フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!

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この記事のまとめ

  • フリーターからの就職を成功させるには、不安要素を払拭するのがポイント
  • フリーターのまま就職しない場合、雇用が不安定で収入がなくなるリスクがある
  • フリーターが就職するメリットは、「雇用の安定」「社会的信用度アップ」など
  • フリーターが正社員を目指すなら、できるだけ年齢が若いうちに行動するのがおすすめ
  • 就活がうまくいかないフリーターは、就職エージェントやハローワークを活用しよう

フリーターのなかには、「正社員になると自由がなくなりそう」「就活自体が嫌だ」といった悩みから、就職を躊躇している人も多いでしょう。しかし、フリーターのままでいるリスクは年齢とともに増えるのが現実。迷っている人は、一度就職してみてから考えるのも方法の一つです。このコラムでは、フリーターの就職事情や就活方法を網羅的に解説。エージェントの活用法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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フリーターの就職は現状を知ることから!

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フリーターが正社員を目指すなら、まずは現状を知ることから始めましょう。理解を深めたうえで具体的な行動に進むのが、就職成功への近道になるはずです。

フリーターとは?

フリーターとは、「15歳から34歳までの若年者で、正社員として就職せずにパート・アルバイトで生計を立てている人」を指すのが一般的です。厚生労働省は、この条件に加えて「完全失業者のうち、探している仕事の形態がパート・アルバイトの者」もフリーターに含めるとしています。

厚生労働省によるフリーターの定義

厚生労働省の資料によると、フリーターは「15歳~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者のうち以下の者の合計」と定義されています。

 

1.雇用者のうち「パート・アルバイト」の者
2.完全失業者のうち、探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者
3.非労働力人口で、家事も通学もしていない者のうち、就業内定しておらず、希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」の者

なお、35歳以上で上記の項目に該当する人は、15歳~34歳というフリーターの定義に当てはまらないため、便宜上「高齢フリーター」と呼ばれることもあります。

参照元
厚生労働省
第1-(2)-34図 フリーター、若年無業者の推移

フリーターの人口

総務省統計局の「労働力調査(詳細集計)2021年(令和3年)平均結果の概要」によると、2021年度のフリーター人口(パート・アルバイト及びその希望者数)は、全体で137万人でした。

若年層の「パート・アルバイト及びその希望者」数の推移の画像

引用:総務省統計局 「労働力調査(詳細集計)2021年(令和3年)平均結果の概要(p14)

2020年度のフリーター人口が全体で136万人、2019年度は138万人だったことから、フリーター人口はここ2~3年で大きな変化がないことが分かります。

日本のフリーターの割合は100人に1人程度

日本のフリーターの割合は、およそ100人に1人といわれています。フリーターの割合に興味のある方は「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」をチェックしてみてください。

参照元
総務省統計局
労働力調査(詳細集計)2021年(令和3年)平均結果の概要

ニートとフリーターの違い

ニートとは、「15歳〜34歳の非労働力人口(アルバイトも就職もしていない人)のうち、通学も家事もしていない人」を指すのが一般的です。フリーターは、ニートと区別されていますが、その違いは「働く意思」。無職のニートであってもアルバイトとして就業する意思があればフリーターに分けられることもあります。

アルバイトとフリーターの違いは?

法律上、フリーターとアルバイトは、正社員と同じように「従業員」という扱いです。 どちらにも厳密な違いはなく、「パートタイム労働者」として区分されています。 企業が求人を出す際に、積極的に採用したい層へ訴えかけられるよう、便宜上使い分けられていることが多いようです。詳細は、「フリーターとアルバイト…どんな違いがあるの?」をチェックしてください。

フリーターと正社員就職した人の3つの違い

フリーターと正社員就職した人との違いは、大きく分けて「収入面」「社会的信用度」「待遇面」の3つです。以下で詳しくみていきましょう。

1.収入面の違い

フリーターと正社員では、収入面の差が大きいのが特徴です。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査の概況」をもとに解説します。

※単位:千円

  正社員(男性) 非正規(男性) 正社員(女性) 非正規(女性)
全体 350.7 240.2 269.2 193.3
20~24歳 217.3 187.8 213.3 179.7
25~29歳 256.2 210.0 239.5 196.5
30~34歳 294.6 222.6 258.1 195.1

引用:厚生労働省 「令和2年賃金構造基本統計調査の概況 雇用形態別(p2)

調査によると、正社員全体の平均賃金は男性約35万円、女性約27万円でした。一方、フリーターを含む非正規社員(正社員以外)全体の平均賃金は、男性約24万円、女性約19万円です。年齢や性別による違いはあるものの、正社員とフリーターの間には大きな賃金差が生じていることが分かります。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査の概況

2.社会的信用度の違い

正社員として就職した人は社会的信用度が高く、フリーターは低いのが特徴です。社会的信用が高いことで、クレジットカードやローンの申請が通りやすくなるため、結婚や子育てを意識する場合は大事な要素となってくるでしょう。

3.待遇面の違い

正社員とフリーターでは、正社員就職した人のほうが福利厚生が充実している傾向があります。福利厚生は、健康保険や年金といった社会保険、住宅手当や役職手当などの各種手当、子育てや資格取得に関する支援制度など、会社によってさまざま。昇給・ボーナス、研修・教育などの仕組みに加え、病気やケガで働けなくなった場合の手当や保障が手厚いのも特徴です。一方フリーターは、福利厚生の対象外(または一部制限)になることがあります。

正社員は雇用の安定性にも優れている!

