フリーターからの就職は難しい?女性は厳しい?就活方法やおすすめの職種!

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このページのまとめ

  • ・フリーターから就職することは可能だが、年齢により難易度が変わる傾向がある
  • ・フリーターが就職しない場合、病気やケガで働けないと収入がなくなるリスクがある
  • ・フリーターが就職するメリットは、「雇用が安定する」「社会的信用が得られる」など
  • ・フリーターが正社員を目指すなら、できるだけ年齢が若いうちに行動するのがおすすめ
  • ・就活がうまくいかないフリーターは、就職支援サービスを活用しよう

フリーターのなかには、一度も就職したことがなかったりブランクが長かったりして、就職を躊躇っている人も多いのではないでしょうか。しかし、フリーターのままでいるリスクは年齢とともに増えるのが現実です。このコラムでは、フリーターの就職事情や就活方法を網羅的にご紹介。「フリーターからの就職は難しい」と感じている方や、「就職サイトやエージェントの活用方法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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フリーターとは?

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フリーターとは、「15歳から34歳までの若年者で、正社員就職ではなくパート・アルバイトで生計を立てている人」を指すのが一般的です。明確な定義はありませんが、厚生労働省の「若年者雇用に関する参考資料(p15)」では、前述の条件に加えて「完全失業者のうち探している仕事の形態がパート・アルバイトの者」もフリーターに含まれるとしています。

フリーターの定義

厚生労働省の同資料に記載されたフリーターの定義を詳しく見ると、フリーターは「15歳~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち以下の者の合計」とされています。「以下の者」に該当する項目は次の3つです。

1.雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2.完全失業者のうち、探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3.非労働力人口で、家事も通学もしていない者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者

なお、35歳~55歳未満で上記の項目に該当する人は、15歳~34歳というフリーターの定義に当てはまらないため、便宜上「高齢フリーター」と呼ばれることもあります。

フリーターの人口

総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要(p14)」によると、2020年度のフリーター人口は、全体で136万人でした。

shukatsu_若年層の「パート・アルバイト及びその希望者」数の推移の図表

引用:総務省統計局 「労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要(p14)

2019年度のフリーター人口が全体で138万人、2018年度は143万人となっていることから、フリーター人口は年々減少傾向にあることが分かります。

ニートとフリーターの違い

ニートとは、「15歳~34歳の非労働力人口(アルバイトも就職もしていない人口)のうち、通学も家事もしていない者」を指すのが一般的です。フリーターは、ニートと区別されていますが、その違いは「働く意思」でしょう。無職のニートであってもアルバイトとして就業する意思があればフリーターに分けられることもあります。

アルバイトとフリーターの違い

アルバイトとは短時間勤務で働くアルバイト従業員の総称です。フリーターは15~34歳の若者を指すのが一般的であるのに対し、アルバイトは年齢に関係なく使われています。アルバイトもフリーターも法律用語ではないため、区別する必要はありませんが、一つの知識として覚えておくと良いでしょう。

参照元
厚生労働省
若年者雇用に関する参考資料
総務省統計局
労働力調査(詳細集計)2020年(令和2年)平均結果の概要

フリーターから正社員就職するのは難しい?

フリーターから正社員就職するのは難しい?の画像

フリーターから正社員就職するのは簡単ではないものの、決して不可能ではありません。とはいえ、企業はフリーターに対し、マイナスの印象を持っている場合があるのも事実です。また、年齢や性別によって就職難易度や正社員移行率は変わる傾向があるので、以下で詳しく確認しましょう。

フリーターはすぐに辞めてしまう印象がある

「フリーターの就職が難しい」という印象があるのは、以下に挙げたような企業側が持つフリーターのマイナスイメージが要因の一つとなっている可能性があります。

採用してもすぐに辞めてしまうのではないか
アルバイト気分で入社してしまうのではないか
難しい業務をきちんと覚えられるだろうか
責任のある仕事を任せて大丈夫だろうか

上記のようなイメージから、フリーターの採用に慎重になる企業は少なくありません。

年齢が上がるほど難しくなる傾向がある

フリーターから正社員就職する場合、年齢が上がるほど難しくなる傾向があります。そのため、フリーターが就職を成功させる鍵は年齢といっても過言ではありません。今はフリーターを続けたいという人も、将来的に正社員就職を望む場合は、アルバイト生活を続けるのは20代までとしたほうが無難でしょう。

年齢別・男女別のフリーターの正社員移行率

独立行政法人労働政策研究・研修機構の「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状3(p78)」では、年齢別・男女別にフリーターの正社員移行率を記載しています。調査が行われた2017年の正社員移行率は以下のとおりでした。

  男性 女性
20~24歳 38.4% 32.7%
25~29歳 40.1% 25.5%
30~34歳 34.3% 18.1%
35~39歳 29.8% 15.5%
40~44歳 27.1% 15.6%


引用元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状3(p78)

男女別に見ると、女性よりも男性のほうが正社員移行率が高いものの、総じて年齢が若いほうがフリーターから正社員就職する人の割合が高くなっています。このことから、性別にかかわらず年齢が若いうちに正社員になろうと考える人が多いといえるでしょう。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状3

【フリーターの悩み】就職しなくて大丈夫?

フリーターのまま就職しない理由は人それぞれ。「このまま就職しなくて大丈夫?」「本当は就職したほうが良いのかも…」と不安を感じている方は少なくありません。

就職しないフリーターによくある悩み

就職しないフリーターによくある悩みは以下のとおりです。

「今はフリーター生活を手放したくない」
「会社を退職したが、転職活動がうまくいかなかった」
「一度就職に失敗したので就活自体に不安がある」
「貯金をしたいが、アルバイト収入だけでは難しいと感じている」
「就職せずフリーターを続けるのは将来が不安」
「就職するとプライベートがなくなりそうなのが不安」
「正社員との差がどんどん広がっていくのが心配」
「正社員になって責任のある仕事に就く自信がない」
「家族から定職に就くように促されて困っている」
「周りが就職して自分だけ取り残された気分になる」
「結婚を考えたときにフリーターのままだと不安」

フリーターを続ける人には、一度就活や転職活動を経験してうまくいかなかったことが原因で、就職にネガティブなイメージを持つ人も多いようです。また、就職したい気持ちがありつつも、充実したフリーター生活を手放したくない、正社員になることによる変化に対応できるか不安といった人も少なくありません。

不安ならフリーターの就職体験談を参考にしよう

就職に対してネガティブなイメージを持つフリーターの方は、すでに正社員就職している人の就活体験談を参考にしてみてはいかがでしょうか。

Oさん(24歳/女性)の体験談

Oさん(24歳/女性)の体験談のプロフィール画像

【飲食店のアルバイトからヘルスコーディネーターへ】

「ダンサーを目指してフリーターをしていましたが、アルバイトとの両立は大変でした」と語るOさん。大卒の同世代の友人が次々と働き始めたのをきっかけに、「自分も変わろう」と就職を決意したそうです。「ダンスを辞めるのではなく趣味に」と気持ちを切り替え、前向きに就職活動に専念したことで、無事に第一志望への内定を獲得しました。

Oさんの体験談:
ダンスとバイト漬けの生活。気づいたら同い年の人たちがみんな働いていた

Yさん(26歳/男性)の体験談

Yさん(26歳/男性)の体験談のプロフィール画像

【飲食店の接客・調理スタッフからネットワークエンジニアへ】

大学卒業後にカフェで接客・調理スタッフとしてフリーターをしていたYさん。一度IT業界への就職を目指したものの、ハードルの高さにあきらめてしまった」と悔しい経験をしたようです。その後、漠然と「そろそろ就職したい」と就職エージェントに登録。IT関連の本を読んだりアドバイザーと面接対策をしたりしながら不安を乗り越え、念願のITエンジニアへの一歩を踏み出しました。

Yさんの体験談:
エンジニアとして就職!社会人未経験から内定までの道のりとは

Oさん、Yさんをはじめ、フリーターから正社員就職に成功した方のインタビュー記事は「フリーターから正社員へ 体験談」でもご紹介しています。フリーターならではの悩みを持つ方の成功体験談は、就活を考えるヒントになるはずです。

フリーターと正社員就職した人の違い

フリーターと正社員就職した人との違いで押さえておきたいポイントをまとめました。就職するメリットが知りたい方は、ここでしっかりチェックしましょう。

収入面の違い

フリーターと正社員では、収入面の差が大きいのが特徴です。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査の概況」を基に、男女別、雇用形態別の賃金をまとめたのでご覧ください。

