
ここでは、志望業界が建設業界と仮定して、業界研究の例を見てみましょう。

業態は「どのような方法でサービス、商品を提供しているか」ということ。
建設業界の企業は、「工事を計画・監督する」「機械や工事現場の資材を提供する」「実際に工事を行う」と、大きく3つの役割に分けることができます。さらに、工事を計画・監督する企業を例に挙げて、業態、サービスの対象をチェックしてみましょう。
工事を計画・監督する企業には、ゼネコンや住宅メーカー、不動産会社といったものがあります。
このような企業が提供しているサービスは、建設事業の計画、施工全体の管理などです。

扱うサービスの対象は、ゼネコンなら地主から土地を買い取る不動産ディベロッパーや「〇〇工事」など実際に工事を行う企業など、住宅メーカーなら家を建てたい個人や実際に工事を行う企業といったものになるでしょう。このように、同じようなサービスでも誰に提供するのかという対象者が異なります。
志望企業を理解するには、このように「何を」「誰に」提供する企業なのかをしっかり押さえることがポイントです。

企業規模は、企業の売上高や資本金、従業員数などから把握します。大手企業から小規模企業まで、大体の売上高や従業員数を見ると、自分の志望企業が業界においてどのくらいの規模であるかが推測できるでしょう。

・志望企業のプロフィール

次に、志望企業の詳しいプロフィールを把握します。
大きく分けて、「知識として入れておけば良いもの」「志望動機に使えるもの」「求人選びの軸になるもの」に分類できます。

知識として入れておけば良いものは、代表取締役の名前や、設立年といったもの。これらは、軽く押さえておけば良いでしょう。
志望動機に使えるものは、企業理念や事業内容、企業の競争力(強み)といったものです。これらは、企業がどんな人材を求めているのかという理解に役立ちます。
求人選びの軸を定めるときに必要となる情報は、職種、勤務条件にとどまりません。
志望企業の社風も大事な要素。この社風が自分にマッチするかどうかが、勤続できるかどうかの大きなカギを握ります。
社風と一口に言っても、さまざまな要素があります。代表的なものは、以下のとおりです。
これらをひととおりチェックするのが望ましいでしょう。

・平均年齢

企業の平均年齢は、企業の経営方針や雰囲気に関係します。平均年齢が低い企業は柔軟で革新的な経営方針である傾向があり、平均年齢が高い企業は変化のスピードが緩やかで保守的な経営方針の傾向があるでしょう。
職場の雰囲気も、平均年齢が低い企業はにぎやかだったり、フランクな雰囲気であったりする一方、年齢が高い企業の雰囲気は比較的落ち着いている傾向があるといえます。

・企業の意思決定

企業の意思決定には2つの仕組みがあり「トップダウン型」と「ボトムアップ型」に分かれます。
トップダウン型とは、社長や役員など企業の上層部の人が意思決定を行い、他の社員がその決定に従う形態。一方、ボトムアップ型とは、上層部以外の社員の意見を聞いて、企業の意思決定に反映させる形態を指します。

・業務の際にチームで動くか個人で動くか

他の人と共同して業務を行うのか、基本的に個人で業務を行うのかという違いがあります。

・企業内の雰囲気

企業内の雰囲気は、個人の性格との相性によるところが大きいといえます。
体育会系のような雰囲気、落ち着いた真面目な雰囲気、アットホームな雰囲気など、職場の雰囲気は企業によってさまざま。同じ企業でもチームや職種によって異なるでしょう。

・企業の教育体制

手厚い研修制度がある、先輩と組んで仕事を教わるなど、どんな教育体制があるのかについて知っておくと、入社後の不安が軽減されるでしょう。

・企業の経営体質は保守的か革新的か

企業の経営体質は、大きく分けて保守的と革新的に分かれます。
保守的な企業は、変化が比較的少ない傾向があります。一方、革新的な企業は変化を恐れず、どんどん経営の方針を柔軟に変えていく傾向があるといえるでしょう。

・キャリア形成

企業内でどのように昇進できるか、働き続けるとどのようなスキルが身につくのかなど、自分がその企業で働いた場合、どのような未来が描けるかを想像してみましょう。

2.自分の希望するポイント

次に、自分の希望条件を自由に挙げてみましょう。通勤にかかる時間は1時間以内、週休は2日、希望する給与はこのくらい、など思いつくままで構いません。まずは出せるだけ出すのが大切です。
希望条件をある程度出したら、そのなかで順位付けをしてみましょう。どうしても外せない条件を筆頭に並べ替えてみます。
そのうちの上位3つくらいまでが、自分の求人選びの軸になるでしょう。自分の希望条件を明らかにしておくと、求人を探す際の効率が上がるうえ、ミスマッチの可能性も低くできます。

3.価値観や性格からOKなポイントと照らし合わせる

自分の価値観や性格から、どのような条件なら許容範囲なのかを考えてみましょう。
例えば「給与が高めであれば、勤務時間が比較的長くても良い」「通勤がそれほど苦でないので通勤時間は長めでも構わない」など、自分の譲れるポイントを探すことです。
希望する点と妥協できる点を同時に挙げておくと、求人選びに役立ちます。また、より求人内容と自分の希望がマッチしやすくなるでしょう。

企業研究のやり方

上に挙げた情報を得るには、企業のWebサイトを見る、四季報を見る、新聞やニュースを見るといった方法があります。
まずは、企業のWebサイトを見てみましょう。企業プロフィールや企業理念、企業が求める人材、採用情報など、多くの情報を得られます。
四季報をチェックするのは、業界全体の状況を把握したり、志望企業が業界でどのような位置づけなのかを把握したりするためです。業界全体にどのような傾向があるのか、志望企業の規模は業界内でどのくらいなのかを把握するのに使用しましょう。
また、新聞やニュースで、自分の志望する業界にはどんなことが起こっているのか、注目すべきニュースはないかなどをチェックするのもポイント。新聞やニュースは、企業研究のほかにも「最近気になったニュースはありますか」といった面接官の質問に対応するためにも役立ちます。

どんな企業に応募すれば採用の可能性がある?