正社員は、雇用期間の定めのない無期雇用契約を結ぶため、会社の経営難や倒産など、よほどのことがない限り解雇される心配はありません。有期雇用契約のフリーターよりも仕事を失うリスクが少ないため、長期的に働きやすいといえます。

フリーターと正社員の違いについては、「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」でもまとめています。違いを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

フリーターの就職を難しくする3つの不安要素

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「フリーターが就職するのは難しい」という意見があるのは、採用の場における3つの不安要素があるからです。ここで、フリーターの就職が難しいといわれる理由を知り、これから就活を成功させるヒントを見つけましょう。

1.「なんとなくフリーターをしている」イメージがある

厚生労働省のパンフレットによると、フリーターになった理由で多いのは、「就きたい仕事があり、勉強や準備をするため」「生活のため一時的に働く必要があったから」「なんとなく」といった内容でした。将来のためや生活のためにやむを得ず就職しなかった人がいる一方で、「なんとなく」フリーターになる人が一定数います。こうした一部のマイナスイメージから、フリーターの採用に慎重になる会社は少なくありません。

2.そもそも「就職する気がない」と思われやすい

不安定さのあるフリーターという働き方を選んだことに対して、「そもそも就職する気がなかったのでは」と思われることもあります。就職する意思が低ければ、「採用してもすぐに辞めてしまいそう」「責任のある仕事を任せて大丈夫だろうか」と懸念されてしまうもの。会社側としても、採用後は長く働いてもらいたいため、不安材料はできるだけ取り除きたいのです。

3.年齢が上がるほどスキルや実績がないと厳しくなる

フリーターに関わらず、年齢が上がるほどスキルや実績が求められる傾向にあります。たとえば、新卒や卒業後3年程度の既卒、第二新卒であれば、社会人経験がない、または浅い人が多いのでポテンシャルを重視した採用が行われるのが一般的です。しかし、年齢を重ねると、多様な経験を積んだベテラン人材と比べられ、スキルや実績が求められるように。そのため、フリーター経験のみで年齢を重ねてしまうと、採用につながりにくくなってしまうのが実情です。

「もしかして自分は就職に出遅れてしまったのかも…」と不安になってしまった方は、「就職できる年齢に制限はある?早めに行動するべき理由や職探しのコツを解説」をご覧ください。フリーターが就職できる年齢について詳しく解説しています。

「どうせフリーターなんて」という思い込みも就職を遠ざける要因に

フリーターから正社員就職するのは簡単ではないものの、決して不可能ではありません。前述のパンフレットによると、「フリーター経験から学んだことを説明できる」「アルバイトと類似の職種である」「継続的に勤務した経験がある」などが評価される傾向に。「フリーターだから就職は厳しい」というわけではないので、ポジティブに就活を行いましょう。

参照元
厚生労働省
若年者雇用対策

フリーターは就職すると自由がなくなる?

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「正社員になったら自由がなくなるかも…」「就活そのものが不安」といった理由から、なかなか就職活動の一歩を踏み出せずにいる人は多いでしょう。実際のところどうなのか、以下で解説します。

フリーターが正社員になっても自由な時間は作れる

フリーターが正社員になったからといって、自由な時間がゼロになるわけではありません。むしろ、正社員になると効率的・安定的に収入を得られるようになるので、自由度が増す可能性もあります

悩みを抱えているフリーターはまず行動してみるのが大事

一度挫折してしまい就職自体にネガティブなイメージを持つ人、正社員になりたい気持ちがありつつも生活の変化を恐れる人など、フリーターの悩みは尽きないもの。思い切って就職してみることで解決する場合もあるので、今一度自分の状況と向き合ってみましょう。

フリーターの就職体験談を参考にしてみよう

就職に対してネガティブなイメージを持つ方は、同じような経験のある人の体験談を参考にしてみるのがおすすめ。ハタラクティブでフリーターから正社員になった方のインタビュー記事をまとめた「フリーターから正社員へ 体験談」を参考に、就活について考えてみましょう。

就職せずフリーターのままでいるメリット・デメリット

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フリーターが就職しないメリットは、働き方の自由度が高く、責任が少ないこと。デメリットは、雇用が不安定で年齢を重ねても収入が増えないことなどです。現状に少しでも不安や疑問を感じる人は、以下でフリーターのままでいるメリットとデメリットの両方を確認したうえで、正社員就職する必要性を考えてみましょう。

就職しないメリット

就職せずフリーターのままでいるメリットには、以下のようなものがあります。

1.シフトを自由に組みやすい

フリーターは、勤務日数や時間帯などのシフトに融通が利くため、休みを取りやすいメリットがあります。自由にシフトを組める分、趣味やプライベートを充実させられるでしょう。

2.業務上の責任が少ない

フリーターの業務は、正社員の指示に従うのが基本です。そのため、正社員として就職した人と比べると責任が少ないほか、気持ちに余裕をもって仕事に従事できるのが魅力といえます。

3.働けば働いた分だけ稼げる

フリーターは固定給ではなく時給制や日給制である場合が多いので、働けば働いた分だけ稼げます。稼ぎたいときにはシフトを多く入れ、プライベートを充実させたいときにはシフトを少なくするなど、自分で収入を調整しやすいのが利点の一つです。

20代のうちは正社員レベルの収入を得ることも可能

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、2019年に大卒で就職した人の初任給は平均21万200円でした。フリーターの場合、「時給1,500円のアルバイトを1日8時間×18日=21万6,000円」というように、時給が高いアルバイトを選んで多めにシフトに入れば、同年代の正社員と同程度、もしくはそれ以上の収入を得ることも可能です。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

就職しないデメリット

就職せずフリーターのままでいるデメリットは、以下のとおりです。

1.雇用が不安定になりやすい

フリーターは、正社員に比べて仕事を失うリスクが高めです。有期雇用のため、社会情勢や会社の経営状態、本人の勤務態度などで契約が更新されないこともあります。

2.30代後半になると正社員就職のハードルが上がる

高齢フリーター(アルバイトで生計を立てている35歳以上の人)になると、未経験での就職は難しくなります。正社員就職は年齢が若いほうが有利なので、年齢を重ねればそれだけフリーター生活から抜け出しにくくなるでしょう。