                                                                                                                                                          
  全体 男性 女性
正社員 非正規 正社員 非正規 正社員 非正規
全体 324.2 214.8 350.7 240.2 269.2 193.3
20~24歳 215.4 183.4 217.3 187.8 213.3 179.7
25~29歳 249.6 202.4 256.2 210.0 239.5 196.5
30~34歳 282.8 207.2 294.6 222.6 258.1 195.1
35~39歳 316.3 214.3 334.7 235.3 272.9 200.6
40~44歳 343.5 211.9 367.6 240.6 286.5 196.6

※単位は千円
引用:厚生労働省 「令和2年賃金構造基本統計調査の概況 雇用形態別

データによると、正社員・正職員の平均賃金は男性35万700円、女性26万9200円(全体平均は32万4200円)でした。一方、フリーターを含む非正規社員(正社員・正職員以外)の平均賃金は、男性24万200円、女性19万3300円(全体平均は21万4800円)となっており、正社員とフリーターには月に10万円以上もの賃金差が生じていることが分かります。

また、非正規社員の平均賃金は、年齢による変化がほとんど見られません。このことから、フリーターが収入アップを考えるなら、正社員就職するのが有効と考えられるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査の概況

社会的信用度の違い

正社員として就職した人は社会的信用度が高く、フリーターは低いのが特徴です。社会的信用があることで、クレジットカードやローンの申請が通りやすいため、結婚や子育てを意識する場合は大事な要素となってくるでしょう。

スキルアップやキャリアアップに関する違い

正社員として就職した人には、スキルや経験に応じた仕事を任せられるため、スキルアップしやすい環境が整備されています。必要に応じて研修やOJTなどの教育を受けることも可能です。対してフリーターは、勤続年数に関わらず、特別なスキルを必要としない仕事を任せられるため、スキルアップを図るのは難しいでしょう。また、正社員はフリーターとは違い、努力次第でキャリアアップを叶えることも可能です。キャリアを積めば、収入も上がっていくでしょう。

待遇面の違い

正社員とフリーターでは、正社員就職した人のほうが待遇面が充実している傾向があります。下記は、正社員とフリーター(パート・アルバイト)に加えて、契約社員と一般派遣の待遇を一覧にした表です。それぞれの雇用形態の特徴をチェックしてみましょう。

待遇面の違いの図表

福利厚生(保険・年金)

正社員就職した場合、会社によって多彩な福利厚生が用意されています。代表的なものでは健康保険や年金といった社会保険、住宅手当や役職手当などの各種手当、子育てや資格取得に関する支援制度など。病気やケガで働けなくなった場合の手当や保障が手厚いのも特徴です。一方フリーターは、福利厚生の対象外(または一部制限)になることがあります。

昇給、ボーナス

会社によっては、正社員として就職すれば、昇給やボーナスといった収入面の利点があります。フリーターは、基本的に昇給やボーナスの対象外となる場合が多いため、収入アップは叶いにくいでしょう。

有給休暇

一定の条件を満たしていれば、正社員でもフリーターでも就職後半年ほどで、勤務日数や時間に応じた日数の有給休暇が付与されます。自分の有給休暇の日数が知りたい場合は、厚生労働省の「有給休暇ハンドブック」を参考にしてみてください。

転勤、残業

正社員として就職した場合、転勤を命じられることがありますが、フリーターの場合はその可能性がありません。残業に関しては、正社員もフリーターも行うことがありますが、基本的には自分で判断して決められます。

雇用の安定性

正社員は、就職する際に会社と雇用期間の定めのない無期雇用契約を結ぶため、会社が倒産するなど、よほどのことがない限り解雇される心配はありません。有期雇用契約のフリーターよりも仕事を失うリスクが少ないため、長期的に働きやすいといえるでしょう。

就職せずフリーターのままでいる4つのメリット

就職せずフリーターのままでいる4つのメリットの画像

就職せずフリーターのままでいるメリットには、「シフトを自由に組みやすい」「業務上の責任が少ない」などがあります。現状に少しでも不安や疑問を感じる人は、フリーターのままでいるメリットとデメリットの両方を理解したうえで、正社員就職する必要性を考えてみてください。

1.シフトを自由に組みやすい

フリーターは、勤務日数や時間帯などのシフトに融通が利くため、休みを取りやすいメリットがあります。自由にシフトを組める分、趣味やプライベートを充実させられるでしょう。

2.業務上の責任が少ない

フリーターの業務は、正社員の指示に従うのが基本です。そのため、正社員就職した人と比べると責任が少ないほか、比較的気持ちに余裕をもって仕事に従事できるのが魅力といえます。

3.働けば働いた分だけ稼げる

フリーターは固定給ではなく時給制や日給制である場合が多いので、働けば働いた分だけ稼げます。稼ぎたいときにはシフトを多く入れ、プライベートを充実させたいときにはシフトを少なくするなど、自分で収入を調整しやすのが利点の一つです。

4.20代のうちは正社員レベルの収入を得ることも可能

正社員として就職しても、入社して間もないころの収入はそれほど高くありません。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、2019年における大卒の初任給の平均は21万200円でした。フリーターの場合、「時給1,500円のアルバイトを1日8時間×18日=21万6,000円」というように、時給が高いアルバイトを選んで多めにシフトに入れば、同年代の正社員と同程度、もしくはそれ以上の収入を得ることも可能です。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

就職せずフリーターのままでいる6つのデメリット

就職せずフリーターのままでいる6つのデメリット

 

就職せずフリーターのままでいるデメリットには、「雇用が不安定になりやすい」「30代後半になると就職のハードルが上がる」などがあります。現在のフリーター生活に満足している人も、デメリットを知っておきましょう。

1.雇用が不安定になりやすい

フリーターのようなパート・アルバイトは、正社員に比べて仕事を失うリスクが高いのがデメリットといえるでしょう。有期雇用のため、社会情勢や会社の経営状態、本人の勤務態度などで契約が更新されないこともあります。

2.30代後半になると就職ハードルが上がる

高齢フリーター(アルバイトで生計を立てている35歳~55歳未満の人)になると、未経験での就職は難しくなっていきます。先述のとおり、正社員就職は年齢が若いほうが有利です。高齢フリーターになればそれだけフリーター生活から抜け出しにくくなるでしょう。

3.年齢を重ねても収入は横ばいの可能性がある

フリーターの年収は、年齢を重ねてもほぼ横ばいになる傾向があります。年齢が若ければ体力も求人も豊富なので、同年代の正社員と比べて収入に大差はないでしょう。しかし、年齢を重ねていくと体力面が不安視され応募できる求人は減少傾向に。正社員のような昇給も少ないので、就職せず収入アップを図るのは難しいのが現実です。

4.シフトに入れないと収入がなくなるリスクがある

フリーターは働いた分だけ稼げる反面、病気やケガで働けなければ無収入になるリスクがあります。正社員のように休暇制度や傷病手当がない場合も多く、生活に困る可能性があるでしょう。

5.スキルアップやキャリアアップが叶いにくい

フリーターが従事するのは、専門的でも責任のある仕事でもありません。就職しなければ、特定の分野でのスキルが身につきにくいほか、キャリアを構築していくことも難しいでしょう。

6.社会的信用度が低い

フリーターは、正社員就職した人に比べて社会的信用度が低い特徴があります。社会的信用がないと、車や家の購入時にローンの審査が通らないことも。また、収入と雇用の不安定さから結婚や出産に踏み切れない人も多いようです。

一人暮らしのフリーターの将来は?
現在一人暮らしをしているフリーターの方は、「フリーターのリスクとは?将来の見通しや正社員になるためのポイントを解説」のコラムで、今一度一人暮らしに必要な費用や税金を確認してみましょう。フリーターのままでいることのリスクについても解説していますので、正社員就職が必要かどうかを考えてみてください。

フリーターから正社員就職する方法

フリーターから正社員就職するには、「正社員登用制度」や「就職・転職サイト」「就職・転職エージェント」などを利用する方法があります。どの方法を選んでも併用してもOKなので、自分にあった就職活動の方法を選びましょう。