自分はどんな企業だったら採用されるのかを考えるのは、すなわち自分の市場価値を客観的に判断することといえるでしょう。
採用の可能性があるかは、自分の年齢や経歴から判断します。不採用が怖くて、応募を躊躇してしまう方もいるでしょう。ですが、まずは「いいな」と思った企業に何件か応募することが大切。応募したうち、どのような企業が書類通過するかを見て、自分の市場価値を判断します。
その作業を繰り返すうちに、どんな企業だったら自分を雇ってくれそうか、どんな求人だったら採用可能性がありそうかがわかるでしょう。

フリーターにおすすめの6つの職種

フリーターにおすすめの職種には、営業職、飲食業など、未経験から応募でき、比較的門戸の広い職業が挙げられるでしょう。ここでは、主なものを6つご紹介します。

1.営業職

さまざまな企業で活躍できる職種として、営業職が挙げられます。
営業職はその営業先や内容によって業務の雰囲気が異なるのが特徴。営業先は個人向けか企業向けか、業務内容は新規開拓か既存の得意先を周るか、というのが大きな違いです。

個人向けの営業は、訪問営業と販売店、窓口対応のものがあります。保険商品、車など単価が高い商品を売る場合が多いので、まずはお客様との信頼関係を構築するのが大切だといえるでしょう。
1人で業務を進めたい人、成果が目に見える形で現れるのが良い人、お客様の人生に関わることにやりがいを見出す人に向いています。
企業向けの営業は、プレゼンテーション能力が大切です。「自社の商品やサービスを導入するといかにメリットがあるか」を分かりやすく説明する必要があります。売り込むためには、自社の商品やサービスに対する深い理解が必要なうえ、相手の企業がどんなものを欲しているのかという理解も欠かせません。そのため、洞察力や営業力、プレゼンテーション能力を養えるでしょう。

新規開拓をする営業は、まず自社商品やサービスを売り込むため、電話やメールでのアポ取りが必要。営業活動は断られることもあるので「断られても失敗を恐れず自発的に動ける人」や、アポ取りをどのように工夫すれば話を聞いてもらえるかなど「自分で工夫するのが好きな人」に向いているといえます。
一方、得意先を相手とする営業は、営業先との関係を継続させたり、販売後のフォローを行ったりするのが主な業務。営業先が企業の場合は、いわゆるルート営業が多く、コミュニケーション能力や人との調整能力が必要となります。

このように、営業といってもその必要とされる能力や適性はさまざま。自分に合った営業職を探してみるのも良いでしょう。

2.飲食業

飲食業のなかでもフリーターが目指しやすい仕事は、接客が中心となります。接客態度だけでなく、共に働くスタッフに対する態度も店の雰囲気に直接影響するので、人当たりが良く、周囲の仕事仲間とも円滑なコミュニケーションが取れるのが必要です。
また、立ち仕事が多く、忙しい時間帯には多忙であることが多いうえ、店によっては早朝、深夜勤務がある場合があるので、体力のある人、動き回って仕事をするほうが好きな人に向いています。
他には、従業員の教育も大事な仕事の1つ。人を育てること、面倒を見ることが好きな人に向いているでしょう。

3.介護職

介護職は無資格から始められ、働きながら資格取得できるのが魅力です。
「介護職員初任者研修」という介護資格では、介助方法や精神的なケアなどのスキルが身につけられるので、まずこの資格取得を目指してみると良いでしょう。職場によっては、取得に向けた勉強会を開催したり、費用を出してくれたりするところもあります。
また、介護職は職種、職場によって、その適性が少しずつ異なります。自分に合う働き方を考えてみましょう。以下、職種、職場別にどのような適性が必要かについて解説します。

・入居型介護施設

いわゆる老人ホームが該当する介護施設では、要介護度が高い利用者が多く、人数も多いため、てきぱきと動ける人に向いています。また、医師など他の職種職員と連携する必要があるので、チームプレーが得意な人が向いているでしょう。

・デイサービス

普段は自宅で過ごす要介護の方が日中を過ごすデイサービスでは、食事や生活サポートのほかにレクリエーションを計画することが多くあります。人を楽しませたり、アイディアを出したりするのが好きな人に向いている職場です。

・ホームヘルパー

ホームヘルパーは、自宅で介護を受ける方の身の回りのサポートを行う仕事。じっくり個人と向き合いたい人に向いています。業務の自由度が高いため、自分の裁量が大きいほうが良い人向け。一定以上の介護技術と高い状況判断能力を必要とするので、難しい面もありますが、そのぶんやりがいのある仕事であるといえるでしょう。

・ケアマネジャー、生活相談員

ケアマネジャーや生活相談員は、介護計画となるケアプランやサービス計画を立てるのが主な業務です。
利用者の家族とも話し合うので、人の話を聞く力や交渉力、高い判断力が必要とされます。利用者、利用者の家族、施設のスタッフなどさまざまな人の要望や意見を聞きながら計画を立てるため、人と良い関係を築く力も必要です。

いずれの仕事も、人の役に立ちたい人、気配り上手な人、臨機応変に動ける人、人と接するのが好きな人に向いています。

4.IT系

IT関係の職種には、主にシステムエンジニア(SE)やプログラマーといったものが挙げられます。システム開発、提案といった業務は、クライアントの要求をもとにITシステムを設計し、プログラム、設計書という形で提案します。
最初はプログラマーとして、プログラミングやプログラムのテストなどの業務経験を重ね、徐々に設計書、要件定義書を作るといったように徐々に業務の幅が広がっていくでしょう。
業務の幅が広がるにつれて、新しい言語や技術を勉強し続けていく必要があるので、好奇心があり、勉強好きな人に向いています。

また、IT技術は変化が激しいので、その変化を楽しめる人や柔軟性のある人が向いています。プログラムは、1つ違っただけでも正常に作動しないので、プログラミングにおいては正確さが大事です。
そのため、物事に丁寧に向き合うことが必要とされるでしょう。
業務上、プログラムのテストなどでは、同じような作業を繰り返し行うことも。そういったルーチンワークが苦にならない人におすすめです。また、システムエンジニア、プログラマーは、ITシステムという作品を作り上げていく仕事。ものを作るのが好きな人に向いています。

5.事務職

事務職は会社の利益の直接影響はないものの、会社を経営するうえで欠かせない仕事です。業務の多くがルーティーン作業なので、仕事とじっくり向き合いたい方やコツコツ作業を進めたい方に向いているでしょう。
また、事務職は会社内の多くの人とやり取りをする機会が多いため、コミュニケーション力や相手が求めるものを把握する力も重要。縁の下の力持ちとして、誰かをサポートするのが得意な方向けの仕事です。

6.建設業

建設業では、作業員や現場監督といった仕事のほかに施工管理の仕事があります。
施工管理は、工事の予算や施工、安全面の管理や役所へ届け出る書類の作成、提出など、工事の包括的な管理を行う仕事です。
施工管理には「施工管理技士」という国家資格があります。資格がなくても仕事はできますが、有資格だとそのぶん給与に反映されるようです。未経験で入職し、経験を積みながら資格取得を目指していくと良いでしょう。

フリーターにおすすめの資格はある?