3.年齢を重ねても収入は増えにくい

フリーターの年収は、年齢を重ねてもほぼ横ばいになる傾向があります。20代のうちは同年代の正社員と比べても収入に大差はないでしょう。しかし、年齢を重ねていくと昇給や昇進のある正社員の収入が増え、フリーターとの差は広がっていきます。

4.シフトに入れないと収入がゼロになるリスクがある

フリーターは働いた分だけ稼げる反面、病気やケガで働けなくなければ無収入になるリスクがあります。特に、一人暮らしの場合は仕事が生活に直結するため、注意が必要です。

5.スキルアップやキャリアアップが叶いにくい

フリーターは特定の分野でスキルを身につけるのが難しく、正社員のような昇進・昇給を目指しにくいのが現実。キャリアアップを考えるなら、就職して正社員になるのが近道です。

6.ローンを組むような大きな買い物がしにくい

前述のとおり、フリーターは正社員に比べて社会的信用度が低いので、家や車の購入時にローンの審査が通らないことも。社会的信用と収入の低さから、大きな買い物に踏み切れない人も多いようです。

このほか、フリーターを続けるメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、「フリーターの利点って何?特徴を知ろう」のコラムをあわせてご覧ください。

フリーターから正社員就職する5つの方法

フリーターから正社員就職する5つの方法の画像

フリーターから正社員就職するには、「正社員登用制度」や「就職・転職サイト」「就職・転職エージェント」などを利用する方法があります。併用してもOKなので、自分にあった就職活動の方法を選びましょう。

1.正社員登用制度を利用する

アルバイト先に正社員登用制度がある場合は、それを利用するのも手です。会社によっては、フリーターや契約社員などの非正規雇用者向けに正社員登用制度を用意している場合もあります。正社員登用で就職するには、勤続年数や社員からの推薦、特定資格の取得、試験の合格といった一定の条件があるため、アルバイト先の上司に確認してみましょう。正社員登用制度について詳しく知りたい方は、「正社員登用制度とは?特徴や注意点を解説!」を参考にしてください。

2.就職・転職サイトから応募する

自分のペースで就職活動したいなら、就職・転職サイトを活用する方法があります。就職・転職サイトの種類は豊富にあるため、フリーターが応募できる求人を多く扱っている「若年層向けの就職・転職サイト」を利用するのがおすすめです。就職・転職サイトの検索窓に条件を入力すると、ある程度求人を絞り込めます。「未経験者歓迎」や「学歴不問」といったワードで検索すれば、フリーター向けの求人が見つかるはずです。

3.ハローワーク(公共職業安定所)に相談する

厚生労働省が管轄する公的就職支援サービスであるハローワークを利用するのもおすすめ。職業紹介をはじめ、就職活動の相談、応募書類作成のサポート、面接対策、職業訓練、雇用保険の手続きなどのサービスを利用できます。ハローワークで取り扱う求人は非常に多く、なかでも地域の求人が豊富なのが特徴です。地元での就職を検討しているフリーターは利用してみると良いでしょう。

ハローワークの利用方法

ハローワークで就職活動を行う場合、窓口で「利用者登録」を行い、「ハローワークカード」を受け取るところからスタートします。求人を探すときは、施設内の求人検索端末を利用。分からないことや疑問点があれば、窓口の職員へ相談することも可能です。
ハローワークの詳しい利用方法は、「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」をご覧ください。ハローワークインターネットサービスの「求職申込み手続きのご案内」でもご確認いただけます。

参照元
ハローワークインターネットサービス
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4.紹介予定派遣から正社員を目指す

派遣会社に登録して、紹介予定派遣の仕事を紹介してもらう方法もあります。紹介予定派遣とは、最初に派遣社員として派遣先で働き、会社が一定期間働きぶりを見たのちに双方の同意のもと直接雇用する仕組みです。「紹介予定」の名称のとおり、最初から直接雇用を前提としているので、フリーターから正社員を目指しやすいでしょう。紹介予定派遣制度の基本ルールに関しては「既卒から正社員になれる?紹介予定派遣という働き方」でご紹介しています。

5.就職・転職エージェントを活用する

民間の就職支援サービスである就職・転職エージェントの活用もフリーターにおすすめの就活方法です。若年層向けやハイクラス向け、業界特化型など、会社によって得意な分野があるので、フリーターは未経験者を歓迎する求人を多く取り扱う「若年層向けのエージェント」を選ぶと良いでしょう。就職・転職エージェントでは、カウンセリングを行ったうえで希望や適性に沿った求人を紹介してもらえます。さらに、応募書類の添削や面接対策のアドバイス、選考の日程調整などを行ってくれるため、就活初心者のフリーターでも安心です。詳しくは、「就職が不安なフリーターはエージェントに相談しよう」で解説します。

フリーターが正社員就職を成功させる5つのコツ

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就職活動は、目的なく行っても意味はありません。自分の置かれている状況を理解することで、就職の成功率はぐっと高まるはずです。ここでは、フリーターが就職を成功させるコツを6つご紹介します。

1.求人探しは「未経験者歓迎」「学歴不問」に注目する

フリーターは、仕事を探す際に「未経験者歓迎」「学歴不問」の求人を選ぶのがおすすめです。会社が未経験者歓迎や学歴不問の求人を出す意図は、職歴や学歴以外の面を重視するということ。未経験者歓迎や学歴不問の求人を出す会社には、人材を一から教育する準備や環境が整っているので、フリーターも安心して就職できます。未経験者歓迎の求人が多い職種は、このコラムの「フリーターからの就職におすすめの6つの職種」を参考にしてください。

2.高卒・既卒のフリーターは若さを武器にする

高卒既卒や大卒既卒(中退含む)のフリーターは、年齢が若いうちに就職活動をスタートさせるのがポイントです。新卒社員との年齢差を考慮されにくく、ポテンシャルを評価してもらえるので、就職を成功させやすいでしょう。年齢を重ねると経験やスキルが重視され、「未経験者歓迎」「学歴不問」の求人でも採用されづらくなります。思い立ったらすぐに就職活動を始めることが大事です。

既卒とは?