正社員登用制度

アルバイト先に正社員登用制度がある場合は、それを利用するのも手です。会社によっては、フリーターなどの非正規雇用者向けに正社員登用制度を用意している場合もあります。正社員登用で就職するには、勤続年数や社員からの推薦、特定資格の取得、試験の合格といった一定の条件があるため、興味のあるフリーターは、アルバイト先の上司に確認してみましょう。

就職・転職サイト

自分一人の力で就職活動したいフリーターは、就職・転職サイトを活用する方法があります。就職・転職サイトの種類は豊富にあるため、フリーターが応募できる求人を多く扱っている、若年層向けの就職・転職サイトを利用するのがおすすめです。就職・転職サイトでは、探したい仕事の条件を入力すると、ある程度求人を絞り込めます。「未経験者歓迎」や「学歴不問」といったワードを入力して探してみると、フリーター向けの求人が見つかるはずです。

ハローワーク(公共職業安定所)

厚生労働省が管轄する公的就職支援サービスであるハローワークを利用するのもおすすめ。職業紹介をはじめ、就職相談、応募書類作成や面接対策のサポート、職業訓練、雇用保険の手続きなどのサービスを利用できます。ハローワークで取り扱う求人は非常に多く、なかでも地域の求人が豊富なのが特徴です。地元での就職を検討しているフリーターは利用してみると良いでしょう。

ハローワークの利用方法
ハローワークで就職活動を行う場合、窓口で「利用者登録」を行い、「ハローワークカード」を受け取るところからスタートします。求人を探すときは、ハローワークカードを持参して施設内の求人検索端末を利用。分からないことや疑問点があれば、窓口の職員へ相談してください。求人への応募は、窓口で求人申込みを行い、紹介状を書いてもらいます。ハローワークの詳しい利用方法は、ハローワークインターネットサービスの「求職申込み手続きのご案内」をご覧ください。

ジョブカフェ

都道府県が運営する公的就職支援サービスのジョブカフェを利用するのも良いでしょう。就職活動のスタートから就業まで、1ヵ所でサポートを受けられるメリットがあります。ジョブカフェは、若年層に特化しているため、「未経験者歓迎」や「学歴不問」といったフリーター向けの求人を多く取り揃えている可能性が高いです。適職診断や自己分析といった就職活動のサポートも豊富なので、就活初心者に向いています。ジョブカフェの詳しい支援内容については、厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」をご覧ください。

紹介予定派遣

派遣会社に登録して、紹介予定派遣の仕事を紹介してもらう方法もあります。紹介予定派遣とは、最初に派遣社員として派遣先で働き、会社が一定期間働きぶりを見たのちに双方の同意のもと直接雇用する仕組みです。「紹介予定」の名称のとおり、最初から直接雇用を前提としているので、フリーターから正社員を目指しやすいでしょう。

派遣社員とは?
派遣社員とは、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、派遣元から紹介してもらった派遣先で勤務する働き方です。派遣会社の担当者が希望条件にあった派遣先を紹介してくれるので、自分で仕事を探す必要がありません。派遣先での勤務中も、派遣元のサポートが受けられるため、安心して働けます。

就職・転職エージェント

民間の就職支援サービスである就職・転職エージェントの活用もフリーターにおすすめの就活方法です。若年層特化型やキャリア重視型、業界特化型など、企業によって得意な分野が異なるので、フリーターを歓迎する求人を多く取り扱う若年層向けのエージェントを選ぶと良いでしょう。詳しくは後述しますが、就職・転職エージェントでは、カウンセリングを行ったうえで希望や適性に沿った求人を紹介してもらえます。さらに、応募書類の添削や面接対策のアドバイス、選考の日程調整などを行ってくれるため、就活初心者のフリーターでも安心。どの就職支援サービスよりも手厚いサポートを期待できるでしょう。

フリーターのタイプ別!就職活動のコツ

フリーターのタイプ別!就職活動のコツの画像

就職活動は、目的なく行っても意味はありません。自分の置かれている状況を理解することで、就職の成功率はぐっと高まるはずです。ここでは、フリーターのタイプを「高卒・20代フリーター」「30代フリーター」「転職・再就職」の3つのカテゴリーに分け、就職活動のコツをご紹介します。

【高卒・既卒フリーター】年齢が若いうちに行動する

高卒既卒(大学中退含む)や大卒既卒のフリーターは、年齢が若いうちに就職活動をスタートさせましょう。会社が既卒フリーターの採用で重視するのはポテンシャルです。一般的に年齢が低い人のほうが柔軟性が高く、その会社のやり方を吸収しやすい特徴があります。卒業して数年以内の既卒であれば、新卒社員との年齢差を考慮しなくて済むので、会社側にとってメリットになるでしょう。
年齢を重ねると、経験やスキルを重視されるようになり、「未経験者歓迎」「学歴不問」とする求人でも採用されづらくなります。既卒フリーターの方は思い立ったらすぐに就職活動を始めるようにしてください。

既卒フリーターとは?
一般的に既卒とは、高校や大学を卒業して一度も就職していない人を指す言葉。法的な定義はありませんが、卒業後1~3年以内の人を既卒と呼ぶ場合が多いようです。似た言葉に「第二新卒」がありますが、こちらは既卒と違い、一度就職して社会人経験がある卒業後1~3年程度の人を指します。用語について詳しくは、「既卒とは?新卒との違いや就活のポイントを解説!」を確認しましょう。

【30代フリーター】アルバイト経験をアピール

一度も就職したことのない30代フリーターは、面接でアルバイト経験をアピールしましょう。基本的にアルバイト歴は、履歴書の職歴欄に書く必要はありません。しかし、30代で正社員として就職したことがない場合、面接官に「今まで何もしなかったのか」とマイナスの印象を与える恐れがあるため、アルバイト経験も書いておきましょう。アルバイトの内容が応募先の会社で活かせるものだったり、勤続年数が長く「継続力」を印象付けられたりするものであれば、それも立派なアピールになります。応募先の会社でフリーター経験のどんなところが活かせるかを考え、効果的にアピールしましょう。

【転職・再就職】ブランク期間はできるだけ作らない

正社員として就職した会社を退職してフリーターになった人の場合、ブランク期間はできるだけ作らないようにしてください。「転職(再就職)するまでのつなぎ」と思っていても、フリーター期間が長くなれば、会社側に「採用してもすぐにフリーターに戻ってしまうのでは?」とマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。求職活動を行うなら、「○○月から始める」とプランを立てて行動するのがおすすめです。

フリーターが就職を成功させる5つのポイント

就職活動の方法が決まったら実際に行動しましょう。ここでは、フリーターが就職活動を成功させるポイントを5つご紹介します。

・1.自己分析でフリーター経験や自分を見つめ直そう
・2.世の中の仕事を知るために企業研究を行おう
・3.履歴書の作成マナーをチェックしよう
・4.面接対策としてよくある質問を押さえておこう
・5.求人探しは「未経験者歓迎」「学歴不問」に注目しよう

以下で、それぞれのポイントの詳細を確認しましょう。

1.自己分析でフリーター経験や自分を見つめ直そう

フリーターは、自分の強みや価値観、仕事に関する適性を見極めるため、アルバイト経験を振り返って自己分析を徹底して行いましょう。特に、「やりたいことが見つからない」「どんな仕事に応募したら良いか分からない」という方には、自己分析が有効です。自己分析のやり方は、このコラムの「フリーターの就職に役立つ自己分析のやり方」で確認できます。

2.世の中の仕事を知るために企業研究を行おう

フリーターのなかには、どのような求人を選べば良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。世の中にどのような仕事があるのか知らなければ、就職したいと思える会社も見つかりません。まずは、企業研究を行い、仕事の種類やその内容を知りましょう。ある程度理解が進めば、自分の希望も自ずと出てくるものです。企業研究のやり方は、「就職したいフリーターは企業研究を徹底しよう」をご覧ください。

3.履歴書の作成マナーをチェックしよう

初めて就職活動をするフリーターは、準備なしに履歴書を書いてはいけません。履歴書にも作成マナーがあるので、必ず確認してから書き始めるようにしましょう。このコラムの「フリーターの就職活動の第一歩!履歴書の作成ポイント」で履歴書のマナーを紹介しているので、確認しながら作成するのがおすすめです。

4.面接対策としてよくある質問を押さえておこう

履歴書の書類選考が通ったら、面接対策を行いましょう。就職面接では、定番の質問があるので事前に調べて回答を用意しておくのがポイントです。このコラムの「就職したいフリーターが押さえるべき5つの面接対策」では、頻出される質問リストを紹介しています。回答のポイントも解説しているので、面接対策をする際の参考になるでしょう。