就職するうえでおすすめの資格はありますが、資格の有無が採用に直接関係するとは限りません。資格を取得してから就職活動をするより、先に就職活動をするほうが良いでしょう。フリーター期間をできるだけ短くするためにも、早く動いたほうが有利だからです。
しかし、自分の取りたい資格があったり、就職活動と並行して勉強できたりするのであれば、資格取得を検討してみるのも良いでしょう。

必ずしも就職に直結するとは限らないが、あると有利

基本的には、その仕事に必須の資格というわけでなければ、就職する際に資格の有無が決め手になる可能性は低いでしょう。とはいえ、資格取得には地道な勉強が必要なため、資格を取得していることが努力のアピールになったり、応募者がどんな人物なのかを面接官に伝えたりする効果があります。
「必須ではないが、あると有利に働く可能性がある」と考えると良いでしょう。

フリーターにおすすめの6つの資格

フリーターから就職する際に持っていると良い資格には、簿記や普通自動車免許のほかに以下のようなものが挙げられます。

1.日商簿記検定

日商簿記検定は、経理事務といった仕事に役立ちます。取得していると、経理の仕事の基礎的なことを理解していると判断されるため、事務職への応募に有利に働くでしょう。

2.普通自動車免許

普通自動車免許は、営業職など取引先を周る仕事では必須のところもあり、持っていると職業選びの幅が拡がります。

3.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、マイクロソフト社のワード・エクセル・パワーポイントなどのソフトを使いこなすスキルを計り、証明する資格です。事務職などパソコンスキルを求められる仕事では、スキルを身につけている証明としてアピールになるでしょう。

4.基本情報技術者

ITエンジニアに必要な基礎知識や技能を身につけていることを証明する資格です。
情報処理に関する資格のなかでもっとも基本的なもので、その受験者数は毎年10万人以上といわれています。合格率は25%程度と低く、難易度はやや高め。しかし、IT関連職を目指しているならば、取得しておくと大きなアピールになるでしょう。取得までの勉強期間は半年くらいが目安となります。

5.秘書技能検定

秘書技能検定は、ビジネスマナーや社会人としての一般常識を問う資格です。秘書職を希望する人だけでなく、社会人としての常識を身につけていることを証明するものとして、幅広い需要があります。取得しておくと「社会人としてのマナーを積極的に勉強している」「一般常識は身につけているのではないか」と、企業の採用担当者に好印象を与えられる可能性があるでしょう。
秘書技能検定は3級から1級までありますが、2級までは独学で受験が可能といわれています。

6.宅地建物取引士(宅建)

宅地建物取引士は、宅地や建物の売買や賃借の専門知識があることを証明する資格。
不動産業の事務所規模や事業内容に応じ、置かなければならない人数が法令に基づいて決まっているのが特徴です。このように需要が大きいこともあり、取得していれば不動産関係の企業を志望する際には大きなアピールとなるでしょう。

職業訓練を受けるのもおすすめ

興味があるならば、ハローワークの職業訓練を受けるのもおすすめです。ハローワークの職業訓練では、就職に結びつきやすい講座を展開しているうえ、その後の就職あっせんを行っている場合があります。受講には審査があり、志望動機が重要なカギとなります。希望する場合には、詳細な志望動機を書けるようにしておきましょう。

応募求人の探し方

フリーターの方が正社員の求人を探す際には、仕事選びの軸と応募条件が重要になります。

仕事選びの軸を決める

最初に、自分が仕事において何を重視したいのかを決めます。
労働時間に関することや給与、通勤といった雇用条件面と、仕事内容に関する面を両方考慮する必要があります。

求人の募集要項をチェックする際のポイント

自分に合った求人を見つけるには、それぞれの項目でチェックすべきポイントを押さえるのが不可欠です。

・企業からのメッセージ

この項目には、企業が今後どのような発展を目指しているのかなど、応募者に伝えたいことが書かれています。企業が掲げる理念や目指すものが自分のビジョンと合致しているか、確認しておきましょう。

・業務内容

職務内容では、まず職種名を確認します。
採用に至った場合にどのような流れで仕事を覚えていくのかという内容を明記している企業も。自分が入社した場合にどのような仕事をするのか、イメージしてみてミスマッチがないか考えてみましょう。

・応募条件

応募条件では、必須要件がないかをチェックしましょう。
「未経験可」と書かれている場合には、何が未経験で良いのかを確認。未経験で良いのは業界なのか、職種なのか、あるいは両方未経験でも良いのかなど、自分が対象となるかしっかり確認しましょう。
学歴や資格にも注意。応募条件に「大卒以上」とあれば、高卒の方は応募できません。職種によっては特定の資格が必要になることもあるため、応募前に必ず確認してください。

・勤務地、勤務日、勤務時間

勤務地は、企業の所在地と違う場合があるので、よく確認してください。
勤務日は「週休2日」と書かれていても、「1週間のうち2日休みの日がある」という意味なので、土日が休みとは限りません。毎週土日の休みを希望するなら「完全週休二日制(土日)」といった条件を探しましょう。
また、勤務時間は部署や職種によって違うこともあるので、自分の志望する職種の就業時間をよく確認することも大切です。

・雇用形態

正社員雇用を希望するなら、正社員と明記してあるかをチェックしましょう。また、非正規雇用の場合には「正社員登用制度あり」と書かれているかを見ます。
正社員登用制度で正社員を目指す場合には、その企業がどんな条件を提示しているのか、どのくらいの期間で登用の可能性が生じるのかを面接で確認すると良いでしょう。

・給与

給与額は、「月給15万円~20万円」など、幅を持たせて記載している場合も多いです。手当や残業代についても要確認。年収例が書かれている場合もあるので、自分と照らし合わせて、大体の給与水準を把握しましょう。

フリーターの求人探しの注意点

フリーターが正社員を目指して求人を探す際には、未経験可の求人に着目するのがおすすめ。
しかし、その求人が労働者に無理な働き方を強いる企業、いわゆるブラック企業でないかを見分ける必要があります。

未経験可を選ぶ

まず「未経験可」と書かれた求人を探してみましょう。フリーターとしてどれだけ経験を積んでいても、職歴としては「なし」になります。求人における「経験」とは「職歴」を指していますので、「未経験可=職歴を問わない」と考えてください。
「未経験可」と記載があれば、企業側も未経験者を採用する準備を整えているでしょう。基礎から学べる環境が整っていたり、研修が設けられたりと働きながら経験を積むチャンスが多い求人です。

大手企業は避けたほうが無難

福利厚生が充実した大手企業が気になる方もいるでしょうが、大手企業の競争率は高めであるうえ、応募者に高度なスキルや豊富な経験を求める傾向が高いといえます。フリーターから就職する先としては避けたほうが無難です。
中小企業のほうが、さまざまな募集があり、大企業と比較すると条件に幅を持たせていることが多め。大手企業をチェックするのも良いですが、中小企業の求人にも目を向けてみましょう。

ブラック企業とは

「ブラック企業」に明確な定義はありませんが、厚生労働省では、以下の特徴を持つ企業を「ブラック企業」としています。

    • 1.労働者に長時間の労働や過酷なノルマを課す
    • 2.パワーハラスメントが横行していたり、残業代が支払われなかったりと、コンプライアンス遵守がなされていない
    • 3.1と2の状況のなか、労働者の選別が極端である
    • 詳しくは「ブラック企業のよくある特徴とは」でご確認ください。

ブラック企業の見分け方

ブラック企業かどうか判断する際には、求人で以下のようなものをチェックします。

・業種の平均賃金より明らかに高額

募集している業種の平均賃金に比べ、非常に高額であると感じる場合はブラック企業の可能師が高め。高額な賃金で応募者を集める目的があったり、平均的な業務内容よりも過酷な労働を強いたりする企業の可能性があります。