既卒とは、高校や大学を卒業して一度も就職していない人を指す言葉。法的な定義はありませんが、卒業後1〜3年以内の人を既卒と呼ぶ場合が多いようです。似た言葉に「第二新卒」がありますが、こちらは既卒と違い、一度就職して社会人経験がある卒業後1〜3年程度の人を指します。用語については、「既卒とは?新卒との違いや就活のポイントを解説!」をご覧ください。

3.職歴なしで30代のフリーターはバイト経験をアピール

一度も就職したことのない30代フリーターは、選考でアルバイト経験をアピールしましょう。履歴書の職歴欄に記載するのは正社員経験からで、アルバイト歴を書く必要はありません。しかし、30代で社会人経験がない場合、職歴欄に何も書かないと、採用担当者から「今まで何もしなかったのか」と思われてしまう可能性があります。応募先の会社で活かせる経験やスキルがあれば立派な強みになるので、積極的に書きましょう。

4.社会人経験ありのフリーターはブランクをつくらない

正社員として就職した会社を退職してフリーターになった人の場合、ブランク期間はできるだけ作らないのがポイントです。「転職(再就職)するまでのつなぎ」と思っていても、フリーター期間が長くなれば、応募先の会社に「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」とマイナスの印象を与える恐れがあります。求職活動を行うなら、「○○月から」とプランを立てて行動するのがおすすめです。

5.経歴に自信のないフリーターは資格取得を検討する

「社会人経験がない」「アピールできる強みがない」など、経験やスキル不足を不安に思うフリーターは、次のような資格を取るのも一つの手です。

フリーターにおすすめの資格

・日商簿記検定3級~2級
・普通自動車免許
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
・秘書技能検定3級~2級
・介護職員初任者研修
・宅地建物取引士(宅建)

事務職なら「日商簿記検定3級〜2級」「MOS」「秘書技能検定3級~2級」、介護職なら「介護職員初任者研修」、外回りの多い営業職なら「普通自動車免許」などが役立ちます。また、不動産業界に興味があるなら「宅地建物取引士」を目指してみるのも良いでしょう。

資格は就職に必須というわけではない!

資格を取れば必ず就職できるわけではありません。資格取得のためにフリーター期間を延ばすとかえって就職のチャンスを逃しかねないので、無理をしない範囲で目指すことが大切です。資格取得を検討してみたい方は、「フリーターにおすすめの資格を職種別に解説!取得時の注意点や勉強法も紹介」のコラムをご参照ください。

フリーターからの就職におすすめの6つの職種

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就職先探しで迷うフリーターにおすすめの求人の特徴は、先述した「未経験者歓迎」「学歴不問」の記載がある求人のほか、「人手不足の傾向にある業界の求人」です。これらの特徴を踏まえて、おすすめの職種をご紹介します。

1.営業職

営業職は、専門的なスキルがなくても従事しやすく、未経験者歓迎や学歴不問とする会社がたくさんあります。フリーターやニート向けの求人サイトや就職・転職エージェントでも、営業職の求人は豊富なので、就職先を見つけやすいでしょう。
営業職の主な仕事は、個人や企業向けに営業活動を行うこと。働くうちに、コミュニケーション能力や提案力が身につくのがメリットです。営業職に就くデメリットについては、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」をご覧ください。

個人営業の求人例

【求人】マスコミ・広告の営業職/東京都
【給与例】月給22万円~
【福利厚生】時間外手当 、通勤手当、超勤手当
【休日/休暇】完全週休2日制(土・日)、祝日、夏季・年末年始休暇、有給休暇、慶弔

2.接客・販売スタッフ

飲食業界やアパレル業界の接客・販売スタッフも未経験者歓迎や学歴不問の求人が多い職種です。飲食やアパレル関係でのアルバイト経験のあるフリーターは、即戦力として歓迎されるでしょう。就職後に経験や実績を積めば、副店長や店長、マネージャーとして従業員の教育やマネジメントを任せられることも。人の面倒を見ることが好きな人にも向いている職種です。
具体的な販売の仕事については、「就活アドバイザーが教える!販売のお仕事」を、接客については「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」をご覧ください。

店舗運営スタッフの求人例

【求人】店舗運営スタッフ/東京都
【給与例】月給26万円~
【休日/休暇】月6日以上(シフト制)、有給休暇

3.介護職

介護業界は、高齢化の影響で人手不足の傾向にあり、未経験者歓迎や学歴不問の求人が増えています。無資格からスタートしても、働きながら介護資格を目指せるので、スキルを身に付けたいフリーターにもおすすめです。就職先に資格取得支援制度があれば、費用を負担してくれることもあるでしょう。介護職に興味のある方は、「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」で概要を確認してみてください。

介護スタッフの求人例

【求人】介護スタッフ/大阪府
【給与例】月給16万円~
【福利厚生】時間外手当 / 通勤手当
【休日/休暇】年次有給休暇(6ヶ月経過後から)、育児休業制度、子の看護休暇制度、育児短時間制度、介護休業制度、介護休暇制度、介護短時間勤務制度