5.求人探しは「未経験者歓迎」「学歴不問」に注目しよう

就職の成功率を高めたいフリーターは、未経験者歓迎や学歴不問の求人を選ぶのがおすすめです。フリーターとしてどれだけアルバイト経験を積んでいても、職歴にはなりません。「未経験者歓迎」「学歴不問」とは、職歴や学歴を問われないということ。未経験者歓迎や学歴不問の記載があれば、会社側も未経験者を採用する準備や教育環境を整えているはずなので、フリーターも安心して就職できます。未経験者を歓迎するフリーター向きの職種は、このコラムの「就職先探しで迷うフリーターにおすすめの6つの職種」でもご紹介しています。求人探しの参考にしてください。

フリーターの就職に役立つ自己分析のやり方

フリーターの就職に役立つ自己分析のやり方の画像

先述したとおり、自分の強みや価値観、適性を知るには自己分析を行うことが重要です。ここでは、フリーターの就職に役立つ自己分析のやり方を3つご紹介します。

方法1:過去の棚卸し

自分の過去の経験を棚卸しするという、基本的な自己分析のやり方です。

1.過去の経験を書き出す

まず初めに自分の過去の経験を棚卸しします。学生時代のことでもフリーターとしてのエピソードでもかまいません。ここでしっかり振り返っておくと、自己PRで使えるエピソードを探すときにも役立ちます。

2.得意なことと苦手なことを整理して長所・短所を見つける

書き出した内容から、自分の得意なこと・苦手なことを整理してみましょう。得意なことは長所、苦手なことは短所となります。就職面接では、長所と短所を聞かれる場合があるので、面接対策としても有効です。そのほか、やりたいこと・やりたくないことも同じように考えておきましょう。

3.将来のビジョンから適職を考える

「フリーターから正社員就職してこんな生活を送りたい」「就職したらこんなことを成し遂げたい」というように、自分の将来を想像してみてください。具体的には、直近の1年後、仕事に慣れてくる3年後、実績を積めるようになる5年後など、自分の望むキャリアプランを書いてみます。そこから逆算して、実現するにはどのような仕事や職場を選ぶべきかを考えると、適職が見つかるでしょう。

苦手なことから絞るのもおすすめ
どうしても将来をイメージしづらい場合は、「これだけは避けたい」という苦手なことから就職先の条件を絞るのも手です。「これだけは譲れない」という条件があるに越したことはありませんが、フリーター生活が長いとピンとこないことも。「避けたい条件」を職業選びの軸にすれば、合わない仕事を選ぶリスクを減らせるでしょう。

「やりたい仕事」じゃなくてもOKと考えてみる
適職が見つからないフリーターは、自身の経験や挑戦が足りないことが考えられます。最初からやりたい仕事を決めている人もいますが、挑戦を繰り返し、成功と失敗の経験を積み重ねながら自分の適性を把握していけることもあります。最初から、自分の適性に合った仕事が見つかるとも限りません。じっと考えるよりも、とりあえず正社員として就職してみるというのも、自分のやりたい仕事を見つける手段の一つです。
 

方法2:他己分析

他己分析とは、家族や友人、恩師といった身近な人物に自分についてアンケートを取り、その結果から自己分析を行うことです。自己分析がうまくいかない、やってみたけど結果が間違っていないか心配といった人に向いています。フリーターとして働くアルバイト先の先輩や店長にアンケートをとってみるのも手です。周囲の人は、自分とは違った視点で物事を見ているので、自分では思ってもみなかった長所や短所が聞けたり、それに基づいた就職先のアドバイスを受けられたりする可能性があるでしょう。

方法3:適職診断

自分にどのような仕事が合っているのか分からないフリーターは、Webサイトの適職診断も有効です。Webサイトの適職診断は、エニアグラムなどを活用しており、自分のことを知る際の参考になります。無料で診断できるツールも多いので、気軽に活用してみると良いでしょう。今まで自分では気づかなかった、思いがけない就職先の選択肢が増える可能性もあります。ハタラクティブでも「適職診断」をご用意していますので、ぜひご活用ください。

自己分析がうまくいかないフリーターは、「自己分析とは?就活や転職活動での必要性を解説!方法やメリットもご紹介」がおすすめです。ハタラクティブのキャリアコンサルタントが動画で分かりやすく解説します。

就職したいフリーターは企業研究を徹底しよう

フリーターが就職活動をする際は、必ず企業研究を行いましょう。企業研究は「応募先の企業と自分の共通点を見つける」ために重要な役割を担っています。以下で詳しく見ていきましょう。

企業研究はなぜ必要?

企業研究は、「効果的な志望動機を作るため」「入社後のミスマッチを防ぐため」に欠かせない作業です。企業研究を丁寧に行うと、その会社に対する理解が深まり、応募先に沿った志望動機を伝えられます。採用担当者にも、「よく調べているから志望度も高い」といった印象を与えられるでしょう。また、企業研究が不十分だと、会社の事業目的や業務内容などをよく理解しないまま就職してしまうことに。せっかくフリーターから正社員になっても、入社後に違和感があれば、早期退職になる可能性があります。応募する前に志望企業のことをよく調べ、会社が求める人物像と自分の能力がマッチしているかや希望する働き方ができるかどうかを見極めることが重要です。

企業研究のやり方は?

企業研究のやり方には、企業のWebサイトをチェックする、「業界地図」といった書籍や新聞を活用するなどの方法があります。就職を希望するフリーターにおすすめなのは、企業のWebサイトから情報を集める方法です。企業の公式Webサイトには、「会社概要」や「採用」の情報が掲載されていることがほとんどなので、そこから必要な企業データを確認しましょう。「業界地図」は、業界全体の状況を把握したり、志望企業が業界でどのような位置づけなのかを把握したりするのに役立ちます。Webサイトでは足りないという場合に活用してみてください。

企業研究で調べるべき企業データ

初めての就職活動で企業研究を行うフリーターは、応募先の会社について以下のような項目を調べると良いでしょう。

企業の正式名称
代表取締役の氏名
設立年月日
企業理念
事業内容
企業の競争力(強み)
業界内での位置づけ
平均年齢
社風
教育体制
キャリアパス
福利厚生
募集職種の業務内容
会社が求める人物像

上記のほかにも、自己分析で導き出した自分のビジョンが実現できるかどうか、無理なく通勤できるか(引っ越しできる場合は除く)、フリーター向けの求人を出しているかなども、メモしておくと良いでしょう。企業研究は、企業研究用のノートを一冊用意するのがおすすめ。持ち運んだり、面接前に確認したりするのに便利です。就職活動で役立つ企業研究ノートの作成方法は、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」で紹介しています。

フリーターの就職活動の第一歩!履歴書の作成ポイント

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フリーターの就職活動は、履歴書の作成からです。ここでは、採用担当者の目に留まる履歴書の作成ポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

履歴書のサイズはA4サイズがおすすめ

履歴書は、項目の多いA4サイズを選ぶのがおすすめです。一般用、転職者用、パート・アルバイト用があるので、就職活動中のフリーターは一般用を選びましょう。

履歴書作成のマナーを守る

フリーターから就職を目指す場合は、以下のような履歴書の作成マナーを守りましょう。

下書きしてから清書を行い丁寧に書く
学歴は中学校卒業から書く
間違えたら修正ペンや修正液を使わず書き直す
消せるボールペンは使用しない
企業名や住所、資格名は省略しない
西暦、和暦を統一する

また、履歴書には空欄を作らないようにしましょう。書き忘れを疑われ、マイナス評価につながります。完成度の高い履歴書を作成したい方は、フリーター向けに履歴書の書き方をまとめたコラム「フリーターが知りたい履歴書の書き方!職歴はどう書く?自己PRも解説」もご覧ください。

職歴欄にフリーター経験も記載する

職歴欄には正社員経験のみ記載するのが一般的ですが、フリーター経験が応募先の業務に役立ちそうな場合は、アルバイト歴を記入しましょう。アピール材料の一つになります。

志望動機は応募先企業を意識したものを書く

フリーターの就職は、志望動機を充実させることが大切です。企業側は、志望動機から「会社が求める人物像とマッチしているか」「志望度の高さはどうか」を確認しようとしています。志望動機を考える際は、応募先についてよく調べたうえで、その会社ならではの動機を考えましょう。効果的な志望動機の書き方は、「フリーターが正社員を目指すときの志望動機の伝え方」のコラムも参考になります。