・募集期間が非常に長い

一般的には、採用が決まれば求人は取り下げられるものですが、募集期間が非常に長い、いつも求人を出しているといった企業は要注意。採用が決まっても、労働状況の過酷さからすぐに人が辞めてしまい、常に人手不足に陥っている可能性があります。

このようなブラック企業の求人に応募してしまわないコツは、視野が狭くならないようにすること。就職に焦っていたり、給与の高さに惑わされてしまったりすると、つい好条件の求人に魅力を感じ、その違和感に気づかないものです。すぐに好条件に飛びつくのではなく、他の企業の求人と見比べ、本当に妥当な求人内容なのかを新調に判断するのが必要といえるでしょう。

履歴書を書こう

選考対策は、履歴書選びから始まっています。まず採用担当者が履歴書を見て、その応募者に会ってみたいと思わせるための工夫が必要だからです。
本項では、履歴書の選び方から基本的な書き方、フリーターの履歴書のポイントまで詳しく解説します。

履歴書の選び方

履歴書にはA4サイズとB5サイズがあり、用途別にはJIS規格、一般用、転職者用、パート・アルバイト用とがあります。自分に合ったものを選ぶのが大切です。
慌てて購入すると、用途の違う履歴書を選んでしまったり、そもそも選択肢が少なく、自分に合ったものが見つからない恐れも。あらかじめ、文房具店などできるだけ多くの種類の履歴書を扱うところでじっくり選びましょう。

・履歴書のサイズ

サイズはA4、B5どちらを使っても構いませんが、A4サイズのほうが書けるスペースが大きいのでおすすめです。

・用途別履歴書の特徴

用途別では、転職者用は職歴欄が大きくなっており、職務経歴書が多くついているのが特徴。自己PR欄は小さめの傾向があるため、職歴の浅い人にはやや不向きです。一般用のものを選びましょう。パート、アルバイト用は、希望シフトを書く欄が設けられているなど、一般の就職活動には使いにくいため、避けたほうが無難です。

履歴書の基本的な書き方

履歴書には、時系列順に記載する、会社名は略さずに書くなど、公的な書類を書く際の細かいルールがあります。まず、履歴書の書き方を押さえておきましょう。

・学歴は中学校入学から書く

学歴欄は、中学校入学から書きます。公立学校なら「〇〇市立△△中学校」、私立学校なら「私立△△中学校」というように略さずに書きましょう。

・高校、大学を中退している場合

学校を中退している場合には、「△△高等学校 入学」の次の行に「△△高等学校 中途退学」と記載します。中退理由を書く場合には「△△高等学校 ~のため中途退学」と同じ行に書くか、次の行に「~のため」と記載しましょう。
経済的理由などやむを得ない事情がある場合には書いても良いですが、もしネガティブな理由であれば、特に記載する必要はありません。

フリーターの履歴書作成のポイン

フリーターは職務経験が少ない傾向があるため、企業へのアピールとして、そのぶん自己PRに力を入れる必要があります。これを踏まえ、履歴書では自己PR欄が大きめのものを使うといった工夫が有効といえます。

・職歴欄にアルバイト経験も記載する

正社員経験がない場合には、職歴にアルバイト歴を記入しましょう。
本来、アルバイトは職歴には入りませんが、これまでどのようなことをしてきたのかを説明するためにも、アルバイトの経験をアピールする必要があるからです。

・自己PR欄が大きめのものを使う

履歴書は自己PR欄が大きめのものを選びましょう。履歴書は、面接で会う前に会ってみたい人かどうかを決める大事な書類。自己PRで会ってみたいかどうかが決まるといっても過言ではありません。自己PRの内容を充実させるためにも、できるだけ自己PR欄が大きめの履歴書を探すのが良いでしょう。

履歴書を作成する際の4つの注意点

ここでは、履歴書を作成する際の注意点を4つご紹介します。しっかり押さえておきましょう。

1.書類を使い回さない

応募先企業別に、1枚ずつ履歴書を作成しましょう。
それぞれ違う企業に応募するので、一つひとつ志望動機や自己PRは異なるはず。複数の企業で使い回すと、内容にずれを感じたり、紙がくたびれていたりすることから、採用担当者はすぐに勘付きます。履歴書の使い回しは、わかるとすぐに不採用となる可能性が高いうえ、その内容も採用担当者の心になかなか響かないものです。
せっかく書いた履歴書がもったいないと思っても、使い回しは避けましょう。

2.修正テープを使わない

履歴書は公的な書類なので、修正テープを使うのは避けましょう。修正テープを使うと、誰が修正したのか分からず、第三者による書類改ざんを疑われるからです。
間違えたときには、定規で丁寧に二重線を引き、上に訂正印を押します。訂正印用の小さな印鑑もありますが、普通の印鑑を使用して構いません。

3.字は丁寧に書く

字を丁寧に書いたのかどうかは見ればわかるものです。なぐり書きのような書き方だと「履歴書のような大事な書類を適当に書いたのではないか」と感じられ、そもそも応募先企業の志望度が低いのではないかと思われてしまいます。
きれいな字を書くのに自信がなかったとしても、字は丁寧に書きましょう。

4.西暦、和暦を統一する

学歴、職歴欄の西暦、和暦はどちらかに統一しましょう。西暦と和暦が混在していると、いつどんなことがあったのか時系列で判断しにくく、見にくい履歴書になってしまいます。統一されていれば、どちらを書いても構いません。
また、生年月日、提出日の年のところも、見落としやすい箇所なので注意しましょう。

志望動機の作り方

志望動機を作るのに必要なのは、企業が志望動機から知りたい点を押さえることと、志望企業について詳しく知ることの2つです。それぞれ詳しくご説明します。

企業が志望動機を聞く目的

企業が応募者に志望動機を聞く目的は、応募者の志望度を確認したり、企業が求めている人材かどうかを見たりする目的があります。

・企業が欲しい人材かどうかを見るため

応募者がその企業に欲しい人材かどうかを見るのが目的の1つです。求人募集をかける段階で、企業は今回の求人でどんな人材が欲しいのかという条件を事前に決めています。その条件に合うかどうかを実際に面接で会って確認するのです。

・応募者の志望度を確認するため

応募者がどのくらい自社を志望しているのかを確認するねらいもあります。志望動機がどんな企業にも当てはまる内容だったり、給与や条件を中心としていたりすれば志望度は低いと判断されるでしょう。

志望動機がない!どうしたらいい?

志望動機がない場合には、まず志望企業の選び方を見直す必要があるでしょう。
志望動機がないのは、その企業と自分の企業選びの軸が合っていない状態といえます。自分の企業選びの軸は明確になっているか、企業の事業内容や今後の展望を理解しているかを振り返ってみましょう。
この2つが自分の中で確立していれば、おのずと志望動機が浮かんでくるはずです。

面接対策は何をしたら良い?