4.ITエンジニア

IT業界も人手不足の傾向があるため、未経験者歓迎や学歴不問の求人が豊富にあります。教育体制の整った会社なら、未経験で就職してもスムーズにIT技術を身につけられるでしょう。フリーターから就職して活躍していくには、常に進歩するIT技術を習得する根気強さが求められます。
自分にITエンジニアとしての適性があるか不安な方は、まずは未経験でも目指しやすいプログラマーから目指してみるのがおすすめです。プログラマーの仕事については、「未経験からプログラマーを目指せる?主な仕事内容とは」を参考にしてみてください。

プログラマーの求人例

【求人】開発エンジニア/神奈川県
【給与例】年俸240万円~
【福利厚生】超勤手当 /時間外手当
【休日/休暇】完全週休二日制、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、慶弔休暇

5.事務職

事務職は、特別なスキルがなくても始められるうえ、未経験者歓迎や学歴不問の求人も多いので、就職経験のないフリーターも挑戦しやすい仕事です。業務内容は、書類作成やファイリング、電話対応といったデスクワークが中心なので、仕事とじっくり向き合いたい方やコツコツ作業を進めたい方の就職先に向いています。事務職に求められるスキルについては、「未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」をご参照ください。

事務職の求人例

【求人】データ入力事務/東京都
【給与例】年俸300万円~
【福利厚生】通勤手当 /超勤手当 / 時間外手当
【休日/休暇】年間休日、慶弔休暇、年末年始、夏期休暇、有給休暇、産前産後休暇、GW休暇

6.施工管理職

建設業界の施工管理職は、働き手が減少傾向にあり、未経験者歓迎や学歴不問の求人が豊富にあります。特に若手の需要は大きく、体力のあるフリーターは重宝されるでしょう。主な就職先は、建設会社や電気・ガス・水道会社など多岐にわたります。
フリーターから経験を積み「1級施工管理技士」の資格を取得すれば、現場のまとめ役を目指せるでしょう。施工管理職に興味のある方は、「施工管理とはどのような仕事?つらいって本当?資格についても解説」をご覧ください。

施工管理職の求人例

【求人】メーカーの施工管理/東京都
【給与例】月給22万円~
【福利厚生】超勤手当 /時間外手当
【休日/休暇】完全週休2日制

ご紹介した求人例は「求人の種類」の各コラムに掲載されています。ほかの職種もご紹介しているので、就職先に迷うフリーターは、ぜひチェックしてみましょう。

フリーターの就職に欠かせない3つの準備

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初めて就職活動を行うフリーターは、履歴書の作成や面接対策を行う前に、情報収集や持ち物の確認などの準備をしっかり行いましょう。事前の準備が足りていないと、就職活動本番で思わぬ失敗を招くことに。就職を成功させるには、細かな部分にも目を向けるのがポイントです。

1.就職活動で必要なものをそろえる

まずは、就活で必要なアイテムをそろえることから始めましょう。就職活動の経験のないフリーターは、以下の就活準備リストを活用してみてください。

就活準備リスト

・面接用のスーツ一式(鞄、靴、ベルト、ネクタイなどを含む)
・手帳やメモ帳、筆記用具
・応募書類一式(履歴書、職務経歴書、封筒、クリアファイル、証明写真)
・パソコンやスマートフォン(会社とのやり取りや情報収集に使うもの)
・その他(必要に応じて充電器、替えのストッキング、折りたたみ傘)

なお、面接の際の服装は、状況に応じてオフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)でもかまいません。面接の服装について詳しく知りたい方は、「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」を参考にしましょう。

2.自己分析で自分の強みや価値観を知る

就職活動で役立つ自分の強みや価値観、適性を知るには自己分析を行うことが重要です。自己分析のやり方は、「過去の経験を棚卸しする方法」「他己分析」「適職診断」といった方法があります。自己分析をしたことがないフリーターには、ハタラクティブのキャリアコンサルタントが動画で分かりやすく解説する「自己分析とは?就活や転職活動での必要性を解説!方法やメリットもご紹介」がおすすめです。

「やりたいこと」「得意分野」がなくても大丈夫!

どうしても自分の適性を見つけられない場合は、「これだけは避けたい」という苦手なことから考えてみてください。就職活動では「強み」から「適性」を見つけるのが基本ですが、フリーター生活が長いとピンとこないことも。就職後に自分の適性が分かってくることもあるので、まずは苦手を考えるだけでも十分です。

3.企業研究で「求められている人物像」を理解する

フリーターが就職活動をする際は、必ず企業研究を行いましょう。企業研究は、「効果的な志望動機を作るため」「応募先の会社と自分の共通点を見つけ、入社後のミスマッチを防ぐため」に欠かせない作業です。企業研究を丁寧に行うと、その会社に対する理解が深まり、応募先に沿った志望動機を伝えられます。会社の採用担当者にも、「よく調べているから志望度も高い」といった印象を与えられるでしょう。

企業研究が不十分だとどうなる?

企業研究が不十分だと、会社の事業目的や業務内容などをよく理解しないまま就職してしまうことに。せっかくフリーターから正社員になっても、入社後の仕事内容に違和感があれば、早期退職になる可能性があります。企業研究でどんなことを調べるべきか迷う方は、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」を確認してみましょう。

フリーターの就職活動の第一歩!履歴書の作成ポイント

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フリーターの就職活動は、履歴書の作成が第一歩です。ここでは、採用担当者の目に留まる履歴書の作成ポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

履歴書はA4サイズを用意する

履歴書は、項目の多いA4サイズを選ぶのがおすすめです。一般用、転職者用、パート・アルバイト用があるので、就職活動中のフリーターは一般用を選びましょう。

履歴書作成のマナーを守る

就職活動が初めてのフリーターは、「ビジネスマナーが身についていないのでは」と思われないためにも、マナーを守って履歴書を作成しましょう。

履歴書を書くときのマナー

・下書きしてから清書を行い丁寧に書く
・学歴は中学校卒業から書く
・間違えたら修正ペンや修正液を使わず書き直す
・消せるボールペンは使用しない
・企業名や住所、資格名は省略しない
・西暦、和暦を統一する