フリーターの正社員就職には職務経歴書も必要?
アルバイト経験のみのフリーターは、基本的に職務経歴書がなくても問題はありません。職務経歴書は、正社員経験や保有スキルを記載する書類のこと。フリーターになる以前に正社員として入社した経験のある人は、用意しておくと良いでしょう。また、アルバイト経験が応募先の会社で活かせる場合は経歴がアピール材料になることも。自分のアルバイト経験を職務経歴書に書くべきか迷うフリーターは、「職務経歴書はフリーターも必要?基本の書き方や作成のポイントをご紹介」のコラムをご覧ください。

就職したいフリーターが押さえるべき5つの面接対策

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フリーターが就職活動でつまづきがちなのは、面接でしょう。選考を突破するためには、万全の面接対策を行っておくことが大切です。以下で、面接対策のコツを確認しましょう。

1.面接の流れとポイントを押さえる

面接の流れとポイントは、以下のとおりです。

入室…ノックは3回、「失礼します」と一礼したうえで入室する
椅子に座る…面接官にうながされてから座る
自己紹介…氏名や経歴などを1分程度を目安に準備しておく
質疑応答…程度なアイコンタクト、相づちを意識し、聞き取りやすい話し方を意識する
退室…「本日はありがとうございました」と一礼して退出する

初めて就職面接に挑むフリーターは、面接の流れやポイントを押さえておくことで緊張感を幾分和らげられるでしょう。

2.身だしなみは清潔感を意識

フリーターに関わらず、就職活動の服装はスーツが基本です。服装は、面接の第一印象を左右する大事な点。面接で良い回答をしても、服装がだらしなければ、普段の業務もだらしないのではないかという印象を与えてしまいます。清潔感を心がけましょう。

男女別の身だしなみポイントをチェック!
男性フリーターの身だしなみのポイントは、ネクタイやベルト、靴といった小物選びです。カジュアル過ぎるアイテムは避け、きちんと感と清潔感のあるものを選びましょう。女性フリーター場合、スーツのボトムスはスカートでもパンツでもどちらでもかまいませんが、必ずストッキングを着用するのがポイント。素足では「マナーが分かっていない」という印象を与えるため気をつけてください。身だしなみについては、「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」のコラムも参考になります。

3.よくある質問に対する回答を用意しておく

面接で頻出する質問があるので、その回答を用意しておくのがおすすめです。フリーターを含めた今までの経験から何を学び、それを入社後の仕事にどう活かせそうかを答えると、効果的にアピールできるでしょう。

よくある質問リスト

「就職せずフリーターをしていた理由は何ですか?」
「正社員を目指す理由を教えてください」
「志望動機を教えてください」
「自己PRをしてください」
「あなたの長所は何ですか?」
「短所はありますか?」
「これまでの失敗経験を教えてください」
「アルバイトではどんな仕事を任されていましたか?」
「今のアルバイトを選んだ理由を教えてください」
「人生で一生懸命に取り組んだことはありますか?」
「3年後のビジョンを教えてください」
「正社員になったら、どんなことを実現したいですか?」

質問リストのなかから、フリーターが聞かれやすい質問を3つご紹介します。質問の意図を理解しておけば、回答のコツも自ずと分かってくるでしょう。

就職せずフリーターをしていた理由は何ですか?

この質問から面接官は、応募者の人物像を知りたいと考えています。回答のコツは、「就職しなかったのは、働く意欲が低かったからなのでは?」というフリーターのネガティブな印象を払拭することです。「目標のため」「スキルアップのため」などの前向きな理由を答えると良いでしょう。フリーターをしていた理由がネガティブな場合は、嘘をつくのではなく、反省点や改善点を説明したうえで、ポジティブな印象につなげるのがコツです。

正社員を目指す理由を教えてください

この質問には、正社員として働く意欲や、責任のある仕事に就く覚悟があるかなどを確かめる狙いがあります。回答のポイントは、「仕事に関してフリーターのままではできないこと」をアピールすることです。「就職して安定した収入を得たいから」といった待遇面に関する内容は、「自社でなくても良いのでは」という印象を与える恐れがあるため避けましょう。

志望動機を教えてください

面接官は、志望動機から「自社に対する熱意」「会社との相性」を図りたいと考えています。抽象的な表現は避けて、その会社ならではの動機を伝えましょう。「○○のアルバイトで培った○○スキルは、御社の○○業務で活用できると考えています」のように、アルバイト経験と仕事を結びつけるのも効果的です。志望動機を重視する会社は多いので、フリーターはしっかり対策しておきましょう。就職活動で効果的な志望動機の作成方法については、キャリアコンサルタントによる解説記事「志望動機の考え方と作り方が知りたい!面接での効果的な答え方も紹介します」もチェックしてみてください。

4.就業意欲をアピールする逆質問を用意する

面接の最後によくある「なにか質問はありますか?」といった逆質問では、応募者の意欲が見られるので、必ず答えるようにしてください。

若手社員に向けた逆質問リスト

「1日の業務の流れを教えてください」
「職場の雰囲気はどんな感じですか?」
「元フリーターの社員の方はいますか?」
「○○様が御社に就職を決めたきっかけは何ですか?」
「○○様から見た御社の魅力を教えてください」
「○○様が仕事でやりがいを感じるのはどのような場面ですか?」
「○○様が仕事で大切にしていることは何ですか?」
「元フリーターで活躍している社員の方はどんな方ですか?

面接官が若手社員だった場合は、実際の仕事の流れや職場の雰囲気、担当者個人の仕事について聞くのがおすすめです。「配属はどのように決定しますか?」など、管理職向けの質問は相手が答えにくいため、避けてください。

人事に向けた逆質問リスト

「入社後の研修内容について教えてください」
「実際に産前産後休暇制度を利用した方はどのくらいいますか?」
「リモート下において、社員同士のコミュニケーションを取る機会はありますか?」
「フリーターから就職し、活躍されている方はいますか?

人事社員への逆質問は、研修制度や休暇制度といった働く環境についての質問がおすすめです。人事部以外の業務に関する質問は、面接官が答えにくいので避けましょう。

管理職に向けた逆質問リスト

「○○職ではどのような能力があると役立ちますか?」
「○○職ではどのような社員が活躍していますか?」
「フリーター経験で培った○○スキルですが、業務で活かせますか?」
「新人時代の業務において、意識したほうが良い点はありますか?」
「入社までに学んでおいたほうが良いことはありますか?

面接官が管理職だった場合、就職後に求められる能力や職場全体の雰囲気などを質問するのがおすすめです。面接官の役職を意識した質問ができると、「質問の意図をよく理解している」と好印象を与えられます。

逆質問をされたときに、調べれば分かることを質問するのはNGです。「企業研究が足りていない」「就業意欲が低い」と判断されるため、フリーターは十分注意しましょう。そのほか、逆質問のマナーは、「転職に効く逆質問の例文集!1次・2次・最終面接で何を聞けば良い?」でまとめていますので、参考にしてください。

5.社会人としてのマナーを守る

最後に、フリーターの面接で押さえておきたいのは、ビジネスマナーの基本です。特に次の項目は就職活動で必ず見られるポイントなので、押さえておきましょう。

遅刻しない
どうしても遅刻しそうな場合は、必ず電話連絡(つながらない場合はメールをしたうえで再度電話)を入れましょう。ドタキャンはマナー違反なのでマイナス評価を受けてしまいます。

自分からあいさつする
明るい表情でのあいさつも忘れずに。良い第一印象を与えられれば、その後の面接もスムーズに受けられます。

正しい言葉づかいを心掛ける
質疑応答は、正しい言葉づかいを心がけましょう。慣れないと使いづらいと感じる場合もあるため、日ごろから練習しておくのがおすすめです。

そのほか、就職面接で気をつけるポイントは、「正社員の面接対策!服装はスーツと私服どちらで行く?主な質問も押さえよう」でもまとめています。フリーターは、面接の基本を押さえたうえでしっかり対策しておくことが大切なので、内定獲得まであきらめずに頑張りましょう。