面接対策で大事なのは、主に聞かれる質問の回答を用意しておくことと、面接官の質問意図を知ること。面接の流れを大まかに押さえたうえで、具体的にどのような質問があるのか見ていきましょう。

面接の基本的な流れと注意点

・入室

入室する際のドアのノックは3回です。ノックの回数は間違えてしまいがちなので、注意してください。面接会場に入室したら、「失礼します」と言ったうえで、面接官の指示を待ってから座りましょう。
椅子には背筋を伸ばして、浅く腰かけます。男性は足を肩幅くらいにして、手を軽く握り膝の上に置きましょう。女性は、足を揃えて座り、手は揃えて膝の上に自然な感じで置きます。

・自己紹介

面接官に「自己紹介をしてください」と言われたら、氏名を名乗り、自分のこれまでの経歴を簡潔に説明します。1分くらいを目安にすると良いでしょう。
事前準備せず自己紹介をすると、緊張してしまい自分の力が思うように出せないもの。あらかじめ1分で何をどのように話すか決めておき、練習しておくのをおすすめします。練習の際には、一字一句内容を覚えようとせず、要点だけを覚えておくのがポイントです。

・面接中

面接中、相手の目を見て話しましょう。視線が合わないと、自信のない印象を与えたり、コミュニケーションが取れない人なのでないかという印象を与えてしまったりする恐れがあります。
また、姿勢や声の大きさ、話し方にも注意。姿勢が悪いと後ろ向きな印象になりますし、下を向いていると面接官まで声が届かず「コミュニケーションが苦手」と判断される可能性も。緊張すると早口になりやすいので、落ち着いて回答するよう意識してみてください。

・退室

面接を終えたら、立ち上がって「本日はありがとうございました」と一礼しましょう。ドアの前でも面接官に向き直り、改めて礼をするのがマナーです。

面接の服装・マナー

正社員採用における基本の服装はスーツです。服装は、面接の第一印象を左右する大事な点。面接で良い回答をしても、服装がだらしなければ、普段の業務にもだらしないのではないかという印象を与えてしまいます。清潔感を心がけましょう。

面接に慣れていなかったり、マナーが完璧にできているか不安だったりするときには、まず面接で好印象を与えるポイントを押さえておくと安心です。

・自分から挨拶する

挨拶は相手より先に自分からするほうが好印象。大きな声でハキハキと挨拶すると、感じの良い印象を与えます。

・相手の目を見て話す

話すときには、相手の目を見て話しましょう。視線が合わないと、自信のない印象を与えたり、コミュニケーションが取れない人なのでないかという印象を与えてしまったりする恐れが。

・尊敬語や謙譲語、丁寧語の使い分けに注意

敬語は基本的なマナーなので、社会人として適切に使えることが求められます。明確に使い分けができていると、社会人としての基本がある程度できているという評価にも繋がります。

面接でどうしても緊張してしまうときには

面接でどうしても緊張がほぐれないときには、呼吸に意識を向けるなど工夫してみましょう。

・呼吸を深くする

人は、緊張すると呼吸が浅くなってしまいがち。普段、呼吸を意識することは少ないという方も、緊張して仕方ないときには、呼吸に意識を向けてみましょう。
深い呼吸をすると、体の力が抜けて少し緊張がほぐれるので、試してみてください。

・自分に自信を持つ

選考対策は、真剣であればあるほど、いくらやっても足りないと感じるもの。いざ本番を迎えたときには、これまでやってきた努力を振り返って「これだけ頑張ったから大丈夫」と自分に自信を持つのが大事です。

質問の意図と対策を知る

面接官は、質問内容から「自社とのマッチ度」「応募者の将来性」「長く働けるかどうか」を確認しています。

応募者自社のマッチ度が低ければ、採用しても思うように活躍できず、早期退職の可能性が高まります。採用活動には大きなコストがかかっているため、面接で伺える応募者の人柄や志望動機などの内容から、自社で能力を発揮してくれそうかどうかを見ています。
また、正社員として採用する以上、将来的には会社を担う人材になってもらいたいと考えるのが会社の本音。将来性はあるか、長く働けるかといった点も重視されていると理解しておきましょう。

面接で主に聞かれる質問

面接で主に聞かれる質問については、以下のようなものがあります。

・どうしてフリーターをしていたのか

この質問を通じて、面接官は「応募者がどのような人物なのか」を知りたいと考えています。
「すぐに就職しなかったのは、働く意欲が低かったのではないか」と考える採用担当者もいる可能性があるので、ネガティブな印象をできるだけ払拭しておくのがポイントです。
たとえば、目標があったから、スキルアップしたかったからなど、前向きな理由を答えると良いでしょう。フリーターをしていた理由がネガティブな場合は、応募する段階までに自分の気持ちがどう変化していったのかについて説明し、最後はポジティブな印象につなげるのがコツです。
フリーターをしていた理由がネガティブなものだからと、嘘をつくのは避けましょう。嘘をつくと、面接官に違和感を与える可能性があるうえ、わかったときには不採用になってしまいます。
あくまで事実を正直に伝えながら、できるだけ印象を良くするよう心がけましょう。

・アルバイトではどんな仕事をしていたのか

アルバイトという仕事経験から何を学び、今後の仕事にどう活かすのかについて聞く質問です。正社員として活かせそうな能力をアピールすると良いでしょう。

・なぜ正社員を目指そうと思ったのか

面接官はこの質問を通じて、フリーター生活から正社員に切り替えようと思ったきっかけは何か、どのような心境、状況の変化があったのかについて聞きたいと考えています。
「安定した収入が得たいから」など、処遇や雇用条件を理由にするのは避けたほうが無難。あくまで雇用条件は行った仕事に対する対価であり、その理由では面接官に「自社でなくても良いのでは」という印象を与えてしまいます。
回答のポイントは、正社員の仕事を通じて学べるもの、フリーターの仕事では得られず、正社員の仕事で得られるものといった、仕事内容についての返答にすることです。

・強み、弱み

「あなたの強み、弱みはなんですか」と聞かれたら、初めに「私の強みは〇〇です。なぜなら~」と最初に言い切ってから説明に入ります。
強みを聞く目的は2つ。自分の長所をどのように業務に活かせると考えているのかを知るためと、自分のことを客観的に見られているかどうかを知るためです。自分の長所と、業務内容を結びつけましょう。
弱みを聞く目的は、自分の短所を謙虚に顧みられているかという点と、短所を踏まえて業務ではどのような改善を心がけたいと考えているのかの2点を知るため。採用担当者は、応募者の欠点を把握したいというより、むしろ自分の弱みに対してどのように向き合おうとしているのかを知りたいと考えています。困難があっても、物事を前向きにとらえられる姿勢が求められているといえるでしょう。
弱みを正直に書いたうえで、どのように対策をし、どう改善しようとしているのかを説明してください。