履歴書には空欄を作らないように心掛けてください。書き忘れを疑われ、マイナス評価につながります。完成度の高い履歴書を作成したい方は、フリーター向けに履歴書の書き方をまとめたコラム「フリーターが知りたい履歴書の書き方!職歴はどう書く?自己PRも解説」もご覧ください。

職歴欄に就職先で役立つフリーター経験を記載する

職歴欄には正社員経験のみを記載するのが一般的ですが、フリーター経験が応募先の業務に役立ちそうな場合は、アルバイト歴を記入しましょう。アピール材料の一つになります。

志望動機と自己PRは応募先とリンクさせる

フリーターの就職は、志望動機や自己PRを充実させることが大切です。採用担当者は、志望動機から「志望度の高さはどうか」を、自己PRから「会社が求める人物像とマッチしているか」を確認しようとしています。志望動機や自己PRは、応募先についてよく調べたうえで、その会社ならではの内容を考えましょう。効果的な志望動機の書き方は、「フリーターから正社員へ!志望動機の例文をご紹介」のコラムが参考になります。自己PRは「フリーターの自己PRの書き方!書けない場合の対処法を例文つきでご紹介」をご参照ください。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は氏名や連絡先、学歴などの基本的なプロフィールを伝える役割があり、職務経歴書は入社後に活かせるこれまでの経験やスキルなどをアピールする役割があります。フリーターになる前に正社員就職していた人はもちろん、アルバイト経験が応募先の会社で活かせる人は、経歴がアピール材料になるため、職務経歴書を用意しましょう。職務経歴書の書き方は、「フリーターの職務経歴書はどう書く?作成のポイント」のコラムでご紹介しています。

フリーターがブラック企業に就職するのを防ぐには

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フリーターの就職活動は、「ブラック企業」に注意することも大切です。ここで、ブラック企業の意味や見分け方、就職してしまった場合の対策方法を押さえておきましょう。

そもそもブラック企業とは?

ブラック企業に明確な定義はありませんが、従業員に対して長時間の労働や厳しいノルマを課していたり、パワハラが横行していたりする会社を指す場合が多いようです。また、残業代が支払われなかったり、コンプライアンス遵守がなされていなかったりする会社もブラック企業といえます。詳しく知りたい方は、「ブラック企業の特徴は?見極めて回避するのは可能?」もあわせてご覧ください。

厚生労働省によると…

厚生労働省の「労働条件に関する総合情報サイト」では、一般的なブラック企業にある特徴として、以下のような項目が挙げられています。

1.労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
2.賃金不払残業やパワハラが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い実際、フリーターから正社員就職するのは難しいのか
3.このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う。

同省では、ブラック企業の問題点を示す際に、「若者の使い捨てが疑われる企業等」と表現し、予防や解決に向けた具体的な対策を講じているので、チェックしてみましょう。

参照元
厚生労働省
Q&A「ブラック企業」ってどんな会社なの?

ブラック企業を見抜く4つのチェックポイント

ブラック企業の求人には、以下のような傾向があります。優良企業へ就職するためにも、フリーターはブラック企業には十分気をつけるようにしてください。

1.募集期間が異常に長い

通常、採用が決まれば求人は取り下げられるものです。そのため、募集期間が異常に長く、いつも求人を出している会社には注意しましょう。労働状況の過酷さからすぐに人が辞めてしまい、常に人手が足りないブラック企業の可能性があります。

2.業種の平均賃金より明らかに高額

募集している業種の平均賃金に比べて明らかに給与が高額なのも、ブラック企業の特徴の一つです。高額な賃金で応募者を集めるのが狙いなので、高収入を得たいフリーターは特に気をつけてください。

3.口コミサイトの評価が著しく悪い

口コミサイトでの評価が競合他社に比べて著しく低い会社には、注意したほうが良いでしょう。ただ、口コミサイトの内容がすべて正しいとは言い切れません。情報の一つとして確認してみるのがおすすめです。

4.面接結果をその場で聞かされる

面接したその場で「明日から来てください」と採用が決まる場合は、離職率が高く、すぐに人手が欲しいブラック企業の可能性があります。早くフリーター生活から抜け出して就職したいと思っても、よく検討してから返事をするようにしてください。

視野を広げてほかの求人とよく見比べることが大切

就職先選びに失敗したくないフリーターは、すぐに好条件の求人に飛びつくのではなく、ほかの会社の求人と見比べ、本当に妥当な内容なのかを慎重に判断しましょう。就職に焦っていると、給与や離職率の高さなどの違和感に気づかないもの。就職活動は余裕をもって始めれば、焦らず冷静に行動できるはずです。

就職したいフリーターが押さえるべき4つの面接対策

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フリーターが就職活動でつまづきがちなのは採用面接でしょう。選考を突破するためには、万全の面接対策を行っておくことが大切です。以下で、面接対策のコツを解説します。

1.面接の流れを押さえる

初めて就職面接に挑むフリーターは、面接の流れを押さえましょう。流れを知っておけば、ある程度落ち着いて受け答えしやすくなります。

面接の流れ

・入室…ノックは3回、「失礼します」と一礼したうえで入室する
・椅子に座る…面接官にうながされてから座る
・自己紹介…氏名や経歴などを1分程度を目安に準備しておく
・質疑応答…適度なアイコンタクト、相づちを意識し、聞き取りやすい話し方を意識する
・退室…「本日はありがとうございました」と一礼して退出する