就職先探しで迷うフリーターにおすすめの6つの職種

就職先探しで迷うフリーターにおすすめの6つの職種の画像

就職先探しで迷うフリーターにおすすめの求人の特徴は、「未経験者歓迎の求人」「学歴不問の求人」「人手不足傾向のある業界の求人」の3つです。これらの特徴を踏まえて、おすすめの職種をご紹介します。

1.営業職

営業職は、専門的なスキルがなくても従事しやすいため、未経験者歓迎や学歴不問とする企業が多いです。フリーターやニート向けの求人サイトや就職・転職エージェントでも、営業職の求人を豊富に扱っている傾向があるため、就職先を見つけやすいでしょう。働くうちに、コミュニケーション能力や提案力が身につきます。

営業職の仕事内容

営業職は、個人や企業向けに営業活動を行います。既存の顧客を訪問する「ルート営業」、新規の取引先を見つけて自社の商品・サービス売り込む「新規開拓」、車や不動産などの販売店で営業する「内勤営業(カウンターセールス)」などの種類があります。フリーターが営業職へ就職するために必須となる資格はありませんが、企業によっては「普通自動車第一種運転免許」が必要な場合もあるようです。

個人営業の求人例
【求人】マスコミ・広告の営業職/東京都
【給与例】月給22万円~
【福利厚生】時間外手当 、通勤手当、超勤手当
【休日/休暇】完全週休2日制(土・日)、祝日、夏季・年末年始休暇、有給休暇、慶弔

個人営業の「経験者の声」

「個人営業職の場合、成果を出すとインセンティブが支給されたり、昇進に反映されたりするのが特徴。努力次第でキャリアを上げられるため、やりがいを感じながら仕事に取り組めます!」

フリーターの就職先としておすすめの個人営業経験者の体験談は、「就活アドバイザーが教える!個人営業のお仕事」で詳しくご紹介しています。

2.飲食・アパレル業界の接客・販売スタッフ

飲食業界やアパレル業界の接客・販売スタッフも未経験者歓迎や学歴不問の求人が多い職種といえます。アルバイト先が飲食やアパレル関係の会社なら就職先でフリーター経験を活かせるため、即戦力として歓迎される可能性が高いでしょう。

接客、販売スタッフの仕事内容

接客・販売スタッフは、主に接客業務を行います。接客の姿勢だけでなく、ともに働くスタッフに対する態度も店の雰囲気に影響するので、人当たりが良く、円滑なコミュニケーションを取れるフリーターは活躍できるでしょう。フリーターから就職しても、経験を積めば、マネージャーとして従業員の教育を任せられることも。人を育てること、面倒を見ることが好きな人にも向いている職種です。

店舗運営スタッフの求人例
【求人】店舗運営スタッフ/東京都
【給与例】月給26万円~
【休日/休暇】月6日以上(シフト制)、有給休暇(有給消化率/一般職90%、店長職30%)

販売の「経験者の声」

「お客さまと直接やり取りができるため、感謝の言葉を言われることでやりがいにつながります。接客経験を積むことで提案力を身につけることが可能。個人として評価されやすい仕事です!」

フリーターの就職先としておすすめの販売スタッフの体験談は、「就活アドバイザーが教える!販売のお仕事」で詳しくご紹介しています。

3.介護職

介護業界は、高齢化により人手不足の傾向があります。そのため、未経験者歓迎や学歴不問の求人が多く、無資格・未経験のフリーターでも挑戦しやすいでしょう。介護職は、無資格からスタートしても、働きながら介護資格を取得していくことが可能です。就職先によっては、資格取得支援制度があり、費用を負担してくれることも。資格を取得したいフリーターは資格取得支援制度のある施設を探してみましょう。また「介護職員初任者研修」から「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士(国家資格)」というように、努力次第でステップアップできるのも介護職の魅力といえます。

介護職の仕事内容

介護職は、介護を必要としている方へ、食事介助や排泄介助とった身体介助や、通院や外出介助といった生活援助を行う仕事です。人の役に立ちたい、気配り上手、臨機応変に動ける、人と接するのが好きなフリーターに向いています。介護職の就職先は、デイサービスや有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホームなどさまざま。資格次第では、介護職から介護福祉士やケアマネージャーとして活躍することも可能です。

介護スタッフの求人例
【求人】介護スタッフ/大阪府
【給与例】月給16万円~
【福利厚生】時間外手当 / 通勤手当
【休日/休暇】年次有給休暇(6ヶ月経過後から)、育児休業制度、子の看護休暇制度、育児短時間制度、介護休業制度、介護休暇制度、介護短時間勤務制度

介護スタッフの「経験者の声」

「サービス利用者やその家族との距離が近いため、自分のサポートに対して直接感謝の言葉をいただく機会もあります。仕事を通して信頼関係を築けるのも介護関係の仕事の魅力と言えるでしょう。」

フリーターの就職先としておすすめの介護スタッフの体験談は、「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」で詳しくご紹介しています。

4.ITエンジニア

IT業界も実は人手が不足しているといわれています。そのため、未経験者歓迎や学歴不問の求人も珍しくなく、フリーターから正社員就職することも可能です。未経験からスタートできるとはいえ、業務を行うには、プログラミングスキルといったIT関連の専門知識が求められます。入社して活躍し続けるには、つねに新しい知識やスキルを習得する根気強さも必要でしょう。

ITエンジニアの仕事内容

フリーターからITのエンジニアを目指すなら、プログラマーがおすすめです。プログラマーは、Webアプリケーションの開発などを手掛ける職種のこと。システムエンジニアが設計した仕様書をもとに、プログラミングやプログラムのテストなどの業務を行います。就職してプログラマー経験を積んだ後は、システムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーとキャリアを重ねていくこともできるでしょう。

プログラマーの求人例
【求人】開発エンジニア/神奈川県
【給与例】年俸240万円~
【福利厚生】超勤手当 /時間外手当
【休日/休暇】完全週休二日制(土・日・祝) 、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、慶弔休暇

プログラマーの「経験者の声」

「技術は進化し続けているため、常に新しいものに触れ、新しいものを作る喜びが感じられるでしょう。また、思いどおりにシステムやアプリが動いたとき、美しいコードが書けたときに達成感ややりがいが得られます!」

フリーターの就職先としておすすめのプログラマーの体験談は、「就活アドバイザーが教える!プログラマーのお仕事」で詳しくご紹介しています。

5.事務職

事務職は、未経験から挑戦しやすい職種のため、未経験者歓迎や学歴不問の求人も多く、フリーターから就職することも可能でしょう。事務職は会社の利益に直接影響しないものの、会社を経営するうえで欠かせない仕事です。業務の多くがルーティーン作業なので、仕事とじっくり向き合いたい方やコツコツ作業を進めたい方に向いています。

事務職の仕事内容

事務職の仕事は、書類作成やデータ入力、ファイリング、電話対応といったデスクワークが主です。企業によっては、来客対応を行う場合もあるため、コミュニケーション力や相手が求めるものを把握する力も求められるでしょう。一定のPCスキルなどは求められますが、未経験歓迎や学歴不問の求人であれば、フリーターの方や、事務職の経験がない方も目指せます。企業の縁の下の力持ちとして、誰かをサポートするのが得意な方向けの就職先です。

事務職の求人例
【求人】データ入力事務/東京都
【給与例】年俸300万円~
【福利厚生】通勤手当 /超勤手当 / 時間外手当
【休日/休暇】年間休日、慶弔休暇、年末年始、夏期休暇、有給休暇、産前産後休暇、GW休暇

事務職の「経験者の声」

「職場の人や取引先の方とうまく連携でき、全体の業務がスムーズに進んだときは役に立っているという実感が湧きます。また、周囲のことを考え、先回りして動けたときに感謝の言葉をもらえると、達成感を感じます!」

フリーターの就職先としておすすめの事務職の体験談は、「就活アドバイザーが教える!一般事務・アシスタント・貿易事務のお仕事」で詳しくご紹介しています。

6.建設作業スタッフ・施工管理職

建設業界は、働き手が減少傾向にあり人手不足といわれており、未経験者歓迎や学歴不問の求人が豊富にあります。特に若手の需要は大きく、体力のあるフリーターは重宝されるでしょう。

建設作業スタッフ・施工管理職の仕事内容

建設の現場スタッフは、建築士が作成した図面をもとに、材料を加工・組み立てなどを行います。主な就職先は、建設会社や電気・ガス・水道会社などです。フリーターから就職しても、経験を積み「施工管理技士」の資格を取得すれば、施工管理や現場監督(主任技術者や監理技術者)といった職種を目指すこともできるでしょう。