・志望動機

「弊社の志望動機を教えてください」と聞かれたら、抽象的な表現は避けて、その企業ならではの理由から導き出した志望動機を伝えましょう。仕事に対する意欲をアピールするためにも、入社後のビジョンやキャリアについて述べるのもおすすめです。また、「◯◯のアルバイトで培った◯◯スキルは、御社の◯◯業務で活用できると考えています」のように、アルバイト経験と仕事を結びつけることも忘れずに。

・なぜ正社員になりたいか

なぜフリーターではなく正社員になろうと思ったのかという質問です。正社員として責任の重い仕事をする覚悟ができているかなど、正社員として働く意欲や責任感を確かめるのが目的。

・これまでに失敗したこと

これまでどんな挫折を経験し、どう乗り越えてきたのかの質問です。この質問からは、課題や弱みを乗り越える力を持っているか、成長性はあるかをチェックされます。
マイナスイメージを与えたくないから、と「失敗したことはない」と回答するのは避けるべき。また、単に失敗したことだけを伝えるのも、質問の意図からズレてしまうので適切ではありません。
失敗した内容とその原因、具体的な解決方法、その失敗から学んだことを、順序立てて説明してください。

・逆質問

「何か質問はありますか」と面接官から応募者に聞くことで、応募者の意欲を確認しています。
「入社までに備えておくスキルはありますか?」「御社で活躍する方に共通点はありますか?」など、仕事に対して意欲的な回答が望ましいでしょう。

就職活動がうまくいかない…他のやり方は?

正社員での就職を目指して就活をしているのにうまく行かない場合には、派遣の仕事を検討してみるなど、他のやり方もあります。どのようなやり方があるか、参考にしてみてください。

紹介予定派遣

派遣会社に登録して、紹介予定派遣の仕事を紹介してもらう方法です。
紹介予定派遣とは、応募者は最初は派遣社員として企業で働き、企業が一定期間働きぶりを見たのちに双方の同意のもと直接雇用する方法。「紹介予定」との名称のとおり、最初から直接雇用を前提としているので、正社員を目指しやすいのが特徴です。

専門的なスキルを習得(ITなど)

学校に通う、独学といった方法で、何らかの専門的スキルを身につけてから改めて就活するやり方です。たとえばITといったスキルは需要が高いので、身につけると就職先の選択肢が大きく広がる可能性があります。スキルを学ぶ期間、就職が決まる時期は遅くなってしまいますが、専門的で就職に活かせるスキルであればチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。

期間限定(期間工など)で働き、社会人力を身につける

社会人として働くのに自信がない、いきなり正社員として働くのは抵抗があるといった場合、まずは期間限定の仕事で徐々に慣らしていくのも良いでしょう。
期間限定の仕事なら、辞められないといったプレッシャーをあまり感じることなく、働くことを通じて社会人としての基本的なマナーやスキルを身につけていくことができます。

今の職場で正社員になる

非正規で働くスタッフに向けて正社員登用制度を設ける企業もあります。
ただし、無条件で正社員になれるわけではなく、一定以上の勤続年数や社員からの推薦、特定資格の取得、試験の合格など正社員になるための基準があらかじめ定められているのが一般的。さらに、制度自体は存在しても実際に運用されていない例もあるようなので、制度を利用する場合は詳細を調べておきましょう。

また、その企業の中途採用に応募するのも1つの手。
中途採用の応募基準さえ満たしていれば、求人に応募できます。企業理解や業務熟練度といった観点から有利になる可能性もあるでしょう。

正社員の内定をもらったら

正社員の内定をもらったあとも、入職までに不安を感じることは多いもの。内定をもらってから入職までの流れを確認しておきましょう。

応募先企業に入社意思を伝えよう

内定後、まずは応募先企業の人事担当者に入社意思を伝えます。応募者側は「内定をもらったんだから入社するもの」と思っていても、企業側は、応募者が複数内定をもらっていて自社に入社しない場合も考えているからです。応募者の入社意思がはっきり確認できなければ、入社の手続きを進められないため迷惑をかける可能性も。内定連絡を受けたあとは、早めに入社意思を伝えるようにしましょう。
入社意思は、電話で伝えます。メールより電話のほうが確実・迅速に伝わるためです。電話する際には、まず氏名を名乗り、人事担当の方につないでもらったのち、内定へのお礼と入社意思を伝えます。

バイトを辞める際の注意点

バイトを辞める際には、就職が決まった報告と挨拶を忘れないようにしてください。
退職時の挨拶のときや、退職に関する書類の提出、貸与されていた制服を返しに行くときなどに、お菓子を持っていくのもおすすめです。上司や同僚に今までお世話になった感謝を忘れず、業務は最後の引き継ぎまでしっかり行ったうえで、円満な退職を心がけましょう。

入社前に準備するもの

入社前に準備するものは、以下のとおりです。

・スーツ

スーツは、就活で使ったものに加え、夏用、冬用に1着ずつ買い足すと良いでしょう。
入社して間もないころは、個性的なデザインは避け、色も黒か紺色とベーシックなものを選ぶのをおすすめします。

・ブラウス、ワイシャツ

ブラウス、ワイシャツは、1週間ぶんで5枚は準備しておくと安心です。入社時には、スタンダードな白いシャツを選ぶのをおすすめします。

・ネクタイ

ネクタイは、2~3本用意して使い回すと良いでしょう。毎日換えるのが基本です。
あまり派手なものは避け、紺色などのベーシックな色合いを選ぶと、清潔感もありおすすめです。

・革靴、パンプス

革靴は同じものを履き続けると傷みが早く、持ちがよくありません。毎日革靴を履く場合は、3足は用意して、毎日取り替えながら履きましょう。
また、靴は入社初日におろすと、靴擦れしてしまうことも。入社前に履いてある程度歩き、足に慣らしておくと安心です。

・ストッキング

ストッキングは肌色に合ったものを選びます。黒のストッキングは一般的にお葬式の際に履くものとされているので避けてください。伝線したときのために、予備を1枚かばんに入れておくと良いでしょう。

・名刺入れ

自分の名刺を持つ前でも、業務相手から名刺をもらうことがあるので、名刺入れを準備しておきましょう。名刺入れは他の人の目に触れるものなので、ベーシックなデザインが無難です。

・腕時計

文字盤が見やすい腕時計を1本用意しておきます。高価なものである必要はないので、就活に使ったものがあれなそれでも構いません。
企業や職種によっては、入社後に使用する腕時計についての指定があることも。その際には企業の指定に従いましょう。

・印鑑

持っている印鑑の状態を確認しておきましょう。欠けはないか、朱肉は使えるかなどをチェックします。また、印鑑は社内で使うことも多いもの。印鑑は銀行印、実印、認印があります。必要に応じて新しく作っても良いでしょう。

・かばん

就活で使用したものをそのまま使っても構いません。もし新調する場合、入社前には実用的でスタンダードなビジネスバッグを選ぶのをおすすめします。黒や紺色だと合わせやすいでしょう。