2.身だしなみは清潔感を意識する

フリーターに関わらず、就職活動の服装はスーツが基本です。服装は、面接の第一印象を左右する大事な点。面接で良い回答をしても、服装がだらしなければ、「仕事中もだらしなそう」という印象を与えてしまいます。服装やヘアスタイルは清潔感を心掛け、印象アップを図りましょう。詳しくは、男女別に身だしなみについて解説する「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」のコラムをご覧ください。

3.よくある質問に対する回答を用意しておく

面接で頻出する質問があるので、その回答を用意しておくのがおすすめです。フリーター経験から何を学び、それを入社後の仕事にどう活かせそうかを答えると、効果的なアピールにつながるでしょう。

よくある質問リスト

「今まで就職しなかった理由は何ですか?」
「フリーターから正社員を目指す理由は?」
「志望動機を教えてください」
「自己PRをしてください」
「あなたの長所は何ですか?」
「短所はありますか?」
「これまでの失敗経験を教えてください」
「アルバイトの業務内容は?」
「人生で一生懸命に取り組んだことは?」
「3年後のビジョンを教えてください」
「就職したら何を実現したいですか?」
「最後に何か質問はありますか?」

このほか、面接でよくある質問とその回答例については、「面接でよくある質問と回答例!転職者と新卒では内容が違う?」をチェックしてみてください。

4.社会人としてのマナーを守る

最後に、フリーターの面接で押さえておきたいのは、ビジネスマナーの基本です。特に次の3点は就職活動で必ず見られるポイントなので、押さえておきましょう。

遅刻しない

面接直前でどうしても遅刻しそうな場合は、必ず電話連絡をしましょう。ドタキャンはマナー違反なので、マイナス評価を受けてしまいます。

自分からあいさつする

明るい表情でのあいさつも忘れずに。良い第一印象を与えられれば、その後の面接もスムーズに受けられます。

正しい言葉づかいを心掛ける

質疑応答は、正しい言葉づかいを心掛けましょう。敬語は慣れないと難しいと感じる場合もあるため、日ごろから練習しておくのがおすすめです。

そのほか、就職面接で気をつけるべきポイントは、「フリーターの正社員面接でよくある質問は?ふさわしい服装についても解説」でもまとめています。フリーターは、面接の基本を押さえたうえでしっかり対策しておくことが大切なので、内定獲得まであきらめずに頑張りましょう。

失敗続きのフリーターの就職はどうすればうまくいく?

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「就職活動が思うように進まない…」「失敗続きで自信がなくなりそう…」とお悩みのフリーターは、うまくいかない原因を知り対処法を試してみましょう。

【原因】本当は就職しなくても良いと思っていた

周囲からいわれてなんとなく就活を始めているフリーターは、就職に対する意識が低い可能性があります。そのままでは面接で意欲が伝わらないばかりか、採用担当者に「すぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまい、なかなか内定につながりません。正社員の面接では、「入社してその仕事をしたい!」という強い気持ちが必要です。

【対処法】就職活動の目的をはっきりさせよう

「どうして就職したいのか」を考え、目的意識を持ちましょう。「フリーターより正社員のほうが良さそう」といった漠然としたものではなく、「長期的に活躍したい」「スキルアップしたい」など、正社員になる具体的な目的を考えてみてください

「○○月まで」と期限を決めて行動するのもおすすめ

「○○月までにフリーターから正社員になる」というように、就職活動の期限を決めましょう。期限を決めないと、だらだらと就職を先延ばしにしてしまう恐れも。フリーターの就職は、少しでも若いほうが有利なため、一刻も早く動く必要があります。スケジュールを立てることで、やるべきことが明確になり、効率良く就活を進められるようになるはずです。

【原因】会社の雰囲気だけで応募先を選んでいた

応募先を雰囲気だけで選んでいたフリーターは、就職面接で効果的なアピールができません。アルバイトの面接ではシフトに入れる時間や期間が重視されがちです。しかし、正社員面接では応募者のスキルや経験と会社との相性が見られるので、アピールポイントがずれると「合わない」と判断されてしまいます。

【対処法】自己分析と企業研究でミスマッチを防ごう

自己分析と企業研究をしっかり行い、応募先の会社が求める能力と自分の能力がマッチしているかを確認しましょう。たとえば、「同じ作業を黙々と続けるのが得意」というフリーターが、「フットワークの軽さ」を求める会社へ就職するのはミスマッチといえます。会社と自分の相性が悪ければ、なかなか採用にはつながらないのです。

【原因】面接官に馴れ馴れしい態度をとっていた

採用の場では、フリーターより正社員のほうがマナーを重視されます。面接官に失礼な言葉遣いや態度を取ってしまうと、「就職するための努力をしていない」と思われてしまう可能性があるでしょう。

【対処法】言葉遣いや身だしなみから変えてみよう

目上の人に対する言葉遣いや身だしなみから変えてみましょう。普段の生活で、言葉遣いや立ち居振る舞い、清潔感のある身だしなみを意識すれば、自然と就活に必要なマナーが身につくはずです。ビジネスマナーが完璧でなくても大丈夫なので、丁寧な振る舞いを意識するようにしてください

【原因】「フリーターは就職できない」と諦めていた

書類選考で落ちてしまったり、不採用通知が続いたりすると、自信を失ってしまうフリーターは多いようです。自信のなさや諦めの気持ちは表情や仕草に表れるため、面接官に伝わってしまいます。就職活動で不採用が続くのはあなただけではありませんので、諦めずに取り組むことが大切です。

【対処法】不採用が続くのは縁がなかっただけと考えよう

不採用が続いても、「この会社とは合わなかっただけ」と割り切り、次の選考へ前向きに挑戦することが大切です。気持ちの切り替えは難しい部分ではありますが、「過去は過去」「失敗は必ず繰り返さない」といったポジティブさも時には必要と考えてみましょう。