施工管理職の求人例
【求人】メーカーの施工管理/東京都
【給与例】月給22万円~
【福利厚生】超勤手当 /時間外手当
【休日/休暇】完全週休2日制

施工管理職の「経験者の声」

「施工管理職は、建物の設計から完成までを現場で働きながら見ることができます。建設が無事に終わったときの達成感は大きく、完成したものを実際に利用してもらえたときは感慨深いです!」

フリーターの就職先としておすすめの施工管理職の体験談は、「就活アドバイザーが教える!施工管理のお仕事」で詳しくご紹介しています。

自信のないフリーター必見!就職に役立つ6つの資格

「自分には社会人経験がない」「アピールできる強みがない」など、経験やスキル不足を懸念するフリーターは、業務に役立つ資格を取るのも一つの手です。

1.日商簿記検定2級・3級

日商簿記検定は、事務や経理といった仕事に役立ちます。取得すると、経理の仕事に必要な基礎的な知識を有していると判断されるため、就職面接で「即戦力になってくれそう」と判断される可能性も。事務職未経験のフリーターは、3級から目指すのがおすすめです。すでに取得している人は、2級を取得すると良いでしょう。

2.普通自動車免許

営業職やドライバーとして就職したいフリーターは、普通自動車免許の取得を検討しましょう。免許を持っていると、職業選びの幅が広がります。業務内容によっては応募の際に免許が必須の場合もあるので、募集内容にはよく目を通してください。

3.MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、Microsoft社のWord、Excel、PowerPointなどのソフトを使いこなすスキルを計り、証明する資格です。パソコンスキルを求められる事務職でのアピール材料の一つになるでしょう。習得難易度はそれほど高くありませんので、フリーターはアルバイトと並行して勉強してみるのも手です。

4.基本情報技術者

基本情報技術者は、ITエンジニアに必要な基礎知識や技能を有していることを証明する資格です。IT関連職への就職を目指しているフリーターは、取得しておくと大きなアピールになるでしょう。受験者数は毎年10万人以上といわれていますが、合格率は25%程度と低く、難易度はやや高め。取得までの勉強期間は半年くらいが目安です。

5.秘書技能検定2級

秘書技能検定は、就職に必要なビジネスマナーや社会人としての一般常識を問う資格です。秘書を希望する人だけでなく、社会人としての常識があることを証明するものとして、幅広い需要があります。検定は3級から1級までありますが、2級までは独学で目指すことも可能です。フリーター期間が長く、ビジネススキルに不安を感じる人は、秘書技能検定を目指す過程でビジネスマナーを身につけましょう。

6.宅地建物取引士(宅建)

宅地建物取引士は、宅地や建物の売買や賃借の専門知識があることを証明する資格。不動産業の事務所規模や事業内容に応じ、置かなければならない人数が法令に基づいて決まっているのが特徴です。一定の需要がある資格なので、取得すれば不動産関係の企業に就職したいフリーターには大きなアピール材料となるでしょう。

資格は必ずしも就職に直結するとは限らない

資格の有無は、必ずしも就職に直結するとは限りません。資格取得のためにフリーター期間を延ばすとかえって就職のチャンスを逃しかねないので、無理をしない範囲で目指すことが大切です。資格の勉強方法については、「フリーターにおすすめの資格と取得時の注意点を解説!」の記事が参考になります。

フリーターがブラック企業に就職しないためには?

フリーターがブラック企業に就職しないためには?の画像

フリーターの就職活動は、「ブラック企業」に注意することも大切です。ここで、ブラック企業の意味や見分け方、就職してしまった場合の対策方法を押さえておきましょう。

ブラック企業とは

ブラック企業に明確な定義はありませんが、従業員に対して長時間の労働やノルマを課していたり、パワハラが横行していたりする企業を指す場合が多いでしょう。また、残業代が支払われなかったり、コンプライアンス遵守がなされていなかったりする企業もブラック企業といえます。

厚生労働省では…

厚生労働省の「労働条件に関する総合情報サイト」では、同省で明確に定義していないとしつつも、一般的なブラック企業にある特徴として、以下の項目をあげています。

1.労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
2.賃金不払残業やパワハラが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
3.このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

また、ブラック企業の問題点を示す際に、「若者の使い捨てが疑われる企業等」と表現し、予防や解決に向けた具体的な対策を講じています。詳しくは、厚生労働省のQ&A「『ブラック企業』ってどんな会社なの?」をご覧ください。

ブラックを見分けるチェックリスト

ブラック企業の求人には、以下のような傾向があります。フリーターは、優良企業へ就職するためにも、ブラック企業には十分気をつけるようにしてください。

業種の平均賃金より明らかに高額

募集している業種の平均賃金に比べて明らかに高額な給与を謳っている場合は、ブラック企業の可能性が高いでしょう。高額な賃金で応募者を集めるのが狙いです。高収入を得たいフリーターは、特に気をつけるようにしましょう。

募集期間が異常に長い

通常、採用が決まれば求人は取り下げられるものですが、募集期間が異常に長い、いつも求人を出しているといった企業には要注意。採用が決まっても、労働状況の過酷さからすぐに人が辞めてしまい、常に人手が足りないブラック企業の可能性があります。

口コミサイトの評価が著しく悪い

口コミサイトとは、「社員による会社評価Webサイト」のことです。競合他社に比べて著しく評価が悪い企業には注意したほうが良いでしょう。閲覧には登録が必要な場合もありますが、その企業に就職した社員の実際の意見が見られるので、フリーターは参考にしてみることをおすすめします。

面接結果をその場で聞かされる

フリーターのなかには、面接したその場で採用が決まり、二つ返事で就職を承諾してしまったという人もいるでしょう。しかし、採用選考は一定期間かけて行われるもの。面接したその場で「明日から来てください」と採用が決まる場合は、離職率が高くすぐに人手が欲しいブラック企業の可能性があるので、よく検討して返事をするようにしてください。

ブラック企業を避けるコツ

フリーターがブラック企業の求人を避けるコツは、企業を探すうえでの視野を広く持つこと。就職に焦っていると、給与や離職率の高さなどの違和感に気づかないものです。すぐに好条件の求人に飛びつくのではなく、ほかの企業の求人と見比べ、本当に妥当な求人内容なのかを慎重に判断するようにしてください。ブラック企業を見極められるか不安なフリーターは、ブラック企業の見極め方をご紹介するコラム、「ブラック企業の特徴は?見極めて回避するのは可能?」を参考にしましょう。

ブラック企業に就職してしまったら…

フリーターがブラック企業に就職してしまった場合、まずは会社に対して問題を相談しましょう。とはいえ、就職したばかりの新入社員が、上司や会社に交渉するのは難しいのが現実です。自分の力で解決しない場合は、無理をせずに労働組合に相談したり転職を検討したりするのがおすすめです。

【対処法】フリーターの就職はどうしたらうまくいく?

【対処法】フリーターの就職はどうしたらうまくいく?の画像

「就職活動が思うように進まない…」とお悩みのフリーターもいるのではないでしょうか。ここでは、就職がうまくいかないフリーターの特徴を挙げたので、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。

就職できないフリーターの特徴
1.就職に対する意識が低い
2.自分と会社の相性を確認していない
3.ビジネスマナーが身についていない
4.「フリーターは就職できない」と諦めている
5.大手・有名企業に絞って応募している

上記に当てはまっている方は、特徴ごとの対処法を試してみることをおすすめします。

1.就職に対する意識が低い

何となく周囲からいわれて就活を始めた…というフリーターは、就職に対する意識が低い可能性があります。就職に対する意識が低いと、面接で意欲が伝わらないばかりか、採用担当者に「すぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまい、なかなか内定につながりません。アルバイトの採用面接とは違い、正社員の面接では、「入社してその仕事をしたい!」という強い気持ちが必要です。

【対処法1】就職活動の目的意識をはっきりさせる

まず初めに「どうして就職したいのか」を考え、目的意識を持ちましょう。「なんとなくフリーターより正社員のほうが良さそうだから」といった漠然としたものではなく、「長期的に活躍したい」「スキルアップしたい」など、正社員になる具体的な目的を考えてみてください。