・手帳やメモ帳、文房具

入社して最初の頃は覚えることが多く、筆記用具とメモ帳は必携です。社外の方や会議中に使用することも考えて、キャラクターものなど個性的なデザインのものは避けたほうが無難。また、付箋も使用頻度が高いので、1つ用意しておくと良いでしょう。
また、仕事のスケジュール管理のためには手帳があると便利。日にちごとに記入するもの、週ごとに記入するものなどさまざまな種類があるので、使いやすいものを探してみましょう。

就活に疲れたら…

就活は忙しい毎日になることが多いうえ、不採用が続いて不安になったり、肉体的疲労が溜まったりして、疲れを感じることも多いです。そのようなときの対処法について以下にまとめました。

休む

まずは、少し休憩してみましょう。
フリーター期間が長引くのではないかという焦りを感じるかもしれませんが、焦って活動してもやる気が空回りしてしまい、うまくいかないことも。自信を失ったり、やる気を失ったりしてしまう前に少し休憩すると、また就活を頑張ろうという元気が湧いてくることがあるものです。

誰かと話す

1人で悩まず、誰かと話すのも効果的です。気分転換になるうえ、自分とは違う見方、捉え方を知るきっかけにもなるでしょう。

オフの日を作る

1日でも早く就職を決めたい、良いところに就職を決めたいと焦るかもしれませんが、強い焦りを感じると思うように行動できなくなるときがあります。そんな日には、あえて就活のことを考えないオフの日を作ってみましょう。一度頭を切り替えると、気持ちがすっきりして、焦りや不安がリセットされることがあります。

1人での就活に自信がなければ就職相談してみよう

1人で就活を進めるのも良いですが、「わからないことや不安なことがたくさんあって就活がなかなか進まない」「就活を誰かにバックアップして欲しい」と感じたら、就職相談してみるのがおすすめ。この項では、就職相談をするメリットや主な就職支援サービスについてご紹介します

就職相談をするメリット

就職相談をするメリットとしては、不安感が払拭できたり、就活の効率が上がったりという効果が期待できることがあります。

・1人での就活の不安感を払拭できる

1人の就活では、わからないことがあったり、不安があったりしても、相談することができずにいる場合もあるでしょう。そんなときにプロに相談できれば、不安感を払拭できます。

・効率の良い就活ができる

就職相談では、求人紹介や書類作成の指導など、就活をサポートしてもらえるのが大きなメリット。プロの助けを借りることで、自分で求人を探したり、悩んだりする時間が減り、結果として就活の効率が上がります。

・就活のプロからのアドバイスがもらえる

応募書類の添削や、面接対策など、自分ひとりではなかなか難しいもの。
就職支援サービスでは、就活のプロからのアドバイスが受けられるので、応募書類の内容をブラッシュアップできたり、面接に自信を持って臨んだりできます。

主な就職支援サービス

主な就職支援サービスには、公的機関であるハローワークやジョブカフェ、民間企業のサービスである就職エージェントがあります。以下、それぞれの特徴についてご説明します。

・ハローワーク

ハローワークはさまざまな地域に所在しており、気軽に利用できるのがメリット。
また、ハローワークごとに管轄地域が決まっており、その地域の求人を多く扱っているのも特徴です。地元での仕事を探したい人に適しているといえるでしょう。
ハローワークの詳細については、後に詳述します。

・ジョブカフェ

ジョブカフェは、主に若年層向けのサービスであるのが特徴。就職活動のスタートから就業まで、1ヵ所でサポートを受けられるのが特徴です。具体的には、仕事に関する情報提供、適職・適性診断、カウンセリング、各種セミナーの実施、職場体験(インターンシップ)、職業紹介などのサービスなどを行っています。

・就職エージェント

就職エージェントは、民間企業の人材紹介サービスです。若年層特化型やキャリア重視型、業界特化型など、企業によって特徴がある点がポイント。
担当スタッフの専任制や選考日程の代行調整なども実施しているので、ハローワークより親密なサポートが期待できるでしょう。

ハローワークはどう利用したらいい?

ハローワークを初めて利用する前に、ハローワークではどのようなことができるのか、求人に応募するまでにどんな流れがあるかを把握しましょう。

ハローワークの概要

ハローワークは正式名称を「公共職業安定所」といい、厚生労働省が管轄する施設。
職業紹介を始めとして、求職に関わるさまざまなサービスを受けられるのが特徴です。

ハローワークでできること

ハローワークの主な業務は、職業紹介・雇用保険・雇用対策です。
職業紹介では、企業から預かった求人を求職者に紹介します。全体の求人数の多さに加え、管轄地域の求人を多く取り扱っているのが特徴です。求人を探す際には、ハローワークの職員と相談しながら探すこともできます。
雇用保険関係では、企業を退職した人に対し、雇用保険の受給手続きを行っています。
雇用対策では、応募書類の書き方や面接のポイントなどのセミナーを行っていたり、求職者に向けて企業の合同説明会を開催したりと、企業と応募者をつなげる活動や選考対策を行っています。

ハローワークでの求職の流れ

ハローワークで求人を探し、応募するまでの流れは以下のとおりです。

・利用者登録

まず、求職申込書を記入し、ハローワーク受付票を受け取ります。
受付票にはそれぞれの求人番号が記載されており、求人情報の検索に必要なため、ハローワーク利用の際には毎回持参しましょう。自宅にインターネット環境があれば、仮登録をして利用者登録の時間短縮もできます。

・求人を探す

施設内のパソコンで求人を検索します。自宅でも検索することができるので、いつでも求人をチェックできるのが魅力です。
また、自分でどのような求人が合っているのかわからなければ、職員に相談しながら一緒に探すこともできます。

・ハローワークを通じて求人に応募する

応募したい求人が決まったら、職員に求人申し込みを行います。職員は、企業に応募連絡をし、面接日程の調整をしたのちに、紹介状を発行してくれます。
その後、応募者が企業に応募書類を郵送します。その際にはハローワークで発行された紹介状を忘れずに同封しましょう。
求人内容について、応募先企業に聞きたいことがある場合には、ハローワークの職員を通じて聞けるので安心です。

わかものハローワーク

ハローワークは全年齢対象ですが、なかには「わかものハローワーク」といった45歳未満までを対象とした施設があります。
担当の就職支援ナビゲーターが、正社員として就職するための支援プランを個別に作成してくれるうえ、就職にまつわる相談やアドバイス、求人紹介を行ってくれます。
また、自分に適した職業がわかる適性検査や、自己分析のやり方などのセミナーが開催されており、就職を全面的にバックアップしてくれるのが特徴です。

ジョブカフェってどんなところ?

ジョブカフェは、都道府県で管轄している公的な就職支援サービスです。地域のハローワークと提携して求人紹介を行っています。

ジョブカフェの特徴は、若年層に特化したサービスを行っていること。そのため、若年層向けの求人を多く取り揃えていたり、適職診断や自己分析など、就職活動を全面的にバックアップするサービスを行っています。
ハローワークが基本的に全年齢対象である一方で、ジョブカフェは若年層と対象者が決まっているのが一番の違いであるといえるでしょう。

就職エージェントってどんなところ?