【原因】大手や知名度の高い会社ばかりに応募していた

大手企業や有名企業に絞って就職先を探しているフリーターは、就活が思うように進まない可能性があります。福利厚生が充実した大手企業が気になるかもしれませんが、競争率が高いうえ、応募者に高度なスキルや豊富な経験を求める傾向があるため、フリーターから目指すのは厳しいでしょう。

【対処法】中小企業やベンチャー企業にも目を向けよう

大手企業以外の中小企業やベンチャー企業にも目を向け、視野を広げて求人を探してみてください。世の中には、あまり知られていない優良企業や職種がたくさんあります。これまで知らなかった分野にまで視野を広げれば、既卒フリーターを求める会社は意外に多いと感じるはずです。

就職活動がうまくいかないと、「就活ってつらい…」と感じてしまうもの。就活がうまくいかないフリーターは、その原因や対処法について解説するコラム、「就職に失敗したらどうする?理由や将来の選択肢を知って対処しよう」をご参照ください。

就職が不安なフリーターはエージェントに相談しよう

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個人での就職活動に不安を感じるフリーターは、就職・転職エージェントに相談してみましょう。ここでは、前述の就職・転職エージェントについて、詳しくご紹介します。

エージェントの利用メリットは「手厚いサポート」

就職・転職エージェントを使うメリットは、求人紹介から内定まで、アドバイザーによる手厚いサービスを受けられること。「一人ではどのように求職活動をすべきか分からない」といった人には心強いサービスです。非公開求人があるのも、就職・転職エージェントならではの特徴といえるでしょう。

エージェントで受けられる就職支援サービス

・適性を考慮した求人紹介
・求職活動における相談
・履歴書の添削
・面接対策のアドバイス
・面接の日程調整
・企業との交渉代行

就職支援を提供する会社にもよりますが、基本的には無料でサポートを受けられます。そのほか、就職・転職エージェントで受けられるサービスの種類や利用するメリットは、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」をご覧ください。

就職・転職エージェントの利用手順は簡単

就職・転職エージェントの利用は、以下のような流れで行われます。利用経験がなく不安なフリーターは、確認しておくと良いでしょう。

1.【登録】登録フォームに必要事項を入力する
2.【カウンセリング】アドバイザーとの面談を実施
3.【面接対策】アドバイザーと面接の対策を行う
4.【面接】紹介された企業で面接を受ける
5.【内定獲得】内定後の交渉代行や入社準備のサポートを受ける

最近は、アドバイザーとの面談をオンラインで行う場合もあります。就職・転職エージェントによっては入社後のフォローがあることも。正社員経験のないフリーターは、入社後のフォローが励みになることもあるでしょう。

フリーター向けのエージェントが就職成功のカギに

就職・転職エージェントは、会社によって得意とする年齢や業界が異なります。そのため、年齢が若いフリーターは若年層や既卒向けのエージェント、介護業界に就職したいなら介護業界に特化したエージェントというように選択すれば、自分に合った求人を紹介してもらえるでしょう。就職・転職エージェントの選び方については、「フリーター・ニートは就職支援を活用しよう!おすすめのサービスを紹介」で詳しく解説しています。

どのような就職・転職エージェントを使うべきか悩んでいるフリーターは、ハタラクティブへお気軽にご相談ください。ハタラクティブは、既卒やフリーターといった若年層の就職支援に特化したエージェント。フリーターを積極的に社員登用している会社をご紹介しています。研修や教育体制、資格取得支援制度を充実させている会社が多いため、入社後に「仕事についていけない」というミスマッチが起こりづらいのが特長です。
就職活動は、ハタラクティブの専任アドバイザーが全面的にサポートするのでご安心ください。これまでの就職相談実績は110,000件超。豊富な経験とプロのアドバイザーによる手厚いサポートで、あなたの就職を内定までしっかりと支援します。

フリーターの就職に関するお悩みQ&A

ここでは、フリーターから正社員就職を目指す際に想定されるお悩みを、Q&A方式でまとめました。

既卒フリーターが就職するのは難しいですか?

既卒のフリーターでも正社員就職は叶います。「既卒だから」「フリーターだから」と身構えずにチャレンジすることが大切です。まずは、自分がなぜ正社員になりたいかを明確にしましょう。最初に就活の軸を定めることで、応募先の会社や志望動機を考える際に自分の考えがブレなくなります。既卒の就活方法については、「既卒就活のやり方は?厳しい場合は就職サイトやエージェントを活用しよう」のコラムを参考にしてみてください。

フリーターから目指せる就職先はありますか?

フリーターから目指しやすい就職先は、介護業界やIT業界などの会社があります。学歴不問や未経験者歓迎の求人が多く、教育体制が整っている傾向があるためです。フリーター向けの職業が知りたい方は、「フリーターから正社員を目指そう!採用されやすい職業と就活のコツを解説」もチェックしてみましょう。

就職がうまくいかないのはフリーターだから?

就職がうまくいかないのは、フリーターの経歴が原因とは限りません。面接で不採用になるのは、志望動機や自己PRなどの準備不足、面接の基本的なマナーが守れていないことなどが挙げられます。うまくいかないときは、その選考を振り返り、どこが悪かったのかを分析することが重要です。フリーターの面接対策は、「面接練習を行う方法とは?よくある質問の回答例や対策アプリもご紹介!」で確認しましょう。

30代フリーターはどうしたら就職できますか?

30代フリーターの就職活動は20代に比べて難しくなる傾向があります。社会人未経験の場合は、「未経験者歓迎」「ポテンシャル採用」の求人に応募するのがポイントです。特別なスキルや経験を問わない傾向があるので、30代のフリーターにもチャンスがあるでしょう。詳しくは、「30代は就職できない?フリーターや未経験でも就活に成功する方法を解説!」のコラムで解説しています。プロの意見を参考にしたい方は、ハタラクティブへお気軽にご相談ください。

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