【対処法2】「◯月まで」と期限を決めて行動する

「いつまでにフリーターから正社員になる」というように、就職活動の期限を決めましょう。期限を決めないと、だらだらと就職を先延ばしにしてしまう恐れも。フリーターの就職は、少しでもブランクが短いほうが有利なため、一刻も早く動く必要があります。スケジュールを立てることで、やるべきことが明確になり、効率良く就活を進められるようになるはずです。

2.自分と会社の相性を確認していない

自分と会社の相性を確認していないフリーターは、就職面接で効果的なアピールができません。アルバイトの面接では個人のスキルや経験よりも、シフトに入れる時間や期間が重視されがちです。しかし、アルバイト面接と同じように正社員面接を受けても、内定を取れる可能性は低いでしょう。

【対処法】自己分析と企業研究を行い相性をチェックする

自己分析と企業研究をしっかり行い、応募先の会社が求める能力と自分の能力がマッチしているかを確認しましょう。たとえば、「同じ作業を黙々と続けるのが得意」というフリーターが、「フットワークの軽さ」を求める会社へ就職するのはミスマッチといえます。会社と自分の相性が悪ければ、なかなか採用にはつながらないのです。

3.ビジネスマナーが身についていない

フリーターよりも正社員のほうが採用の場でマナーを重視されます。ビジネスマナーが身についていないフリーターは、「正社員就職するための努力をしていない」と思われてしまう可能性があるでしょう。

【対処法】日ごろからビジネスマナーを意識する

日ごろからビジネスマナーを意識してみましょう。普段の生活で、言葉遣いや立ち居振る舞い、清潔感のある身だしなみを意識すれば、自然とマナーが身につくはずです。

4.「フリーターは就職できない」と諦めている

書類選考で落ちてしまったり、不採用通知が続いたりすると、自信を失ってしまうフリーターは多いようです。自信のなさや諦めの気持ちは表情や仕草に表れるため、面接官に伝わってしまいます。就職活動で不採用が続くのはあなただけではありませんので、諦めずに取り組むことが大切です。

【対処法】不採用が続いてもポジティブを意識する

不採用が続いても、「この会社とは合わなかっただけ」と割り切り、次の選考へ前向きに挑戦することが大切です。気持ちの切り替えは難しい部分ではありますが、「過去は過去」「失敗は必ず繰り返さない」といったポジティブさも時には必要と考えてみましょう。

5.大手・有名企業に絞って応募している

大手企業や有名企業に絞って就職先を探しているフリーターは、就活が思うように進まない可能性があります。福利厚生が充実した大手企業が気になるかもしれませんが、競争率が高いうえ、応募者に高度なスキルや豊富な経験を求める傾向があるため、フリーターから目指すのは厳しいでしょう。

【対処法】中小企業やベンチャー企業にも目を向ける

大手企業以外の中小企業やベンチャー企業にも目を向け、視野を広げて求人を探してみてください。世の中には、あまり知られていない優良企業や職種がたくさんあります。これまで知らなかった分野にまで視野を広げれば、既卒フリーターを求める会社は意外に多いと感じるはずです。

就職活動がうまくいかないと、「就活ってつらい…」と感じてしまうもの。就活に失敗してばかり…というフリーターは、その原因や対処法について解説するコラム、「就職に失敗したらどうする?理由や将来の選択肢を知って対処しよう」をご参照ください。

就職が不安なフリーターはエージェントに相談してみよう

不安なフリーターはエージェントに就職相談してみようの画像

一人での就職活動に不安を感じるフリーターは、就職・転職エージェントに就職相談してみましょう。先述したとおり、就職・転職エージェントとは、フリーターを含めた求職者の就職活動を支援する民間のサービスです。

就職・転職エージェントの利用メリット

就職・転職エージェントを使うメリットは、求人紹介から内定まで、アドバイザーによる手厚いサービスを受けられること。「一人ではどのように求職活動をすべきか分からない」といった人には心強いサービスです。非公開求人があるのも、エージェントならではの特徴といえるでしょう。

就職・転職エージェントで受けられる就職支援

就職・転職エージェントでフリーターが受けられる主な就職支援サービスは、以下のようなものがあります。

適性を考慮した求人紹介
求職活動における相談
履歴書の添削
面接対策のアドバイス
面接の日程調整
企業との交渉代行

サービスを提供する企業にもよりますが、基本的には無料でサポートを受けられます。

就職・転職エージェントを利用する流れ

就職・転職エージェントの利用は、以下のような流れで行われます。利用経験がなく不安なフリーターは、確認しておくと良いでしょう。

・1.【登録】登録フォームに必要事項を入力する
・2.【カウンセリング】アドバイザーとの面談を実施
・3.【面接対策】アドバイザーと面接を対策を行う
・4.【面接】紹介された企業で面接を受ける
・5.【内定獲得】内定後の交渉代行や入社準備のサポートを受ける

最近は、アドバイザーとの面談をオンラインで行う場合もあります。就職・転職エージェントによっては入社後のフォローがあることも。正社員経験のないフリーターは、入社後のフォローが励みになることもあるでしょう。

就職・転職エージェントに相談する際の注意点

就職・転職エージェントに相談するときには、担当のキャリアアドバイザーに「自分はどんな仕事、働き方を希望しているのか」をしっかり伝えるのがポイント。せっかくエージェントに相談したのに、遠慮して条件を甘くしてしまっては、望む就職は叶いません。ミスマッチを起こさないためにも、希望条件は給与額や休日までしっかり伝えましょう。

フリーターにおすすめの就職・転職エージェント

フリーターは、自分の年齢や立場に合った就職・転職エージェントを選ぶのがおすすめです。エージェントは企業によって、得意とする年齢や立場、業界といったジャンルが異なります。そのため、年齢が若いフリーターは若年層や既卒向けのエージェント、介護業界に就職したいなら介護業界に特化したエージェントというように選択すれば、自分に合った求人を紹介してもらえるでしょう。

どのような就職・転職エージェントを使うべきか悩んでいるフリーターは、ハタラクティブを利用してみませんか?

ハタラクティブは既卒やフリーターといった若年層の就職支援に特化したエージェントです。専任のアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行ったうえで、ご希望や適性に合う求人をご紹介。扱う企業はハタラクティブが事前に訪問調査を行っているので、実際のオフィスの雰囲気や勤務環境などもお伝えできます。応募先が決まれば、企業ごとに履歴書作成や面接対策のフォローを実施することも可能です。これまでの就職相談実績は110,000件超。豊富な経験とプロのアドバイザーによる手厚いサポートで、あなたの就職を内定までしっかりと支援いたします。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

フリーターの就職に関するお悩みQ&A

ここでは、フリーターから正社員就職を目指す際に想定されるお悩みをQ&A方式でまとめました。

既卒フリーターの就職は難しいですか?

既卒のフリーターでも正社員就職は叶います。「既卒だから」「フリーターだから」と身構えずにチャレンジすることが大切です。まずは、自分がなぜ正社員になりたいかを明確にしましょう。最初に就活の軸を定めることで、応募先の会社や志望動機を考える際に自分の考えがブレなくなります。既卒の就活方法については、「既卒就活の実態は?厳しいと感じたら就職サイト・エージェントを活用しよう」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フリーターから目指せる就職先はありますか?

フリーターから目指しやすい就職先は、介護業界やIT業界などの会社があります。学歴不問や未経験者歓迎の求人が多く、教育体制が整っている傾向があるためです。フリーター向けの職業が知りたい方は、「フリーターから正社員を目指そう!採用されやすい職業と就活のコツを解説」もチェックしてみましょう。

就職がうまくいかないのはフリーターだから?

就職がうまくいかないのは、フリーターの経歴が原因とは限りません。面接で不採用になるのは、志望動機や自己PRのなどの準備不足、面接の基本的なマナーが守れていないことなどが挙げられます。うまくいかないときは、その選考を振り返り、どこが悪かったのかを分析することが重要です。フリーターの面接対策は、「正社員の面接対策!服装はスーツと私服どちらで行く?主な質問も押さえよう」で確認しましょう。

30代フリーターはどうしたら就職できますか?

30代フリーターの就職活動は20代に比べて難しくなる傾向があります。社会人未経験の場合は、「未経験者歓迎」「ポテンシャル採用」の求人に応募するのがポイントです。特別なスキルや経験を問わない傾向があるので、30代のフリーターにもチャンスがあるでしょう。詳しくは、「30代は就職できない?」のコラムで解説しています。プロの意見を参考にしたい方は、ハタラクティブへお気軽にご相談ください。

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