就職エージェントは、民間企業で経営する就職支援サービスであり、企業ごとに個性があるのが特徴。大手企業と中小企業、総合型と特化型で「どんな求人を扱っているか」「どんな求職者を対象にしているか」が異なります。

・大手と中小エージェントの違い

大手企業が運営する就職エージェントは、その企業規模を活かして、大量の求人数を所持しているのが強み。求人数が多いので、求人案件の種類が豊富です。さまざまな仕事の求人を見てみたいという人に向いているでしょう。
また、企業向けのキャリアアドバイザーと求職者向けのキャリアアドバイザーが分業されていて、求職者への紹介の流れがスピーディーであるのも特徴です。
一方、中小エージェントは業界や対象者を絞っている特化型である場合が多いです。特化型であることから、特定の業界に関する知識が豊富だったり、その業界に関する優良求人を持っていたりする場合があります。
もう1つの特徴は、キャリアアドバイザーが企業向けと求職者向けとどちらも兼ねている場合が多いこと。キャリアアドバイザーは、企業に取材をして得た情報を直接自分が担当する求職者に伝えられるので、求職者はより詳細な企業情報を得られるでしょう。
また、1人の求職者に対して同じキャリアアドバイザーが一貫して対応することが多いので、きめ細やかなサービスが受けられるのも魅力です

・総合型と特化型

就職エージェントには総合型エージェントと特化型エージェントがあります。
総合型エージェントとは、さまざまな業界、職種の求人を幅広く扱っているエージェント。その求人数のボリュームから、大手企業に多い傾向があります。
一方、特化型エージェントとは、特定の業界、職種に絞って求人紹介を行っているエージェントを指します。IT業界専門、介護業界専門など特定の分野に特化しているため業界の事情に詳しく、その業界を志望している人にとっては、頼りになる存在といえるでしょう。特化型は、中小企業のエージェントに多い傾向があります

・ターゲット層の違い

主にどのような求職者に求人を紹介するのかの違いです。
大きく分けると、社会人経験が豊富な人向けのエージェントと、新卒、第二新卒やフリーターといった社会人経験が比較的少ない人向けのエージェントの2つに分かれるでしょう。
社会人経験が豊富なベテランの求職者は、即戦力や部署のリーダーとして活躍してくれる人材を求めている企業に需要があります。一方、社会人経験が比較的少ない求職者は、企業の未来を担ってくれる、これから育てていきたい人材を求めている企業に需要があります。
就職エージェントは、それぞれの需要に合わせて企業と求職者をマッチングさせるのです。

就職エージェントを使うメリット

就職エージェントを使うメリットとしては、キャリアアドバイザーによるカウンセリングや、非公開求人の所有といったものが挙げられます。
民間企業なので、ハローワークに比べて企業間のつながりが強いことが特徴。非公開求人も、エージェントならではの求人といえるでしょう。また、専任制やチーム制でサポートを行うエージェントが多いため、ハローワークより手厚い支援が期待できるのも、エージェントのメリットです。

自分の年齢や立場に合ったエージェントを選ぶのがおすすめ

上記でご説明したように、求職者の年齢や立場など、エージェントによってサービスを提供する対象は異なります。そのため、自分の年齢や立場に合ったエージェントを選ぶのが自分に合った求人を紹介してもらえるコツです。
もし、あらかじめ希望業界があれば、その業界に特化しているエージェントがないかを探してみても良いでしょう。

就職エージェントに相談する際の注意点

就職エージェントに相談するときには、担当のキャリアアドバイザーに「自分はどんな仕事、働き方を希望しているのか」をしっかり伝えるのがポイント。せっかくエージェントに相談したのに、遠慮して条件を甘くしてしまっては、望む就職は叶いません。ミスマッチを起こさないためにも、希望条件は給与額や休日までしっかり伝えましょう。
どんなエージェントを使うべきか悩んでいるなら、ハタラクティブを利用してみませんか?
ハタラクティブは若年層向けの就職エージェント。ニートやフリーターの就職支援を実施しています。
ご相談をうけたあと、ご希望や適性に合う求人をご紹介。扱う企業はスタッフが事前に訪問調査を行っているので、実際のオフィスの雰囲気や勤務環境などもお伝えできます。
応募先が決まれば、企業ごとに書類・面接対策を行いましょう。
これまでの就職相談実績は60,000件超。豊富な経験と専任アドバイザーによる手厚いサポートで、あなたの就職を内定までしっかりと支援いたします。お気軽にお問い合わせください

フリーターの就職に関するお悩みQ&A

フリーターから正社員就職を始めるにあたり、想定される質問とその回答をまとめました。

就活の始め方が分かりません

本稿の「フリーター就職成功のポイント」「フリーターの就活のすすめ方」で解説したように、まず初めに、自分はなぜ正社員になりたいかを明確にすることが大切。最初に就活の軸を定めることで、求人を選ぶ際に自分の希望がブレなくなります。それから、必要なアイテムを揃えたり、求人探しをしたりと、一歩一歩進んでいきましょう。どんな仕事があるのか分からなければ、まずいろいろな求人を見てみるのもおすすめです。

自分に向いてる仕事で悩んでいます

自分の向き不向きといった適性は、じっと考えていてもなかなか見えてこないもの。どうしても分からず思うように動けないときには、自分の気になった求人にまずは応募してみるのも手です。また、周囲の人や就活のプロといった第三者に相談してみるのも良いでしょう。
本稿の「やりたい仕事がわからないときには?」「どんな仕事を選べば良いか分からないときは?」もご参考ください。

なかなか書類通過しないのはなぜ?

履歴書がなかなか通過しないのには、履歴書の基本的な書き方ができていない、企業の採用基準に達していない、説得力のある志望動機が書けていないなどの原因が考えられます。自分がどれにあたるのか考えてみましょう。第三者に1度履歴書を添削してもらうのもおすすめです。
また「履歴書の基本的な書き方」「履歴書を作成する際の4つの注意点」でご紹介した内容は、履歴書を作成するうえで必ず押さえておいてください。

面接でいつも落とされてしまいます…

面接で落ちてしまう原因は、志望動機や自己PRのなどの準備不足に加え、面接の基本的なマナーが守れていない、話の要領を得ない、暗い、清潔感に欠けるといった印象が良くないなどが挙げられるでしょう。また、面接が複数回ある場合は、どの段階で不採用となったかで理由が異なります。不採用になった場合にはその面接を必ず振り返り、どこが悪かったのかを自分なりに分析してみてください。

ブラック企業が怖くて、就活に踏み出せません

ブラック企業の求人に応募するのを避けるには、本稿の「ブラック企業とは」でご紹介した内容をもとに、求人を注意深く見てみてください。さまざまな企業の求人と比較しつつ、焦らず冷静に判断するのを心がければ、ブラック企業を回避できるはずです。また、自分で求人を選ぶのに不安があれば、就職エージェントなど、あらかじめ求人を厳選しているところに相談してみるのをおすすめします。

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